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最新の研究成果に基づいて定期的に更新している、
科学的根拠に基づくがん情報の要約です。

前立腺がんの治療(PDQ®)

  • 原文更新日 : 2016-07-07
    翻訳更新日 : 2017-02-17

PDQ Adult Treatment Editorial Board

 このPDQがん情報要約では、前立腺がんの治療に関する最新の情報を記載しています。患者さんとそのご家族および介護者に情報を提供し、支援することを目的としています。医療に関する決定を行うための正式なガイドラインや推奨を示すものではありません。

 PDQがん情報要約は、編集委員会が作成し、最新の情報に基づいて更新しています。編集委員会はがんの治療やがんに関する他の専門知識を有する専門家によって構成されています。要約は定期的に見直され、新しい情報があれば更新されます。各要約の日付("最終更新日")は、直近の更新日を表しています。患者さん向けの本要約に記載された情報は、専門家向けバージョンより抜粋したものです。専門家向けバージョンは、PDQ Adult Treatment Editorial Boardが定期的に見直しを行い、必要に応じて更新しています。

前立腺がん

前立腺がんについての一般的な情報

前立腺がんは、前立腺の組織の中に悪性(がん)細胞ができる疾患です。

前立腺は、男性の生殖系に属するの1つです。膀胱尿の貯留と排出を担う臓器)のすぐ下、直腸の下部)の前方に位置しています。その大きさはクルミほどで、尿道(排尿時に膀胱から出た尿が通っていく管)を取り囲むように存在しています。前立腺は、精液の一部になる液体を生産しています。

男性の生殖器系および泌尿器系の解剖図:尿管、リンパ節、直腸、膀胱、前立腺、輸精管、陰茎、精巣、尿道、精嚢、射精管の正面図と側面図を示す。



男性の生殖器系および泌尿器系の解剖図:前立腺、精巣、膀胱、その他の臓器を示しています。



前立腺がんが最も多くみられるのは高齢の男性です。米国では、男性の約5人に1人が前立腺がんの診断を受けます。

前立腺がんの徴候には、尿勢の低下や頻尿などがあります。

こうした徴候症状などは、前立腺がんや他の病態によって引き起こされます。以下の問題がみられる場合は担当の医師にご相談ください:


  • 尿の勢いが弱い、もしくは尿が途中で止まる(止まっては出るの繰り返し)。

  • 突然の尿意が生じる。

  • 排尿回数が多い(特に夜間)。

  • 排尿開始時に尿が出にくい。

  • 尿が出きっていない感じ(残尿感)がある。

  • 排尿時に痛みやヒリヒリとした感覚を覚える。

  • 尿や精液に血液が混入する。

  • 背中や股関節部、骨盤部などに生じた痛みが治まらない。

  • 息切れ、強い疲労感、速脈、めまい、貧血による皮膚の蒼白。

ただし、他の病態が原因で同様の症状が生じてくる場合もあります。高齢の男性では、前立腺が大きくなって膀胱の出口や尿道を塞いでしまう場合があります。これにより、排尿困難や性的な問題が起こる場合があります。このような状態は良性前立腺過形成(BPH)と呼ばれ、がんではないものの、手術が必要となることもあります。良性前立腺過形成をはじめとする前立腺の疾患では、前立腺がんの症状とよく似た症状が現れることがあります。



2つの図に正常な男性泌尿生殖器系の解剖図と良性前立腺過形成(BPH)が示されている。左の図には、正常な前立腺と、膀胱から出た尿が尿道を通って流れていく様子が示されている。右の図には、大きくなった前立腺によって膀胱と尿道が圧迫され、尿の流れが遮られている様子が示されている。



正常な前立腺と良性前立腺過形成(BPH)。正常な前立腺は膀胱からの尿の流れを妨げることはありません。一方、肥大した前立腺は膀胱と尿道を圧迫し、尿の流れを妨げます。



前立腺がんの発見と診断には、前立腺と血液を調べる検査法が用いられます。

以下のような検査法や手技が用いられます:


  • 身体診察と病歴聴取:しこりなどの通常みられない疾患の徴候に注意しながら、総体的に身体を調べる診察法。患者さんの健康習慣、過去の病歴、治療歴なども調べます。

  • 直腸指診(DRE):直腸を調べる診察法。医師または看護師が、手袋をはめてその上から潤滑剤を塗った指を直腸内に挿入し、直腸壁越しに前立腺に触れて、しこりや異常な部分がないかを調べます。

    直腸指診:前立腺、直腸、膀胱を含めた男性の生殖器および泌尿器の解剖の側面図と;手袋をして潤滑剤を塗った指を直腸内に挿入し前立腺を触診している様子を示す。
    
    


