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このPDQがん情報要約では、小児非ホジキンリンパ腫の治療に関する最新の情報を記載しています。患者さんとそのご家族および介護者に情報を提供し、支援することを目的としています。医療に関する決定を行うための正式なガイドラインや推奨を示すものではありません。
PDQがん情報要約は、編集委員会が作成し、最新の情報に基づいて更新しています。編集委員会はがんの治療やがんに関する他の専門知識を有する専門家によって構成されています。要約は定期的に見直され、新しい情報があれば更新されます。各要約の日付("原文更新日")は、直近の更新日を表しています。患者さん向けの本要約に記載された情報は、専門家向けバージョンより抜粋したものです。専門家向けバージョンは、PDQ Pediatric Treatment Editorial Boardが定期的に見直しを行い、必要に応じて更新しています。
CONTENTS
- 小児非ホジキンリンパ腫についての一般的な情報
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小児非ホジキンリンパ腫は、体の免疫系の一部であるリンパ系で発生するがんです。
免疫系は、感染や疾患から体を保護しています。
リンパ系は以下の要素で構成されています:
リンパ系は体の免疫系の一部であり、体を感染や病気から守る助けとなる組織や臓器で構成されています。具体的には、扁桃、胸腺、脾臓、骨髄、リンパ管、リンパ節などで構成されています。リンパ液(透明で水のような液体)とリンパ球(白血球)はリンパ管を介してリンパ節まで移動し、リンパ球はそこで有害な物質を破壊します。リンパ液は心臓の近くの大きな静脈から血流に流れ込みます。 リンパ組織は胃や甲状腺、脳、皮膚など、体の他の部位にも存在します。
非ホジキンリンパ腫は、Bリンパ球、Tリンパ球、ナチュラルキラー細胞から発生します。
リンパ腫には主にホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫の2種類があります。本要約は、小児非ホジキンリンパ腫の治療について書かれたものです。小児ホジキンリンパ腫の治療の詳細については、別項をご覧ください。
非ホジキンリンパ腫の治療は小児と成人で異なります。成人の治療法に関する情報については、以下をご覧ください:
小児非ホジキンリンパ腫には主要なものが3種類あります。
リンパ腫の種類は、顕微鏡で細胞がどのように見えるかに基づいて判定されます。小児非ホジキンリンパ腫の主な種類は以下の3つです:
侵攻性成熟B細胞非ホジキンリンパ腫
侵攻性成熟B細胞非ホジキンリンパ腫には、次のリンパ腫が含まれます:
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バーキットリンパ腫:バーキットリンパ腫は、Bリンパ球から発生する侵攻性の(増殖の速い)がんで、小児、青年、および若年成人に最もよくみられます。腹部、ワルダイエル輪、精巣、骨、骨髄、皮膚、または中枢神経系に発生します。
バーキットリンパ腫は、エプスタイン-バーウイルス(EBV)への感染と関連があることが示されています。バーキットリンパ腫は、ヒスパニック系の人より白人に多くみられます。組織のサンプルを検査してMYC遺伝子に特定の変化が見つかった場合に、バーキットリンパ腫と診断されます。
- びまん性大細胞型B細胞リンパ腫:びまん性大細胞型B細胞リンパ腫は、最も多くみられる非ホジキンリンパ腫です。リンパ節で急速に増殖するB細胞非ホジキンリンパ腫です。脾臓、肝臓、骨髄などの臓器にもよく発生します。びまん性大細胞型B細胞リンパ腫は、小児より青年に多くみられます。
- 原発性縦隔B細胞リンパ腫:縦隔(両肺の間の領域)のB細胞から発生するリンパ腫です。肺や心臓を包む袋など、周辺臓器に拡がることがあります。さらにリンパ節や、腎臓などの遠く離れた臓器に転移することもあります。原発性縦隔B細胞リンパ腫は、小児より青年に多くみられます。
リンパ芽球性リンパ腫
リンパ芽球性リンパ腫は、主にT細胞リンパ球に発生するリンパ腫の一種です。通常は縦隔(両肺の間の領域)に形成されます。呼吸障害、喘鳴、嚥下障害、頭頸部の腫れなどを引き起こします。リンパ節、骨、骨髄、皮膚、中枢神経系、腹部の臓器、さらに他の部位に転移することもあります。リンパ芽球性リンパ腫は、急性リンパ芽球性白血病(ALL)によく似ています。
未分化大細胞型リンパ腫
未分化大細胞型リンパ腫は、主にT細胞リンパ球に発生するリンパ腫の一種です。通常はリンパ節、皮膚、骨に発生し、ときに消化管、肺、肺を覆う組織、筋肉にも生じます。未分化大細胞型リンパ腫の患者さんでは、T細胞の表面にCD30と呼ばれる受容体が存在しています。多くの小児患者さんで、未分化大細胞型リンパ腫の特徴として、未分化リンパ腫キナーゼという蛋白を作るALK遺伝子の変化が認められます。病理医はこれらの細胞と遺伝子の変化を調べて、未分化大細胞型リンパ腫の診断材料とします。
いくつかの種類の非ホジキンリンパ腫は小児ではまれです。
いくつかの種類の小児非ホジキンリンパ腫はまれな疾患です。具体的には以下のものがあります:
- 小児型濾胞性リンパ腫:小児の濾胞性リンパ腫は男児に多く発生します。1つの部位にのみ生じ、他の部位には拡がらない傾向があります。通常は扁桃や頸部のリンパ節に発生しますが、精巣、腎臓、消化管、耳下腺に生じる場合もあります。
