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最新の研究成果に基づいて定期的に更新している、
科学的根拠に基づくがん情報の要約です。

慢性リンパ性白血病の治療(PDQ®)

  • 原文更新日 : 2020-01-22
    翻訳更新日 : 2020-03-25


医療専門家向けの本PDQがん情報要約では、慢性リンパ性白血病の治療について、包括的な、専門家の査読を経た、そして証拠に基づいた情報を提供する。本要約は、がん患者を治療する臨床家に情報を与え支援するための情報資源として作成されている。これは医療における意思決定のための公式なガイドラインまたは推奨事項を提供しているわけではない。


本要約は編集作業において米国国立がん研究所(NCI)とは独立したPDQ Adult Treatment Editorial Boardにより定期的に見直され、随時更新される。本要約は独自の文献レビューを反映しており、NCIまたは米国国立衛生研究所(NIH)の方針声明を示すものではない。

慢性リンパ性白血病(CLL)に関する一般情報

発生率および死亡率

米国において、2020年に推定されるCLLの新規症例数および死亡数: [1]


  • 新規症例数:21,040。

  • 死亡数:4,060。

解剖学

慢性リンパ性白血病(CLL)は、形態学的には成熟しているが免疫学的には成熟度が低いリンパ球の疾患であり、血液、骨髄およびリンパ組織にこのような細胞が進行性に蓄積することによって発症する。 [2]

血液細胞の進化。血液幹細胞はいくつかの過程を経て赤血球、血小板、または白血球になる。

臨床像

CLLの臨床経過は、この他の明らかな病変を伴わない緩徐な進行のリンパ球増加症から、同時に汎血球減少を伴う全身性のリンパ組織腫大へと進行する。このような患者では、出血および感染をはじめとする汎血球減少の合併症が主な死因である。 [3] クームス陽性の溶血性貧血、免疫性血小板減少症および免疫グロブリン値の低下をはじめとする免疫学的異常はいずれも、CLLの管理を複雑にする。 [4]

診断的評価および鑑別診断

CLLの診断には、以下の検査および手技が用いられる: [5]


  • 病歴および身体診察(頸部、腋窩、および鼠径リンパ節部位における触知可能な最大リンパ節の二次元直径および触診で評価したそれぞれの肋骨縁下部の肝臓および脾臓の大きさを含む)。

  • 全血球算定と分画および生化学検査(クレアチニン、ビリルビン、トランスアミナーゼ、およびアルカリホスファターゼを含む)。この他の血液検査には、乳酸脱水素酵素およびβ2ミクログロブリンが含まれることがある。自己免疫性溶血性貧血が疑われる場合は、網赤血球数、間接ビリルビン、血清ハプトグロビン、抗グロブリン(直接クームス試験)、および寒冷凝集素に対する検査が有用な場合がある。

  • フローサイトメトリー(免疫表現型検査のため)。

  • 蛍光in situハイブリダイゼーション(FISH)(del11q、del13q、del17p、12トリソミー、およびt(11;14)について)。

  • TP53変異解析。

  • IgHV変異解析。

  • 血清免疫グロブリン値。

  • B型肝炎およびC型肝炎とHIVの検査。

  • 末梢性リンパ節腫大が認められなければ、通常コンピュータ断層撮影(CT)は不要である;検査時に広範なリンパ節腫大が認められれば、後腹膜リンパ節腫大の検査を早急に実施すべきである。

  • 骨髄穿刺および骨髄生検は通常、不要である。

この疾患では、血液中のリンパ球数が通常5,000/mm3以上あり、特徴的な免疫表現型(CD5陽性およびCD23陽性のB細胞)を示す。 [6] [7] 末梢血中の単クローン性B-CLL様細胞を検出する分析感度が向上したのに伴い、研究者は、40歳を超える成人の3%および60歳を超える成人の6%に単クローン性B細胞リンパ球増加症を検出している。 [8] そういった早期の検出および診断は、このグループの生存改善を誤って示唆し、生涯診断されないままであったであろう一部の患者を不必要に心配させるか、あるいは治療に帰着させるという、過剰診断または偽疾患として文献に知られる状況となりうる。 [9] [10]

細胞表面マーカーの検査によって、この他の疾患とは区別できる。CLLのリンパ球は、T細胞抗原CD5とB細胞抗原CD19およびCD20とを同時に発現している。 [11] この同時発現は、この他の疾患ではマントル細胞リンパ腫にみられるのみである。CLLのB細胞は、(正常な末梢血B細胞と比較して)膜表面免疫グロブリンと一本のL鎖(κまたはλ)の発現量が比較的低い。 [12] CLLは、特徴的なクローン集団を示す形態学的特徴および免疫表現型の特徴と相まったリンパ球絶対数の増加および/または骨髄浸潤によって診断される。データベース分析で診断前77ヵ月以内に末梢血が得られる場合、CLLの診断を受けたほぼすべての患者で診断前のB細胞クローンが同定された。 [7] [13]

形態学的にCLLを示す症例の約1%は、T細胞マーカー(CD4およびCD7)を発現し、そのT細胞受容体遺伝子の再構成がクローン性に認められる。このような患者では皮膚病変が高い頻度でみられ、リンパ球の形態がさらに変わりやすいほか、化学療法およびB細胞受容体阻害薬に対して最小限の反応しか認められず、生存期間中央値(13ヵ月)が短くなる。 [14]

鑑別診断には、以下を除外しなければならない:


  • 単クローン性B細胞リンパ球増加症(MBL)は、末梢血中で循環するクローン性B-細胞集団で、B細胞が5 x 109/L未満で、リンパ節腫大または脾腫の徴候は認められないものと定義される。 [15] ほとんどの症例がCLLの免疫表現型を有する。B細胞の数が少ないMBL(B細胞が0.5 x 109/L以下)が顕性のCLLに進行することはまれであるが、より多い場合は1年当たり2%未満の割合で症候性のCLLに進行しうる。 [15] 900人を超える患者を対象に中央値で5~7年間プロスペクティブに追跡した2件の選択的シリーズにおいて、化学療法が必要な顕性のCLLが7%の患者に発生した。 [8] [16]

  • 有毛細胞白血病。(詳しい情報については、有毛細胞白血病の治療に関するPDQ要約を参照のこと。)

  • ワルデンシュトレームマクログロブリン血症。ワルデンシュトレームマクログロブリン血症は、免疫グロブリンMの増加によるマクログロブリン血症に随伴する過粘稠度症候群を除いて、CLLとほぼ同じ自然史をたどり、治療選択肢もほぼ同じである。(詳しい情報については、成人非ホジキンリンパ腫の治療に関するPDQ要約を参照のこと。)

  • 前リンパ球性白血病(PLL)はまれな形態のリンパ球性白血病であり、CD19、CD20、ならびに膜表面免疫グロブリン陽性かつCD5陰性という典型的な表現型をもつ前リンパ球が血中に過剰にみられるという特徴を示す。このような患者には脾腫が認められ、低用量から高用量までのいずれの用量の化学療法にも反応しにくい。 [12] [17]

    クラドリビン(2-クロロデオキシアデノシン)は、de novoのB細胞PLL患者に対して活性のある薬物(60%の完全寛解率)のようである。 [18] [証拠レベル:3iiiDiv]以前の化学療法(通常、ペントスタチンまたはクラドリビン)の失敗後、抗CD52ヒト化モノクローナル抗体であるアレムツズマブを、T細胞PLLの患者76人に使用したところ、奏効率は51%(95%信頼区間、40%-63%)で、進行までの期間中央値は4.5ヵ月(範囲、0.1~45.4ヵ月)であった。 [19] [証拠レベル:3iiiDiv]これらの奏効率は、別の研究者によって確認されている。 [20] [21] 前リンパ球系病態転化を示すCLL患者は、典型的なCLL表現型を維持しており、PLL患者よりも予後不良である。


  • 大型顆粒リンパ球(LGL)白血病は、NK細胞の免疫表現型(CD2、CD16、およびCD56)またはT細胞の免疫表現型(CD2、CD3、およびCD8)をもつリンパ球増加症で特徴付けられる。 [21] [22] [23] しばしば、このような患者には好中球減少症および関節リウマチの病歴がみられる。自然史は緩慢な経過を示し、しばしば貧血および脾腫で特徴付けられる。この状態は、フェルティ症候群の臨床的範囲に入るようである。 [24] T細胞LGL白血病患者のほぼ50%にみられる特徴的な遺伝学的所見として、STAT3遺伝子における変異が含まれる。 [25] 治療には、低用量の経口シクロホスファミドまたはメトトレキサート、シクロスポリン、および重度の好中球減少の間に罹った細菌感染の治療が含まれる。 [21] [23] [26] [27]

予後因子

予後マーカーは、臨床試験において患者を層別化して、治療の必要性を評価し、治療の種類を選択する一助となる。 [2] [28] [29] 臨床的転帰の予測に有用である予後因子には、細胞遺伝学的サブグループ、免疫グロブリンの変異状態、およびCD38免疫表現型が挙げられる。 [2] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38]

予後マーカーには以下のものがある:


  • IgHV変異。

    [31] [32] [33] [38] [39] この領域におけるかなりの数の突然変異の所見は、20~25年を超える生存期間中央値と関連する。この突然変異の非存在は8~10年の生存期間中央値と関連する。

