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最新の研究成果に基づいて定期的に更新している、
科学的根拠に基づくがん情報の要約です。

副鼻腔がんおよび鼻腔がんの治療(PDQ®)

  • 原文更新日 : 2016-05-06
    翻訳更新日 : 2017-02-17

PDQ Adult Treatment Editorial Board

 このPDQがん情報要約では、副鼻腔がんおよび鼻腔がんの治療に関する最新の情報を記載しています。患者さんとそのご家族および介護者に情報を提供し、支援することを目的としています。医療に関する決定を行うための正式なガイドラインや推奨を示すものではありません。

 PDQがん情報要約は、編集委員会が作成し、最新の情報に基づいて更新しています。編集委員会はがんの治療やがんに関する他の専門知識を有する専門家によって構成されています。要約は定期的に見直され、新しい情報があれば更新されます。各要約の日付("最終更新日")は、直近の更新日を表しています。患者さん向けの本要約に記載された情報は、専門家向けバージョンより抜粋したものです。専門家向けバージョンは、PDQ Adult Treatment Editorial Boardが定期的に見直しを行い、必要に応じて更新しています。

副鼻腔がんおよび鼻腔がん

副鼻腔がんと鼻腔がんについての一般的な情報

副鼻腔がんと鼻腔がんは、副鼻腔または鼻腔の組織の中にがん(悪性)細胞ができる疾患です。

副鼻腔

「副鼻」とは「鼻の近くにある」という意味です。副鼻腔とは、鼻の周囲に存在する空気で満たされたいくつかの小さな空洞のことです。副鼻腔の内部は粘液(呼吸による鼻の内部の乾燥を防いでいる液体)を分泌する細胞によって覆われています。



副鼻腔の解剖図:前頭洞、篩骨洞、上顎洞、蝶形骨洞の正面図と側面図を示す。鼻腔と咽頭(喉)も示されている。



副鼻腔(鼻の周囲の骨の間に存在する空洞)の解剖図。



副鼻腔は複数存在し、それぞれ周辺にある骨に応じた名前が付けられています:


  • 前頭洞:額の骨の下部、鼻の上方に位置する。

  • 上顎洞:頬骨の内部の鼻の左右両側に位置する。

  • 篩骨洞(しこつどう):鼻の上部のすぐそば、左右の眼の間に位置する。

  • 蝶形骨洞:鼻の奥の方、頭蓋骨の中心部に位置する。

鼻腔

鼻の孔は に通じていて、そこは2つの鼻道に分かれています。呼吸時にはこれらの通路を通って空気が移動します。鼻腔は口腔の天井部分を構成する骨の上方に位置しており、その後方部は下に曲がって咽頭(喉)へとつながっています。鼻の孔から少し中に入った所は鼻前庭と呼ばれています。それぞれの鼻道の天井部分には特殊な細胞で構成される小さな領域があり、そこから脳へと信号が送られ、それがにおいの感覚として感じとられます。

副鼻腔と鼻腔はともに、空気をろ過して暖め、さらにに送られる前にその空気に湿気を加えるという働きを担っています。また、副鼻腔の内部と呼吸器系の他の部分における空気の動きが人の発声に関与しています。

副鼻腔がんと鼻腔がんは、頭頸部がんの一種です。

副鼻腔と鼻腔に存在する様々な種類の細胞が悪性細胞に変化する可能性があります。

副鼻腔がんと鼻腔がんのうち最も多くみられるのは、扁平上皮がんと呼ばれる種類のものです。この種類のがんは、副鼻腔と鼻腔の表面を覆っている扁平上皮細胞(薄くて扁平な形をした細胞)から発生します。

その他の種類の副鼻腔がんと鼻腔がんとしては以下のものがあります:


副鼻腔がんと鼻腔がんのリスクを高める要因には、職場における特定の化学物質または粉塵への曝露があります。

疾患が発生する可能性を増大させるものは全てリスク因子と呼ばれます。リスク因子を持っていれば必ずがんになるというわけではありませんし、リスク因子を持っていなければがんにならないというわけでもありません。リスクについて不安がある場合は、担当の医師にご相談ください。副鼻腔がんと鼻腔がんのリスク因子には以下のものがあります:


  • 以下のような職業の職場において特定の化学物質や粉塵に曝されること:
    • 家具製造業。

    • 製材業。

    • 木工業(大工職)。

    • 製靴業。

    • 金属メッキ加工業。

    • 製粉業または製パン業。


  • ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染していること。

  • 男性かつ40歳以上であること。

  • 喫煙の習慣があること。

副鼻腔がんと鼻腔がんの徴候には、副鼻腔の異常と鼻出血があります。

これらの徴候症状などは、副鼻腔がんと鼻腔がんや他の病態によって引き起こされます。早には、全く徴候や症状が現れない場合もあります。腫瘍が大きくなるにつれて、徴候や症状が現れてくることがあります。以下の問題がみられる場合は担当の医師にご相談ください:


  • 治らない鼻づまり、または鼻腔周辺の圧迫感。

  • 頭痛または鼻腔周辺の痛み。

  • 鼻水。

  • 鼻血。

  • 鼻の中にできて治らないしこりやただれ。

  • 顔面または口腔の天井部分にできたしこり。

  • 顔面の感覚の麻痺あるいはチクチクとした痛み。

  • 眼球の腫れやその他の眼球の異常(例、物が二重に見える、左右の眼が互いに違う方向に向く)。

  • 上側の歯の痛み、歯のぐらつき、義歯(入れ歯)の不適合。

  • 耳の内部の痛みや圧迫感。

副鼻腔がんと鼻腔がんの発見と診断には、副鼻腔と鼻腔を調べる検査法が用いられます。

以下のような検査法や手技が用いられます:


  • 身体診察と病歴聴取:しこりなどの通常みられない疾患の徴候に注意しながら、総体的に身体を調べる診察法。患者さんの健康習慣、過去の病歴、治療歴なども調べます。

  • 鼻腔、顔面、頸部の診察:長い柄のついた小さな鏡を用いて鼻の内部を観察して異常な部分がないか調べるとともに、顔面と頸部についてしこりやリンパ節の腫れがないかを調べる検査法。

  • 頭部や頸部のX線検査:X線とは放射線の一種で、これを人の体を通してフィルム上に照射すると、そのフィルム上に体内領域の画像が映し出されます。

  • MRI(磁気共鳴画像法):磁気、電波、コンピュータを用いて、体内領域の精細な連続画像を作成する検査法。この検査法は核磁気共鳴画像法(NMRI)とも呼ばれます。

  • 生検 :細胞や組織を採取する手技のことで、採取されたサンプルは病理医によって顕微鏡で観察され、がんの徴候がないか調べられます。生検には以下の3種類があります:
    • 穿刺吸引(FNA)生検 :細い針を用いて組織または液体を採取する手技。

    • 切開生検 :外見が正常ではない組織の一部を切除する手技。

    • 摘出生検 :外見が正常ではない組織を全て切除する手技。


  • 鼻腔鏡検査 :鼻の内部を観察して、異常な部分がないかを調べる検査法。まず鼻腔鏡を鼻の中に挿入します。鼻腔鏡とは、観察用のライトとレンズを備えた細いチューブ状の器具のことです。鼻腔鏡に付属した特殊な器具を用いて、組織サンプルを採取することもあります。採取された組織サンプルは病理医によって顕微鏡で観察され、がんの徴候がないか調べられます。

  • 喉頭鏡検査 喉頭(発声器)に異常な部分がないかを調べる検査法。鏡または喉頭鏡(観察用のライトとレンズを備えた細いチューブ状の器具)を口から挿入して、喉頭を調べます。喉頭鏡に付属した特殊な器具を用いて、組織サンプルを採取することもあります。採取された組織サンプルは病理医によって顕微鏡で観察され、がんの徴候がないか調べられます。

特定の要因が予後(回復の見込み)や治療法の選択肢に影響を及ぼします。

予後回復の見込み)と治療の選択を左右する因子には以下のものがあります:


  • 副鼻腔内または鼻腔内で最初に腫瘍が発生した位置。

  • 腫瘍の大きさ。

  • がんの種類。

  • 患者さんの年齢と健康状態。

  • 新たに診断されたがんか、再発した(再び現れた)がんか。

副鼻腔がんと鼻腔がんでは、診断された時点ですでに大きく拡がっていて治癒が困難となっていることがしばしばあります。また、治療が終わった後も、頭部または頸部において別の種類のがんが発生するリスクが高いことから、入念な経過観察を生涯にわたって頻繁に行っていくことが重要です。

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副鼻腔がんと鼻腔がんの病期

副鼻腔がんや鼻腔がんの診断がついた後には、がん細胞の副鼻腔または鼻腔内での拡がりや他の部位への転移の有無を明らかにするために、さらに検査が行われます。

がん副鼻腔または 内での拡がりや他の部位への転移の有無を調べていくプロセスは、病期分類と呼ばれます。この過程で集められた情報を基にして病期が判定されます。治療計画を立てるためには病期を把握しておくことが重要です。病期分類の過程では、以下のような検査法や手技が用いられます:


  • 内視鏡検査 :体内の臓器組織を観察して異常な部分がないかを調べる検査法。鼻の孔や口などの体の開口部から内視鏡を挿入します。内視鏡とは、観察用のライトとレンズを備えた細いチューブ状の器具のことです。リンパ節などの組織のサンプルを採取するための器具が付いているものもあり、それで切除された組織は、顕微鏡での観察によって疾患の徴候がないか調べられます。

  • CTスキャン(CATスキャン):体内の領域を様々な角度から撮影して、精細な連続画像を作成する検査法。この画像はX線装置に接続されたコンピュータによって作成されます。臓器や組織をより鮮明に映し出すために、造影剤静脈内に注射したり、患者さんに造影剤を飲んでもらったりする場合もあります。この検査法はコンピュータ断層撮影法(CT)やコンピュータ体軸断層撮影法(CAT)とも呼ばれます。

