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最新の研究成果に基づいて定期的に更新している、
科学的根拠に基づくがん情報の要約です。

副鼻腔がんおよび鼻腔がんの治療(PDQ®)

  • 原文更新日 : 2015-09-25
    翻訳更新日 : 2015-11-25

PDQ Adult Treatment Editorial Board

医療専門家向けの本PDQがん情報要約では、副鼻腔がんおよび鼻腔がんの治療について包括的な、専門家の査読を経た、そして証拠に基づいた情報を提供する。本要約は、がん患者を治療する臨床家に情報を与え支援するための情報資源として作成されている。これは医療における意思決定のための公式なガイドラインまたは推奨事項を提供しているわけではない。


本要約は編集作業において米国国立がん研究所(NCI)とは独立したPDQ Adult Treatment Editorial Boardにより定期的に見直され、随時更新される。本要約は独自の文献レビューを反映しており、NCIまたは米国国立衛生研究所(NIH)の方針声明を示すものではない。

副鼻腔がんおよび鼻腔がん

副鼻腔がんおよび鼻腔がんに関する一般情報

発生率および死亡率

副鼻腔腫瘍の大多数は、進行病変を呈し、治癒率は一般にあまり良くない(50%以下)。鼻腔および副鼻腔に発生する悪性腫瘍で最も頻度が高いのは、扁平上皮がん(SCC)である(70%~80%)。乳頭腫は、全く異なるものであり、悪性変性を受けることがある。副鼻腔の骨内に生じるがんは、侵食し、隣接組織に浸潤するまで無症候性であることが多い。 [1] [2] [3]

リンパ節転移の頻度は高くない。両鼻腔および副鼻腔からの転移がみられ、また治療に反応しない患者の20%~40%に遠隔転移がみられるが、ほとんどの患者は、頭蓋の生命維持に必要な領域へ腫瘍が直接進展するか、または局所疾患が急速に再発することによって死亡するため、局所領域再発ががんによる死亡の大部分を占める。

上顎洞がんは、副鼻腔がんのうちで最もよくみられるものである。篩骨洞、鼻前庭および鼻腔の腫瘍はやや少なく、蝶形骨洞および前頭洞の腫瘍はまれである。

解剖学

上顎洞の主なリンパドレナージ経路には、外側および下方の集合リンパ管を経て、一次の顎下部リンパ節、耳下腺内リンパ節および頸静脈顎二腹筋リンパ節へ入るもの、上後方リンパ管を経て、咽頭後リンパ節および頸静脈リンパ節へ入るものがある。

臨床評価および追跡

術前評価および病期決定は、集学的治療計画の必要性とあわせて非常に重要である。一般に、頭頸部がん患者を治療する最初の機会が最も効果的であるが、ときに、必要に応じた救助手術または救助放射線療法が成功することもある。ほとんどの治療失敗は2年以内に現れるため、この期間の患者は、頻繁かつ綿密に追跡する必要がある。さらに、頭頸部がん患者の33%近くは気道消化管に二次的原発がんが発生するため、生涯にわたる追跡が重要である。

発がんおよび危険因子

データのなかには、様々な産業曝露が副鼻腔がんおよび鼻腔がんに関係していることを示すものがある。二次的原発頭頸部がんが発生するリスクはかなり高い。 [4] あるサブグループにより、副鼻腔および鼻腔のSCCはヒトパピローマウイルス(HPV)感染と関連していることおよびHPV陽性患者はHPV陰性患者よりも予後良好であることが示されている。 [5]


参考文献
  1. Mendenhall WM, Werning JW, Pfister DG: Treatment of head and neck cancer. In: DeVita VT Jr, Lawrence TS, Rosenberg SA: Cancer: Principles and Practice of Oncology. 9th ed. Philadelphia, Pa: Lippincott Williams & Wilkins, 2011, pp 729-80.[PUBMED Abstract]

  2. Laramore GE, ed.: Radiation Therapy of Head and Neck Cancer. Berlin: Springer-Verlag, 1989.[PUBMED Abstract]

  3. Thawley SE, Panje WR, Batsakis JG, et al., eds.: Comprehensive Management of Head and Neck Tumors. 2nd ed. Philadelphia, Pa: WB Saunders, 1999.[PUBMED Abstract]

  4. Johns ME, Kaplan MJ: Advances in the management of paranasal sinus tumors. In: Wolf GT, ed.: Head and Neck Oncology. Boston, Mass: Martinus Nijhoff Publishers, 1984, pp 27-52.[PUBMED Abstract]

  5. Alos L, Moyano S, Nadal A, et al.: Human papillomaviruses are identified in a subgroup of sinonasal squamous cell carcinomas with favorable outcome. Cancer 115 (12): 2701-9, 2009.[PUBMED Abstract]

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副鼻腔がんおよび鼻腔がんの細胞分類

副鼻腔がんおよび鼻腔がんで最もよくみられる細胞型は、扁平上皮がんである。副鼻腔および鼻腔の腫瘍の10%~15%は、小唾液腺腫瘍である。この領域の腫瘍の1%未満に、悪性黒色腫がみられる。症例の約5%は、悪性リンパ腫である。 [1] [2]

嗅神経上皮腫は、嗅神経から発生し、時に未分化がんまたは未分化リンパ腫と区別がつかないことがある。 [3]