  • FISH検査の結果。

    レトロスペクティブ研究およびプロスペクティブ研究においてFISHでの染色体異常は予後と関連し、時の経過とともにクローン性増殖が認められている。 [30] [40] [41] [42] 以下の染色体異常が報告されている:
    • 13q欠失は予後良好マーカーである(あるプロスペクティブ研究において全生存[OS]期間中央値17年)。 [42]

    • 12トリソミーおよび11q欠失は予後不良である(あるプロスペクティブ研究においてOS期間中央値9~11年)。 [42]

    • 17p欠失は、TP53変異、および標準治療法の選択肢に対する不良な奏効率および短い奏効期間と関連している。 [38] 17p欠失は最も予後不良である(1件のプロスペクティブ試験においてOS期間中央値7年)。 [42] [43] [44]

    • 同じ患者において、(予後不良を示唆する)11q欠失、17p欠失などの不良な細胞遺伝学と(予後良好を示唆する)ZAP-70(ゼータ鎖関連蛋白70 kDa)の陰性が同時にみられる場合は予後不良であった。 [37]


    こうした知見から、これらの予後マーカーの組み合わせを検証するプロスペクティブ試験の必要性が強調されている。 [45]


  • CD38免疫表現型。

    [32] [46] CD38陽性(30%超)はより不良な予後と相関するが、IgHVの変異状態を予後に対するゴールドスタンダードとして使用した場合に偽陽性率は30%、偽陰性率は50%である。

その他の予後因子は以下の通りである:


  • 貧血および血小板減少。

    これらは重要な予後不良変数であるが、CLLによる広範囲の骨髄浸潤が原因となっている場合のみである。自己免疫性溶血性貧血および免疫性血小板減少性紫斑病は予後不良につながらない。

  • 年齢。

    CLLは主に中年者および高齢者に発症し、その後の数十年間の予後は不良である。 [41]

  • 病期。

    [47] [48] (詳しい情報については、本要約のRai病期分類およびBinet分類のセクションを参照のこと。)

  • ポジトロン放射断層撮影(PET)-CTスキャンの結果。

    この検査は、反復性の発熱、盗汗、体重減少(6ヵ月以内のベースライン体重の10%超)、または急速に増殖するリンパ節がみられる状況でのみ使用すべきであるが、それはこれらの所見がびまん性大細胞型B細胞リンパ腫への組織学的変化(いわゆるリヒター転化)を予告する場合があるためである。レトロスペクティブにレビューされた432人の患者のうち、209人では最大標準摂取率(SUV:standardized uptake value)(SUVmax)が5以上であった。 [49] これらの患者の80%が組織学的に侵攻性のCLLまたはリヒター症候群を有し、これらの疾患実体はどちらも一様に予後不良であった。SUVmaxが10以上の場合の5年OS率はわずか30%であった。 [49]

  • リンパ球の倍加時間。

    1年未満での白血球数の倍加は予後不良を意味する。 [50]

  • β2-ミクログロブリン。

    高いレベルは予後不良を意味する。 [51]

  • リヒター転化。

    侵攻性高悪性度非ホジキンリンパ腫(通常はびまん性大細胞型B細胞リンパ腫)を発症する患者は、予後不良である。 [52]

  • 微小残存病変(MRD)の除去。

    さらに強力なレジメンにより奏効率を改善することで、MRDの除去を最大限にしている。493人の患者を対象とした1件のプロスペクティブ試験において、多変量解析によるとMRDの除去はOSの独立した予測因子であった。 [53] 残存病変の除去のような代理エンドポイントでは予後の予測は可能であるが [53] [54] 、プロスペクティブ・ランダム化試験で生存の改善は示されていない。必要と思われる研究は、導入療法により骨髄を完全に正常にできなかった患者を対象に、新しい代替療法群 vs 再燃以降も同一療法群のいずれかにランダムに割り付けて、主要エンドポイントとしてOSを検討することである。 [28] [55]

  • 他の悪性腫瘍。

    CLL患者はまた他の悪性腫瘍のリスクが治療前でも高い。 [56] 米国国立がん研究所のSurveillance, Epidemiology, and End Results(SEER)データベースのほぼ200万人のがん患者を対象にした集団ベースの解析が実施された。所見から、既にCLLに罹患しており、その後大腸がんおよび乳がんを発症する患者に対するがん特異的な生存は、先行するCLLが認められない大腸がんおよび乳がん患者に対するがん特異的な生存よりも、年齢、性別、人種、および病期で調整し、CLL関連死を除外した後、有意に低い(大腸がんについてハザード比[HR]、1.46;P < 0.001、および乳がんについてHR、1.41;P = 0.005)ことが示唆された。 [57]

CLLに対する国際予後指標(IPI)(CLL-IPI)では、IgHV変異状態、臨床病期、年齢(65歳以下 vs 65歳超)、およびTP53状態(非変異 vs del17pまたはTP53変異、あるいはその両方)に基づいて4つの予後サブグループが特定された。 [58]

治療後の追跡

治療を完了した後の患者の監視では、CTスキャンの役割はきわめて限られている;ドイツCLL研究グループによる3件のプロスペクティブ試験では、CTキャンまたは超音波検査により再燃治療の意思決定を行った患者は、176人中わずか2人であった。 [59]


参考文献
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  59. Eichhorst BF, Fischer K, Fink AM, et al.: Limited clinical relevance of imaging techniques in the follow-up of patients with advanced chronic lymphocytic leukemia: results of a meta-analysis. Blood 117 (6): 1817-21, 2011.[PUBMED Abstract]

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CLLの病期情報

慢性リンパ性白血病(CLL)には標準的な病期分類はない。Rai病期分類(表1)とBinet分類(表2)を以下に示す。 [1] [2] 米国国立がん研究所(NCI)後援のワーキンググループは、今後のCLLの臨床試験に用いられる適格性、反応および毒性作用に関する判定基準の公式化標準化ガイドラインを作成している。 [3]

Rai病期分類

表1.Rai病期分類

病期 病期基準
0期 リンパ球絶対数の増加(>15,000/mm3)がみられ、リンパ節腫大、肝脾腫、貧血、または血小板減少はみられない。
I期 リンパ節腫大を伴うリンパ球絶対数の増加がみられ、肝脾腫、貧血、または血小板減少はみられない。
II期 リンパ節腫大を伴うまたは伴わず、肝腫または脾腫のいずれかを伴うリンパ球絶対数の増加。
III期 リンパ節腫大、肝腫、または脾腫を伴うまたは伴わないリンパ球絶対数の増加および貧血(ヘモグロビン < 11g/dL)。
IV期 リンパ節腫大、肝腫、脾腫、または貧血を伴うまたは伴わないリンパ球絶対数の増加および血小板減少(< 100,000/mm3)。


Binet分類

表2.Binet分類

病期 病期基準
臨床病期A期a 貧血も血小板減少も認められず、リンパ系浸潤領域が3ヵ所未満である(Rai分類では0期、I期、およびII期)。
臨床病期B期a 貧血も血小板減少も認められず、リンパ系浸潤領域が3ヵ所以上である(Rai分類ではI期およびII期)。
臨床病期C期 リンパ節腫大領域の数に関係なく貧血および/または血小板減少が認められる(Rai分類ではIII期およびIV期)。


Binet分類には、骨髄機能不全を伴うCLLに関与するリンパ組織の数が組み込まれている。その主要な利点は、Rai病期分類において認識されているよりも良好な予後をもつ、この疾患の主脾臓型を認識することと、貧血あるいは血小板減少の存在は同等な予後を示しそれらにより病期を分けるメリットがないことを認識することにある。いずれの分類でも細胞減少の原因については免疫性であるか非免疫性であるかの区別はしていない。広範囲の骨髄浸潤および産生障害によって血小板減少または貧血、あるいはその両方を来した患者(Rai分類ではIII/IV期、Binet分類ではC期)は、免疫性の細胞減少を来した患者よりも予後不良である。 [4]

CLL国際ワークショップでは、次のようなRai分類とBinet分類を統合することが推奨されている:A(0)、A(I)、A(II);B(I)、B(II);およびC(III)、C(IV)。 [5] NCI主催のワーキンググループは、臨床試験および一般診療の場の両者におけるCLLの診断と治療法のガイドラインを発表した。 [3] このような分類を用いることによって、臨床結果の比較および治療ガイドラインの確立が可能になる。


参考文献
  1. Rai KR, Sawitsky A, Cronkite EP, et al.: Clinical staging of chronic lymphocytic leukemia. Blood 46 (2): 219-34, 1975.[PUBMED Abstract]

  2. Binet JL, Auquier A, Dighiero G, et al.: A new prognostic classification of chronic lymphocytic leukemia derived from a multivariate survival analysis. Cancer 48 (1): 198-206, 1981.[PUBMED Abstract]

  3. Hallek M, Cheson BD, Catovsky D, et al.: Guidelines for the diagnosis and treatment of chronic lymphocytic leukemia: a report from the International Workshop on Chronic Lymphocytic Leukemia updating the National Cancer Institute-Working Group 1996 guidelines. Blood 111 (12): 5446-56, 2008.[PUBMED Abstract]