    直腸指診(DRE)。医師は手袋をして潤滑剤を塗った指を直腸内に挿入し、前立腺を触れて異常がないか確認します。




  • 前立腺特異抗原(PSA)検査 :血液中のPSAの濃度を測定する検査法。PSAは前立腺から分泌される物質で、一般に前立腺がんの男性ではその血中濃度が高くなります。ただし、このPSAの値は、前立腺の感染症や炎症、良性前立腺過形成(BPH:前立腺が肥大する病気で、がんではない)などといった前立腺疾患のある男性でも高くなる場合があります。

  • 経直腸的超音波検査 :指と同じくらいの大きさのプローブを直腸内に挿入することによって前立腺を調べる検査法。このプローブから高エネルギーの音波(超音波)を内部の組織や臓器に向かって発生させ、その反射によってエコーを生じさせます。このエコーを基にソノグラムと呼ばれる体内組織の映像が描出されます。この経直腸的超音波検査は生検の際にも実施されます。

    経直腸的超音波検査:横から見た男性の泌尿生殖器系の解剖図(前立腺、肛門、直腸、膀胱)と、前立腺を調べるために直腸内に挿入された超音波プローブを示す。左上の図には、台の上に横たわって経直腸的超音波検査を受けている患者さんの様子が示されている。
    
    


    経直腸的超音波検査。超音波プローブを直腸内に挿入して前立腺を調べます。このプローブから体内の組織に向けて超音波を発生させ、その反射によって生じるエコーから前立腺のソノグラム(コンピュータ画像)が作成されます。




  • 経直腸磁気共鳴画像法(MRI):磁気、電波、コンピュータを用いて、体内領域の精細な連続画像を作成する検査法。超音波を出すプローブを直腸内に挿入して前立腺に近づけます。これにより、MRI装置で前立腺と周辺組織の画像がより鮮明に描出できます。経直腸MRIは、がんが前立腺外の周辺組織に拡がっているかどうかを調べるために行います。この検査法は核磁気共鳴画像法(NMRI)とも呼ばれます。

  • 生検細胞や組織を採取する手技のことで、採取されたサンプルは病理医によって顕微鏡で調べられます。病理医は組織サンプルを観察してがん細胞の有無を確かめ、さらにグリソンスコアの判定を行います。グリソンスコアとは、腫瘍が拡大していく可能性を2点から10点のスコアで表現するものです。この数値が低いほど、腫瘍が拡がっていく可能性も低くなります。

      前立腺がんの診断には経直腸生検が用いられます。経直腸生検では、細い針を直腸から前立腺に挿入して前立腺組織を採取します。通常、この手技は、経直腸的超音波検査を実施して組織サンプルの採取位置を確かめながら行います。切除された組織は病理医が顕微鏡で観察して、がん細胞の有無を調べます。

    経直腸生検:横から見た前立腺、膀胱、直腸が示す。直腸内に挿入された超音波プローブに付いている穿刺針によって前立腺から組織サンプルが採取されている様子が示されている。
    
    


    経直腸生検。まず超音波プローブを直腸内に挿入して、腫瘍の位置を明らかにします。その後、直腸壁を介して針を前立腺に挿入し、前立腺から組織を採取します。




特定の要因が予後(回復の見込み)や治療法の選択肢に影響を及ぼします。

予後回復の見込み)と治療の選択を左右する因子には以下のものがあります:


  • がんの病期(PSAレベル、グリソンスコア、腫瘍の悪性度、がんに侵されている前立腺の量、がんが体の他の部位にも転移しているか否か)。

  • 患者さんの年齢。

  • 新たに診断されたがんか、再発した(再び現れた)がんか。

治療法は以下の要因にも左右されます:


  • 他の健康問題の有無。

  • 予想される治療の副作用

  • 前立腺がんに対する過去の治療。

  • 患者さんの希望。

前立腺がんと診断された男性の大部分は、それが原因では死亡しません。

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前立腺がんの病期

前立腺がんの診断がついた後には、がん細胞の前立腺内での拡がりや他の部位への転移の有無を明らかにするために、さらに検査が行われます。

がん前立腺内での拡がりや他の部位への転移の有無を調べていくプロセスは、病期分類と呼ばれます。この過程で集められた情報を基にして病期が判定されます。治療計画を立てるためには病期を把握しておくことが重要です。前立腺がん診断に使用された検査結果は、多くの場合に疾患の病期判定にも利用されます。(一般的な情報のセクションをご覧ください。)前立腺がんでは、患者さんに骨痛や高いPSA値、グリソンスコアの高値といったがんの転移を示す症状や徴候がみられなければ、病期分類検査は実施されないのが普通です。

病期分類の過程では以下のような検査法や手技が用いられます:


  • 骨スキャン :骨の内部に活発に分裂している細胞(がん細胞など)が存在していないかを調べる検査法。まずごく少量の放射性物質を静脈内に注入し、血流に乗せて全身に巡らせます。この放射性物質には骨に集まっていく性質があるため、これを特殊な装置(スキャナ)を用いて検出します。