この領域では、軟骨肉腫、骨肉腫、ユーイング肉腫およびほとんどの軟部組織肉腫が報告されている。

内翻性乳頭腫は、低悪性度の良性腫瘍であると考えられるが、再発傾向があり、少数の症例には、悪性腫瘍に転化する傾向がみられる。

正中肉芽腫は、進行性の破壊性の疾患であり、この領域にも進展する。


参考文献
  1. Mendenhall WM, Werning JW, Pfister DG: Treatment of head and neck cancer. In: DeVita VT Jr, Lawrence TS, Rosenberg SA: Cancer: Principles and Practice of Oncology. 9th ed. Philadelphia, Pa: Lippincott Williams & Wilkins, 2011, pp 729-80.[PUBMED Abstract]

  2. Goldenberg D, Golz A, Fradis M, et al.: Malignant tumors of the nose and paranasal sinuses: a retrospective review of 291 cases. Ear Nose Throat J 80 (4): 272-7, 2001.[PUBMED Abstract]

  3. Jethanamest D, Morris LG, Sikora AG, et al.: Esthesioneuroblastoma: a population-based analysis of survival and prognostic factors. Arch Otolaryngol Head Neck Surg 133 (3): 276-80, 2007.[PUBMED Abstract]

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副鼻腔がんおよび鼻腔がんの病期情報

病期決定法は、疾患の範囲を臨床的に評価するものである。腫瘍の評価は、精査および触診に基づいて行い、必要な場合は直接内視鏡検査を行う。腫瘍は組織学的に確定する必要があり、生検で得たあらゆる病理学的データも含める。考えられるリンパ流は、注意深く触診する。コンピュータ断層撮影検査および/または磁気共鳴映像検査は一般に、外科的切除術または根治的放射線療法を施行する前に、腫瘍の範囲を十分に評価するために必要である。再燃すれば、適切な追加治療を選択するために、完全な再病期決定を行う必要がある。 [1] [2]

TNMの定義

鼻腔がんおよび副鼻腔がんの病期決定は、他の頭頸部腫瘍のように十分に確立していない。上顎洞がん、鼻腔がん、および篩骨洞がんについては、米国がん合同委員会(AJCC)がTNM分類による病期決定を指定している。 [3]

表1.原発腫瘍(T)a

aAJCCから許諾を得て転載:Paranasal sinus and nasal cavity.In: Edge SB, Byrd DR, Compton CC, et al., eds.: AJCC Cancer Staging Manual.7th ed. New York, NY: Springer, 2010, pp 69-78.
TX 原発腫瘍の評価が不可能。
T0 原発腫瘍を認めない。
Tis 上皮内がん。
上顎洞
T1 上顎洞粘膜に限局する腫瘍、骨びらんまたは骨破壊を認めない。
T2 硬口蓋および/または中鼻道への進展を含む、骨びらんまたは骨破壊を引き起こす腫瘍で、上顎洞後壁の骨および翼状突起骨板への進展を除く。
T3 次のいずれかに浸潤する腫瘍:上顎洞後壁の骨、皮下組織、眼窩底または眼窩内側壁、翼突窩、篩骨洞。
T4a 中等度に進行した局所病変。
眼窩内前部、頬部皮膚、翼状突起骨板、側頭下窩、篩板、蝶形洞または前頭洞に浸潤する腫瘍。
T4b かなり進行した局所病変。
次のいずれかに浸潤する腫瘍:眼窩尖端、硬膜、脳、中頭蓋窩、三叉神経の上顎分枝(V2)以外の脳神経、上咽頭、または斜台。
鼻腔および篩骨洞
T1 骨浸潤を伴うまたは伴わない、どれかひとつの亜部位に限局される腫瘍。
T2 骨浸潤を伴うまたは伴わない、1つの領域における2つの亜部位に浸潤するか、鼻篩骨部位内の隣接領域へ進展し浸潤する腫瘍。
T3 眼窩内側壁あるいは眼窩底、上顎洞、口蓋、または篩板に進展し浸潤する腫瘍。
T4a 中等度に進行した局所病変。
次のいずれかに浸潤する腫瘍:眼窩内前部、鼻または頬部皮膚、前頭蓋窩への最小限の進展、翼状突起骨板、蝶形骨または前頭洞。
T4b かなり進行した局所病変。
次のいずれかに浸潤する腫瘍:眼窩尖端、硬膜、脳、中頭蓋窩、(V2)以外の脳神経、上咽頭、または斜台。


表2.所属リンパ節(N)a

aAJCCから許諾を得て転載:Paranasal sinus and nasal cavity.In: Edge SB, Byrd DR, Compton CC, et al., eds.: AJCC Cancer Staging Manual.7th ed. New York, NY: Springer, 2010, pp 69-78.
NX 所属リンパ節の評価が不可能。
N0 所属リンパ節に転移を認めない。
N1 同側の単発性リンパ節転移で最大径が3cm以下。
N2 同側の単発性リンパ節転移で最大径が3cmを超えるが6cm以下、または同側の多発性リンパ節転移で最大径が6cm以下、または両側あるいは対側のリンパ節転移で最大径が6cm以下。
N2a 同側の単発性リンパ節転移で最大径が3cmを超えるが6cm以下。
N2b 同側の多発性リンパ節転移で最大径が6cm以下。
N2c 両側あるいは対側のリンパ節転移で最大径が6cm以下。
N3 最大径が6cmを超えるリンパ節転移。


表3.遠隔転移(M)a

aAJCCから許諾を得て転載:Paranasal sinus and nasal cavity.In: Edge SB, Byrd DR, Compton CC, et al., eds.: AJCC Cancer Staging Manual.7th ed. New York, NY: Springer, 2010, pp 69-78.
M0 遠隔転移を認めない。
M1 遠隔転移を認める。


