ご利用について
このPDQがん情報要約では、成人や小児における、がんに関連するうつや、自殺のリスクに関する最新の情報を記載しています。患者さんとそのご家族および介護者に情報を提供し、支援することを目的としています。医療に関する決定を行うための正式なガイドラインや推奨を示すものではありません。
PDQがん情報要約は、編集委員会が作成し、最新の情報に基づいて更新しています。編集委員会はがんの治療やがんに関する他の専門知識を有する専門家によって構成されています。要約は定期的に見直され、新しい情報があれば更新されます。各要約の日付("原文更新日")は、直近の更新日を表しています。患者さん向けの本要約に記載された情報は、専門家向けバージョンより抜粋したものです。専門家向けバージョンは、PDQ Supportive and Palliative Care Editorial Boardが定期的に見直しを行い、必要に応じて更新しています。
CONTENTS
- うつ病についての一般的な情報
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うつ病は通常の悲しみを感じている状態とは異なります。
うつ病は単に悲しみを感じることではありません。特定の症状がみられ、診断と治療の対象となる疾患です。がんと診断された患者さんが10人いれば、そのうち約2人がうつ病になります。うつ病にかかる男性と女性の数は同じくらいです。
がんと診断された患者さんは、様々なストレスのかかる問題に直面します。例えば、次のような問題があります:
悲しみや悲嘆は、がんの診断に対する一般的な反応です。がんの患者さんは以下のようなうつ病の症状を抱えることもあります:
がんの診断を受けた人がみな同じように反応するとは限りません。うつ病や不安に陥らないがん患者さんもいれば、大うつ病や不安障害を強く起こす患者さんもいます。(不安障害に関する詳しい情報については、PDQのがんへの適応:不安と苦悩のセクションをご覧ください。)
がんの診断と治療に適応した人には以下のような徴候がみられます:
本要約は、主に成人のがん患者さんにおけるうつ病について書かれています。小児のがん患者さんにおけるうつ病については、本要約の最後のセクションに記載しています。(詳細については、小児のうつ病のセクションをご覧ください。)
がん患者さんの中には、うつ病のリスクが高い人がいます。
がんと診断された後のうつ病のリスク因子として、いくつかの要因が知られています。うつ病が発生する可能性を高める因子は、うつ病のリスク因子と呼ばれます。うつ病のリスクを高める因子には、がんに関連しないものもあります。
がんに関係し、うつ病の原因となるリスク因子には、以下のものがあります:
がんに無関係で、うつ病の原因となるリスク因子には、以下のものがあります:
家族もまた、うつ病のリスクを抱えています。
不安とうつ病は、親密な関係にあるがん患者さんを介護している家族にみられることもあります。自分の感情について話し合い、ともに問題に対処している家族では、うつ病や不安の程度が高くなりにくい傾向があります。
- うつ病の診断
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うつ病には様々な種類があります。
うつ病の種類は、患者さんが抱えている症状とそれらの症状が続いている期間によって、ある程度判別されます。大うつ病はうつ病の一種です。治療法はうつ病の種類によって異なります。
大うつ病では、少なくとも2週間前から特定の症状が持続的に現れています。
がんの告知を受けた後に悲しみを感じるのは普通のことですが、大うつ病の診断は、悲しい気持ちだけでなく、それ以上の状態に基づいて下されます。
大うつ病の症状には以下のものがあります:
- ほとんどの時間を悲しい気持ちで過ごす。
- 以前は楽しんでいた活動に対する喜びや興味が感じられなくなる。
- 食事と睡眠の習慣に変化が生じる。
- 肉体的な、または精神的な反応が鈍くなる。
- 不穏な感覚や神経過敏。
- 原因不明の疲労を感じる。
- 何にも価値や希望を感じられない、または救いがないと感じる。
- 理由のない強い罪悪感を持つ。
- 対象に注意を向けることができなくなる。
- 延々と同じことを考え続ける。
- 死や自殺について頻繁に考える。
うつ病の症状は患者さんごとに違います。