  4. Moreno C, Hodgson K, Ferrer G, et al.: Autoimmune cytopenia in chronic lymphocytic leukemia: prevalence, clinical associations, and prognostic significance. Blood 116 (23): 4771-6, 2010.[PUBMED Abstract]

  5. Chronic lymphocytic leukemia: recommendations for diagnosis, staging, and response criteria. International Workshop on Chronic Lymphocytic Leukemia. Ann Intern Med 110 (3): 236-8, 1989.[PUBMED Abstract]

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CLLに対する治療法の選択

慢性リンパ性白血病(CLL)の治療は、疾患の臨床像に基づいて個別に対応する必要がある。 [1] この疾患は、一般に治癒が得られず、高齢者に発生し、さらにしばしば緩徐に進行するため、保存的方法で最もよく治療される。 [2]

1970年代から1990年代に収集されたデータによる以前の試験では、全患者に対する生存期間中央値は8~12年であった。 [3] [4] しかしながら、B細胞受容体阻害薬の導入およびBCL2の標的化により、全患者に対する生存期間中央値は10年以上の追跡で到達していない。

CLLの治療は、感染性、出血性、または免疫性の合併症に対する治療を伴う観察から、以下のような単剤または併用療法で実施される種々の治療法選択肢まで多岐にわたる: [2]


無症候の患者には、疾患が進行して症状が現れるまで治療を延期することもある。 [3] 進行速度は患者によって異なり、長期間安定していて、ときには自然に退縮する場合もあることから、臨床経過を監視するために頻繁に注意深く観察する必要がある。 [5] 蛍光in situハイブリダイゼーション(FISH)解析で17p欠失(またはTP53変異)が認められる無症候の患者でも注意深い経過観察で追跡可能な場合があるが、急速な進行を回避するために頻繁な監視が必要であろう。ランダム化試験の1件のメタアナリシスでは、早期疾患の患者に対する待機療法と比較した即時療法に生存便益は示されなかった。 [6] [証拠レベル:1iiA]進行性CLLの患者には、ほとんどの場合、治療で治癒は得られない。同種幹細胞移植で治療された特定の患者は長期(ときに20年を超える)の無病生存(DFS)を達成している。 [7] [8] [9] [10] [11] 長期のDFSはまた、IgHV過剰変異が認められ、FCRレジメン(フルダラビンシクロホスファミド、およびリツキシマブ)を受けた年齢の低い患者(60歳未満)でも示されている。 [12] [13] [14]

以下の臨床因子は、疾患の進行の予測に有用な場合がある: [2]


  • IgHV遺伝子変異。

  • FISH解析または細胞遺伝学的検査により検出される染色体異常。

  • β2-ミクログロブリン。

  • リンパ球の倍加時間。

疾患および治療による有害な続発症

進行したCLLにおける感染性の合併症は、1つには、低γグロブリン血症を来した結果、細菌性またはウイルス性の病原体に対して液性免疫による防御機構が働かないためである。帯状疱疹はこのような患者によくみられるウイルス感染であるが、ニューモシスティス-カリニおよびカンジダ-アルビカンスによる感染症も発症することがある。このような患者が長期生存するには、感染症の早期認識と適切な治療の開始が決め手となる。CLLで低γグロブリン血症の患者を対象として静脈注射用免疫グロブリン(400mg/kgを3週間ごとに1年間投与)を投与したランダム化研究では、細菌感染が有意に減少し、研究期間中の初回感染の発症が有意に遅延した。 [15] しかしながら、生存期間に対する効果は認めらない。免疫グロブリンをルーチンに長期間静脈内投与するには費用がかかり、(1年以上の)長期的な有益性は証明されていない。 [16] [17]

病期に関係なくCLL患者では自己免疫性溶血性貧血および/または血小板減少症が発症することがある。 [18] 初期療法には、アルキル化剤を併用または併用しないコルチコステロイドが含まれる(フルダラビンは溶血性貧血を悪化させることがある)。患者は赤血球または血小板の輸血を首尾よく受けることが難しい場合があるため、できれば骨髄抑制を来す化学療法を実施する前に、コルチコステロイドを投与して自己免疫性の破壊を制御することがしばしば必要である。代替の治療法としては、高用量免疫グロブリン、リツキシマブ、シクロスポリン、アザチオプリン、脾臓摘出術および脾に対する低線量放射線療法が挙げられる。 [3] [19] 腫瘍崩壊症候群は、巨大病変を有する患者に化学療法を実施した場合にみられるまれな合併症(患者300人中1人にみられる)である。 [20]

患者のごく一部には、このほか二次性の悪性腫瘍および治療誘発性の急性白血病が発症する。 [21] CLLがびまん性大細胞リンパ腫(リヒター症候群)に転化すると予後不良になり、患者の20%は積極的な多剤併用化学療法により5年以上生存するが、生存期間中央値は1年未満である。 [22] (詳しい情報については、成人非ホジキンリンパ腫の治療に関するPDQ要約を参照のこと。)

治療法を選択するための考慮事項

以下の一般的原則は、利用可能な治療法の選択肢に対する順序を提供しうる:


  • 多くの治療法の選択肢があるにもかかわらず、臨床試験の枠外では、無症候性または症状があってもわずかなCLL患者に対して経過観察がしばしば行われている。患者が深刻な血球減少症となった時点、または巨大なリンパ節腫大や消耗性の症状を伴うなど、生活の質にかなりの影響を及ぼすほどの症状となった時点で治療がしばしば開始される。

  • 移植以外では治癒可能な治療法が見いだされていないため、治療の最初の目標は、最大限の効果(全生存の改善による)が得られるようにすると同時に、短期および長期の全体的な毒性を最も小さくすることである。

  • 新たな生物学的薬剤のうち、新たにCLLと診断され治療を要する患者における第一選択の使用に対してイブルチニブおよびベネトクラクスが米国食品医薬品局(FDA)により承認されている。 [23] 予後不良因子(特に17p欠失およびTP53変異)を有する患者では、イブルチニブまたはベネトクラクスを検討すべきである。

  • フルダラビンベンダムスチンシクロホスファミドクロラムブシルなどの標準の化学療法薬はゲノムに対して変異性損傷を与え、再燃時により侵攻性で難治性の表現型で現れることがあるとともに、二次悪性腫瘍を引き起こすこともある。しかしながら、IgHV過剰変異が認められる比較的年齢の低い患者(60歳未満)におけるFCRレジメンの使用で長期のDFS(10年以上)が得られうる。 [12] [13] [14]
      アルキル化剤およびプリンアナログを回避することで、これらの薬物を用いた治療後にみられる長期の細胞減少症に加え、再発性で長期にわたり持続し、ときに致死性となる感染症も予防できる。
      可能であれば、前もって化学療法薬を回避することは、CLLに対する治療順序の新たなパラダイムである。

  • 併存疾患を有する比較的年齢の高い患者は、新たな生物学的薬剤(イブルチニブまたはベネトクラクスなど)、モノクローナル抗体療法単独(高用量リツキシマブなど)、またはリツキシマブと併用する標準の化学療法薬の投与量変更に対する忍容性が高い可能性がある。比較的年齢の高い(65歳超)患者では、リツキシマブベンダムスチンの併用(BRレジメン)は、FCRレジメンよりも有害事象が少なく、転帰が良好であった。 [24]


参考文献
  1. Montserrat E: CLL therapy: progress at last! Blood 105 (1): 2-3, 2005.[PUBMED Abstract]

  2. Gribben JG, O'Brien S: Update on therapy of chronic lymphocytic leukemia. J Clin Oncol 29 (5): 544-50, 2011.[PUBMED Abstract]

  3. Rozman C, Montserrat E: Chronic lymphocytic leukemia. N Engl J Med 333 (16): 1052-7, 1995.[PUBMED Abstract]

  4. Wierda WG, O'Brien S, Wang X, et al.: Prognostic nomogram and index for overall survival in previously untreated patients with chronic lymphocytic leukemia. Blood 109 (11): 4679-85, 2007.[PUBMED Abstract]

  5. Del Giudice I, Chiaretti S, Tavolaro S, et al.: Spontaneous regression of chronic lymphocytic leukemia: clinical and biologic features of 9 cases. Blood 114 (3): 638-46, 2009.[PUBMED Abstract]

  6. Chemotherapeutic options in chronic lymphocytic leukemia: a meta-analysis of the randomized trials. CLL Trialists' Collaborative Group. J Natl Cancer Inst 91 (10): 861-8, 1999.[PUBMED Abstract]

  7. Ritgen M, Stilgenbauer S, von Neuhoff N, et al.: Graft-versus-leukemia activity may overcome therapeutic resistance of chronic lymphocytic leukemia with unmutated immunoglobulin variable heavy-chain gene status: implications of minimal residual disease measurement with quantitative PCR. Blood 104 (8): 2600-2, 2004.[PUBMED Abstract]

  8. Moreno C, Villamor N, Colomer D, et al.: Allogeneic stem-cell transplantation may overcome the adverse prognosis of unmutated VH gene in patients with chronic lymphocytic leukemia. J Clin Oncol 23 (15): 3433-8, 2005.[PUBMED Abstract]