表4.解剖学的病期/予後グループa

病期 T N M
aAJCCから許諾を得て転載:Paranasal sinus and nasal cavity.In: Edge SB, Byrd DR, Compton CC, et al., eds.: AJCC Cancer Staging Manual.7th ed. New York, NY: Springer, 2010, pp 69-78.
0 Tis N0 M0
I T1 N0 M0
II T2 N0 M0
III T3 N0 M0
T1 N1 M0
T2 N1 M0
T3 N1 M0
IVA T4a N0 M0
T4a N1 M0
T1 N2 M0
T2 N2 M0
T3 N2 M0
T4a N2 M0
IVB T4b すべてのN M0
すべてのT N3 M0
IVC すべてのT すべてのN M1



参考文献
  1. Mendenhall WM, Werning JW, Pfister DG: Treatment of head and neck cancer. In: DeVita VT Jr, Lawrence TS, Rosenberg SA: Cancer: Principles and Practice of Oncology. 9th ed. Philadelphia, Pa: Lippincott Williams & Wilkins, 2011, pp 729-80.[PUBMED Abstract]

  2. Laramore GE, ed.: Radiation Therapy of Head and Neck Cancer. Berlin: Springer-Verlag, 1989.[PUBMED Abstract]

  3. Nasal cavity and paranasal sinuses. In: Edge SB, Byrd DR, Compton CC, et al., eds.: AJCC Cancer Staging Manual. 7th ed. New York, NY: Springer, 2010, pp 69-78.[PUBMED Abstract]

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治療法選択肢の概要

T1の粘膜がんを除いて広く用いられている治療法は、放射線療法と手術との併用療法である。リンパ節転移率は一般に低い(全症例の約20%)。このため、ルーチンの根治的頸部郭清術または選択的頸部放射線療法は、転移リンパ節がみられる患者に限り推奨される。

手術可能な腫瘍については一般に、腫瘍の大部分を除去して罹患している洞のドレナージを確立するために、根治的手術を最初に施行する。このあとに術後放射線療法を施行する。施設のなかには、II期およびIII期の全腫瘍に放射線療法の総量を術前に照射し、4~6週間後に手術を施行することを続けているところもある。 [1] [2] [3] 頭頸部がんにおける根治的放射線療法の公表された臨床結果のレビューは、放射線療法が長期にわたれば重大な局所制御不能に陥ることが示唆されている;したがって、標準治療計画を長引かせるのは可能な限り回避すべきである。 [4]

手術

手術可能性を明らかにするために、術中精査が必要となることがある。

頭蓋底(すなわち、前頭蓋窩)、海綿静脈洞または翼状突起の破壊;上咽頭粘膜への浸潤;切除不可能なリンパ節転移は手術の相対禁忌である。容量の大きな腫瘍の除去を伴う開窓術をはじめとする外科的治療は通常、放射線療法または上顎全摘術の前に行う。選択した患者では、前頭蓋窩底の切除を含む頭蓋顔面の合併切除が用いられ成功している。 [5] 眼窩の広範囲にがんが浸潤しているときは、眼球摘出術を施行する。臨床的に転移リンパ節は、切除できるものであれば、根治的頸部郭清術によって治療する。

放射線療法

放射線療法は、永久制御の確率を高めるために高線量にする必要がある。照射野は、上顎洞全域を含む必要があり、一側の副鼻腔および隣接領域に及ぶ必要がある。例外的な状況を除いては、眼窩およびその内容物は除外する。頸部リンパ節は、触知可能であれば、副鼻腔の進行がん治療とともに治療する必要がある。これは早期腫瘍には必要ないと思われる。

蓄積された証拠により、全甲状腺または下垂体に外部照射療法を受けた患者では、甲状腺機能低下症の発生率が高い(30%-40%超)ことが示されている。治療開始前、および治療後の追跡の一環として、甲状腺機能検査を検討すべきである。 [6] [7]

再発性疾患

再発疾患が認められる患者については、化学療法試験を考える必要がある。頭頸部の再発扁平上皮がんに対する化学療法は、一時的緩和として有効であり、QOL(生活の質)を改善し、生存期間を長くすることが分かっている。シスプラチンフルオロウラシル、およびメトトレキサートを含む様々な薬物の併用が効果的である。 [8] [9]

副鼻腔腫瘍および鼻腔腫瘍の治療は、進展が複雑なため、個別に計画する必要がある。


参考文献
  1. Mendenhall WM, Werning JW, Pfister DG: Treatment of head and neck cancer. In: DeVita VT Jr, Lawrence TS, Rosenberg SA: Cancer: Principles and Practice of Oncology. 9th ed. Philadelphia, Pa: Lippincott Williams & Wilkins, 2011, pp 729-80.[PUBMED Abstract]

  2. Laramore GE, ed.: Radiation Therapy of Head and Neck Cancer. Berlin: Springer-Verlag, 1989.[PUBMED Abstract]

  3. Thawley SE, Panje WR, Batsakis JG, et al., eds.: Comprehensive Management of Head and Neck Tumors. 2nd ed. Philadelphia, Pa: WB Saunders, 1999.[PUBMED Abstract]

  4. Fowler JF, Lindstrom MJ: Loss of local control with prolongation in radiotherapy. Int J Radiat Oncol Biol Phys 23 (2): 457-67, 1992.[PUBMED Abstract]

  5. Ganly I, Patel SG, Singh B, et al.: Craniofacial resection for malignant paranasal sinus tumors: Report of an International Collaborative Study. Head Neck 27 (7): 575-84, 2005.[PUBMED Abstract]

  6. Turner SL, Tiver KW, Boyages SC: Thyroid dysfunction following radiotherapy for head and neck cancer. Int J Radiat Oncol Biol Phys 31 (2): 279-83, 1995.[PUBMED Abstract]