- 辺縁帯リンパ腫:辺縁帯リンパ腫はゆっくり増殖して拡がることの多いリンパ腫の一種であり、通常は早期に発見されます。リンパ節に発生することも、リンパ節外の領域に発生することもあります。小児のリンパ節の外部にみられる辺縁帯リンパ腫は、粘膜関連リンパ組織(MALT)リンパ腫と呼ばれます。MALTには、消化管のヘリコバクターピロリ(ピロリ菌)感染や、眼の表面を覆っている結膜のオウム病クラミジア感染が関係していることがあります。辺縁帯リンパ腫は小児と成人ではまれです。
- 中枢神経系原発リンパ腫:中枢神経系原発リンパ腫は、小児では極めてまれな疾患です。中枢神経系原発リンパ腫の大半は、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫です。
- 末梢T細胞リンパ腫:末梢T細胞リンパ腫は、成熟Tリンパ球から発生する侵攻性の(増殖の速い)非ホジキンリンパ腫です。他の種類の末梢T細胞リンパ腫には、成熟Tリンパ球/ナチュラルキラー細胞リンパ腫、節外性NK/T細胞リンパ腫、肝脾γ-δT細胞リンパ腫があります。末梢T細胞リンパ腫は小児にはまれです。
- 皮膚T細胞リンパ腫:皮膚T細胞リンパ腫はまず皮膚に発生し、皮膚を厚くしたり腫瘍を形成したりすることがあります。小児にはごくまれな疾患ですが、青年や若年成人ではより多くみられます。皮膚未分化大細胞型リンパ腫、皮下脂肪組織炎様T細胞リンパ腫、γ-δT細胞リンパ腫、菌状息肉腫、リンパ腫様丘疹症など、様々な種類の皮膚T細胞リンパ腫があります。菌状息肉腫は小児と青年ではまれです。
免疫系の機能が低下すると、小児のNHLのリスクが高くなります。
リスク因子とは、疾患が発生する可能性を増大させるあらゆる要因のことです。リスク因子をもっている全ての小児がNHLを発症するわけではありません。また、リスク因子が認められない小児が発症することもあります。
免疫系に何らかの問題があると、小児NHLのリスクが増大する可能性があります。免疫系の異常には以下のようなものがあります:
- エプスタイン-バーウイルスまたはHIVに感染していること
- 移植後に免疫系が弱っているか、または移植後に投与された薬剤により免疫系が弱っていること
- 特定の遺伝性疾患(末梢血管拡張性運動失調症、ナイミーヘン染色体不安定症候群、体質性ミスマッチ修復遺伝子異常などのDNA修復異常症候群)があること
- がんの治療歴
特定の遺伝性疾患やHIV感染、移植、または移植後に投与された薬剤による免疫系の機能低下に関連して、リンパ腫またはリンパ増殖性疾患が生じている場合、その病態は免疫不全を伴うリンパ増殖性疾患と呼ばれます。免疫不全を伴うリンパ増殖性疾患には、以下のような種類があります:
- 原発性免疫不全症に関連するリンパ増殖性疾患
- HIV関連非ホジキンリンパ腫
- 移植後リンパ増殖性疾患
- 化学療法によるリンパ増殖性疾患
お子さんのリスクについて不安がある場合は、担当の医師にご相談ください。
小児非ホジキンリンパ腫の症状には、呼吸障害やリンパ節の腫れなどがあります。
小児非ホジキンリンパ腫の症状は、がんが発生した部位によって異なります。以下の症状がみられる場合は、お子さんの担当医に相談するべきです:
これらの症状は、非ホジキンリンパ腫以外の病態によって引き起こされることもあります。状況を把握する唯一の方法は、担当医の診察を受けることです。
小児非ホジキンリンパ腫の診断と病期診断には、身体とリンパ系を調べる検査法が用いられます。
小児に非ホジキンリンパ腫を示唆する症状がみられる場合、それらの原因ががんなのか、それとも別の問題なのかを医師が確認する必要があります。医師は症状がいつから始まり、どのくらいの頻度で起きているかを質問します。医師はまた、保護者に小児の病歴と家族歴をたずね、身体診察を行います。それらの結果に応じて、ほかの検査を勧めることもあります。検査の結果は、非ホジキンリンパ腫と診断された場合に治療計画を立てるのに役立ちます。
非ホジキンリンパ腫の診断と病期診断に用いられることがある検査として、以下のものがあります:
- 血液生化学検査は、採取した血液を用いて、体内の臓器や組織から血液中に放出される、電解質、乳酸脱水素酵素(LDH)、尿酸、血中尿素窒素(BUN)、クレアチニンといった特定の物質の濃度や肝機能の値を測定する検査法です。ある物質の量が異常であることは、何らかの疾患の徴候である可能性があります。
- 肝機能検査は、肝臓から血液中に放出される特定の物質の量を測定する検査法です。ある物質で正常値より高い値が出るということは、がんの徴候である可能性があります。
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CTスキャンは、X線装置に接続したコンピュータを用いて頸部、胸部、腹部、骨盤など体内領域の精細な連続画像を作成する検査法です。様々な角度から画像が撮影され、それらを用いて組織と臓器の3次元画像が作成されます。臓器や組織をより鮮明に映し出すために、造影剤を静脈内に注射したり、患者さんに飲んでもらったりする場合もあります。この検査法はコンピュータ断層撮影とも呼ばれます。詳細については、CTスキャンとがん(英語)をご覧ください。
CT(コンピュータ断層撮影)スキャン。患者さんが台の上に横たわり、その台がCT装置の中を水平に移動する間に、体内の精細なX線画像が連続で撮影されます。 -
PETスキャン(陽電子放射断層撮影)では、少量の放射性グルコース(放射線を放出するブドウ糖)を静脈内に注射します。体の周囲を回転するPETスキャナという装置を用いて、体内でグルコースが消費されている領域を示した画像を作成します。がん細胞は、正常な細胞よりも活発でブドウ糖をより多く取り込む性質があるため、画像ではより明るく映し出されます。PETスキャンとCTスキャンが同時に行われることもあります。