  • 胸部X線検査:胸部の臓器と骨のX線検査。X線は放射線の一種で、これを人の体を通してフィルム上に照射すると、そのフィルム上に体内領域の画像が映し出されます。

  • ガドリニウムを用いたMRI(磁気共鳴画像法):磁気、電波、コンピュータを用いて、体内領域の精細な連続画像を作成する検査法。まずガドリニウムと呼ばれる物質を患者さんの静脈内に注射します。ガドリニウムにはがん細胞の周辺に集まる性質があるため、撮影された画像ではがん細胞が明るく映し出されます。この検査法は核磁気共鳴画像法(NMRI)とも呼ばれます。

  • PETスキャン(陽電子放射断層撮影):体内の悪性の 腫瘍細胞を検出するための検査法。まず放射性ブドウ糖溶液を少量だけ静脈内に注射します。その後、周囲を回転しながら体の内部を調べていくPETスキャナという装置を用いて、ブドウ糖が消費されている体内の領域を示す画像を作成していきます。悪性腫瘍細胞は、正常な細胞よりも活発でブドウ糖をより多く取り込む性質があるため、画像ではより明るく映し出されます。

  • 骨スキャン :骨の内部に活発に分裂している細胞(がん細胞など)が存在していないかを調べる検査法。まず、ごく少量の放射性物質を静脈内に注入し、血液に乗せて全身に巡らせます。この放射性物質には骨に集まっていく性質があるため、これをスキャナを用いて検出します。

体内でのがんの拡がり方は3種類に分けられます。

がんは組織リンパ系血液を介して拡がります:


  • 組織。がんは発生した場所から隣接する領域に拡がります。

  • リンパ系。がんは発生した場所からリンパ系に侵入して拡がります。がんはリンパ管を介して体内の他の部位へ移動します。

  • 血液。がんは発生した場所から血液に侵入して拡がります。がんは血管を介して体内の他の部位へ移動します。

がんは発生した場所から体内の他の部位に拡がることがあります。

がんが体内の他の部位に拡がることを転移と呼びます。がん細胞は発生した場所(原発腫瘍)から分離し、リンパ系や血液を介して移動します。


  • リンパ系。がんがリンパ系に侵入し、リンパ管を通って体内の他の部位へ移動して、そこで腫瘍転移性腫瘍)を形成します。

  • 血液。がんが血液中に侵入し、血管を通って体内の他の部位へ移動して、そこで腫瘍(転移性腫瘍)を形成します。

転移性腫瘍は、原発腫瘍と同じ種類の腫瘍です。例えば、鼻腔がんがに転移した場合、肺にできたがん細胞は、実際は鼻腔がんの細胞です。この疾患は転移性鼻腔がんであり、肺がんではありません。

蝶形骨洞と前頭洞のがんには、標準的な病期分類システムがありません。


腫瘍の大きさを日常の身近な物と比べた図:様々な腫瘍の大きさと豆、ピーナッツ、クルミ、ライムとを比較している。



豆、ピーナッツ、クルミ、ライムによって腫瘍の大きさを示しています。



上顎洞がんでは、以下のような病期が用いられます:
0期(上皮内がん)

0期では、上顎洞の最も内側を覆う組織に異常な 細胞が認められます。こうした異常細胞は、がん化して周辺の正常組織に拡がっていく可能性があります。0期は上皮内がんとも呼ばれます。

I期

I期では、上顎洞粘膜にすでにがんが形成されています。

II期

II期では、がんが口腔の天井部分や鼻を含む上顎洞周囲の骨に拡がっていますが、上顎洞後方の骨や頭蓋骨の底部には達していません。

III期

III期では、がんが以下のいずれかの領域に拡がっています:


または、

がんと同じ側の頸部にある1ヵ所のリンパ節にがんが転移しており、そのリンパ節の大きさは3cm以下です。さらに、以下のいずれかの領域にがんが拡がっています:


  • 上顎洞の内側を覆っている層。

  • 口腔の天井部分や鼻を含む上顎洞の周囲の骨。

  • 皮下組織。

  • 眼窩。

  • 頭蓋骨の底部。

  • 篩骨洞。

IV期

IV期は、IVA期、IVB期、IVC期に分けられます。

IVA期

IVA期では、がんが以下のいずれかの領域に拡がっています:


  • がんと同じ側の頸部にある1ヵ所のリンパ節(大きさは3cmを超えるが6cm以下);または、

  • 原発腫瘍と同じ側の頸部にある複数のリンパ節(大きさは全て6cm以下);または、

  • 原発腫瘍と反対側の頸部または両側の頸部にある複数のリンパ節(大きさは全て6cm以下)。

さらに、以下のいずれかの領域にも拡がっています:


  • 上顎洞の内側を覆っている層。

  • 口腔の天井部分や鼻を含む上顎洞の周囲の骨。

  • 皮下組織

  • 眼窩。

  • 頭蓋骨の底部。

  • 篩骨洞

または、

以下のいずれかの領域にがんが拡がっています:


  • 眼の前部。

  • 頬の皮膚。

  • 頭蓋骨の底部。

  • 下顎の奥。

  • 両眼の間の骨。

  • 蝶形骨洞または前頭洞

さらに、頸部のいずれかにある1ヵ所以上のリンパ節(大きさは全て6cm以下)に転移している場合もあります。

IVB期

IVB期では、がんが以下のいずれかの領域に拡がっています:


  • 眼の後部。

  • 脳。

  • 頭蓋骨の中央部。

  • 脳に続く頭部の神経

  • 鼻の後方に位置する咽頭の上部。

  • 頭蓋骨の底部。

さらに、頸部のいずれかにある1ヵ所以上のリンパ節(大きさは様々)にがんが転移している場合もあります。

または、

がんが1ヵ所のリンパ節(6cmを超える)に転移しています。さらに、上顎洞の内部や周辺のいずれかにがんが認められる場合もあります。

IVC期

IVC期では、がん上顎洞の内部や周辺のいずれかに認められる場合や複数のリンパ節に転移している場合があり、さらになどの上顎洞から遠く離れた臓器に転移しています。

鼻腔がんと篩骨洞がんでは、以下の病期が用いられます:
0期(上皮内がん)

0期では、 または篩骨洞の最も内側を覆う組織に異常な 細胞が認められます。こうした異常細胞は、がん化して周辺の正常組織に拡がっていく可能性があります。0期は上皮内がんとも呼ばれます。

I期

I期では、すでにがんが形成されており、( または篩骨洞のいずれかの)1つの領域のみにがんが認められ、骨に転移している場合もあります。

II期

II期では、がんが( または篩骨洞のいずれかの)互いに近接する2つの領域に認められるか、または副鼻腔に隣接する領域に拡がっています。さらに、がんが骨に転移している場合もあります。

III期

III期では、がんが以下のいずれかの領域に拡がっています:


  • 眼窩。

  • 上顎洞

  • 口蓋(口腔の天井部分)。

  • 両眼の間の骨。

または、

がんと同じ側の頸部にある1ヵ所のリンパ節にがんが転移しており、そのリンパ節の大きさは3cm以下です。さらに、以下のいずれかの領域にがんが拡がっています:



  • 篩骨洞

  • 眼窩。

  • 上顎洞。

  • 口蓋(口腔の天井部分)。

  • 両眼の間の骨。

IV期

IV期は、IVA期、IVB期、IVC期に分けられます。

IVA期

IVA期では、がんが以下のいずれかの領域に拡がっています:


  • がんと同じ側の頸部にある1ヵ所のリンパ節(大きさは3cmを超えるが6cm以下);または、

  • 原発腫瘍と同じ側の頸部にある複数のリンパ節(大きさは全て6cm以下);または、

  • 原発腫瘍と反対側の頸部または両側の頸部にある複数のリンパ節(大きさは全て6cm以下)。

さらに、以下のいずれかの領域にも拡がっています:


または、

以下のいずれかの領域にがんが拡がっています:


さらに、頸部のいずれかにある1ヵ所以上のリンパ節(大きさは全て6cm以下)にがんが転移している場合もあります。

IVB期

IVB期では、がんが以下のいずれかの領域に拡がっています:


  • 眼の後部。

  • 脳。

  • 頭蓋骨の中央部。

  • 脳に続く頭部の神経

  • 鼻の後方に位置する咽頭の上部。

  • 頭蓋骨の底部。

さらに、頸部のいずれかにある1ヵ所以上のリンパ節(大きさは様々)にがんが転移している場合もあります。

または、

がんが1ヵ所のリンパ節(6cmを超える)に転移しています。さらに、 篩骨洞の内部や周辺のいずれかにがんが拡がっている場合があります。

IVC期

IVC期では、がんが、 篩骨洞の内部や周辺のいずれかに拡がっている場合や複数のリンパ節に転移している場合があり、さらになどの鼻腔や篩骨洞から遠く離れた臓器に転移しています。

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再発副鼻腔がんと再発鼻腔がん

再発 副鼻腔がんと鼻腔がんとは、治療後に再発した(再び現れた)がんのことをいいます。再発は、副鼻腔 に生じることもあれば、これら以外の場所に発生することもあります。

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治療選択肢の概要

副鼻腔がんと鼻腔がんの患者さんには様々な治療法が存在します。

副鼻腔がんと鼻腔がんの患者さんは、様々な治療を受けることができます。そのなかには標準治療(現在使用されている治療法)もあれば、臨床試験において検証中のものもあります。治療法の臨床試験とは、既存の治療法を改良したり、がんの患者さんのための新しい治療法について情報を集めたりすることを目的とした調査研究です。複数の臨床試験で現在の標準治療より新しい治療法のほうが良好であることが明らかになった場合は、その新しい治療法が標準治療となります。患者さんは臨床試験への参加を検討してもよいでしょう。臨床試験の中にはまだ治療を始めていない患者さんのみを対象としているものもあります。

副鼻腔がんと鼻腔がんの治療では、頭頸部がんの治療に精通した医師で構成されるチームによって治療計画が作成されるべきです。

この疾患の治療は腫瘍内科医(がんの治療を専門とする医師)が指揮することになります。腫瘍内科医は、頭頸部がんの治療に精通した他の医師や特定の医療分野やリハビリテーションを専門とする医師と協力しながら治療に取り組んでいきます。副鼻腔がんや鼻腔がんの患者さんには、がんの副作用やがん治療の副作用に適応していくために特別な支援が必要となってくる場合があります。副鼻腔 の周囲の組織や骨を大量に切除した場合には、その領域を修復ないし再建するために形成手術が行われることがあります。治療チームには以下のような専門家が参加します:


標準治療として以下の3種類が用いられています:
手術

副鼻腔がんと鼻腔がんでは、全ての病期を通じて手術(外科的な手法でがんを取り除く治療法)が一般的な治療法です。手術法としては、がん組織とその周辺の正常組織と骨の一部を切除する方法があります。がんがリンパ節に転移している場合には、頸部からそのリンパ節とその他の組織を切除する手術が実施されることもあります。

たとえ医師が手術の際に確認できる全てのがんを切除したとしても、患者さんによっては、残っているがん細胞を全て死滅させることを目的として、術後に化学療法放射線療法が実施される場合があります。このようにがんの再発リスクを低減させるために手術の後に行われる治療は、術後補助療法と呼ばれます。

放射線療法

放射線療法は、高エネルギーX線などの放射線を利用してがん細胞の死滅や増殖阻止を図る治療法です。放射線療法には2種類のものがあります。外照射療法は、体外に設置された装置を用いてがんに放射線を照射する方法です。ときには、放射線の総照射量を均等に分割して、それを数日間にわたって照射していく方法が用いられる場合もあります。この方法は分割放射線療法と呼ばれます。内照射療法は、放射性物質を針やシード、ワイヤー、カテーテルなどの中に封入し、それをがん組織の内部または周辺に直接留置する方法です。放射線療法の実施方法は、治療対象となるがんの種類と病期に応じて異なります。

頭頸部の体外照射療法:図は、高エネルギー放射線をがんに照射する装置の下で、台に患者が横たわっているところを示している。拡大図は、施術中に患者の頭頸部が動かないように固定するメッシュマスクを示している。マスクには小さい印が記された複数の白いテープが付いている。この印は、毎回の施術前に放射線装置を同じ位置に合わせるためのものである。



頭頸部の体外照射療法。高エネルギー放射線をがんに照射する装置を使用します。この装置は患者の周囲を回転し、様々な角度から放射線を照射することで、病巣の形状に精細に沿った照射を行います。メッシュマスクを使用して、施術中に患者の頭頸部が動かないように固定します。マスク上に小さい印が付けられています。この印は、毎回の施術前に放射線装置を同じ位置に合わせるためのものです。



甲状腺または下垂体に対して外照射療法を行った場合は、甲状腺の機能に変化が生じることがあります。そのため治療の開始前と終了後に甲状腺の検査が行われることがあります。

化学療法

化学療法は、を用いてがん細胞を殺傷したりその細胞分裂を妨害したりすることによって、がんの増殖を阻止する治療法です。化学療法が経口投与や静脈内または筋肉内への注射によって行われる場合、投与された薬は血流に入って全身のがん細胞に到達します(全身化学療法)。脳脊髄液内や臓器内、あるいは腹部などの体腔内に薬剤を直接注入する化学療法では、その領域にあるがん細胞に薬が集中的に作用します(局所化学療法)。併用化学療法は複数の抗がん剤を使用する治療法です。

化学療法の実施方法は、治療対象となるがんの種類と病期に応じて異なります。

詳しい情報については、頭頸部がんに対する使用が承認されている薬剤(英語)をご覧ください。(副鼻腔がんと鼻腔がんは、頭頸部がんの一種です。)

この他にも新しい治療法が臨床試験で検証されています。

臨床試験に関する情報は、NCIのウェブサイトから入手することができます。

患者さんは臨床試験への参加を検討してもよいでしょう。

患者さんによっては、臨床試験に参加することが治療に関する最良の選択肢となる場合もあります。臨床試験はがんの研究プロセスの一部を構成するものです。臨床試験は、新しいがんの治療法が安全かつ有効であるかどうか、あるいは標準治療よりも優れているかどうかを確かめることを目的に実施されます。

今日のがんの標準治療の多くは以前に行われた臨床試験に基づくものです。臨床試験に参加する患者さんは、標準治療を受けることになる場合もあれば、新しい治療法を初めて受けることになる場合もあります。

患者さんが臨床試験に参加することは、将来のがんの治療法を改善することにもつながります。たとえ臨床試験が効果的な新しい治療法の発見につながらなくても、重要な問題に対する解答が得られる場合も多く、研究を前進させることにつながるのです。

患者さんはがん治療の開始前や開始後にでも臨床試験に参加することができます。

ただし一部には、まだ治療を受けたことのない患者さんだけを対象とする臨床試験もあります。一方、別の治療では状態が改善されなかった患者さんに向けた治療法を検証する試験もあります。がんの再発を阻止したり、がん治療の副作用を軽減したりするための新しい方法を検証する臨床試験もあります。

臨床試験は米国各地で行われています。詳しくは、治療選択肢のセクションにある現在進行中の治療臨床試験へのリンクを参照してください。そこで検索された情報はNCIの臨床試験一覧のものです。