  7. Constine LS: What else don't we know about the late effects of radiation in patients treated for head and neck cancer? Int J Radiat Oncol Biol Phys 31 (2): 427-9, 1995.[PUBMED Abstract]

  8. Jacobs C, Lyman G, Velez-García E, et al.: A phase III randomized study comparing cisplatin and fluorouracil as single agents and in combination for advanced squamous cell carcinoma of the head and neck. J Clin Oncol 10 (2): 257-63, 1992.[PUBMED Abstract]

  9. Schornagel JH, Verweij J, de Mulder PH, et al.: Randomized phase III trial of edatrexate versus methotrexate in patients with metastatic and/or recurrent squamous cell carcinoma of the head and neck: a European Organization for Research and Treatment of Cancer Head and Neck Cancer Cooperative Group study. J Clin Oncol 13 (7): 1649-55, 1995.[PUBMED Abstract]

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I期の副鼻腔がんおよび鼻腔がん

I期の疾患には小病変が含まれる。

標準治療法の選択肢:

  1. 上顎洞の腫瘍(下部構造の小病変):
    • 外科的切除術。

    • 切除縁が腫瘍に近いときは、術後放射線療法を考慮すべきである(特に上部構造の腫瘍)。

  2. 篩骨洞腫瘍(病変は通常、診断時に進展している): [1] [2] [3]
    • 切除不能な病変は一般に、外部照射療法単独を施行する。

    • 十分に限局性の病変は切除できるが一般に、頭蓋顔面のアプローチのために、篩骨、上顎骨および眼窩の切除を必要とする。

    • 手術によって良好な機能的結果および審美的結果が得られるのであれば、切除断端に腫瘍が認められなくても、術後放射線療法を施行するべきである。

  3. 蝶形骨洞腫瘍:
    • 治療は上咽頭がんと同じく、最初に放射線療法を施行する。(詳しい情報については、上咽頭がんの治療に関するPDQ要約のI期の上咽頭がんのセクションを参照のこと。)

  4. 鼻腔腫瘍(扁平上皮がん)については、治療の選択は手術または放射線療法であり、同程度の治癒率が得られる:
    • 中隔の腫瘍には手術を施行する。

    • 外側壁および上壁の腫瘍には放射線療法を施行する。 [4]

    • 中隔および外側壁の腫瘍には手術と放射線療法とを併用する。 [5]

  5. 内翻性乳頭腫:
    • 外科的切除。

    • 手術の失敗には、再切除術。

    • 最終的に根治的手術が必要になることがある。

    • 手術失敗には放射線療法が功を奏す。

  6. 黒色腫および肉腫:
    • 可能であれば外科的切除術。

    • 横紋筋肉腫には、同時手術、放射線療法および化学療法が推奨される。

  7. 正中肉芽腫:
    • 鼻腔および副鼻腔に対する放射線療法。

  8. 鼻前庭腫瘍:
    • 手術または放射線療法を施行する。病変が非常に小さいときは、変形が予想されず、再建術の必要性が予想されないということを前提にして、手術が望ましい。そのほかの小病変には放射線療法が望ましい。 [6] [7] 同側頸部の治療を考える必要がある。

最新の臨床試験

I期の副鼻腔がんおよび鼻腔がん患者を現在受け入れているNCI支援のがん臨床試験のリストを参照のこと(なお、このサイトは日本語検索に対応していない。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。臨床試験のリストは、場所、薬物、介入、他の基準によりさらに絞り込むことができる。

臨床試験に関する一般情報は、NCIウェブサイトからも入手することができる。


参考文献
  1. Kraus DH, Sterman BM, Levine HL, et al.: Factors influencing survival in ethmoid sinus cancer. Arch Otolaryngol Head Neck Surg 118 (4): 367-72, 1992.[PUBMED Abstract]

  2. Shah JP: Surgery of the anterior skull base for malignant tumors. Acta Otorhinolaryngol Belg 53 (3): 191-4, 1999.[PUBMED Abstract]

  3. Cantù G, Solero CL, Mariani L, et al.: Anterior craniofacial resection for malignant ethmoid tumors--a series of 91 patients. Head Neck 21 (3): 185-91, 1999.[PUBMED Abstract]

  4. Hawkins RB, Wynstra JH, Pilepich MV, et al.: Carcinoma of the nasal cavity--results of primary and adjuvant radiotherapy. Int J Radiat Oncol Biol Phys 15 (5): 1129-33, 1988.[PUBMED Abstract]

  5. Ang KK, Jiang GL, Frankenthaler RA, et al.: Carcinomas of the nasal cavity. Radiother Oncol 24 (3): 163-8, 1992.[PUBMED Abstract]

  6. Levendag PC, Pomp J: Radiation therapy of squamous cell carcinoma of the nasal vestibule. Int J Radiat Oncol Biol Phys 19 (6): 1363-7, 1990.[PUBMED Abstract]

  7. Wong CS, Cummings BJ: The place of radiation therapy in the treatment of squamous cell carcinoma of the nasal vestibule. A review. Acta Oncol 27 (3): 203-8, 1988.[PUBMED Abstract]

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II期の副鼻腔がんおよび鼻腔がん

II期の疾患には中度に進行した小病変が含まれる。

標準治療法の選択肢:

  1. 上顎洞腫瘍:
    • 外科的切除術と高線量の術前または術後放射線療法。

  2. 篩骨洞腫瘍(病変は通常、診断時に進展している): [1] [2] [3]
    • 一般に、外部放射線療法単独を実施し、手術よりも良好な全成績が得られる。