PET(陽電子放射断層撮影)スキャン。患者さんが横たわった台がPETスキャナの中を水平に移動していきます。ヘッドレストと白いストラップは患者さんの動きを制止するためのものです。少量の放射性グルコース(ブドウ糖)を患者さんの静脈に注射してから、体内でグルコースが消費されている領域を示した画像を、スキャナと呼ばれる装置で作成します。がん細胞は、正常な細胞よりも活発でブドウ糖をより多く取り込む性質があるため、画像ではより明るく映し出されます。 -
MRI(磁気共鳴画像法)は、磁気、電波、コンピュータを用いて体内の精細な連続画像を作成する検査法です。この検査法は核磁気共鳴画像法(NMRI)とも呼ばれます。
MRI(磁気共鳴画像)スキャン。患者さんが台の上に横たわり、その台がMRI装置の中を水平に移動する間に、体内の精細な画像が連続で作成されます。台の上で小児がとる姿勢は、撮影する体の部位によって異なります。 -
腰椎穿刺は、脊柱から髄液を採取する際に用いられる手技です。脊椎の2つの骨の間に針を刺し、脊髄を覆っている膜の中まで針先を進めて、髄液のサンプルを採取します。髄液のサンプルは顕微鏡で観察し、がんがないか調べます。
腰椎穿刺。まず患者さんに背中を曲げた姿勢で台の上に横たわってもらいます。腰の小さな領域に麻酔を施してから、腰椎穿刺針(長くて細い針)を脊柱の下部に挿入して、髄液(青色で示されている)を採取します。採取された液体は、検査のために検査室に送られることもあります。 - 胸部X線検査は、放射線の一種であるX線で胸部の臓器や骨の写真を撮影する検査法です。
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超音波検査は、周波数の高い音波(超音波)を体内の組織や臓器に反射させ、それによって生じたエコーを利用する検査法です。このエコーを基にソノグラムと呼ばれる身体組織の画像が描出されます。
腹部超音波検査。コンピュータに接続された超音波振動子を腹部の皮膚に押しあてます。振動子から出た音波は体内の臓器および組織で反射してエコーを生じ、そのエコーからソノグラム(コンピュータ画像)が作成されます。 -
生検は、腫瘍から細胞または組織のサンプルを採取する手技で、採取されたサンプルは病理医が顕微鏡で観察して、がんがないか調べます。
実施される生検には以下のような種類があります:
- 摘出生検
- 切除生検
- コア針生検
- 穿刺吸引細胞診(FNA)
組織サンプルの採取に用いられる手技は、腫瘍の位置に応じて異なります:
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骨髄穿刺と骨髄生検は、腰骨または胸骨に中空の針を挿入して、骨髄や骨片を採取する手技です。採取された骨髄や骨は病理医が顕微鏡で観察して、がんがないか調べます。
骨髄穿刺と骨髄生検。皮膚の小さな領域に麻酔を施してから、骨髄穿刺針を患者さんの寛骨(腰骨)に挿入します。そして顕微鏡での検査用に血液、骨、骨髄のサンプルを採取します。 - 縦隔鏡検査は、両肺の間にある臓器、組織、リンパ節などを観察し、異常な部分がないかどうか調べる外科的処置です。胸骨の最上部に切り込み(切開)を入れ、そこから縦隔鏡を胸部に挿入します。縦隔鏡とは、観察用のライトとレンズを備えた細いチューブ状の器具のことです。これには組織やリンパ節のサンプルを採取するための器具も付いていて、それで採取したサンプルを顕微鏡で観察して、がんがないか調べます。
- 前縦隔切開は、両肺の間、および胸骨と心臓の間にある臓器や組織を観察し、異常な部分がないかどうか調べる外科的処置です。胸骨のすぐそばに切り込み(切開)を入れ、そこから縦隔鏡を胸部に挿入します。縦隔鏡とは、観察用のライトとレンズを備えた細いチューブ状の器具のことです。これには組織やリンパ節のサンプルを採取するための器具も付いていて、それで採取したサンプルを顕微鏡で観察して、がんがないか調べます。この方法は、チェンバレン手技とも呼ばれます。
- 胸腔穿刺は、胸腔(胸部の内側を覆っている膜と肺の表面を覆っている膜の間の空間)に溜まった液体を針を用いて体外に排出させる手技です。採取された液体は病理医が顕微鏡で観察して、がん細胞の有無を調べます。
がんが発見されれば、以下の検査を実施してがん細胞を詳しく調べる場合があります:
- 免疫組織化学検査は、抗体を利用して、患者さんから採取した組織のサンプルに特定の抗原(マーカー)が含まれていないか調べる検査法です。使用される抗体には、通常、酵素や蛍光色素が結合されています。この抗体が組織サンプル内の特定の抗原に結合すると、酵素や色素が活性化し、顕微鏡で抗原を観察できるようになります。この種の検査はがんの診断に利用されるほか、各種のがんの違いを示すためにも用いられます。
- フローサイトメトリーは、サンプル中の細胞の数、サンプル中の生きている細胞の割合、細胞の特徴(大きさ、形状、細胞表面の腫瘍マーカーやその他のマーカーの有無など)を測定する検査法です。患者さんの血液や骨髄、または他の組織のサンプルから得られた細胞を蛍光色素で染色し、液体に入れて流し、1つずつ細胞に光線が当たるようにライトの前を通過させます。この検査の結果は、蛍光色素で染色された細胞が光線にどう反応するかに基づきます。この検査は白血病やリンパ腫といった特定のがんの診断と管理に役立ちます。