  9. Khouri IF, Keating MJ, Saliba RM, et al.: Long-term follow-up of patients with CLL treated with allogeneic hematopoietic transplantation. Cytotherapy 4 (3): 217-21, 2002.[PUBMED Abstract]

  10. Doney KC, Chauncey T, Appelbaum FR, et al.: Allogeneic related donor hematopoietic stem cell transplantation for treatment of chronic lymphocytic leukemia. Bone Marrow Transplant 29 (10): 817-23, 2002.[PUBMED Abstract]

  11. Pavletic SZ, Khouri IF, Haagenson M, et al.: Unrelated donor marrow transplantation for B-cell chronic lymphocytic leukemia after using myeloablative conditioning: results from the Center for International Blood and Marrow Transplant research. J Clin Oncol 23 (24): 5788-94, 2005.[PUBMED Abstract]

  12. Thompson PA, Tam CS, O'Brien SM, et al.: Fludarabine, cyclophosphamide, and rituximab treatment achieves long-term disease-free survival in IGHV-mutated chronic lymphocytic leukemia. Blood 127 (3): 303-9, 2016.[PUBMED Abstract]

  13. Fischer K, Bahlo J, Fink AM, et al.: Long-term remissions after FCR chemoimmunotherapy in previously untreated patients with CLL: updated results of the CLL8 trial. Blood 127 (2): 208-15, 2016.[PUBMED Abstract]

  14. Rossi D, Terzi-di-Bergamo L, De Paoli L, et al.: Molecular prediction of durable remission after first-line fludarabine-cyclophosphamide-rituximab in chronic lymphocytic leukemia. Blood 126 (16): 1921-4, 2015.[PUBMED Abstract]

  15. Intravenous immunoglobulin for the prevention of infection in chronic lymphocytic leukemia. A randomized, controlled clinical trial. Cooperative Group for the Study of Immunoglobulin in Chronic Lymphocytic Leukemia. N Engl J Med 319 (14): 902-7, 1988.[PUBMED Abstract]

  16. Griffiths H, Brennan V, Lea J, et al.: Crossover study of immunoglobulin replacement therapy in patients with low-grade B-cell tumors. Blood 73 (2): 366-8, 1989.[PUBMED Abstract]

  17. Weeks JC, Tierney MR, Weinstein MC: Cost effectiveness of prophylactic intravenous immune globulin in chronic lymphocytic leukemia. N Engl J Med 325 (2): 81-6, 1991.[PUBMED Abstract]

  18. Mauro FR, Foa R, Cerretti R, et al.: Autoimmune hemolytic anemia in chronic lymphocytic leukemia: clinical, therapeutic, and prognostic features. Blood 95 (9): 2786-92, 2000.[PUBMED Abstract]

  19. Kaufman M, Limaye SA, Driscoll N, et al.: A combination of rituximab, cyclophosphamide and dexamethasone effectively treats immune cytopenias of chronic lymphocytic leukemia. Leuk Lymphoma 50 (6): 892-9, 2009.[PUBMED Abstract]

  20. Cheson BD, Frame JN, Vena D, et al.: Tumor lysis syndrome: an uncommon complication of fludarabine therapy of chronic lymphocytic leukemia. J Clin Oncol 16 (7): 2313-20, 1998.[PUBMED Abstract]

  21. Maddocks-Christianson K, Slager SL, Zent CS, et al.: Risk factors for development of a second lymphoid malignancy in patients with chronic lymphocytic leukaemia. Br J Haematol 139 (3): 398-404, 2007.[PUBMED Abstract]

  22. Robertson LE, Pugh W, O'Brien S, et al.: Richter's syndrome: a report on 39 patients. J Clin Oncol 11 (10): 1985-9, 1993.[PUBMED Abstract]

  23. Burger JA, Tedeschi A, Barr PM, et al.: Ibrutinib as Initial Therapy for Patients with Chronic Lymphocytic Leukemia. N Engl J Med 373 (25): 2425-37, 2015.[PUBMED Abstract]

  24. Eichhorst B, Fink AM, Bahlo J, et al.: First-line chemoimmunotherapy with bendamustine and rituximab versus fludarabine, cyclophosphamide, and rituximab in patients with advanced chronic lymphocytic leukaemia (CLL10): an international, open-label, randomised, phase 3, non-inferiority trial. Lancet Oncol 17 (7): 928-942, 2016.[PUBMED Abstract]

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無症候性CLLの治療

慢性リンパ性白血病(CLL)で、無症候性または症状があってもわずかな患者に対する治療法の選択肢には、以下のものがある:

  1. 経過観察。 [1] [2] [証拠レベル:1iiA](詳しい情報については、本要約の経過観察のセクションを参照のこと。)

    多くの治療法の選択肢があるにもかかわらず、予後不良な所見が認められる状況においてでさえ、無症候性または症状があってもわずかな患者には経過観察を検討すべきである。患者が深刻な血球減少症となった時点、または生活の質に悪影響を及ぼすほどの症状となった時点で治療が開始される。

  2. 治療成績の改善を確立するには、観察または注意深い経過観察を断念する前に無症候性の患者において新たな生物学的治療を用いる臨床試験が必要である。

最新の臨床試験

NCIが支援しているがん臨床試験で現在患者登録中の試験を検索するには、臨床試験アドバンスト・サーチを使用のこと(なお、このサイトは日本語検索に対応していない。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。このサーチでは、試験の場所、治療の種類、薬物名やその他の基準による絞り込みが可能である。臨床試験に関する一般情報も入手することができる。


参考文献
  1. Chemotherapeutic options in chronic lymphocytic leukemia: a meta-analysis of the randomized trials. CLL Trialists' Collaborative Group. J Natl Cancer Inst 91 (10): 861-8, 1999.[PUBMED Abstract]

  2. Dighiero G, Maloum K, Desablens B, et al.: Chlorambucil in indolent chronic lymphocytic leukemia. French Cooperative Group on Chronic Lymphocytic Leukemia. N Engl J Med 338 (21): 1506-14, 1998.[PUBMED Abstract]

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症候性または進行性CLLの治療

症候性または進行性の慢性リンパ性白血病(CLL)は、CLL国際ワークショップ(International Workshop on Chronic Lymphocytic Leukemia)により、以下のように定義されている: [1]


  • 進行性の骨髄機能不全の証拠-貧血および/または血小板減少の発症、または悪化(一部の患者では、血小板数<100 × 109/Lが長期間安定したままになる場合がある;このことで自動的に治療介入が必要になるわけではない)。一般的に、10g/dL未満のヘモグロビンまたは100 × 109/L未満の血小板数のカットオフ値が治療に対する適応とみなされる。

  • 巨大な(すなわち、左肋骨縁下方に6cm以上)、進行性の、または症候性の脾腫。

  • 巨大なリンパ節(すなわち、最大径が10cm以上)、進行性の、または症候性のリンパ節腫大。

  • 2ヵ月間で50%以上増加する進行性のリンパ球増加症、またはリンパ球の倍加時間(LDT)が6ヵ月未満。LDTは、2~3ヵ月の観察期間で2週間間隔で測定したリンパ球絶対数の線形回帰による外挿で得られる;初回の血中リンパ球数が30 × 109/L未満の患者は、LDTを決定するためにより長期の観察期間を要する場合がある。CLL以外のリンパ球増加症の一因となる因子(例、感染症またはステロイドの投与)を除外すべきである。

  • コルチコステロイドへの反応が不良な貧血または血小板減少を含む自己免疫性合併症。

  • 症候性または機能性の節外病変(例、皮膚、腎臓、肺、または脊椎)。疾患関連症状は以下のいずれかで定義される:
    • 過去6ヵ月以内の10%以上の意図しない体重減少。

    • 著しい疲労(すなわち、Eastern Cooperative Oncology Groupのパフォーマンススケールが2以上、仕事ができない、または通常の活動を行えない)。

    • 感染の証拠なしに2週間以上持続する100.5°Fまたは38.0°C以上の発熱。

    • 感染の証拠なしに少なくとも1ヵ月以上持続する寝汗。


併存疾患を有する比較的年齢の高い患者は、新たな生物学的薬剤(イブルチニブまたはベネトクラクスなど)、モノクローナル抗体療法単独(高用量リツキシマブなど)、またはリツキシマブと併用する標準の化学療法薬の投与量変更に対する忍容性が高い可能性がある。比較的年齢の高い(65歳超)患者では、リツキシマブベンダムスチンの併用(BRレジメン)は、フルダラビン + シクロホスファミド + リツキシマブ(FCRレジメン)よりも有害事象が少なく、転帰が良好であった。 [2]

前述のように、症候性または進行性CLLに対しては複数の初期治療選択肢があるが、ほとんどはランダム化試験で比較されていない。(詳しい情報については、本要約のCLLに対する治療の記述のセクションを参照のこと。)

症候性または進行性CLLを有する患者に対する治療法の選択肢には以下のものがある:

  1. 経過観察。
  2. イブルチニブ
  3. ベネトクラクス
  4. リツキシマブまたはオビヌツズマブの単独または化学療法との併用
  5. レナリドミド
  6. イデラリシブまたはデュベリシブ
  7. 病巣とその周辺部への放射線療法
  8. オファツムマブ
  9. 骨髄移植または末梢血幹細胞移植
  10. キメラ抗原受容体(CAR)T細胞療法
  11. アレムツズマブ