    • 十分に限局性の病変は切除できるが、篩骨、上顎洞および眼窩の切除は一般に、脳外科的副鼻腔頭蓋顔面複合切除を必要とする。

    • 手術によって良好な機能的結果および審美的結果が得られるのであれば、切除断端に腫瘍が認められなくても、術後放射線療法を施行するべきである。

  3. 蝶形骨洞腫瘍:
    • 治療は上咽頭がんと同じく、最初に放射線療法を施行する。(詳しい情報については、上咽頭がんの治療に関するPDQ要約のII期の上咽頭がんのセクションを参照のこと。)同時化学放射線療法が検討される場合もある。

  4. 鼻腔腫瘍(扁平上皮がん)については、治療の選択は手術または放射線療法であり、同程度の治癒率が得られる: [4]
    • 中隔の腫瘍には手術または放射線療法を施行する。

    • 外側壁および上壁の腫瘍には放射線療法を施行する。同時化学放射線療法が検討される場合もある。

    • 中隔および外側壁の腫瘍には手術と放射線療法とを併用する。 [5]

  5. 内翻性乳頭腫:
    • 外科的切除。

    • 手術の失敗には、再切除術。

    • 根治的手術失敗には、放射線療法が最終的に必要であると思われる。

  6. 黒色腫および肉腫:
    • 可能であれば外科的切除術。

    • 横紋筋肉腫には、同時手術、放射線療法および化学療法が推奨される。

  7. 正中肉芽腫:
    • 鼻腔および副鼻腔に対する放射線療法。

  8. 鼻前庭腫瘍:
    • 手術または放射線療法を施行する。病変が非常に小さいときは、変形が予想されず、再建術の必要性が予想されないということを前提にして、手術が望ましい。そのほかの小病変には放射線療法が望ましい。 [6] [7] 頸部の治療を考える必要がある。

最新の臨床試験

II期の副鼻腔がんおよび鼻腔がん患者を現在受け入れているNCI支援のがん臨床試験のリストを参照のこと(なお、このサイトは日本語検索に対応していない。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。臨床試験のリストは、場所、薬物、介入、他の基準によりさらに絞り込むことができる。

臨床試験に関する一般情報は、NCIウェブサイトからも入手することができる。


参考文献
  1. Kraus DH, Sterman BM, Levine HL, et al.: Factors influencing survival in ethmoid sinus cancer. Arch Otolaryngol Head Neck Surg 118 (4): 367-72, 1992.[PUBMED Abstract]

  2. Cantù G, Solero CL, Mariani L, et al.: Anterior craniofacial resection for malignant ethmoid tumors--a series of 91 patients. Head Neck 21 (3): 185-91, 1999.[PUBMED Abstract]

  3. Shah JP: Surgery of the anterior skull base for malignant tumors. Acta Otorhinolaryngol Belg 53 (3): 191-4, 1999.[PUBMED Abstract]

  4. Hawkins RB, Wynstra JH, Pilepich MV, et al.: Carcinoma of the nasal cavity--results of primary and adjuvant radiotherapy. Int J Radiat Oncol Biol Phys 15 (5): 1129-33, 1988.[PUBMED Abstract]

  5. Ang KK, Jiang GL, Frankenthaler RA, et al.: Carcinomas of the nasal cavity. Radiother Oncol 24 (3): 163-8, 1992.[PUBMED Abstract]

  6. Levendag PC, Pomp J: Radiation therapy of squamous cell carcinoma of the nasal vestibule. Int J Radiat Oncol Biol Phys 19 (6): 1363-7, 1990.[PUBMED Abstract]

  7. Wong CS, Cummings BJ: The place of radiation therapy in the treatment of squamous cell carcinoma of the nasal vestibule. A review. Acta Oncol 27 (3): 203-8, 1988.[PUBMED Abstract]

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III期の副鼻腔がんおよび鼻腔がん

III期の疾患には中度に進行した小病変が含まれる。

標準治療法の選択肢:

  1. 上顎洞腫瘍:
    • 外科的切除術と高線量の術前または術後放射線療法。

  2. 篩骨洞腫瘍: [1] [2] [3]
    • 一般に、術後放射線療法と併用する頭蓋顔面切除術。

  3. 蝶形骨洞腫瘍:
    • 治療は上咽頭がんと同じく、最初に放射線療法を施行する。(詳しい情報については、上咽頭がんの治療に関するPDQ要約のIII期の上咽頭がんのセクションを参照のこと。)

    • 同時化学放射線療法が検討される場合もある。

  4. 鼻腔腫瘍(扁平上皮がん[SCC]):
    • 手術単独。

    • 放射線療法単独。 [4] 同時化学放射線療法が検討される場合もある。

    • 同時手術および放射線療法(術後放射線療法が望ましい)。 [4] [5]

  5. 内翻性乳頭腫:
    • 外科的切除。

    • 手術の失敗には、再切除術。

    • 放射線療法または根治的手術が最終的に必要であろう。

  6. 黒色腫および肉腫:
    • 可能であれば外科的切除術、そうでなければ放射線療法を考慮する。

    • 横紋筋肉腫には、同時手術、放射線療法および化学療法が推奨される。

  7. 正中肉芽腫:
    • 鼻腔および副鼻腔に対する放射線療法。

  8. 鼻前庭腫瘍:
    • 一般に、最小限の変形に抑えるには放射線療法が望ましい。 [6] 外部照射療法(光子および電子)および/または密封小線源治療を施行することができる。手術は救助にのみ使用される。

臨床評価段階にある治療法の選択肢:

  1. 上顎洞腫瘍:
    • 過分割術前照射または術後放射線療法。 [7]

  2. 篩骨洞腫瘍、鼻腔腫瘍(SCC)、および鼻前庭腫瘍:
    • 術前または放射線療法前の化学療法、術後の補助療法としての化学療法、集学的治療後の化学療法を評価するために、進行腫瘍を対象とする新しい薬剤併用を用いる臨床試験を考える必要がある。

最新の臨床試験

III期の副鼻腔がんおよび鼻腔がん患者を現在受け入れているNCI支援のがん臨床試験のリストを参照のこと(なお、このサイトは日本語検索に対応していない。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。臨床試験のリストは、場所、薬物、介入、他の基準によりさらに絞り込むことができる。

臨床試験に関する一般情報は、NCIウェブサイトからも入手することができる。


参考文献
  1. Kraus DH, Sterman BM, Levine HL, et al.: Factors influencing survival in ethmoid sinus cancer. Arch Otolaryngol Head Neck Surg 118 (4): 367-72, 1992.[PUBMED Abstract]

  2. Cantù G, Solero CL, Mariani L, et al.: Anterior craniofacial resection for malignant ethmoid tumors--a series of 91 patients. Head Neck 21 (3): 185-91, 1999.[PUBMED Abstract]

  3. Shah JP: Surgery of the anterior skull base for malignant tumors. Acta Otorhinolaryngol Belg 53 (3): 191-4, 1999.[PUBMED Abstract]

  4. Hawkins RB, Wynstra JH, Pilepich MV, et al.: Carcinoma of the nasal cavity--results of primary and adjuvant radiotherapy. Int J Radiat Oncol Biol Phys 15 (5): 1129-33, 1988.[PUBMED Abstract]

  5. Ang KK, Jiang GL, Frankenthaler RA, et al.: Carcinomas of the nasal cavity. Radiother Oncol 24 (3): 163-8, 1992.[PUBMED Abstract]

  6. Wong CS, Cummings BJ: The place of radiation therapy in the treatment of squamous cell carcinoma of the nasal vestibule. A review. Acta Oncol 27 (3): 203-8, 1988.[PUBMED Abstract]

  7. Johnson CR, Schmidt-Ullrich RK, Wazer DE: Concomitant boost technique using accelerated superfractionated radiation therapy for advanced squamous cell carcinoma of the head and neck. Cancer 69 (11): 2749-54, 1992.[PUBMED Abstract]

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IV期の副鼻腔がんおよび鼻腔がん

IV期の疾患には進行病変が含まれる。

標準治療法の選択肢:

  1. 上顎洞腫瘍:
    • 頭蓋底および上咽頭への進展は絶対的ではないが手術が禁忌の可能性があるため、高線量放射線療法が用いられる。放射線療法を単独で施行するのであれば、放射線療法による治療を開始する前に、洞の限局的ドレナージを確立する必要がある。

  2. 篩骨洞腫瘍: [1] [2] [3]
    • 一般に、術前または術後の放射線療法を併用する頭蓋顔面切除術。

    • 手術不能腫瘍を有する患者には、同時化学放射線療法が検討される場合もある。

  3. 蝶形骨洞腫瘍:
    • 治療は上咽頭がんと同じく、最初に放射線療法を施行する。(詳しい情報については、上咽頭がんの治療に関するPDQ要約のIV期の上咽頭がんのセクションを参照のこと。)

    • 同時化学放射線療法が検討される場合もある。

  4. 鼻腔がん(扁平上皮がん):
    • 手術単独。

    • 放射線療法単独。 [4] 同時化学放射線療法が検討される場合もある。

    • 同時手術および放射線療法(術後放射線療法が望ましい)。 [4]

  5. 内翻性乳頭腫:
    • 外科的切除。

    • 手術の失敗には、再切除術。

    • 放射線療法または根治的手術が最終的に必要であろう。

  6. 黒色腫および肉腫:
    • 可能であれば外科的切除術。

    • 適切な放射線療法および様々な化学療法剤を考えるべきである。

  7. 正中肉芽腫:
    • 鼻腔および副鼻腔に対する放射線療法。

  8. 鼻前庭腫瘍:
    • 一般に、最小限の変形に抑えるには放射線療法が望ましい。外部照射療法(すなわち、光子および電子)および/または密封小線源治療を施行することができる。手術は救助にのみ使用される。頸部の治療を考える必要がある。

臨床評価段階にある治療法の選択肢:

  1. 上顎洞腫瘍:
    • 過分割照射療法。 [5]

  2. 上顎洞腫瘍、篩骨洞腫瘍、鼻腔腫および鼻前庭腫瘍については、以下の通り:
    • 進行腫瘍には、術前または放射線療法前の化学療法、術後の補助療法としての化学療法、集学的治療後の化学療法を評価するための臨床試験を考える必要がある。

    • 同時化学放射線療法が検討される場合もある。

臨床試験で用いられているようなネオアジュバント化学療法は、腫瘍を縮小させるため、そして手術または放射線療法のいずれかの治療をより確実に行うために実施されている。この化学療法は他の治療法に先んじて実施される;それゆえ、放射線を用いた根治治療の後か治療中、または術後に実施される標準アジュバント療法と区別するため、ネオアジュバントという名称が使用されている。ネオアジュバント化学療法では多くの薬剤併用が用いられている。 [6] [7] [8]

最新の臨床試験

IV期の副鼻腔がんおよび鼻腔がん患者を現在受け入れているNCI支援のがん臨床試験のリストを参照のこと(なお、このサイトは日本語検索に対応していない。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。臨床試験のリストは、場所、薬物、介入、他の基準によりさらに絞り込むことができる。