医療提供者は患者さんとの会話を通じて、うつ病の症状がみられないかを確認します。
医療提供者は患者さんが抱いている感情を知るために、以下の話題を持ち出すことがあります:
- がんになったことをどう感じているか。このことを医師と話し合っておくと、自身の感情が通常の悲しみなのか、それともより深刻なものなのかを認識する際の目安になります。
- 患者さんの気分。自身の気分を何らかの尺度で表すように求められる場合があります。
- 抱えている症状とそれらの症状が続いている期間。
- 対人関係や仕事、あるいは普段の活動を楽しむ能力など、日常生活の中で症状が及ぼしている影響。
- ほかに生活のなかでストレスの原因になる物事。
- しっかりした社会的支援を受ける体制があるか。
- 使用している全ての薬剤と、その他に受けている全治療。薬剤の副作用やがんによって、うつ病のような症状が生じることもあります。積極的ながん治療を受けている患者さんや進行がんの患者さんには、そうした症状がよくみられます。
以上の情報は、正常な悲しみの感情とうつ病を判別するうえで、患者さんと担当医の両者に有用です。
がんが悪化した場合や治療後に再発した場合など、ストレスが増大する局面では、うつ病の有無が再確認されることもあります。
うつ病の診断を下すために、身体診察、精神状態の診察、臨床検査が実施されます。
患者さんと話すことのほかに、医師は以下の検査を実施してうつ病かどうかを調べます:
- 身体診察と病歴聴取:しこりなどの通常みられない疾患の徴候に注意しながら、総体的に身体を調べる診察法。患者さんの健康習慣、過去のうつ病などの病歴、治療歴なども聴取されます。身体診察は、患者さんの症状の原因となりうる他の要因を除外するために役立ちます。
- 臨床検査:組織や血液、尿などの身体から得られる検査材料を調べる内科的な検査法。こうした検査は疾患の診断、治療計画、治療効果の確認、長期的な病状のモニタリングなどに有用です。 臨床検査は、うつ病の症状を引き起こしている可能性のある病態を除外するために行われます。
- 精神状態検査:以下の項目を調べて、患者さんの精神状態を全般的に把握するための検査:
- 見た目とふるまい。
- 気分。
- 話す内容。
- 記憶。
- 注意力や単純な概念に対する理解力。
- うつ病の治療
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うつ病の治療法は、病気が続いている期間と生活に対する影響の大きさに基づいて決定されます。
患者さんが日常の活動を遂行できない場合や、重い症状がみられる場合、または症状が消失しない場合は、治療の必要なうつ病を患っている可能性があります。うつ病の治療では、トークセラピーや薬剤の投与、またはその両方が行われることがあります。
カウンセリングやトークセラピーは、うつ病を患っている一部のがん患者さんに有用です。
医師が患者さんに心理士または精神科医の診察を受けるよう勧めることがあります。
うつ病に対するカウンセリングやトークセラピーのプログラムは、ほとんどが個人または少人数形式で実施されます。次のようなプログラムがあります:
患者さんに適した治療プログラムの種類は1つだけとは限りません。治療プログラムでは、以下の内容を学ぶことができます:
患者さんによっては聖職者との対話が助けとなる場合もあります。
抗うつ薬はうつ病になったがん患者さんに有用です。
抗うつ薬には、うつ病とその症状を緩和する働きがあります。がんの治療の過程では、数多くの薬が使用されることもあります。一部の抗がん剤は、安全上の懸念のために、特定の抗うつ薬や食べ物、ハーブ、栄養補助食品などと一緒に使用することができません。したがって、患者さんは、使用している薬、ハーブ製品、栄養補助食品の全て(皮膚に貼るパッチ剤も含む)を担当の医療提供者に伝え、さらに他の持病や病態、抱えている症状についても連絡することが重要です。こうした情報提供は、抗うつ薬に対する望ましくない反応を予防することにつながります。
抗うつ薬の服用は、必ず医師の管理下で行うことが重要です。一部の抗うつ薬は効果が現れるまでに3~6週間かかります。通常は低用量から開始して、徐々に増量し、適正な用量を探ります。この方法は副作用の防止に有用です。抗うつ薬の服用は1年以上続くことがあります。
抗うつ薬には様々な種類のものがあります。