最新の臨床試験

NCIが支援しているがん臨床試験で現在患者登録中の試験を検索するには、臨床試験アドバンスト・サーチを使用のこと(なお、このサイトは日本語検索に対応していない。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。このサーチでは、試験の場所、治療の種類、薬物名やその他の基準による絞り込みが可能である。臨床試験に関する一般情報も入手することができる。


参考文献
  1. Hallek M, Cheson BD, Catovsky D, et al.: iwCLL guidelines for diagnosis, indications for treatment, response assessment, and supportive management of CLL. Blood 131 (25): 2745-2760, 2018.[PUBMED Abstract]

  2. Eichhorst B, Fink AM, Bahlo J, et al.: First-line chemoimmunotherapy with bendamustine and rituximab versus fludarabine, cyclophosphamide, and rituximab in patients with advanced chronic lymphocytic leukaemia (CLL10): an international, open-label, randomised, phase 3, non-inferiority trial. Lancet Oncol 17 (7): 928-942, 2016.[PUBMED Abstract]

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再発性または難治性CLLの治療

再発または難治性の慢性リンパ性白血病(CLL)患者は、臨床試験に適格であるか、症候性または進行性CLLのセクションに記載しているような代替療法が提供できる。(各治療の説明については、本要約のCLLに対する治療の記述のセクションを参照のこと。)

最新の臨床試験

NCIが支援しているがん臨床試験で現在患者登録中の試験を検索するには、臨床試験アドバンスト・サーチを使用のこと(なお、このサイトは日本語検索に対応していない。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。このサーチでは、試験の場所、治療の種類、薬物名やその他の基準による絞り込みが可能である。臨床試験に関する一般情報も入手することができる。

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CLLに対する治療の記述

経過観察

無症候性または症状があってもわずかな慢性リンパ性白血病(CLL)の患者は緩徐進行性のため、化学療法による治療の適応はなく、経過観察が一般に受け入れられているアプローチである。 [1] 疾患が進行する速度はさまざまであり、長期間安定し、ときに自然に退縮することもあるため、臨床経過を監視するため頻繁に注意深く観察する必要がある。最初の治療までの期間を予測する1つのノモグラムは、リンパ節部位の数、頸部リンパ節の大きさ、乳酸脱水素酵素値、IgHVの変異状態、および蛍光in situハイブリダイゼーション(FISH)解析で確認される11q欠失または17p欠失の存在に依存している。 [2]

証拠(経過観察):

  1. French Cooperative Group on Chronic Lymphocytic Leukemiaでは、以前に治療をしていないA期疾患の患者1,535人が、クロラムブシルを投与するか、または即時治療をしないかのいずれかにランダムに割り付けられた。 [3]
    • 結果から、クロラムブシルによる即時治療が生存に有利であることは示されなかった。 [3] [証拠レベル:1iiA]

  2. 1件のメタアナリシスでは、早期CLL患者を対象にしてクロラムブシルによる治療を即時に実施するか、または後に実施するかを比較した(先に述べたFrench Cooperative Groupによる試験を含む)6試験が評価された。 [4]
    • 結果から10年経過時の全生存(OS)に差はみられなかった。 [4] [証拠レベル:1iiA]

無症候性または症状があってもわずかな患者をB細胞受容体阻害薬またはBCL2阻害薬で即時治療する方が症状が現れるまで経過観察し、進行時にはその後に治療を実施するよりも優れていることを確認した臨床試験の結果は存在しない。

イブルチニブ

イブルチニブは、B細胞受容体のシグナル伝達カスケードの上流に位置する信号分子であるBrutonチロシンキナーゼの選択的不可逆阻害剤である。未治療のCLL患者および再燃したまたは難治性CLL患者に関する試験(第I相および第II相研究)で、この経口薬に対する持続性の反応が示された。 [5] [6] [証拠レベル:3iiiDiii]

以下の試験から、CLL患者、特に17p欠失を伴う高リスク患者に対するイブルチニブの第一選択使用の理論的根拠が確立されている。これらの試験から、再燃患者に対するイブルチニブの使用も確立されている。標準用量の420mg/日でイブルチニブを1サイクル投与後は、生物学的活性を失うことなく用量は安全に低下できる(通常は毒性作用による)。 [7]

証拠(イブルチニブ):

  1. 1件のプロスペクティブ・ランダム化2:1試験(NCT02048813)では、CLLに対して以前に未治療の患者529人を対象に、354人の患者でイブルチニブおよびリツキシマブとその後のイブルチニブ維持療法 vs 175人の患者で6サイクルのFCR(フルダラビンシクロホスファミド、およびリツキシマブ)が比較された。 [8]
    • 追跡期間中央値33.6ヵ月で、3年OS率はイブルチニブ群が支持された(98.8% vs 91.5%)(ハザード比[HR]、0.17;95%信頼区間[CI]、0.05-0.54;P < 0.001)。 [8] [証拠レベル:1iiA]

  2. 65歳以上で前治療歴のない269人の患者を対象としたプロスペクティブ・ランダム化試験でイブルチニブとクロラムブシルが比較された。 [9]
    • 追跡期間中央値18ヵ月で、2年OS率はイブルチニブ群が支持された(98% vs 85%)(HR、0.16;95%CI、0.05-0.56;P = 0.001)。 [9] [証拠レベル:1iiA]

  3. 65歳以上の未治療患者547人を対象にしたプロスペクティブ試験では、患者がBR(ベンダムスチンおよびリツキシマブ) vs イブルチニブ単独 vs イブルチニブ + リツキシマブのいずれかにランダムに割り付けられた。 [10]
    • 追跡期間中央値38ヵ月で、2年無増悪生存(PFS)率はBR群で74%で、イブルチニブ単独群の87%よりも有意に低く(HR、0.39;95%CI、0.25-0.58)、イブルチニブ + リツキシマブ群の88%よりも有意に低かった(HR、0.38;95%CI、0.25-0.59、P < 0.001)。 [10] [証拠レベル:1iiDiii]

    • 2つのイブルチニブ群間でPFSに差は認められず(HR、1.00;95%CI、0.62-1.62、P = 0.49)、この2群間でOSにも差は認められなかった。

  4. 再燃または難治性のCLLまたは小リンパ球性リンパ腫(SLL)患者391人を対象としたプロスペクティブ・ランダム化試験で、イブルチニブとオファツムマブが比較された。 [11]
    • 追跡期間中央値9.4ヵ月で、12ヵ月OS率はイブルチニブ群が支持された(90% vs 81%)(HR、0.43;P = 0.005)。 [11] [証拠レベル:1iiA]

    • 疾患がプリンアナログに抵抗性を示した患者または染色体17p欠失が認められた患者でも同様の結果が示された。 [11] [証拠レベル:1iiA]

  5. イブルチニブで治療された132人の患者を対象にした第Ib/II相試験(NCT01105247)には、FISHを用いて17p欠失または変異していないIgHVの検査を実施した患者が含まれていた。 [12]
    • イブルチニブを投与された患者では、未治療患者で92%および再燃/難治性疾患を有する患者で44%の5年PFS率が観察された。 [13]

    • PFS期間は、17p欠失が認められる患者で26ヵ月および変異していないIgHVを有する患者で43ヵ月であった。

    • 疾患進行または薬物不耐性のためにイブルチニブを早期に中止した患者の転帰はきわめて不良であったが、これは主に既存の予後因子が非常に不良なことに起因していた。 [14] [15]

  6. 既治療の578人の患者を対象にしたプロスペクティブ・ランダム化試験でイブルチニブ + ベンダムスチン + リツキシマブベンダムスチン + リツキシマブが比較された。 [16]
    • 追跡期間中央値17ヵ月で、18ヵ月PFS率はイブルチニブ併用群が優れていた(79% vs 24%)(HR、0.20;95%CI、0.15-0.27;P = 0.0001)。 [16] [証拠レベル:1iDiii]

  7. 第II相多施設共同研究(NCT01744691)には、17p欠失を伴う再燃または難治性疾患の患者144人が含まれていた。 [17]
    • 追跡期間中央値27.6ヵ月で、客観的奏効率は83%(95%CI、76%-89%)、2年PFS率は63%(95%CI、54%-70%)、2年OS率は75%(67%-81%)であった。 [17] [証拠レベル:3iiiDiii]

これらの試験から、CLLの未治療患者および既治療患者の両者におけるイブルチニブの使用が確立されている。

ベネトクラクス

ベネトクラクスは高度に選択的なBCL2阻害薬である。17p欠失を伴う再燃疾患の設定において、数件の第II相研究により80%の奏効率および50~60%の2~3年PFS率が示された。 [18] [19] [証拠レベル:3iiiDiii]