フォローアップ検査が必要となることもあります。

がんの診断病期判定のために実施される検査のなかには、繰り返し行われるものがあります。治療の奏効の程度を確かめるために繰り返し行われる検査もあります。治療の継続、変更、中止などの決定はこうした検査の結果に基づいて判断されます。

治療が終わってからも度々受けることになる検査もあります。こうした検査の結果から、患者さんの状態の変化やがんの再発(再び現れること)の有無を知ることができます。こうした検査はフォローアップ検査または定期検査と呼ばれることがあります。

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病期ごとの治療選択肢

I期の副鼻腔がんと鼻腔がん

I副鼻腔がんと鼻腔がんに対する治療法は、副鼻腔 のなかでがんが存在する位置に応じて、以下のように異なります:


  • がんが上顎洞にある場合は、通常、手術と場合により放射線療法

  • がんが篩骨洞にある場合は、通常、放射線療法と手術のいずれかまたは両方。

  • がんが蝶形骨洞にある場合は、上咽頭がんに対する治療法と同じで、通常、放射線療法。(詳しい情報については、PDQ上咽頭がんの治療に関する要約をご覧ください。)

  • がんが鼻腔にある場合は、通常、手術と放射線療法のいずれかまたは両方。

  • がんが鼻前庭にある場合は、通常、手術か放射線療法。

  • 内反性乳頭腫に対する治療法は、通常、手術と場合によっては放射線療法。

  • 黒色腫肉腫には、手術と場合により放射線療法と化学療法

  • 正中線肉芽腫に対する治療法は、通常、放射線療法。

NCI支援のがん臨床試験リストから、I期副鼻腔がんと鼻腔がんの患者さんを現在受け入れている臨床試験を調べることができます(なお、このサイトは日本語検索に対応しておりません。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。試験の場所、治療のタイプ、薬剤の名前など、他の検索要素を用いて絞り込み検索を行うと、より具体的な結果が得られます。ご自身に適した臨床試験については、担当の医師にご相談ください。NCIのウェブサイトから臨床試験についての一般的な情報をご覧いただけます。

II期の副鼻腔がんと鼻腔がん

II副鼻腔がんと鼻腔がんに対する治療法は、副鼻腔 のなかでがんが存在する位置に応じて、以下のように異なります:


  • がんが上顎洞にある場合は、通常、手術と、その前または後の高線量放射線 療法

  • がんが篩骨洞にある場合は、通常、放射線療法と手術のいずれかまたは両方。

  • がんが蝶形骨洞にある場合は、通常、上咽頭がんに対する治療法と同じで、放射線療法と場合により化学療法。(詳しい情報については、PDQ上咽頭がんの治療に関する要約をご覧ください。)

  • がんが鼻腔にある場合は、通常、手術と放射線療法のいずれかまたは両方。

  • がんが鼻前庭にある場合は、通常、手術か放射線療法。

  • 内反性乳頭腫に対する治療法は、通常、手術と場合により放射線療法。

  • 黒色腫肉腫に対する治療法は、通常、手術と場合により放射線療法と化学療法。

  • 正中線肉芽腫に対する治療法は、通常、放射線療法。

NCI支援のがん臨床試験リストから、II期副鼻腔がんと鼻腔がんの患者さんを現在受け入れている臨床試験を調べることができます(なお、このサイトは日本語検索に対応しておりません。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。試験の場所、治療のタイプ、薬剤の名前など、他の検索要素を用いて絞り込み検索を行うと、より具体的な結果が得られます。ご自身に適した臨床試験については、担当の医師にご相談ください。NCIのウェブサイトから臨床試験についての一般的な情報をご覧いただけます。

III期の副鼻腔がんと鼻腔がん

III副鼻腔がんと鼻腔がんに対する治療法は、副鼻腔 のなかでがんが存在する位置に応じて、以下のように異なります:

がんが上顎洞にある場合には以下のような治療法があります:


がんが篩骨洞にある場合には以下のような治療法があります:


  • 手術とその後の放射線療法

  • 併用化学療法の実施後に手術か放射線療法を行う臨床試験への参加。

  • 手術または他のがん治療の実施後に併用化学療法を行う臨床試験への参加。

がんが蝶形骨洞にある場合は、通常、上咽頭がんに対する治療法と同じで、放射線療法と場合により化学療法。(詳しい情報については、PDQ上咽頭がんの治療に関する要約をご覧ください。)

がんが鼻腔にある場合には以下のような治療法があります:


  • 手術と放射線療法のいずれかまたは両方。

  • 放射線療法と化学療法。

  • 併用化学療法の実施後に手術か放射線療法を行う臨床試験への参加。

  • 手術または他のがん治療の実施後に併用化学療法を行う臨床試験への参加。

内反性乳頭腫に対する治療法は、通常、場合によっては放射線療法を伴う手術となります。

黒色腫肉腫の治療法には以下のようなものがあります:


  • 手術。

  • 放射線療法。

  • 手術、放射線療法、および化学療法。

正中線肉芽腫に対する治療法は、通常、放射線療法となります。

がんが鼻前庭にある場合には以下のような治療法があります:


  • 場合によっては手術を伴う外照射療法内照射療法のいずれかまたは両方。

  • 併用化学療法の実施後に手術か放射線療法を行う臨床試験への参加。

  • 手術または他のがん治療の実施後に併用化学療法を行う臨床試験への参加。

NCI支援のがん臨床試験リストから、III期副鼻腔がんと鼻腔がんの患者さんを現在受け入れている臨床試験を調べることができます(なお、このサイトは日本語検索に対応しておりません。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。試験の場所、治療のタイプ、薬剤の名前など、他の検索要素を用いて絞り込み検索を行うと、より具体的な結果が得られます。ご自身に適した臨床試験については、担当の医師にご相談ください。NCIのウェブサイトから臨床試験についての一般的な情報をご覧いただけます。

IV期の副鼻腔がんと鼻腔がん

IV副鼻腔がんと鼻腔がんに対する治療法は、副鼻腔 のなかでがんが存在する位置に応じて、以下のように異なります:

がんが上顎洞にある場合には以下のような治療法があります:


がんが篩骨洞にある場合には以下のような治療法があります:


  • 手術とその前またはその後の放射線療法。

  • 放射線療法と化学療法。

  • 化学療法の実施後に手術か放射線療法を行う臨床試験への参加。

  • 手術または他のがん治療の実施後に化学療法を行う臨床試験への参加。

  • 化学療法と放射線療法を行う臨床試験への参加。

がんが蝶形骨洞にある場合の治療法は、通常、上咽頭がんに対する治療法と同じで、場合によっては化学療法を伴う放射線療法となる。(詳しい情報については、PDQ上咽頭がんの治療に関する要約をご覧ください。)

がんが鼻腔にある場合には以下のような治療法があります:


  • 手術と放射線療法のいずれかまたは両方。

  • 放射線療法と化学療法。

  • 化学療法の実施後に手術か放射線療法を行う臨床試験への参加。

  • 手術または他のがん治療の実施後に化学療法を行う臨床試験への参加。

  • 化学療法と放射線療法を行う臨床試験への参加。

内反性乳頭腫に対する治療法は、通常、場合によっては放射線療法を伴う手術となります。

黒色腫肉腫の治療法には以下のようなものがあります:


  • 手術。

  • 放射線療法。

  • 化学療法。

正中線肉芽腫に対する治療法は、通常、放射線療法となります。

がんが鼻前庭にある場合には以下のような治療法があります:


  • 場合によっては手術を伴う外照射療法内照射療法のいずれかまたは両方。

  • 化学療法の実施後に手術か放射線療法を行う臨床試験への参加。

  • 手術または他のがん治療の実施後に化学療法を行う臨床試験への参加。

  • 化学療法と放射線療法を行う臨床試験への参加。

NCI支援のがん臨床試験リストから、IV期副鼻腔がんと鼻腔がんの患者さんを現在受け入れている臨床試験を調べることができます(なお、このサイトは日本語検索に対応しておりません。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。試験の場所、治療のタイプ、薬剤の名前など、他の検索要素を用いて絞り込み検索を行うと、より具体的な結果が得られます。ご自身に適した臨床試験については、担当の医師にご相談ください。NCIのウェブサイトから臨床試験についての一般的な情報をご覧いただけます。

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再発副鼻腔がんと再発鼻腔がんの治療選択肢

再発した副鼻腔がんと鼻腔がんに対する治療法は、副鼻腔 のなかでがんが存在する位置に応じて、以下のように異なります:

がんが上顎洞にある場合には以下のような治療法があります:


がんが篩骨洞にある場合には以下のような治療法があります:


  • 手術と放射線療法のいずれかまたは両方。

  • 症状を和らげ生活の質を高める緩和療法としての化学療法。

  • 化学療法の臨床試験への参加。

がんが蝶形骨洞にある場合の治療法は、上咽頭がんに対する治療法と同じで、場合によっては化学療法を伴う放射線療法などが考えられます。(詳しい情報については、PDQ上咽頭がんの治療に関する要約をご覧ください。)

がんが鼻腔にある場合には以下のような治療法があります:


  • 手術と放射線療法のいずれかまたは両方。

  • 症状を和らげ生活の質を高める緩和療法としての化学療法。

  • 化学療法の臨床試験への参加。

内反性乳頭腫に対する治療法は、通常、場合によっては放射線療法を伴う手術となります。

黒色腫肉腫の治療法には以下のようなものがあります:


  • 手術。

  • 症状を和らげ生活の質を高める緩和療法としての化学療法。

正中線肉芽腫に対する治療法は、通常、放射線療法となります。

がんが鼻前庭にある場合には以下のような治療法があります:


  • 手術と放射線療法のいずれかまたは両方。

  • 症状を和らげ生活の質を高める緩和療法としての化学療法。

  • 化学療法の臨床試験への参加。

NCI支援のがん臨床試験リストから、再発副鼻腔がんと鼻腔がんの患者さんを現在受け入れている臨床試験を調べることができます(なお、このサイトは日本語検索に対応しておりません。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。試験の場所、治療のタイプ、薬剤の名前など、他の検索要素を用いて絞り込み検索を行うと、より具体的な結果が得られます。ご自身に適した臨床試験については、担当の医師にご相談ください。NCIのウェブサイトから臨床試験についての一般的な情報をご覧いただけます。