    骨スキャン:スキャナの下を水平に動く台の上に横たわる患者さんと、スキャン中に生成された画像を映し出しているモニターが示されている。
    
    


    骨スキャン。少量の放射性物質が血流内に注入され、これが骨の中に存在する異常細胞の中に集まっていきます。患者さんの乗った台がスキャナの下を水平に移動する間に、この放射性物質が次々と検出されていき、コンピュータのスクリーン上やフィルム上にその画像が表示されていきます。




  • MRI(磁気共鳴画像法):磁気、電波、コンピュータを用いて、体内領域の精細な連続画像を作成する検査法。この検査法は核磁気共鳴画像法(NMRI)とも呼ばれます。

  • CTスキャン(CATスキャン):体内の領域を様々な角度から撮影して、精細な連続画像を作成する検査法。この画像はX線装置に接続されたコンピュータによって作成されます。臓器や組織をより鮮明に映し出すために、造影剤を静脈に注射するか、もしくは患者さんに飲んでもらうこともあります。この検査法はコンピュータ断層撮影法(CT)やコンピュータ体軸断層撮影法(CAT)とも呼ばれます。

  • 骨盤内リンパ節郭清術 骨盤内のリンパ節を摘出する手術法。切除された組織病理医顕微鏡で観察して、がん細胞の有無を調べます。

  • 精嚢生検 :針を用いて精嚢精液を作り出している)から液体を採取する手技。採取された液体は病理医が顕微鏡で観察して、がん細胞の有無を調べます。

  • ProstaScintスキャン :前立腺のがんがリンパ節などの他の部位に転移しているかどうかを調べる手技。まずごく少量の放射性物質を静脈内に注入し、血流に乗せて全身に巡らせます。この放射性物質には前立腺がん細胞に結合する性質があるので、これをスキャナを用いて検出します。放射性物質は画像内で明るい点として表示され、前立腺がん細胞が多く存在する領域を明らかにします。

がんの病期は、前立腺特異抗原(PSA)検査やグリソンスコアなど、病期判定用検査と診断検査の結果を基に決定されます。グリソンスコアの判定には、生検中に採取された組織サンプルが用いられます。このグリソンスコアとは、がん細胞と正常細胞の外観の違いを2点から10点のスコアで表現したもので、腫瘍が拡大していく可能性を予測する指標となります。この数値が低いほど、腫瘍が拡がっていく可能性も低くなります。

体内でのがんの拡がり方は3種類に分けられます。

がんは組織リンパ系血液を介して拡がります:


  • 組織。がんは発生した場所から隣接する領域に拡がります。

  • リンパ系。がんは発生した場所からリンパ系に侵入して拡がります。がんはリンパ管を介して体内の他の部位へ移動します。

  • 血液。がんは発生した場所から血液に侵入して拡がります。がんは血管を介して体内の他の部位へ移動します。

がんは発生した場所から体内の他の部位に拡がることがあります。

がんが体内の他の部位に拡がることを転移と呼びます。がん細胞は発生した場所(原発腫瘍)から分離し、リンパ系や血液を介して移動します。


  • リンパ系。がんがリンパ系に侵入し、リンパ管を通って体内の他の部位へ移動して、そこで腫瘍転移性腫瘍)を形成します。

  • 血液。がんが血液中に侵入し、血管を通って体内の他の部位へ移動して、そこで腫瘍(転移性腫瘍)を形成します。

転移性腫瘍は、原発腫瘍と同じ種類の腫瘍です。例えば、前立腺がんが骨に転移した場合、骨にできたがん細胞は、実際は前立腺がんの細胞です。このような疾患は、転移性前立腺がんであって、骨がんではありません。

骨転移予防に、モノクローナル抗体であるデノスマブが用いられることがあります。

前立腺がんでは以下のような病期が用いられます:


前立腺がんの病期分類;6つの図に、正常な男性を横から見た解剖図とともに、I期、IIA期、IIB期、III期、IV期の拡大図を示しており、がんが前立腺の内部で増殖を開始して周囲の組織、さらにはリンパ節や体の他の部位へと拡がっていく様子を表している。



前立腺がんでは、病期がI期からIV期へと進んでいくにつれて、前立腺内のみで増殖していたがん細胞が前立腺の外層を越えて付近の組織へと拡がり、さらにはリンパ節や体内の他の部位へと転移していきます。



I期

I期では、がん前立腺の内部のみに認められます。さらに、がんについて以下の条件が満たされます:


  • 針生検PSAの値が高い場合などに実施)によりがんが発見されるか、または別の理由(良性前立腺過形成など)で実施された手術で摘出した少量の組織中にがんが認められる。PSAの値は10未満で、グリソンスコアは6以下;または、