  1. 1件のプロスペクティブ試験において、重篤な医学的併存疾患(Cumulative Illness Rating Scaleで6以上;年齢中央値、72歳)を有する未治療患者432人がベネトクラクス + オビヌツズマブ(ヒト型抗CD20モノクローナル抗体) vs クロラムブシルス + オビヌツズマブのいずれかにランダムに割り付けられた。 [20]
    • 追跡期間中央値28.1ヵ月で、2年PFS率はベネトクラクス + オビヌツズマブ群の88.2%(95%CI、83.7%-92.6%)の方がクロラムブシルス + オビヌツズマブ群の64.1%(95%CI、57.4%-70.8%)よりも有意に高かった(HR、0.35;95%CI、0.23-0.53、P < 0.001)。 [20] [証拠レベル:1iiDiii]

  2. 1件のプロスペクティブ試験では、CLLが再燃したまたは難治性の患者389人が、ベネトクラクス(2年) + リツキシマブ(最初の6ヵ月) vs 6ヵ月間のBRにランダムに割り付けられた。
    • 追跡期間中央値24ヵ月で、2年PFS率はベネトクラクス + リツキシマブ群で84.9%であったのに対して、BR群では36.3%であった(HR、0.17;95%CI、0.11-0.25、P < 0.001)。 [21] [22] [証拠レベル:1iiDiii]

    • この比較に対するHRは、17p欠失が認められる患者で0.13で、17p欠失が認められない患者で0.19であった。

    • ベネトクラクス + リツキシマブ群における2年OS率は91.9%であったのに対して、BR群では86.6%であった(HR、0.48;95%CI、0.25-0.90)が、より多くの有害事象が発生するまでさらなる追跡が必要である。


    CLLが再燃した設定では、ベネトクラクスはイブルチニブまたはイデラリシブ(ホスファチジルイノシトール3キナーゼデルタ阻害薬)による以前の治療後でも同様の効力および安全性を示した。 [23] [24]

  3. 1件の第II相試験において、65歳以上であるか、高リスク疾患を有する未治療患者80人が、3ヵ月間のイブルチニブとその後計24ヵ月間のイブルチニブ + ベネトクラクスの併用で治療された。 [25]
    • 1年奏効率は88%で、PFS率は98%(95%CI、94%-100%)、およびOS率は99%(95%CI、96%-100%)であった。 [25] [証拠レベル:3iiiDiv]

    • 併用による毒性作用はいずれかの薬物単剤とほぼ同じであり、ベネトクラクスの開始時にみられる腫瘍崩壊症候群は回避される。

これらの試験から、CLLの未治療患者および既治療患者におけるベネトクラクスの使用が確立されている。再燃するまで継続して投与されるイブルチニブとは異なり、ベネトクラクスは18~24ヵ月後に中止でき、寛解の維持が持続する。ベネトクラクスは、必要になるとその後の再投与が成功する。ベネトクラクスとイブルチニブの併用は、いずれかの単独薬との比較でプロスペクティブ・ランダム化試験で評価する必要がある。財政的な毒性がかなり強いため、効力の検証が必要である。

4件の試験の患者436人を対象にしたレトロスペクティブ・レビューにおいて、巨大なリンパ節腫大、TP53変異、NOTCH1変異、および他のB細胞受容体阻害薬(イブルチニブやイデラリシブなど)の後に難治性疾患が認められる患者は、ベネトクラクスに対してあまり持続性の反応は得られなかった。 [26] [証拠レベル:3iiiDiv]

リツキシマブまたはオビヌツズマブの単独または化学療法との併用

リツキシマブはマウス型抗CD20モノクローナル抗体である。 [27] [28] [29] [30] [31] 単独で用いる場合、その他の緩慢性リンパ腫に対して見られる反応と同等の反応を得るには、より高用量のリツキシマブ、または治療の頻度増加または継続期間延長が必要である。オビヌツズマブはヒト化抗CD20モノクローナル抗体である。

フルダラビン、シクロホスファミド、およびリツキシマブ(FCR)レジメン

FCRはIgHV過剰変異を伴う患者に用いられる。数件の試験で、IgHVが変異しており、治療を要する適切な患者にFCRが用いられた。PFS率は10年以上経過時に60%を超えていた。 [32] [33] [34] [証拠レベル:3iiiDiii]にもかかわらず、10年を過ぎても晩期再燃がみられた。進行中の数件の試験で、FCRとイブルチニブが比較されており(英国のFLAIR試験およびECOG 1912試験[NCT02048813])、またリツキシマブ + イブルチニブ vs BRが比較されている(北米のグループ間共同研究試験)。比較的新しい生物学的薬剤の代わりのFCRまたはBRの使用については依然として意見が分かれており、これらの試験の結果が待たれる。

証拠(FCRレジメン): [32] [35] [36] [37] [38]

  1. 817人のCLL患者を対象にした1件の試験で、FCRとフルダラビン + シクロホスファミド(FC)が比較された。 [37]
    • 追跡期間中央値5.9年時点で、リツキシマブ併用について6年OS率の改善が示された(69% vs 62%)(HR、0.68;95%CI、0.54-0.89;P = 0.001)。 [37] [証拠レベル:1iiA]

    • FC療法を受けた患者では、リツキシマブの併用の有無にかかわらず、5~7年で骨髄異形成の累積発生率が6~8%に上った。 [39] [40]

ベンダムスチンおよびリツキシマブ(BR)レジメン

ベンダムスチンは、アルキル化剤とプリンアナログの二機能性の特徴を有する細胞毒性薬である。 [41] 既治療患者および未治療患者では、BRにより約70~90%の奏効率が示されている。 [42] [43] [証拠レベル:3iiiDiii]

証拠(BRレジメン):

  1. German CLL Study Groupは、治療が必要なCLL患者を対象に第一選択治療としてBRとFCRを比較した。 [44]
    • 追跡期間中央値37.1ヵ月で、PFS期間中央値はFCRの方が優れていた(55.2ヵ月 vs 41.7ヵ月)(HR、1.64;90%CI、1.31-2.06;P = 0.001)ものの、3年OS率(91% vs 92%、有意ではない)に差はみられなかった。 [44] [証拠レベル:1iiDiii]

    • 65歳を超える患者では、2群間のPFSに差は認められなかったが、FCR群では、感染がBR群より多くみられた(グレード3~5の感染、47% vs 27%)。

リツキシマブ

証拠(リツキシマブ):

  1. 2件のプロスペクティブ試験では、寛解導入療法の1コースまたは2コース後に部分奏効または完全奏効に達した患者805人が対象とされ、患者は続いて2年間のリツキシマブによる維持療法 vs 経過観察にランダムに割り付けられた。 [45]
    • 追跡期間中央値34~47ヵ月で、PFS期間中央値はリツキシマブ群が優れており、47.0~59.3ヵ月 vs 35.5~49.0ヵ月(HR、0.50~0.55;95%CI、0.33~0.40-0.75;P = 0.0008)であったが、OSに差はみられなかった。 [45] [46] [証拠レベル:1iiDiii]

オビヌツズマブ

証拠(オビヌツズマブ):

  1. プロスペクティブ・ランダム化試験(NCT01010061)において、同時に医学的問題が存在する未治療患者781人が以下の治療群のいずれかにランダムに割り付けられた: [47]
    1. クロラムブシルとオビヌツズマブ。
    2. クロラムブシルリツキシマブ
    3. クロラムブシル単独。

    所見は以下の通りであった:


リツキシマブと同様に、オビヌツズマブは他の生物学的薬剤または細胞毒性薬と併用可能である。 [20]

レナリドミド

レナリドミドは経口の免疫修飾薬で、既治療患者および未治療患者に対し、リツキシマブの併用の有無を問わず奏効率が50%を超える。 [48] [49] [50] [51] [52] [53] [証拠レベル:3iiiDiv]この薬物を使用する場合は、長期間の低用量アプローチおよび腫瘍崩壊症候群を予防するための注意が提唱されている。 [48] [54] CLL患者に対するレナリドミドの使用による長期毒性(骨髄腫患者にみられるような骨髄異形成の増加など)および併用療法については、明らかになっていない。

イデラリシブまたはデュベリシブ

イデラリシブは、B細胞受容体のシグナル伝達カスケードに存在するホスファチジルイノシトール3-キナーゼのデルタアイソフォームを阻害する経口薬(PI3K阻害薬)である。デュベリシブは、PI3Kのデルタおよびガンマアイソフォームの経口二重阻害薬である。

  1. プロスペクティブ・ランダム化二重盲検試験(NCT01539512)では、腎機能障害といった医学的問題を同時に有し、主としてフルダラビンをベースにしたレジメンで治療された患者220人がリツキシマブとイデラリシブ vs リツキシマブとプラセボを投与された。 [55]
    • 追跡期間中央値1年未満で、24週間経過時のPFS率はリツキシマブとイデラリシブ群(93%)がリツキシマブとプラセボ群(46%)よりも支持された(HR、0.15;95%CI、0.08-0.28;P < 0.001)。 [55] [証拠レベル:1iA]

    • 1年経過時のOS率はリツキシマブとイデラリシブ群(92%)がリツキシマブとプラセボ群(80%)よりも有意に良好であった(HR、0.28;95%CI、0.09-0.86;P = 0.02)。 [55] [証拠レベル:1iA]

    • 追跡期間中央値18ヵ月で、この試験により、OS期間中央値はリツキシマブとイデラリシブ群が40.6ヵ月(95%CI、28.5-57.3ヵ月)で、リツキシマブとプラセボ群の34.6ヵ月(95%CI、16.0-到達せず)よりも有意に優れていることが実証された。 [56] [証拠レベル:1iA]