臨床試験に関する一般情報は、NCIウェブサイトからも入手することができる。


参考文献
  1. Kraus DH, Sterman BM, Levine HL, et al.: Factors influencing survival in ethmoid sinus cancer. Arch Otolaryngol Head Neck Surg 118 (4): 367-72, 1992.[PUBMED Abstract]

  2. Cantù G, Solero CL, Mariani L, et al.: Anterior craniofacial resection for malignant ethmoid tumors--a series of 91 patients. Head Neck 21 (3): 185-91, 1999.[PUBMED Abstract]

  3. Shah JP: Surgery of the anterior skull base for malignant tumors. Acta Otorhinolaryngol Belg 53 (3): 191-4, 1999.[PUBMED Abstract]

  4. Hawkins RB, Wynstra JH, Pilepich MV, et al.: Carcinoma of the nasal cavity--results of primary and adjuvant radiotherapy. Int J Radiat Oncol Biol Phys 15 (5): 1129-33, 1988.[PUBMED Abstract]

  5. Johnson CR, Schmidt-Ullrich RK, Wazer DE: Concomitant boost technique using accelerated superfractionated radiation therapy for advanced squamous cell carcinoma of the head and neck. Cancer 69 (11): 2749-54, 1992.[PUBMED Abstract]

  6. Stupp R, Weichselbaum RR, Vokes EE: Combined modality therapy of head and neck cancer. Semin Oncol 21 (3): 349-58, 1994.[PUBMED Abstract]

  7. Al-Sarraf M: Head and neck cancer: chemotherapy concepts. Semin Oncol 15 (1): 70-85, 1988.[PUBMED Abstract]

  8. Dimery IW, Hong WK: Overview of combined modality therapies for head and neck cancer. J Natl Cancer Inst 85 (2): 95-111, 1993.[PUBMED Abstract]

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再発副鼻腔がんおよび再発鼻腔がん

頭頸部扁平上皮がんの化学療法には将来性がある。初回手術後または初回放射線治療後に遠隔部位または局所に再発した疾患が認められる場合、および初回治療後に残存疾患が認められる場合に化学療法が適応であると考えられる。 [1] [2] このような疾患に化学療法が著効すれば、生存率は改善すると思われる。 [3] 例えば、UMCC-8810試験のように、プラチナ製剤および放射線療法を用いる集学的治療が行われている。 [4]

標準治療法の選択肢:

  1. 上顎洞腫瘍:
    • 手術後、放射線療法または術後放射線療法を併用する頭蓋顔面切除術。

    • 放射線療法後、適応であれば頭蓋顔面切除術。

    • 上記が失敗したときは、化学療法を考えるべきである。

  2. 篩骨洞腫瘍: [5] [6] [7]
    • 限局した手術後、頭蓋顔面切除術または放射線療法またはこの併用。

    • 放射線療法後、頭蓋顔面切除術。

    • 上記が失敗したときは、化学療法を考えるべきである。

  3. 蝶形骨洞腫瘍:
    • 治療は上咽頭がんと同じく、最初に放射線療法を施行する。

    • 上記が失敗したときは、化学療法を考えるべきである。

  4. 鼻腔腫瘍(扁平上皮がん)救助は、患者の約25%で可能である:
    • 放射線療法による失敗には、頭蓋顔面切除術。

    • 手術による失敗には、放射線療法。

    • 上記が失敗したときは、化学療法を考えるべきである。

  5. 内翻性乳頭腫:
    • 外科的切除。

    • 手術の失敗には、再切除術。

    • 根治的手術または放射線療法が最終的に必要であると思われる。

  6. 黒色腫および肉腫:
  7. 正中肉芽腫:
    • 鼻腔および副鼻腔に対する放射線療法。

  8. 鼻前庭腫瘍:
    • 放射線療法失敗には、手術。

    • 手術失敗には、放射線療法または手術と放射線療法との併用。

    • 上記が失敗したときは、化学療法を考えるべきである。

臨床評価段階にある治療法の選択肢:


  • 上顎洞腫瘍、篩骨洞腫瘍、鼻腔腫および鼻前庭腫瘍については、化学療法を用いる臨床試験を考えるべきである。 [8] [9]

最新の臨床試験

再発副鼻腔がんおよび再発鼻腔がん患者を現在受け入れているNCI支援のがん臨床試験のリストを参照のこと(なお、このサイトは日本語検索に対応していない。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。臨床試験のリストは、場所、薬物、介入、他の基準によりさらに絞り込むことができる。

臨床試験に関する一般情報は、NCIウェブサイトからも入手することができる。


参考文献
  1. Kies MS, Levitan N, Hong WK: Chemotherapy of head and neck cancer. Otolaryngol Clin North Am 18 (3): 533-41, 1985.[PUBMED Abstract]

  2. LoRusso P, Tapazoglou E, Kish JA, et al.: Chemotherapy for paranasal sinus carcinoma. A 10-year experience at Wayne State University. Cancer 62 (1): 1-5, 1988.[PUBMED Abstract]

  3. Al-Kourainy K, Kish J, Ensley J, et al.: Achievement of superior survival for histologically negative versus histologically positive clinically complete responders to cisplatin combination in patients with locally advanced head and neck cancer. Cancer 59 (2): 233-8, 1987.[PUBMED Abstract]

  4. Al-Sarraf M, Pajak TF, Marcial VA, et al.: Concurrent radiotherapy and chemotherapy with cisplatin in inoperable squamous cell carcinoma of the head and neck. An RTOG Study. Cancer 59 (2): 259-65, 1987.[PUBMED Abstract]