- 細胞遺伝学的分析は、骨髄、血液、腫瘍、その他の組織のサンプルに含まれる細胞の染色体に損傷や欠失、再構成、過剰がないか調べる検査法です。特定の染色体に認められる変化は、がんの徴候を示している可能性があります。細胞遺伝学的分析はがんの診断、治療計画、治療効果の判定に利用されます。
- FISH(蛍光in situハイブリダイゼーション)は、細胞や組織内の遺伝子や染色体を調べて計測する検査法です。蛍光色素を含有するDNAの断片を処理施設で作成し、患者さんの細胞や組織のサンプルにそのDNA片を添加します。この蛍光標識されたDNA片がサンプルに含まれる特定の遺伝子や染色体領域と結合した場合に、蛍光顕微鏡を用いて観察すると、結合している部分が光って見えます。FISH検査はがんの診断や治療計画に利用されます。
- 免疫表現型検査は、抗体を利用して、細胞の表面にある抗原やマーカーの種類に基づいてがん細胞を特定する検査法です。この検査は特定のリンパ腫の診断に役立ちます。
お子さんのがんの診断を確定するにあたってセカンドオピニオンを求めてもいいでしょう。
子どもの診断を確定して治療計画を立てるにあたって、保護者はセカンドオピニオンを求めることができます。セカンドオピニオンを求めるときは、最初の担当医に医学的検査の結果と報告書を提供してもらい、それらを別の医師と共有する必要があります。2人目の医師は、病理報告書、スライド、検査画像を確認します。そして、最初の医師の見解に同意するか、治療計画の変更を提案したり、患者さんのがんについて新たな情報を提供したりします。
医師を選んでセカンドオピニオンを受けるプロセスの詳細については、がん治療の医療機関を探す(英語)をご覧ください。セカンドオピニオンを提供できる医師や病院の情報については、NCIのCancer Information Serviceまで、チャット、電子メール、電話(英語とスペイン語に対応)でお問い合わせください。受診時に聞いておくとよい質問については、がんについて主治医に尋ねるべき質問(英語)をご覧ください。
特定の要因が予後(回復の見込み)や治療法の選択肢に影響を及ぼします。
子どもが非ホジキンリンパ腫と診断されると、多くの保護者は、そのがんの深刻度や生存の可能性を知りたくなるでしょう。疾患がどのような経過をたどるかの見通しを予後といいます。
予後は以下の要因に左右されます:
- リンパ腫の種類
- 診断時のがんの位置
- がんの病期
- 染色体に特定の変化がないかどうか
- 初回治療の種類
- リンパ腫の初回治療に対する奏効の有無
- 年齢と健康状態
治療に対する反応には個人差があり、大きな差がみられる場合もあります。保護者が子どもの予後について知りたい場合は、担当のがん治療チームと話をするのが最善です。
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バーキットリンパ腫:バーキットリンパ腫は、Bリンパ球から発生する侵攻性の(増殖の速い)がんで、小児、青年、および若年成人に最もよくみられます。腹部、ワルダイエル輪、精巣、骨、骨髄、皮膚、または中枢神経系に発生します。
- 小児非ホジキンリンパ腫の病期
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小児非ホジキンリンパ腫の診断がついた後には、がん細胞のリンパ系内部での拡がりや他の部位への転移の有無を明らかにするために、さらに検査が行われます。
がんの病期とは、腫瘍の大きさ、転移の有無、最初の発生部位からどれくらい離れて転移しているかなど、体内でのがんの拡がりの程度を表す指標です。最善の治療計画を立てるためには、非ホジキンリンパ腫の病期を把握しておくことが重要です。
非ホジキンリンパ腫の診断に使用される検査法や手技については、一般的な情報をご覧ください。
小児非ホジキンリンパ腫では以下のような病期が用いられます:
I期
I期小児非ホジキンリンパ腫。がんが1つのリンパ節群またはリンパ節外の1つの領域に認められますが、腹部または縦隔(両肺の間の領域)には認められません。 I期小児非ホジキンリンパ腫では、がんが以下の部位に認められます:
- 1つのリンパ節群;または
- リンパ節の外側の1つの領域。
II期
II期小児非ホジキンリンパ腫。がんがリンパ節の外側の1つの領域と周辺のリンパ節(a)に認められるか;横隔膜の上方(b)または下方(c)にある2つ以上の領域に認められるか;あるいはがんが胃、虫垂、または腸(d)で発生して、手術により切除することができます。 II期小児非ホジキンリンパ腫では、がんが以下の部位に認められます:
III期
III期小児非ホジキンリンパ腫。がんが横隔膜上部および下部(a)にある1つ以上の領域に認められるか;がんが胸部(b)で発生しているか;がんが腹部で発生し腹部全体(c)に拡がっているか;またはがんが脊椎(図には示されていません)周辺の領域に認められます。 III期小児非ホジキンリンパ腫では、がんが以下の部位に認められます:
IV期
IV期小児非ホジキンリンパ腫。骨髄、脳、または髄液にがんが認められます。これら以外の部位にがんが認められることもあります。 IV期小児非ホジキンリンパ腫では、骨髄、脳、または髄液にがんが認められます。これら以外の部位にがんが認められることもあります。
- 治療選択肢の概要
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小児の非ホジキンリンパ腫に対する治療法には様々なものがあります。