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副鼻腔がんおよび鼻腔がんについてさらに学ぶために

米国国立がん研究所が提供している副鼻腔がんおよび鼻腔がんに関する詳しい情報については、以下をご覧ください:


米国国立がん研究所が提供している一般的ながん情報とその他の資源については、以下をご覧ください:


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本PDQ要約について

PDQについて

PDQ(Physician Data Query:医師データ照会)は、米国国立がん研究所が提供する総括的ながん情報データベースです。PDQデータベースには、がんの予防や発見、遺伝学的情報、治療、支持療法、補完代替医療に関する最新かつ公表済みの情報を要約して収載しています。ほとんどの要約について、2つのバージョンが利用可能です。専門家向けの要約には、詳細な情報が専門用語で記載されています。患者さん向けの要約は、理解しやすい平易な表現を用いて書かれています。いずれの場合も、がんに関する正確かつ最新の情報を提供しています。また、ほとんどの要約はスペイン語版も利用可能です。

PDQはNCIが提供する1つのサービスです。NCIは、米国国立衛生研究所(National Institutes of Health:NIH)の一部であり、NIHは連邦政府における生物医学研究の中心機関です。PDQ要約は独立した医学文献のレビューに基づいて作成されたものであり、NCIまたはNIHの方針声明ではありません。

本要約の目的

このPDQがん情報要約では、副鼻腔がんおよび鼻腔がんの治療に関する最新の情報を記載しています。患者さんとそのご家族および介護者に情報を提供し、支援することを目的としています。医療に関する決定を行うための正式なガイドラインや推奨を示すものではありません。

査読者および更新情報

PDQがん情報要約は、編集委員会が作成し、最新の情報に基づいて更新しています。編集委員会はがんの治療やがんに関する他の専門知識を有する専門家によって構成されています。要約は定期的に見直され、新しい情報があれば更新されます。各要約の日付("最終更新日")は、直近の更新日を表しています。

患者さん向けの本要約に記載された情報は、専門家向けバージョンより抜粋したものです。専門家向けバージョンは、PDQ Adult Treatment Editorial Boardが定期的に見直しを行い、必要に応じて更新しています。

臨床試験に関する情報

臨床試験とは、例えば、ある治療法が他の治療法より優れているかどうかなど、科学的疑問への答えを得るために実施される研究のことです。臨床試験は、過去の研究結果やこれまでに実験室で得られた情報に基づき実施されます。各試験では、がんの患者さんを助けるための新しくかつより良い方法を見つけ出すために、具体的な科学的疑問に答えを出していきます。治療臨床試験では、新しい治療法の影響やその効き目に関する情報を収集します。新しい治療法がすでに使用されている治療法よりも優れていることが臨床試験で示された場合、その新しい治療法が「標準」となる可能性があります。患者さんは臨床試験への参加を検討してもよいでしょう。臨床試験の中にはまだ治療を始めていない患者さんのみを対象としているものもあります。

PDQには臨床試験のリストが掲載されており、NCIのウェブサイトから臨床試験を検索することができます。また、PDQには、臨床試験に参加している多数のがん専門医のリストも掲載されています。より詳細な情報については、Cancer Information Service(+1-800-4-CANCER [+1-800-422-6237])にお問い合わせください。

本要約の使用許可について

PDQは登録商標です。PDQ文書の内容は本文として自由に使用することができますが、要約全体を示し、かつ定期的に更新を行わなければ、NCIのPDQがん情報要約としては認められません。しかしながら、“NCI's PDQ cancer information summary about breast cancer prevention states the risks in the following way:【ここに本要約からの抜粋を記載する】.”のような一文を書くことは許可されます。

本PDQ要約を引用する最善の方法は以下の通りです:

PDQ® Adult Treatment Editorial Board. PDQ Paranasal Sinus and Nasal Cavity Cancer Treatment. Bethesda, MD: National Cancer Institute. Updated <MM/DD/YYYY>. Available at: http://www.cancer.gov/types/head-and-neck/patient/paranasal-sinus-treatment-pdq. Accessed <MM/DD/YYYY>.[PMID: 26389439]

本要約内の画像は、著者やイラストレーター、出版社より、PDQ要約内での使用に限定して、使用許可を得ています。PDQ要約から、その要約全体を使用せず画像のみを使用したい場合には、画像の所有者から許可を得なければなりません。その許可はNCIより与えることはできません。本要約内の画像の使用に関する情報は、多くの他のがん関連画像とともに、Visuals Onlineで入手可能です。Visuals Onlineには、2,000以上の科学関連の画像が収載されています。

免責事項

PDQ要約の情報は、保険払い戻しに関する決定を行うために使用されるべきではありません。保険の適用範囲についての詳細な情報は、Cancer.govのManaging Cancer Careページで入手可能です。

お問い合わせ

Cancer.govウェブサイトを通じてのお問い合わせやサポートの依頼に関する詳しい情報は、Contact Us for Helpページに掲載しています。ウェブサイトのE-mail Usから、Cancer.govに対して質問を送信することもできます。

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