  2. 64人の前治療歴のない患者において、イデラリシブ + リツキシマブの併用により83%の3年PFS率が得られている。 [57] [証拠レベル:3iiiDiii]
  3. 1件のプロスペクティブ試験で、再燃したまたは難治性CLL/SLLを有する319人の患者がデュベリシブ vs オファツムマブにランダムに割り付けられた。 [58]
    • 追跡期間中央値24ヵ月で、PFS期間中央値はデュベリシブ群が13.3ヵ月 vs 9.9ヵ月で有意に長かった(HR、0.52;P < 0.0001)。

病巣とその周辺部への放射線療法

大きさまたは周辺臓器への浸食のために問題を引き起こすリンパ節腫大の問題のある領域には、比較的低線量の放射線療法を適用できる。1ヵ所の結節領域または脾臓への放射線療法によって、ときに遠達効果(すなわち、未治療部位のリンパ節の退縮)が得られる。

オファツムマブ

オファツムマブはヒト化抗CD20モノクローナル抗体である。

証拠(オファツムマブの単独またはクロラムブシルとの併用):

  1. プロスペクティブ試験で、既治療で第二選択または第三選択化学療法で部分寛解または完全寛解を得た患者474人が2年間のオファツムマブによる維持療法 vs 経過観察のいずれかにランダムに割り付けられた。 [59]
    • 追跡期間中央値19ヵ月で、PFS中央値は29.4ヵ月 vs 15.2ヵ月でオファツムマブによる維持療法が優れていたが(HR、0.50;95%CI、0.38-0.66;P < 0.0001)、OSに差はみられなかった。 [59] [証拠レベル:1iiDiii]

  2. 前治療歴のない447人の患者を対象にしたプロスペクティブ・ランダム化試験で、オファツムマブ + クロラムブシルクロラムブシル単独と比較された。 [60]
    • 追跡期間中央値2年で、PFS期間中央値は22.4ヵ月 vs 13.1ヵ月でオファツムマブ + クロラムブシル群が優れていたが(HR、0.57;95%CI、0.45-0.72;P = 0.0001)、OSに差はみられなかった。 [60] [証拠レベル:1iiDiii]

骨髄移植または末梢血幹細胞移植

進行期疾患または不良な予後因子を有する患者に対する骨髄移植または末梢血幹細胞移植が臨床評価段階にある。 [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67]

プロスペクティブ・ランダム化試験で、66歳未満の未治療の進行期患者241人がCHOP(シクロホスファミドドキソルビシンビンクリスチン、およびプレドニゾン)ベースのレジメンを用いる導入療法後にフルダラビンによる治療を受けた。 [68] 完全奏効が得られた患者(105人)は自家幹細胞移植(ASCT)または観察を受ける群にランダムに割り付けられ、他の136人の患者はデキサメタゾン、高用量aracytin、シスプラチンによる再導入後にASCTまたはFCによる治療群にランダムに割り付けられた。3年イベントフリー生存(EFS)は完全奏効した患者にASCTを実施した群で優れていたが、OSについてはどのランダム化比較においても差がみられなかった。 [68] [証拠レベル:1iiDi]

不良な予後因子を有する患者は、CLLにより死亡する可能性が非常に高い。これらの患者は、骨髄除去的または骨髄非除去的同種末梢血幹細胞移植を併用する大量化学療法および免疫療法を用いる臨床試験の候補である。 [61] [62] [63] [64] [65] [66] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76] ASCTにより完全寛解を達成する患者のほとんどが最終的に再燃する [67] が、同種幹細胞支持に対する生存プラトーは付加的な移植片対白血病効果を示唆している。 [76] 再燃したまたは難治性CLLでASCTを受けた患者90人を対象にしたシリーズ(NCT00281983)では、最も不良な予後因子(TP53遺伝子突然変異など)を有する患者を含めて、58%の6年OS率および38%の6年EFS率が報告された。 [77] [証拠レベル:3iiiD]ASCT後に再燃した患者は救助療法レジメンに十分かつ持続的に反応する可能性がある。 [78]

キメラ抗原受容体(CAR)T細胞療法

レンチウイルスベクターで自家T細胞を改変し、B細胞抗原CD19に対する抗原受容体特異性を組み入れた後、既治療の患者に注入した。 [79] 劇的な反応が6ヵ月間継続したことで、この治療法についてのより大規模な試験の実施が促された。 [79] [証拠レベル:3iiiDiv]現在実施中の臨床試験では、遺伝子操作が加えられたCARを用いて特異的な抗原の標的に向けられたT細胞の構想が検討されている。 [80] [81]

アレムツズマブ

CD52を標的としたモノクローナル抗体であるアレムツズマブは、化学療法抵抗性疾患または17p欠失またはTP53変異を認める高リスクの未治療患者の設定で、活性を示している。 [82] [83] [84] 皮下経路からのアレムツズマブ単剤の投与は、効力が同等であることに加え、いくつかの非ランダム化試験の報告で示されたように急性のアレルギー反応が少ないことなど有害作用が減少するため、静脈内経路より患者に好まれている。 [84] [85] [86] [87] [88]

併用レジメンについては、3件の第II相試験および1件のランダム化試験で皮下注でのアレムツズマブ + フルダラビンシクロホスファミドを併用するまたは併用しない)または静注でのアレムツズマブ + アルキル化剤により過剰な感染毒性および死亡が生じ、代償的な効力の改善はみられなかった。 [89] [90] [91] [証拠レベル:3iiiDiv]; [92] [証拠レベル:1iiDiii]

米国でアレムツズマブは、新生物への適応に対してもはや利用できないが、人道的使用(U.S. Campath Distribution Program)に基づいて製薬会社から入手できる。

最新の臨床試験

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  33. Fischer K, Bahlo J, Fink AM, et al.: Long-term remissions after FCR chemoimmunotherapy in previously untreated patients with CLL: updated results of the CLL8 trial. Blood 127 (2): 208-15, 2016.[PUBMED Abstract]

  34. Rossi D, Terzi-di-Bergamo L, De Paoli L, et al.: Molecular prediction of durable remission after first-line fludarabine-cyclophosphamide-rituximab in chronic lymphocytic leukemia. Blood 126 (16): 1921-4, 2015.[PUBMED Abstract]

  35. Lamanna N, Jurcic JG, Noy A, et al.: Sequential therapy with fludarabine, high-dose cyclophosphamide, and rituximab in previously untreated patients with chronic lymphocytic leukemia produces high-quality responses: molecular remissions predict for durable complete responses. J Clin Oncol 27 (4): 491-7, 2009.[PUBMED Abstract]

  36. Foon KA, Boyiadzis M, Land SR, et al.: Chemoimmunotherapy with low-dose fludarabine and cyclophosphamide and high dose rituximab in previously untreated patients with chronic lymphocytic leukemia. J Clin Oncol 27 (4): 498-503, 2009.[PUBMED Abstract]

  37. Hallek M, Fischer K, Fingerle-Rowson G, et al.: Addition of rituximab to fludarabine and cyclophosphamide in patients with chronic lymphocytic leukaemia: a randomised, open-label, phase 3 trial. Lancet 376 (9747): 1164-74, 2010.[PUBMED Abstract]

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  39. Smith MR, Neuberg D, Flinn IW, et al.: Incidence of therapy-related myeloid neoplasia after initial therapy for chronic lymphocytic leukemia with fludarabine-cyclophosphamide versus fludarabine: long-term follow-up of US Intergroup Study E2997. Blood 118 (13): 3525-7, 2011.[PUBMED Abstract]

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  42. Fischer K, Cramer P, Busch R, et al.: Bendamustine combined with rituximab in patients with relapsed and/or refractory chronic lymphocytic leukemia: a multicenter phase II trial of the German Chronic Lymphocytic Leukemia Study Group. J Clin Oncol 29 (26): 3559-66, 2011.[PUBMED Abstract]

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  60. Hillmen P, Robak T, Janssens A, et al.: Chlorambucil plus ofatumumab versus chlorambucil alone in previously untreated patients with chronic lymphocytic leukaemia (COMPLEMENT 1): a randomised, multicentre, open-label phase 3 trial. Lancet 385 (9980): 1873-83, 2015.[PUBMED Abstract]

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  62. Schetelig J, Thiede C, Bornhauser M, et al.: Evidence of a graft-versus-leukemia effect in chronic lymphocytic leukemia after reduced-intensity conditioning and allogeneic stem-cell transplantation: the Cooperative German Transplant Study Group. J Clin Oncol 21 (14): 2747-53, 2003.[PUBMED Abstract]

  63. Ritgen M, Stilgenbauer S, von Neuhoff N, et al.: Graft-versus-leukemia activity may overcome therapeutic resistance of chronic lymphocytic leukemia with unmutated immunoglobulin variable heavy-chain gene status: implications of minimal residual disease measurement with quantitative PCR. Blood 104 (8): 2600-2, 2004.[PUBMED Abstract]