保護者と担当の治療チームが協力して、治療法を決定します。がんの位置、非ホジキンリンパ腫の種類、がんが新たに診断されたものかそれとも再発したものか、お子さんの年齢と全体的な健康状態など、数多くの要因が検討されます。
小児の治療計画では、腫瘍についての情報、治療の目標、治療選択肢、起こりうる副作用などが検討対象に含まれます。治療に先立って担当の治療チームと今後の見通しについて話し合うことが助けになります。実際の進め方については、NCIの小児がんの子どもたち:親のための手引き(英語)をご覧ください。
非ホジキンリンパ腫の小児の治療では、小児がんの治療に精通した医師で構成されるチームによって治療計画が作成されるべきです。
小児非ホジキンリンパ腫の治療は、小児がんの治療を専門とする小児腫瘍医が治療を監督します。小児腫瘍医は、小児がんの治療に精通しつつ、同時に特定の医療分野も専門とする他の医療従事者と協力しながら治療に取り組んでいきます。ほかにも以下の専門家が関与することがあります:
以下の治療法が用いられることがあります:
手術
一部の小児非ホジキンリンパ腫には、腫瘍を可能な限り摘出する手術が行われることがあります。その手術で確認できる全てのがんを切除した後に、残っているがん細胞を全て死滅させるために化学療法が行われることもあります。このようにがんの再発リスクを低減させるために手術の後に行われる治療は、術後補助療法と呼ばれます。
化学療法
化学療法は、薬剤を使用してがん細胞の増殖を阻止する治療法です。化学療法では、がん細胞を死滅させるか、がん細胞の分裂を停止させます。化学療法は単独で行われることもあれば、他の治療法と併用されることもあります。
小児非ホジキンリンパ腫の化学療法では、薬剤を口から投与するか、静脈に注射します。この方法で投与すると、薬剤を血流に入れて、全身のがん細胞に到達させることができます。小児非ホジキンリンパ腫に対する化学療法には、髄液(髄腔内化学療法)や臓器の中または腹腔など体腔の中に薬剤を直接投与する方法もあります。この方法で投与すると、薬剤は主にその領域にあるがん細胞に作用します。
脳への転移が確認または推測される小児非ホジキンリンパ腫に対する治療には、髄腔内化学療法が用いられることがあります。脳に転移する可能性を下げる目的で行われる場合、この療法は中枢神経系予防と呼ばれます。髄腔内化学療法は、経口投与や静注による化学療法と合わせて実施されます。中枢神経系予防として、通常より多い用量での化学療法が行われることもあります。
髄腔内化学療法。髄液(青色で示されている)で満たされた空洞である脊髄腔の中に抗がん剤が注入されます。2種類の方法があります。1つめはこの図の上の方に示されているもので、オンマイヤーレザバー(手術によって頭皮の下に設置されるドーム状の容器で、細い管を通して脳内へと薬剤を投与することができる)に薬剤を注入するという方法です。もう1つは図の下の方に示されているもので、腰の小さな領域に麻酔を施してから、脊柱の下部より直接髄液内に薬剤を注入するという方法です。 小児非ホジキンリンパ腫の治療には、以下の化学療法薬が単独または併用で用いられます:
- アスパラギナーゼ
- カルボプラチン
- シクロホスファミド
- シタラビン
- デキサメタゾン(ステロイド)
- ドキソルビシン
- エトポシド
- イダルビシン
- イホスファミド
- メトトレキサート
- プレドニゾン(ステロイド)
- ビンブラスチン
- ビンクリスチン
ここに挙げていない化学療法薬も使用されることがあります。
化学療法の実施方法は、治療対象となるがんの種類と病期に応じて異なります。
詳細については、化学療法によるがん治療(英語)をご覧ください。
放射線療法
放射線療法は、高エネルギーX線などの放射線を利用して、がん細胞の死滅や増殖阻止を図る治療法です。外照射療法は、体外に設置された装置を用いてがんのある領域に放射線を照射する方法です。脳や脊髄への転移が確認または推測される小児非ホジキンリンパ腫には、外照射療法が用いられることがあります。また、皮膚T細胞リンパ腫(菌状息肉腫)の治療にも用いられることがあります。
詳細については、がんに対する外照射療法(英語)と放射線療法の副作用(英語)をご覧ください。
造血幹細胞移植
まず、がん細胞を死滅させる目的で大量化学療法を行います。すると、この治療によって、造血幹細胞を含めた正常な細胞が破壊されてしまいます。そこで造血幹細胞移植を行って、造血幹細胞を補充します。まず患者さん自身またはドナーの血液または骨髄から幹細胞(成熟前の血液細胞)を取り出して、それを凍結保存しておきます。化学療法の終了後に、保存していた造血幹細胞を解凍し、それを点滴で患者さんの体内に戻します。すると、体内に戻された幹細胞が増殖して成長することで、血液の機能が回復します。また、ドナー幹細胞は、体内に残っているがん細胞を見つけ出して死滅させることもできます。
ドナー造血幹細胞移植。(ステップ1):ドナーから造血幹細胞を採取する4~5日前に、血流内を循環する幹細胞の数を増やすための薬剤をドナーに投与します(図には示されていません)。その後、ドナーの腕の太い静脈から造血幹細胞を採取します。造血幹細胞を取り出すアフェレーシス装置の中に血液を流します。残った血液は反対側の腕の静脈からドナーの体内に戻されます。(ステップ2):患者さんに化学療法を行うことでがん細胞を殺傷して、患者さんの体がドナーの造血幹細胞を受け入れる環境を作ります。放射線療法を行う場合もあります(図には示されていません)。(ステップ3):患者さんにドナー幹細胞を投与します。 分子標的療法