  • がんが認められる範囲が前立腺の1つのの半分以下。PSAの値は10未満で、グリソンスコアは6以下;または、

  • 直腸指診ではがんが判定できず、各種の画像検査でもがんが発見できない。がんが認められる範囲が前立腺の1つの葉の半分以下。PSAの値とグリソンスコアは不明。

II期

II期では、がんI期よりは進行していますが、前立腺の外部までは拡がっていません。II期は、IIA期とIIB期に分けられます。

IIA期では、がんについて以下の条件が満たされます:


  • 針生検PSAの値が高い場合などに実施)によりがんが発見されるか、または別の理由(良性前立腺過形成など)で実施された手術で摘出した少量の組織中にがんが認められる。PSAの値は20未満で、グリソンスコアは7;または、

  • 針生検(PSAの値が高い場合などに実施)によりがんが発見されるか、または別の理由(良性前立腺過形成など)で実施された手術で摘出した少量の組織中にがんが認められる。PSAの値は10以上20未満で、グリソンスコアは6以下;または、

  • がんが認められる範囲が前立腺の1つのの半分以下。PSAの値は10以上20未満で、グリソンスコアは6以下;または、

  • がんが認められる範囲が前立腺の1つの葉の半分以下。PSAの値は20未満で、グリソンスコアは7;または、

  • がんが認められる範囲が前立腺の1つの葉の半分を超える。

IIB期では、がんについて以下の条件が満たされます:


  • 前立腺の反対側にがんが認められる。PSAの値は様々で、グリソンスコアは2~10の範囲;または、

  • 直腸指診ではがんが判定できず、各種の画像検査でもがんが発見できない。PSAの値は20以上で、グリソンスコアは2~10の範囲;または、

  • 直腸指診ではがんが判定できず、各種の画像検査でもがんが発見できない。PSAの値は様々で、グリソンスコアは8以上。

III期

III期では、がん前立腺の外層を越えて拡がっており、精嚢に拡がっている場合もあります。PSAの値は様々で、グリソンスコアは2~10の範囲です。

IV期

IV期では、PSAの値は様々で、グリソンスコアは2~10の範囲です。さらに、がんについて以下の条件が満たされます:


  • 精嚢を超えて、隣接する組織または臓器直腸膀胱骨盤壁など)にがんが転移している;または、

  • 精嚢にがんが拡がっている場合や、隣接する組織または臓器(直腸、膀胱、骨盤壁など)にがんが転移している場合がある。さらに、隣接するリンパ節にがんが転移している;または、

  • 体の遠い場所(リンパ節または骨などが考えられる)にがんが転移している。前立腺がんはよく骨に転移します。

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再発前立腺がん

再発 前立腺がんとは、治療後に再発した(再び現れた)がんのことをいいます。再発は、前立腺に生じることもあれば、体の他の部位に発生することもあります。

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治療選択肢の概要

前立腺がんの患者さんには様々な治療法が存在します。

前立腺がんの患者さんは様々な治療を受けることができます。そのなかには標準治療(現在使用されている治療法)もあれば、臨床試験において検証中のものもあります。治療法の臨床試験とは、既存の治療法を改良したり、がんの患者さんのための新しい治療法について情報を集めたりすることを目的とした調査研究です。複数の臨床試験で現在の標準治療より新しい治療法のほうが良好であることが明らかになった場合は、その新しい治療法が標準治療となります。患者さんは臨床試験への参加を検討してもよいでしょう。臨床試験の中にはまだ治療を始めていない患者さんのみを対象としているものもあります。

標準治療として以下の7種類が用いられています:
注意深い経過観察または積極的サーベイランス

注意深い経過観察積極的サーベイランスは、徴候症状がみられない、または他の病態を抱えている高齢男性や、スクリーニング検査で前立腺がんが発見された男性に対して行われる治療法です。

注意深い経過観察とは、徴候や症状の出現や変化がみられるまで、治療を一切行わずに患者さんの状態を注意深く監視していくことです。治療は、症状を和らげ生活の質を高めるために行われます。

積極的サーベイランスとは、検査結果に変化がみられるまで、治療を一切行わずに患者さんの状態を注意深く観察していくことです。病態の悪化の徴候を早期発見するために実施されます。積極的サーベイランスの実施中は、がんの増殖を調べるために、直腸指診PSA検査経直腸的超音波検査、経直腸的針生検などの試験や検査が行われます。がんが増殖し始めたら、がんを治癒するための治療に移ります。

前立腺がんの診断後すぐには治癒を目的とする治療を行わない対処法は、上記の他に「経過観察」、「観察と待機」、「待機的管理」などとも呼ばれています。

手術

健康状態が良好で、腫瘍前立腺にのみ存在する患者さんに対し、腫瘍を切除する手術が行われる場合があります。以下のような手術法が用いられます:


  • 根治的前立腺全摘除術:前立腺とその周辺組織精嚢を摘出する手術法。根治的前立腺全摘除術には以下の2種類があります:


    2つの図に根治的前立腺全摘除術の2つの実施方法が示されている;左の図は恥骨後式前立腺摘除術のもので、腹壁上の切開位置が点線で示されている;右の図は会陰式前立腺摘除術のもので、陰嚢と肛門の間の領域の切開位置が点線で示されている。
    
    


    2種類の根治的前立腺全摘除術。恥骨後式前立腺摘除術:腹壁上の切開口から前立腺が摘出されます。会陰式前立腺摘除術:陰嚢と肛門の間の部分に造られた切開口から前立腺が摘出されます。




  • 骨盤内リンパ節郭清術骨盤内のリンパ節を摘出する手術法。切除された組織は病理医顕微鏡で観察して、がん細胞の有無を調べます。リンパ節にがん細胞が認められた場合は、前立腺の摘出が行われることはなく、別の治療法が勧められる場合があります。

  • 経尿道的前立腺切除術(TURP):切除用内視鏡(組織を切除するための器具を備えたライト付きの細い管)を尿道内部に挿入して前立腺組織を切除する手術法。この手術は良性前立腺肥大の治療に用いられるほか、他の治療法が開始されるまでの間、腫瘍による症状を軽減させるために実施されることもあります。また、TURPは、腫瘍が前立腺にのみ存在し、根治的前立腺全摘除術を受けることができない男性に対しても用いられます。

    経尿道的前立腺切除術:尿道内に挿入された切除用内視鏡(切除用の器具を備えたライト付きの細い管)によって前立腺組織が切除されている様子を示す。
    
    


    経尿道的前立腺切除術(TURP)。切除用内視鏡(組織を切除するための器具を備えたライト付きの細い管)を尿道内部に挿入して用いることにより、前立腺の組織を切除します。尿道を塞いでいる前立腺組織が切除され、切除用内視鏡の中を通して体外へ排出されます。




一部の症例では、神経温存手術が実施されます。これは勃起をコントロールするための神経を残しておくための手術法です。しかし、腫瘍が大きい場合やこの神経に腫瘍が非常に近接している場合には、この手術法を用いることはできません。

前立腺がんの手術後には、以下のような問題が起こる可能性があります:


  • 勃起不全

  • 尿失禁(膀胱からの尿の漏れ)や便失禁(直腸からの便の漏れ)。

  • 陰茎の短縮(1~2cm)。この理由は正確には分かっていません。

  • 鼠径ヘルニア(脂肪または小腸の一部が膨れて、衰えた筋肉を越えて鼠径部へはみ出した状態)。根治的前立腺全摘除術による治療を受けた男性では、他の種類の前立腺手術、放射線療法、または前立腺生検のみを受けた男性より鼠径ヘルニアが多く発生する可能性があります。根治的前立腺全摘除術から最初の2年以内に発生する可能性が最も高いようです。

放射線療法と放射性医薬品療法

放射線療法は、高エネルギーX線などの放射線を利用してがん細胞の死滅や増殖阻止を図る治療法です。放射線療法には、いくつかの種類があります:


  • 外照射療法は、体外に設置された装置を用いてがんに放射線を照射する方法です。原体照射療法は外照射療法の一種で、コンピュータを用いて腫瘍の三次元(3D)画像を作成し、腫瘍の形状に合わせて放射線を照射します。これにより、周辺の正常組織の損傷を抑えながら、高い線量の放射線を腫瘍に照射することができます。

     より便利な治療スケジュールを立てるために、少分割放射線療法が行われることもあります。少分割放射線療法は、標準の放射線療法よりも短期間(数日間)で通常の総線量より高い線量を1日1回照射する放射線療法です。少分割放射線療法の副作用は、実施するスケジュールによって、標準の放射線療法よりも重度になることがあります。


  • 内照射療法は、放射性物質を針やシード、ワイヤー、カテーテルなどの中に封入し、それをがん組織の内部または周辺に直接留置する方法です。早期の前立腺がんでは、陰嚢と直腸の間の皮膚から針を刺入して、前立腺に放射性シードを配置します。前立腺内への放射性シードの配置は、経直腸的超音波検査またはコンピュータ断層撮影(CT)により作成した画像を見ながら行います。刺入した針は、放射性シードを前立腺内に配置した後、抜去します。

  • 放射性医薬品 療法では、がんの治療に放射性物質を使用します。放射性医薬品療法には以下のものがあります:
    • αエミッター放射線療法では、放射性物質を使用して、骨に転移した前立腺がんの治療を行います。ラジウム223と呼ばれる放射性物質を静脈内に注入し、血流に乗せて全身に巡らせます。ラジウム223は、骨のがんが発生した領域に集積し、がん細胞を殺傷します。