  5. Kraus DH, Sterman BM, Levine HL, et al.: Factors influencing survival in ethmoid sinus cancer. Arch Otolaryngol Head Neck Surg 118 (4): 367-72, 1992.[PUBMED Abstract]

  6. Cantù G, Solero CL, Mariani L, et al.: Anterior craniofacial resection for malignant ethmoid tumors--a series of 91 patients. Head Neck 21 (3): 185-91, 1999.[PUBMED Abstract]

  7. Shah JP: Surgery of the anterior skull base for malignant tumors. Acta Otorhinolaryngol Belg 53 (3): 191-4, 1999.[PUBMED Abstract]

  8. Brasnu D, Laccourreye O, Bassot V, et al.: Cisplatin-based neoadjuvant chemotherapy and combined resection for ethmoid sinus adenocarcinoma reaching and/or invading the skull base. Arch Otolaryngol Head Neck Surg 122 (7): 765-8, 1996.[PUBMED Abstract]

  9. Licitra L, Locati LD, Cavina R, et al.: Primary chemotherapy followed by anterior craniofacial resection and radiotherapy for paranasal cancer. Ann Oncol 14 (3): 367-72, 2003.[PUBMED Abstract]

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本要約の変更点(09/25/2015)

PDQがん情報要約は定期的に見直され、新情報が利用可能になり次第更新される。本セクションでは、上記の日付における本要約最新変更点を記述する。

本要約には編集上の変更がなされた。

本要約はPDQ Adult Treatment Editorial Boardが作成と内容の更新を行っており、編集に関してはNCIから独立している。本要約は独自の文献レビューを反映しており、NCIまたはNIHの方針声明を示すものではない。PDQ要約の更新におけるPDQ編集委員会の役割および要約の方針に関する詳しい情報については、本PDQ要約について およびPDQ® - NCI's Comprehensive Cancer Databaseを参照のこと。

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本PDQ要約について

本要約の目的

医療専門家向けの本PDQがん情報要約では、副鼻腔がんおよび鼻腔がんの治療について包括的な、専門家の査読を経た、そして証拠に基づいた情報を提供する。本要約は、がん患者を治療する臨床家に情報を与え支援するための情報資源として作成されている。これは医療における意思決定のための公式なガイドラインまたは推奨事項を提供しているわけではない。

査読者および更新情報

本要約は編集作業において米国国立がん研究所(NCI)とは独立したPDQ Adult Treatment Editorial Boardにより定期的に見直され、随時更新される。本要約は独自の文献レビューを反映しており、NCIまたは米国国立衛生研究所(NIH)の方針声明を示すものではない。

委員会のメンバーは毎月、最近発表された記事を見直し、記事に対して以下を行うべきか決定する:


  • 会議での議論、

  • 本文の引用、または

  • 既に引用されている既存の記事との入れ替え、または既存の記事の更新。

要約の変更は、発表された記事の証拠の強さを委員会のメンバーが評価し、記事を本要約にどのように組み入れるべきかを決定するコンセンサス過程を経て行われる。

副鼻腔がんおよび鼻腔がんの治療に対する主要な査読者は以下の通りである:


    本要約の内容に関するコメントまたは質問は、NCIウェブサイトのEmail UsからCancer.gov まで送信のこと。要約に関する質問またはコメントについて委員会のメンバー個人に連絡することを禁じる。委員会のメンバーは個別の問い合わせには対応しない。

    証拠レベル

    本要約で引用される文献の中には証拠レベルの指定が記載されているものがある。これらの指定は、特定の介入やアプローチの使用を支持する証拠の強さを読者が査定する際、助けとなるよう意図されている。PDQ Adult Treatment Editorial Boardは、証拠レベルの指定を展開する際に証拠の公式順位分類を使用している。

    本要約の使用許可

    PDQは登録商標である。PDQ文書の内容は本文として自由に使用できるが、完全な形で記し定期的に更新しなければ、NCI PDQがん情報要約とすることはできない。しかし、著者は“NCI's PDQ cancer information summary about breast cancer prevention states the risks succinctly: 【本要約からの抜粋を含める】.”のような一文を記述してもよい。

    本PDQ要約の好ましい引用は以下の通りである:

    National Cancer Institute: PDQ® Paranasal Sinus and Nasal Cavity Cancer Treatment.Bethesda, MD: National Cancer Institute.Date last modified <MM/DD/YYYY>.Available at: http://www.cancer.gov/types/head-and-neck/hp/paranasal-sinus-treatment-pdq.Accessed <MM/DD/YYYY>.

    本要約内の画像は、PDQ要約内での使用に限って著者、イラストレーター、および/または出版社の許可を得て使用されている。PDQ情報以外での画像の使用許可は、所有者から得る必要があり、米国国立がん研究所(National Cancer Institute)が付与できるものではない。本要約内のイラストの使用に関する情報は、多くの他のがん関連画像とともにVisuals Online(2,000以上の科学画像を収蔵)で入手できる。

    免責条項

    入手可能な証拠の強さに基づき、治療選択肢は「標準」または「臨床評価段階にある」のいずれかで記載される。これらの分類は、保険払い戻しの決定基準として使用されるべきものではない。保険の適用範囲に関する詳しい情報については、Cancer.govのManaging Cancer Careページで入手できる。

    お問い合わせ

    Cancer.govウェブサイトについての問い合わせまたはヘルプの利用に関する詳しい情報は、Contact Us for Helpページに掲載されている。質問はウェブサイトのEmail UsからもCancer.govに送信可能である。

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