分子標的療法は、薬剤またはその他の物質を使用して、がん細胞の増殖や進展に関わる特定の酵素、蛋白、その他の分子の作用を阻害する治療法です。小児非ホジキンリンパ腫の治療に用いられる分子標的療法の種類には以下のようなものがあります:
- ブレンツキシマブ ベドチン
- クリゾチニブ
- デニロイキン ジフチトクス
- ペムブロリズマブ
- リツキシマブ
詳細については、分子標的療法によるがん治療(英語)をご覧ください。
その他の薬物療法
レチノイドは ビタミンAに関係する薬剤です。ベキサロテンによるレチノイド療法が数種類の皮膚T細胞リンパ腫の治療に用いられます。
ステロイドは普段から体内で作られているホルモンです。人工的に合成して、薬剤として使用することもできます。皮膚に適用されるステロイド療法は、皮膚T細胞リンパ腫の治療に用いられます。デキサメタゾンとプレドニゾンは特定のリンパ腫の治療に他の薬物と併用されるステロイドです。
抗菌薬は感染の治療、または細菌や他の微生物を原因とするがんに対する治療に使用される薬剤です。抗菌薬は粘膜関連リンパ組織(MALT)リンパ腫の治療に用いられています。抗菌薬による治療法は、その大半が成人を対象として研究されたものです。
光線療法
光線療法は、薬剤と特定の波長のレーザー光を使用してがん細胞を殺傷する治療法です。光に曝されると活性化する薬物を静脈に注射します。この薬は正常細胞よりもがん細胞により多く集まります。皮膚がんに対する治療の場合は、レーザー光線を皮膚に照射してこの薬を活性化させることにより、がん細胞を殺傷します。光線療法は皮膚T細胞リンパ腫の治療に用いられています。
免疫療法
免疫療法は、体の免疫系ががんに対抗するのを助ける治療法です。免疫療法の種類には次のようなものがあります:
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CAR T細胞療法では、患者さんのT細胞(免疫細胞の一種)を改変して、がん細胞の表面に存在する特定の蛋白を攻撃させます。患者さんからT細胞を採取し、製造ラボでその表面に特殊な受容体を付加します。こうして改変した細胞は、キメラ抗原受容体(CAR)T細胞と呼ばれます。製造ラボでCAR T細胞を増やしてから、それを点滴で患者さんに投与します。投与されたCAR T細胞は患者さんの血液内で増加し、がん細胞を攻撃します。CAR T細胞療法は、治療に反応しなかったか再発したバーキットリンパ腫とびまん性大細胞型B細胞リンパ腫の治療法として研究されています。
CAR T細胞療法。ラボで患者さんのT細胞(免疫細胞の一種)を改変し、がん細胞に結合させて殺傷する治療法。患者さんの腕の静脈からチューブを介して血液をアフェレーシス装置(図には示されていません)に通し、T細胞などの白血球を採取して、残りの血液を患者さんの体内に戻します。その後ラボで、キメラ抗原受容体(CAR)と呼ばれる特別な受容体の遺伝子をT細胞に挿入します。製造ラボでCAR T細胞を数百万個まで培養して、それを患者さんに投与します。CAR T細胞は、がん細胞の表面にある抗原に結合して、そのがん細胞を殺傷することができます。 - シクロスポリンAは、皮下脂肪組織炎様T細胞リンパ腫の治療にステロイドとの併用で用いられます。
詳細については、免疫療法によるがん治療(英語)をご覧ください。
小児非ホジキンリンパ腫の治療は副作用を引き起こすことがあります。
がん治療は副作用を引き起こす可能性があります。起こりうる副作用は、受けている治療の種類、用量、および体の反応によって異なる場合があります。注意すべき副作用とその対処法について、担当の治療チームとよく話をしてください。
がんの治療中に発生する副作用の詳細については、副作用(英語)のページをご覧ください。
がん治療による問題のうち、治療後6カ月以降に始まって月単位または年単位で続くものは、晩期合併症(晩期障害)と呼ばれます。がん治療の晩期合併症(晩期障害)には以下のようなものがあります:
晩期合併症(晩期障害)には治療やコントロールが可能なものもあります。がん治療によってお子さんに生じうる影響について担当医とよく話をすることが重要です。詳細については、小児がん治療の晩期合併症(晩期障害)をご覧ください。
患者さんは臨床試験への参加を検討してもよいでしょう。
患者さんによっては、臨床試験への参加が選択肢の1つになる場合もあります。小児がんを対象とする臨床試験にはいくつかの種類があります。例えば、治療の臨床試験では、新しい治療法や既存の治療法の新しい利用方法が検証されます。支持療法や緩和ケアの臨床試験では、生活の質を改善する方法が検討され、特にがんの影響やその治療による副作用がみられる人が対象になります。
NCIの臨床試験検索から、参加を受け付けているNCI支援のがん臨床試験を探すことができます(なお、このサイトは日本語検索に対応しておりません。)。この検索では、がんの種類、患者さんの年齢、試験が実施されている場所に基づいて試験を絞り込むことができます。他の組織によって支援されている臨床試験は、ClinicalTrials.govウェブサイトで探すことができます。
探し方や参加方法など、臨床試験の詳細については、患者さんと介護者のための臨床試験情報(英語)をご覧ください。
- 小児非ホジキンリンパ腫の治療選択肢
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バーキットリンパ腫
NCIの臨床試験検索から、現在患者さんを受け入れているNCI支援のがん臨床試験を探すことができます(なお、このサイトは日本語検索に対応しておりません。)。がんの種類、患者さんの年齢、試験が実施される場所から、臨床試験を検索できます。臨床試験についての一般的な情報もご覧いただけます。