放射線療法の実施方法は、治療対象となるがんの種類と病期に応じて異なります。前立腺がんの治療には、外照射療法、内照射療法、放射性医薬品療法が用いられます。

放射線療法による前立腺がんの治療を受けた男性では、膀胱がん消化管のがんのリスクが高くなります。

放射線療法は、勃起不全や排尿の問題を引き起こすことがあります。

ホルモン療法

ホルモン療法は、ホルモンを体内から除去したりその働きを阻害したりすることによって、がん細胞の増殖を阻止する治療法です。ホルモンとは、体内の内分泌で作られて血流内を循環する物質のことです。前立腺がんでは、男性ホルモンによってがんの増殖が促進されることがあります。そのため男性ホルモンの量を減少させたり、その作用を阻害したりすることを目的として、薬物療法、手術、他のホルモンの投与などが行われます。

前立腺がんに対するホルモン療法には以下のようなものがあります:


ホルモン療法による治療を受けた男性では、ほてりや性機能障害、性欲の喪失、骨の弱体化などが生じてくる場合があります。その他の副作用としては、下痢吐き気、かゆみなどがあります。

詳しい情報については、前立腺がんに対する使用が承認されている薬剤(英語)をご覧ください。

化学療法

化学療法は、薬を用いてがん細胞を殺傷したりその細胞分裂を妨害したりすることによって、がんの増殖を阻止する治療法です。化学療法が経口投与や、静脈内または筋肉内への注射によって行われる場合、投与された薬は血流に入って全身のがん細胞に到達します(全身化学療法)。脳脊髄液内や臓器内、あるいは腹部などの体内に薬剤を直接注入する化学療法では、その領域のがん細胞に集中的に薬が作用します(局所化学療法)。化学療法の実施方法は、治療対象となるがんの種類と病期に応じて異なります。

詳しい情報については、前立腺がんに対する使用が承認されている薬剤(英語)をご覧ください。

生物学的療法

生物学的療法は、患者さんの免疫系を利用してがんを撃退する治療法です。体内で生産された物質や製造ラボで合成された物質を用いることによって、体が本来もっているがんに対する抵抗力を高めたり、誘導したり、回復させたりします。シプロイセル-T転移している(体の他の部位に拡がっている)前立腺がんの治療に用いられる生物学的療法の一種です。

詳しい情報については、前立腺がんに対する使用が承認されている薬剤(英語)をご覧ください。

ビスフォスフォネート療法

がんが骨に転移した場合は、クロドロネートゾレドロネートなどのビスフォスフォネート薬を投与して、骨の病気を抑制し痛みを軽減します。抗アンドロゲン(薬剤詳細へ)療法を受けている男性、または精巣摘出術を受けた男性では、骨の喪失が起こるリスクが高くなります。こうした男性には、ビスフォスフォネート薬を投与すると骨折リスクが低下します。骨転移の増殖を予防したり遅らせたりするためにビスフォスフォネート薬を使用する方法が、臨床試験で研究されています。

骨転移またはホルモン療法により生じる骨痛には、いくつかの治療法があります。

前立腺がんが骨に転移したり、患者さんがある種のホルモン療法を受けたりすると、骨が弱くなり、骨痛につながることがあります。骨痛の治療法には以下のようなものがあります:


詳しい情報については、PDQ疼痛に関する要約をご覧ください。

この他にも新しい治療法が臨床試験で検証されています。

本項では、臨床試験で研究されている治療について説明しています。現在研究中の新しい治療法の全てが紹介されているわけではありません。臨床試験に関する情報は、NCIのウェブサイトから入手することができます。

凍結手術

凍結手術は、専用の装置を用いて前立腺がん細胞を凍結させ破壊する治療法です。治療対象の領域を特定するために、超音波が用いられます。この種の治療は凍結療法とも呼ばれます。

凍結手術は、勃起不全や尿失禁(膀胱からの尿の漏れ)、便失禁(直腸からの便の漏れ)を引き起こすことがあります。

高密度焦点式超音波療法

高密度焦点式超音波療法は、超音波(高エネルギーの音波)を用いてがん細胞を破壊する治療法です。前立腺がんに対する治療では、直腸用の超音波振動子(プローブ)を用いて超音波を発生させます(直腸内超音波検査)。

陽子線治療

陽子線治療は高エネルギー外照射療法の一種で、陽子(正の電荷を帯びた小さな粒子)の流れを腫瘍に照射するものです。この種の放射線療法は、前立腺がんの治療の分野で研究されています。