ほとんどの抗うつ薬は、神経伝達物質と呼ばれる化学物質の脳内量を変化させることでうつ病の治療に効果を発揮しますが、細胞の受容体に影響を及ぼす抗うつ薬もあります。神経はこれらの化学物質を使って、他の神経にメッセージを伝達します。この種の化学物質の量が増加すると、気分の向上につながります。 こうした化学物質に対して、様々な抗うつ薬がそれぞれの方法で作用し、副作用も異なります。
うつ病の治療にはいくつかの種類の抗うつ薬が使用されます:
- SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬):セロトニン(神経から神経へのメッセージの伝達に用いられる物質)がそれを作り出す神経細胞に再吸収されないようにする薬剤。つまり、他の神経細胞が利用できるセロトニンが増加します。SSRIには、シタロプラム、フルオキセチン、ビラゾドンなどの薬剤があります。
- SNRI(セロトニン-ノルエピネフリン再取り込み阻害薬):脳内化学物質のセロトニンとノルエピネフリンがそれを作り出す神経細胞に再吸収されないようにする薬剤。これにより、他の神経細胞が利用できるセロトニンとノルエピネフリンが増加します。いくつかのSNRIは、化学療法による神経障害や閉経によるほてりを軽減することもあります。SNRIには、三環系抗うつ薬などの古くからある薬剤やベンラファキシンのような新しい薬剤があります。
- NDRI(ノルエピネフリン-ドパミン再取り込み阻害薬):脳内化学物質のノルエピネフリンとドパミンが再吸収されないようにする薬剤。これにより、他の神経細胞が利用できるノルエピネフリンとドパミンが増加します。現在、うつ病の治療に使用することを承認されているNDRIは、ブプロピオンのみです。
他にも以下のような抗うつ薬が用いられます:
- ミルタザピン。
- トラゾドン。
- モノアミン酸化酵素阻害薬(MAOI)。
他の症状を治療するために、抗うつ薬とともに他の薬剤を使用することがあります。不安の軽減にベンゾジアゼピンを使用する場合や、活力や集中力を高めるために精神刺激薬を使用する場合があります。
患者さんに最適な抗うつ薬はいくつかの要因によって異なります。
患者さんに最適な抗うつ薬は、以下の要因に基づいて選択されます:
場合によっては、様々な治療法を試して、患者さんに合ったものを探す必要があります。
患者さんが抗うつ薬の交換や中止を必要とする場合、医師は患者さんを綿密に観察します。
重度な有害作用が発生したり、症状が改善しない場合は、抗うつ薬を変更するか、服用を中止する必要があります。抗うつ薬の使用を中止する場合は、前もって医師に確認してください。一部の抗うつ薬は、医師がゆっくりと減量していきます。こうした減量方法は、急に服薬を中止した場合に起こりかねない副作用を予防するために行います。
患者さんは、抗うつ薬を変更または停止した場合、それ以降に何が起こるかを知ることは重要です。担当医は、別の薬剤を開始する前に、ある薬剤の用量を減らしたり止めたりしながら、患者さんを綿密に観察します。
- がん患者さんの自殺リスク
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がん患者さんは絶望的な気持ちになって、自殺を考えることがあります。
がん患者さんは、絶望を感じることがあります。絶望を感じたら、担当医に相談してください。医師はいくつかの方法で患者さんを支援することができます。
絶望の感情は、自殺の念につながる場合があります。ご自身や知人が自殺を考えている場合は、できるだけすぐに助けを求めてください。全米自殺予防ライフライン(National Suicide Prevention Lifeline)、1-800-273-TALK(8255)に助けを求めることができます。このライフラインは24時間365日、いつでも利用可能です。耳が聞こえない人や聴覚に障害のある人は、TTYライフライン(1-800-799-4889)にご連絡ください。あらゆる相談内容は秘匿されます。うつ病と自殺の予防(英語) に関する詳細については、米国国立精神衛生研究所の情報をご覧ください。
特定の因子は、がん患者さんが自殺を考えるようになるリスクを高めることがあります。
例えば次のような因子が該当します:
絶望感や自殺願望が生じる理由を明らかにするために、評価が実施されます。
絶望感と自殺願望について医師と話し合う際に、患者さんは自身の感情や恐怖を説明でき、そうすることで感情をより制御できるようになるかもしれません。医師は、以下のような患者さんの絶望感を引き起こす要因を突き止めようとします:
- 十分に管理されない症状。
- 苦しんで死ぬことへの恐怖。
- がんとの闘病中に孤独になることへの恐怖。
患者さんは、感情的な苦痛と肉体的な痛みを軽減するための取り組みについて、明らかにすることができます。
がんやその治療による症状の管理では、自殺を防止することが重要です。
がん患者さんは自身の不快感や痛みがなくなることを絶望視していることがあります。痛みや他の症状を持続的に制御することが、以下の状態につながります:
- 苦痛が緩和される。
- より快適な気分でいられる。
- 自殺の念が浮かばなくなる。
治療では、抗うつ薬を使用することもあります。一部の抗うつ薬は効果が現れるまでに数週間を要します。抗うつ薬が効き始めるまでの苦痛を和らげるために、速効性のある薬剤が処方される場合もあります。安全のため、症状が制御されるまでは医療専門家と頻繁に連絡をとり、孤立しないようにすることが重要です。医療チームは、患者さんが社会的支援を探すための手助けをすることができます。
- 小児のうつ病
- 小児もがんに関連するうつ病になったり、他の問題を抱えたりすることがあります。
ほとんどの小児は、がんによく対処することができます。しかし少数の小児に、次のような問題がみられることがあります:
これらの問題は小児のがん治療と人生の喜びに悪影響を及ぼすことがあります。診断から治療が成功した後にいたるまで、いつでも起こる可能性があります。がん治療による晩期合併症(晩期障害)が重い小児がんの生存者では、うつ病の症状を起こしやすい傾向がみられます。
メンタルヘルスの専門家は、うつ病の小児を支援することができます。
うつ病の評価では、小児の症状や行動、病歴の確認が行われます。
成人と同じく、がんの小児はうつ状態に陥りながらも、うつ病にはならないことがあります。うつ病はそれよりも長期にわたって続き、特定の症状がみられます。ある程度の期間、食事をとらないとかよく眠れないなどの問題が続く場合は、医師が小児のうつ病を評価することがあります。うつ病を評価するために、医師は以下の点について質問します:
- 小児が疾患と治療にどのように対処しているか。
- 過去の病歴と病気に対する小児の反応。
- 小児の自尊感情。
- 家族との生活状況。
- 両親や教師などの人々から見た小児のふるまい。
- 同年代の子どもと比較したときの小児の発達状況。
医師は小児と面談を行い、一連の質問やチェックリストを用いてうつ病の診断の参考とすることもあります。
うつ病の症状は小児ごとに違います。
うつ病の診断は、症状とその継続期間に基づいて下されます。うつ病と診断される小児は、悲しい気分のほかに、次の症状のうちの少なくとも4つが2週間以上にわたって毎日続いています:
トークセラピーや抗うつ薬などの薬剤による治療が行われます。
小児のうつ病に対する主な治療法はトークセラピーです。
小児のうつ病に対する主な治療法はトークセラピーです。小児とカウンセラーが一対一で話をしたり、他の小児も交えた少人数のグループで話をしたりします。幼い小児には、トークセラピーで遊戯療法も用いられます。セラピーは小児がうつ病の感情に対処し、がんとその治療法について理解することを支援します。
抗うつ薬は、大うつ病と不安のある小児に投与されることがあります。ただし、一部の小児、十代の若者、若年の成人では、抗うつ薬がうつ病を悪化させたり、自殺願望を起こさせたりすることがあります。米国食品医薬品局は、25歳未満の患者さんが抗うつ薬を服用している場合は、うつ病が悪化している徴候や自殺願望または自殺に向かう行動の徴候がないか、綿密に監視する必要があると警告しています。
- うつ病についてさらに学ぶために
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米国国立がん研究所が提供しているうつ病に関する詳しい情報については、以下をご覧ください:
米国国立精神衛生研究所が提供しているうつ病と自殺予防に関する一般的な情報については、以下をご覧ください:
- 本PDQ要約について
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PDQについて