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫
再発または難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の治療
以下の治療法に関する情報については、治療選択肢の概要をご覧ください。
再発または難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の治療法には以下のようなものがあります:
NCIの臨床試験検索から、現在患者さんを受け入れているNCI支援のがん臨床試験を探すことができます(なお、このサイトは日本語検索に対応しておりません。)。がんの種類、患者さんの年齢、試験が実施される場所から、臨床試験を検索できます。臨床試験についての一般的な情報もご覧いただけます。
原発性縦隔B細胞リンパ腫
原発性縦隔B細胞リンパ腫の治療
以下の治療法に関する情報については、治療選択肢の概要をご覧ください。
新たに診断された原発性縦隔B細胞リンパ腫の治療法には、多剤併用化学療法、プレドニゾン、分子標的療法(リツキシマブ)のほか、ときに放射線療法などがあります。
再発または難治性原発性縦隔B細胞リンパ腫の治療
以下の治療法に関する情報については、治療選択肢の概要をご覧ください。
再発または難治性原発性縦隔B細胞リンパ腫の治療法には、分子標的療法(ペムブロリズマブ)などがあります。
NCIの臨床試験検索から、現在患者さんを受け入れているNCI支援のがん臨床試験を探すことができます(なお、このサイトは日本語検索に対応しておりません。)。がんの種類、患者さんの年齢、試験が実施される場所から、臨床試験を検索できます。臨床試験についての一般的な情報もご覧いただけます。
リンパ芽球性リンパ腫
リンパ芽球性リンパ腫の治療
以下の治療法に関する情報については、治療選択肢の概要をご覧ください。
リンパ芽球性リンパ腫は、急性リンパ芽球性白血病(ALL)と同じ疾患として分類可能です。リンパ芽球性リンパ腫の治療法には以下のようなものがあります:
NCIの臨床試験検索から、現在患者さんを受け入れているNCI支援のがん臨床試験を探すことができます(なお、このサイトは日本語検索に対応しておりません。)。がんの種類、患者さんの年齢、試験が実施される場所から、臨床試験を検索できます。臨床試験についての一般的な情報もご覧いただけます。
未分化大細胞型リンパ腫
再発または難治性未分化大細胞型リンパ腫の治療
以下の治療法に関する情報については、治療選択肢の概要をご覧ください。
再発または難治性未分化大細胞型リンパ腫の治療法には以下のようなものがあります:
- 化学療法
- 分子標的療法(ブレンツキシマブ ベドチンまたはクリゾチニブ)
- 化学療法後に、患者さん自身の細胞かドナーから提供された細胞を用いる造血幹細胞移植
NCIの臨床試験検索から、現在患者さんを受け入れているNCI支援のがん臨床試験を探すことができます(なお、このサイトは日本語検索に対応しておりません。)。がんの種類、患者さんの年齢、試験が実施される場所から、臨床試験を検索できます。臨床試験についての一般的な情報もご覧いただけます。
小児の免疫不全を伴うリンパ増殖性疾患
原発性免疫不全症に関連するリンパ増殖性疾患の治療
以下の治療法に関する情報については、治療選択肢の概要をご覧ください。
免疫系が弱っている小児と青年のリンパ増殖性疾患の治療法には以下のようなものがあります:
DNA修復異常症候群に関連した非ホジキンリンパ腫の治療
以下の治療法に関する情報については、治療選択肢の概要をご覧ください。
小児のDNA修復異常症候群に関連した非ホジキンリンパ腫の治療法には、化学療法などがあります。
小児にはまれなNHL
小児型濾胞性リンパ腫の治療
以下の治療法に関する情報については、治療選択肢の概要をご覧ください。
小児の濾胞性リンパ腫の治療法には以下のようなものがあります:
遺伝子に特定の変異があるがんを患っている小児には、濾胞性リンパ腫の成人に対するものと同様の治療が行われます。成人濾胞性リンパ腫の治療の詳しい情報については、非ホジキンリンパ腫をご覧ください。
辺縁帯リンパ腫の治療
以下の治療法に関する情報については、治療選択肢の概要をご覧ください。
小児の辺縁帯リンパ腫(粘膜関連リンパ組織[MALT]リンパ腫を含みます)の治療法には以下のようなものがあります:
皮膚T細胞リンパ腫の治療
以下の治療法に関する情報については、治療選択肢の概要をご覧ください。
小児皮下脂肪組織炎様T細胞リンパ腫の治療法には以下のようなものがあります:
皮膚未分化大細胞型リンパ腫の治療法には、手術または放射線療法、あるいはその両方などがあります。
リンパ腫様丘疹症の治療
以下の治療法に関する情報については、治療選択肢の概要をご覧ください。
小児のリンパ腫様丘疹症の治療法には以下のようなものがあります:
- 注意深い経過観察
- 皮膚へのステロイドの塗布
- 光線療法(中波長紫外線を用いる光線療法)
- 低用量の化学療法(メトトレキサート)
- 小児非ホジキンリンパ腫についてさらに学ぶために
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米国国立がん研究所が提供している小児非ホジキンリンパ腫に関する詳しい情報については、以下をご覧ください:
小児がんに関するさらなる情報や、がん全般に関するその他の資料については、以下をご覧ください:
- 本PDQ要約について