患者さんは臨床試験への参加を検討してもよいでしょう。

患者さんによっては、臨床試験に参加することが治療に関する最良の選択肢となる場合もあります。臨床試験はがんの研究プロセスの一部を構成するものです。臨床試験は、新しいがんの治療法が安全かつ有効であるかどうか、あるいは標準治療よりも優れているかどうかを確かめることを目的に実施されます。

今日のがんの標準治療の多くは以前に行われた臨床試験に基づくものです。臨床試験に参加する患者さんは、標準治療を受けることになる場合もあれば、新しい治療法を初めて受けることになる場合もあります。

患者さんが臨床試験に参加することは、将来のがんの治療法を改善することにもつながります。たとえ臨床試験が効果的な新しい治療法の発見につながらなくても、重要な問題に対する解答が得られる場合も多く、研究を前進させることにつながるのです。

患者さんはがん治療の開始前や開始後にでも臨床試験に参加することができます。

ただし一部には、まだ治療を受けたことのない患者さんだけを対象とする臨床試験もあります。一方、別の治療では状態が改善されなかった患者さんに向けた治療法を検証する試験もあります。がんの再発を阻止したり、がん治療の副作用を軽減したりするための新しい方法を検証する臨床試験もあります。

臨床試験は米国各地で行われています。詳しくは、治療選択肢のセクションにある現在進行中の治療臨床試験へのリンクを参照してください。そこで検索された情報はNCIの臨床試験一覧のものです。

フォローアップ検査が必要となることもあります。

がんの診断病期判定のために実施される検査のなかには、繰り返し行われるものがあります。治療の奏効の程度を確かめるために繰り返し行われる検査もあります。治療の継続、変更、中止などの決定はこうした検査の結果に基づいて判断されます。

治療が終わってからも度々受けることになる検査もあります。こうした検査の結果から、患者さんの状態の変化やがんの再発(再び現れること)の有無を知ることができます。こうした検査はフォローアップ検査または定期検査と呼ばれることがあります。

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病期ごとの治療選択肢

I期の前立腺がん

I期の前立腺がん標準治療には、以下のようなものがあります:


NCI支援のがん臨床試験リストから、I期前立腺がんの患者さんを現在受け入れている臨床試験を調べることができます(なお、このサイトは日本語検索に対応しておりません。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。試験の場所、治療のタイプ、薬剤の名前など、他の検索要素を用いて絞り込み検索を行うと、より具体的な結果が得られます。ご自身に適した臨床試験については、担当の医師にご相談ください。NCIのウェブサイトから臨床試験についての一般的な情報をご覧いただけます。

II期の前立腺がん

II期の前立腺がん標準治療には、以下のようなものがあります:


NCI支援のがん臨床試験リストから、II期前立腺がんの患者さんを現在受け入れている臨床試験を調べることができます(なお、このサイトは日本語検索に対応しておりません。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。試験の場所、治療のタイプ、薬剤の名前など、他の検索要素を用いて絞り込み検索を行うと、より具体的な結果が得られます。ご自身に適した臨床試験については、担当の医師にご相談ください。NCIのウェブサイトから臨床試験についての一般的な情報をご覧いただけます。

III期の前立腺がん

III期の前立腺がん標準治療には、以下のようなものがあります:


前立腺内に存在するがんを管理し、泌尿器 症状を軽減する治療法には、以下のようなものがあります:


NCI支援のがん臨床試験リストから、III期前立腺がんの患者さんを現在受け入れている臨床試験を調べることができます(なお、このサイトは日本語検索に対応しておりません。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。試験の場所、治療のタイプ、薬剤の名前など、他の検索要素を用いて絞り込み検索を行うと、より具体的な結果が得られます。ご自身に適した臨床試験については、担当の医師にご相談ください。NCIのウェブサイトから臨床試験についての一般的な情報をご覧いただけます。

IV期の前立腺がん

IV期の前立腺がん標準治療には、以下のようなものがあります:


前立腺内に存在するがんを管理し、泌尿器 症状を軽減する治療法には、以下のようなものがあります:


NCI支援のがん臨床試験リストから、IV期前立腺がんの患者さんを現在受け入れている臨床試験を調べることができます(なお、このサイトは日本語検索に対応しておりません。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。試験の場所、治療のタイプ、薬剤の名前など、他の検索要素を用いて絞り込み検索を行うと、より具体的な結果が得られます。ご自身に適した臨床試験については、担当の医師にご相談ください。NCIのウェブサイトから臨床試験についての一般的な情報をご覧いただけます。

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再発前立腺がんの治療選択肢

再発 前立腺がん標準治療には、以下のようなものがあります:


NCI支援のがん臨床試験リストから、再発前立腺がんの患者さんを現在受け入れている臨床試験を調べることができます(なお、このサイトは日本語検索に対応しておりません。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。試験の場所、治療のタイプ、薬剤の名前など、他の検索要素を用いて絞り込み検索を行うと、より具体的な結果が得られます。ご自身に適した臨床試験については、担当の医師にご相談ください。NCIのウェブサイトから臨床試験についての一般的な情報をご覧いただけます。