PDQ(Physician Data Query:医師データ照会)は、米国国立がん研究所が提供する総括的ながん情報データベースです。PDQデータベースには、がんの予防や発見、遺伝学的情報、治療、支持療法、補完代替医療に関する最新かつ公表済みの情報を要約して収載しています。ほとんどの要約について、2つのバージョンが利用可能です。専門家向けの要約には、詳細な情報が専門用語で記載されています。患者さん向けの要約は、理解しやすい平易な表現を用いて書かれています。いずれの場合も、がんに関する正確かつ最新の情報を提供しています。また、ほとんどの要約はスペイン語版も利用可能です。
PDQはNCIが提供する1つのサービスです。NCIは、米国国立衛生研究所(National Institutes of Health:NIH)の一部であり、NIHは連邦政府における生物医学研究の中心機関です。PDQ要約は独立した医学文献のレビューに基づいて作成されたものであり、NCIまたはNIHの方針声明ではありません。
本要約の目的
このPDQがん情報要約では、成人や小児における、がんに関連するうつや、自殺のリスクに関する最新の情報を記載しています。患者さんとそのご家族および介護者に情報を提供し、支援することを目的としています。医療に関する決定を行うための正式なガイドラインや推奨を示すものではありません。
査読者および更新情報
PDQがん情報要約は、編集委員会が作成し、最新の情報に基づいて更新しています。編集委員会はがんの治療やがんに関する他の専門知識を有する専門家によって構成されています。要約は定期的に見直され、新しい情報があれば更新されます。各要約の日付("原文更新日")は、直近の更新日を表しています。
患者さん向けの本要約に記載された情報は、専門家向けバージョンより抜粋したものです。専門家向けバージョンは、PDQ Supportive and Palliative Care Editorial Boardが定期的に見直しを行い、必要に応じて更新しています。
臨床試験に関する情報
臨床試験とは、例えば、ある治療法が他の治療法より優れているかどうかなど、科学的疑問への答えを得るために実施される研究のことです。臨床試験は、過去の研究結果やこれまでに実験室で得られた情報に基づき実施されます。各試験では、がんの患者さんを助けるための新しくかつより良い方法を見つけ出すために、具体的な科学的疑問に答えを出していきます。治療臨床試験では、新しい治療法の影響やその効き目に関する情報を収集します。新しい治療法がすでに使用されている治療法よりも優れていることが臨床試験で示された場合、その新しい治療法が「標準」となる可能性があります。患者さんは臨床試験への参加を検討してもよいでしょう。臨床試験の中にはまだ治療を始めていない患者さんのみを対象としているものもあります。
NCIのウェブサイトで臨床試験を検索することができます。より詳細な情報については、NCIのコンタクトセンターであるCancer Information Service(CIS)(+1-800-4-CANCER [+1-800-422-6237])にお問い合わせください。
本要約の使用許可について
PDQは登録商標です。PDQ文書の内容は本文として自由に使用することができますが、要約全体を示し、かつ定期的に更新を行わなければ、NCIのPDQがん情報要約としては認められません。しかしながら、“NCI's PDQ cancer information summary about breast cancer prevention states the risks in the following way:【ここに本要約からの抜粋を記載する】.”のような一文を書くことは許可されます。
本PDQ要約を引用する最善の方法は以下の通りです:
PDQ® Supportive and Palliative Care Editorial Board.PDQ Depression.Bethesda, MD: National Cancer Institute.Updated <MM/DD/YYYY>.Available at: https://www.cancer.gov/about-cancer/coping/feelings/depression-pdq.Accessed <MM/DD/YYYY>.[PMID: 26389474]
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