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PDQについて
PDQ(Physician Data Query:医師データ照会)は、米国国立がん研究所(NCI)が提供する総括的ながん情報データベースです。PDQデータベースには、がんの予防や発見、遺伝学的情報、治療、支持療法、補完代替医療に関する最新かつ公表済みの情報を要約して収載しています。ほとんどの要約について、2つのバージョンが利用可能です。専門家向けの要約には、詳細な情報が専門用語で記載されています。患者さん向けの要約は、理解しやすい平易な表現を用いて書かれています。いずれの場合も、がんに関する正確かつ最新の情報を提供しています。また、ほとんどの要約はスペイン語版も利用可能です。
PDQはNCIが提供する1つのサービスです。NCIは、米国国立衛生研究所(National Institutes of Health:NIH)の一部であり、NIHは連邦政府における生物医学研究の中心機関です。PDQ要約は独立した医学文献のレビューに基づいて作成されたものであり、NCIまたはNIHの方針声明ではありません。
本要約の目的
このPDQがん情報要約では、小児非ホジキンリンパ腫の治療に関する最新の情報を記載しています。患者さんとそのご家族および介護者に情報を提供し、支援することを目的としています。医療に関する決定を行うための正式なガイドラインや推奨を示すものではありません。
査読者および更新情報
PDQがん情報要約は、編集委員会が作成し、最新の情報に基づいて更新しています。編集委員会はがんの治療やがんに関する他の専門知識を有する専門家によって構成されています。要約は定期的に見直され、新しい情報があれば更新されます。各要約の日付("原文更新日")は、直近の更新日を表しています。
患者さん向けの本要約に記載された情報は、専門家向けバージョンより抜粋したものです。専門家向けバージョンは、PDQ Pediatric Treatment Editorial Boardが定期的に見直しを行い、必要に応じて更新しています。
臨床試験に関する情報
臨床試験とは、例えば、ある治療法が他の治療法より優れているかどうかなど、科学的疑問への答えを得るために実施される研究のことです。臨床試験は、過去の研究結果やこれまでに実験室で得られた情報に基づき実施されます。各試験では、がんの患者さんを助けるための新しくかつより良い方法を見つけ出すために、具体的な科学的疑問に答えを出していきます。治療臨床試験では、新しい治療法の影響やその効き目に関する情報を収集します。新しい治療法がすでに使用されている治療法よりも優れていることが臨床試験で示された場合、その新しい治療法が「標準」となる可能性があります。患者さんは臨床試験への参加を検討してもよいでしょう。臨床試験の中にはまだ治療を始めていない患者さんのみを対象としているものもあります。
NCIのウェブサイトで臨床試験を検索することができます。より詳細な情報については、NCIのコンタクトセンターであるCancer Information Service(CIS)(+1-800-4-CANCER [+1-800-422-6237])にお問い合わせください。
本要約の使用許可について
PDQは登録商標です。PDQ文書の内容は本文として自由に使用することができますが、要約全体を示し、かつ定期的に更新を行わなければ、NCIのPDQがん情報要約としては認められません。しかしながら、“NCI's PDQ cancer information summary about breast cancer prevention states the risks in the following way:【ここに本要約からの抜粋を記載する】.”のような一文を書くことは許可されます。
本PDQ要約を引用する最善の方法は以下の通りです:
PDQ® Pediatric Treatment Editorial Board.PDQ Childhood Non-Hodgkin Lymphoma Treatment.Bethesda, MD: National Cancer Institute.Updated <MM/DD/YYYY>.Available at: https://www.cancer.gov/types/lymphoma/patient/child-nhl-treatment-pdq.Accessed <MM/DD/YYYY>.[PMID: 26389294]
本要約内の画像は、著者やイラストレーター、出版社より、PDQ要約内での使用に限定して、使用許可を得ています。PDQ要約から、その要約全体を使用せず画像のみを使用したい場合には、画像の所有者から許可を得なければなりません。その許可はNCIより与えることはできません。本要約内の画像の使用に関する情報は、多くの他のがん関連画像とともに、Visuals Onlineで入手可能です。Visuals Onlineには、3,000以上の科学関連の画像が収載されています。
免責事項
PDQ要約の情報は、保険払い戻しに関する決定を行うために使用されるべきではありません。保険の適用範囲についての詳細な情報は、Cancer.govのManaging Cancer Careページで入手可能です。
お問い合わせ
Cancer.govウェブサイトを通じてのお問い合わせやサポートの依頼に関する詳しい情報は、Contact Us for Helpページに掲載しています。ウェブサイトのE-mail Usから、Cancer.govに対して質問を送信することもできます。