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本PDQ要約について

PDQについて

PDQ(Physician Data Query:医師データ照会)は、米国国立がん研究所が提供する総括的ながん情報データベースです。PDQデータベースには、がんの予防や発見、遺伝学的情報、治療、支持療法、補完代替医療に関する最新かつ公表済みの情報を要約して収載しています。ほとんどの要約について、2つのバージョンが利用可能です。専門家向けの要約には、詳細な情報が専門用語で記載されています。患者さん向けの要約は、理解しやすい平易な表現を用いて書かれています。いずれの場合も、がんに関する正確かつ最新の情報を提供しています。また、ほとんどの要約はスペイン語版も利用可能です。

PDQはNCIが提供する1つのサービスです。NCIは、米国国立衛生研究所(National Institutes of Health:NIH)の一部であり、NIHは連邦政府における生物医学研究の中心機関です。PDQ要約は独立した医学文献のレビューに基づいて作成されたものであり、NCIまたはNIHの方針声明ではありません。

本要約の目的

このPDQがん情報要約では、前立腺がんの治療に関する最新の情報を記載しています。患者さんとそのご家族および介護者に情報を提供し、支援することを目的としています。医療に関する決定を行うための正式なガイドラインや推奨を示すものではありません。

査読者および更新情報

PDQがん情報要約は、編集委員会が作成し、最新の情報に基づいて更新しています。編集委員会はがんの治療やがんに関する他の専門知識を有する専門家によって構成されています。要約は定期的に見直され、新しい情報があれば更新されます。各要約の日付("最終更新日")は、直近の更新日を表しています。

患者さん向けの本要約に記載された情報は、専門家向けバージョンより抜粋したものです。専門家向けバージョンは、PDQ Adult Treatment Editorial Boardが定期的に見直しを行い、必要に応じて更新しています。

臨床試験に関する情報

臨床試験とは、例えば、ある治療法が他の治療法より優れているかどうかなど、科学的疑問への答えを得るために実施される研究のことです。臨床試験は、過去の研究結果やこれまでに実験室で得られた情報に基づき実施されます。各試験では、がんの患者さんを助けるための新しくかつより良い方法を見つけ出すために、具体的な科学的疑問に答えを出していきます。治療臨床試験では、新しい治療法の影響やその効き目に関する情報を収集します。新しい治療法がすでに使用されている治療法よりも優れていることが臨床試験で示された場合、その新しい治療法が「標準」となる可能性があります。患者さんは臨床試験への参加を検討してもよいでしょう。臨床試験の中にはまだ治療を始めていない患者さんのみを対象としているものもあります。

PDQには臨床試験のリストが掲載されており、NCIのウェブサイトから臨床試験を検索することができます。また、PDQには、臨床試験に参加している多数のがん専門医のリストも掲載されています。より詳細な情報については、Cancer Information Service(+1-800-4-CANCER [+1-800-422-6237])にお問い合わせください。

本要約の使用許可について

PDQは登録商標です。PDQ文書の内容は本文として自由に使用することができますが、要約全体を示し、かつ定期的に更新を行わなければ、NCIのPDQがん情報要約としては認められません。しかしながら、“NCI's PDQ cancer information summary about breast cancer prevention states the risks in the following way:【ここに本要約からの抜粋を記載する】.”のような一文を書くことは許可されます。

本PDQ要約を引用する最善の方法は以下の通りです:

PDQ® Adult Treatment Editorial Board. PDQ Prostate Cancer Treatment. Bethesda, MD: National Cancer Institute. Updated <MM/DD/YYYY>. Available at: http://www.cancer.gov/types/prostate/patient/prostate-treatment-pdq. Accessed <MM/DD/YYYY>.[PMID: 26389353]

本要約内の画像は、著者やイラストレーター、出版社より、PDQ要約内での使用に限定して、使用許可を得ています。PDQ要約から、その要約全体を使用せず画像のみを使用したい場合には、画像の所有者から許可を得なければなりません。その許可はNCIより与えることはできません。本要約内の画像の使用に関する情報は、多くの他のがん関連画像とともに、Visuals Onlineで入手可能です。Visuals Onlineには、2,000以上の科学関連の画像が収載されています。

免責事項

PDQ要約の情報は、保険払い戻しに関する決定を行うために使用されるべきではありません。保険の適用範囲についての詳細な情報は、Cancer.govのManaging Cancer Careページで入手可能です。

お問い合わせ

Cancer.govウェブサイトを通じてのお問い合わせやサポートの依頼に関する詳しい情報は、Contact Us for Helpページに掲載しています。ウェブサイトのE-mail Usから、Cancer.govに対して質問を送信することもできます。

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