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  68. Sutton L, Chevret S, Tournilhac O, et al.: Autologous stem cell transplantation as a first-line treatment strategy for chronic lymphocytic leukemia: a multicenter, randomized, controlled trial from the SFGM-TC and GFLLC. Blood 117 (23): 6109-19, 2011.[PUBMED Abstract]

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  71. Milligan DW, Fernandes S, Dasgupta R, et al.: Results of the MRC pilot study show autografting for younger patients with chronic lymphocytic leukemia is safe and achieves a high percentage of molecular responses. Blood 105 (1): 397-404, 2005.[PUBMED Abstract]

  72. Khouri IF, Saliba RM, Admirand J, et al.: Graft-versus-leukaemia effect after non-myeloablative haematopoietic transplantation can overcome the unfavourable expression of ZAP-70 in refractory chronic lymphocytic leukaemia. Br J Haematol 137 (4): 355-63, 2007.[PUBMED Abstract]

  73. Sorror ML, Storer BE, Sandmaier BM, et al.: Five-year follow-up of patients with advanced chronic lymphocytic leukemia treated with allogeneic hematopoietic cell transplantation after nonmyeloablative conditioning. J Clin Oncol 26 (30): 4912-20, 2008.[PUBMED Abstract]

  74. Schetelig J, van Biezen A, Brand R, et al.: Allogeneic hematopoietic stem-cell transplantation for chronic lymphocytic leukemia with 17p deletion: a retrospective European Group for Blood and Marrow Transplantation analysis. J Clin Oncol 26 (31): 5094-100, 2008.[PUBMED Abstract]

  75. Malhotra P, Hogan WJ, Litzow MR, et al.: Long-term outcome of allogeneic stem cell transplantation in chronic lymphocytic leukemia: analysis after a minimum follow-up of 5 years. Leuk Lymphoma 49 (9): 1724-30, 2008.[PUBMED Abstract]

  76. Dreger P, Döhner H, Ritgen M, et al.: Allogeneic stem cell transplantation provides durable disease control in poor-risk chronic lymphocytic leukemia: long-term clinical and MRD results of the German CLL Study Group CLL3X trial. Blood 116 (14): 2438-47, 2010.[PUBMED Abstract]

  77. Dreger P, Schnaiter A, Zenz T, et al.: TP53, SF3B1, and NOTCH1 mutations and outcome of allotransplantation for chronic lymphocytic leukemia: six-year follow-up of the GCLLSG CLL3X trial. Blood 121 (16): 3284-8, 2013.[PUBMED Abstract]

  78. Rozovski U, Benjamini O, Jain P, et al.: Outcomes of Patients With Chronic Lymphocytic Leukemia and Richter's Transformation After Transplantation Failure. J Clin Oncol 33 (14): 1557-63, 2015.[PUBMED Abstract]

  79. Porter DL, Levine BL, Kalos M, et al.: Chimeric antigen receptor-modified T cells in chronic lymphoid leukemia. N Engl J Med 365 (8): 725-33, 2011.[PUBMED Abstract]

  80. Maus MV, Grupp SA, Porter DL, et al.: Antibody-modified T cells: CARs take the front seat for hematologic malignancies. Blood 123 (17): 2625-35, 2014.[PUBMED Abstract]

  81. Turtle CJ, Hay KA, Hanafi LA, et al.: Durable Molecular Remissions in Chronic Lymphocytic Leukemia Treated With CD19-Specific Chimeric Antigen Receptor-Modified T Cells After Failure of Ibrutinib. J Clin Oncol 35 (26): 3010-3020, 2017.[PUBMED Abstract]

  82. Moreton P, Kennedy B, Lucas G, et al.: Eradication of minimal residual disease in B-cell chronic lymphocytic leukemia after alemtuzumab therapy is associated with prolonged survival. J Clin Oncol 23 (13): 2971-9, 2005.[PUBMED Abstract]

  83. Parikh SA, Keating MJ, O'Brien S, et al.: Frontline chemoimmunotherapy with fludarabine, cyclophosphamide, alemtuzumab, and rituximab for high-risk chronic lymphocytic leukemia. Blood 118 (8): 2062-8, 2011.[PUBMED Abstract]

  84. Pettitt AR, Jackson R, Carruthers S, et al.: Alemtuzumab in combination with methylprednisolone is a highly effective induction regimen for patients with chronic lymphocytic leukemia and deletion of TP53: final results of the national cancer research institute CLL206 trial. J Clin Oncol 30 (14): 1647-55, 2012.[PUBMED Abstract]

  85. Stilgenbauer S, Zenz T, Winkler D, et al.: Subcutaneous alemtuzumab in fludarabine-refractory chronic lymphocytic leukemia: clinical results and prognostic marker analyses from the CLL2H study of the German Chronic Lymphocytic Leukemia Study Group. J Clin Oncol 27 (24): 3994-4001, 2009.[PUBMED Abstract]

  86. Cortelezzi A, Pasquini MC, Gardellini A, et al.: Low-dose subcutaneous alemtuzumab in refractory chronic lymphocytic leukaemia (CLL): results of a prospective, single-arm multicentre study. Leukemia 23 (11): 2027-33, 2009.[PUBMED Abstract]

  87. Osterborg A, Foà R, Bezares RF, et al.: Management guidelines for the use of alemtuzumab in chronic lymphocytic leukemia. Leukemia 23 (11): 1980-8, 2009.[PUBMED Abstract]

  88. Gritti G, Reda G, Maura F, et al.: Low dose alemtuzumab in patients with fludarabine-refractory chronic lymphocytic leukemia. Leuk Lymphoma 53 (3): 424-9, 2012.[PUBMED Abstract]

  89. Lin TS, Donohue KA, Byrd JC, et al.: Consolidation therapy with subcutaneous alemtuzumab after fludarabine and rituximab induction therapy for previously untreated chronic lymphocytic leukemia: final analysis of CALGB 10101. J Clin Oncol 28 (29): 4500-6, 2010.[PUBMED Abstract]

  90. Badoux XC, Keating MJ, Wang X, et al.: Cyclophosphamide, fludarabine, alemtuzumab, and rituximab as salvage therapy for heavily pretreated patients with chronic lymphocytic leukemia. Blood 118 (8): 2085-93, 2011.[PUBMED Abstract]

  91. Lepretre S, Aurran T, Mahé B, et al.: Excess mortality after treatment with fludarabine and cyclophosphamide in combination with alemtuzumab in previously untreated patients with chronic lymphocytic leukemia in a randomized phase 3 trial. Blood 119 (22): 5104-10, 2012.[PUBMED Abstract]

  92. Geisler CH, van T' Veer MB, Jurlander J, et al.: Frontline low-dose alemtuzumab with fludarabine and cyclophosphamide prolongs progression-free survival in high-risk CLL. Blood 123 (21): 3255-62, 2014.[PUBMED Abstract]

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CLLの治療に関する重要な参考文献

以下の参考文献は、PDQ Adult Treatment Editorial Boardのメンバーにより、慢性リンパ性白血病(CLL)の治療の分野において意義があることが確認されている。この一覧は、CLLに関する現在の知見がまとめられており治療法の選択肢を決定する上で有用である重要な研究を読者に示すために提供されている。各参考文献の後には、その参考文献が引用されている本要約内のセクションが示されている。


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本要約の変更点(01/22/2020)

PDQがん情報要約は定期的に見直され、新情報が利用可能になり次第更新される。本セクションでは、上記の日付における本要約最新変更点を記述する。

慢性リンパ性白血病(CLL)に関する一般情報

新規症例数および死亡数の推定値に関する統計が2020年度用に更新された(引用、参考文献1としてAmerican Cancer Society)。

本要約はPDQ Adult Treatment Editorial Boardが作成と内容の更新を行っており、編集に関してはNCIから独立している。本要約は独自の文献レビューを反映しており、NCIまたはNIHの方針声明を示すものではない。PDQ要約の更新におけるPDQ編集委員会の役割および要約の方針に関する詳しい情報については、本PDQ要約についておよびPDQ® - NCI's Comprehensive Cancer Databaseを参照のこと。

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本PDQ要約について

本要約の目的

医療専門家向けの本PDQがん情報要約では、慢性リンパ性白血病の治療について、包括的な、専門家の査読を経た、そして証拠に基づいた情報を提供する。本要約は、がん患者を治療する臨床家に情報を与え支援するための情報資源として作成されている。これは医療における意思決定のための公式なガイドラインまたは推奨事項を提供しているわけではない。

査読者および更新情報

本要約は編集作業において米国国立がん研究所(NCI)とは独立したPDQ Adult Treatment Editorial Boardにより定期的に見直され、随時更新される。本要約は独自の文献レビューを反映しており、NCIまたは米国国立衛生研究所(NIH)の方針声明を示すものではない。

委員会のメンバーは毎月、最近発表された記事を見直し、記事に対して以下を行うべきか決定する:


  • 会議での議論、

  • 本文の引用、または

  • 既に引用されている既存の記事との入れ替え、または既存の記事の更新。

要約の変更は、発表された記事の証拠の強さを委員会のメンバーが評価し、記事を本要約にどのように組み入れるべきかを決定するコンセンサス過程を経て行われる。

慢性リンパ性白血病の治療に対する主要な査読者は以下の通りである:


    本要約の内容に関するコメントまたは質問は、NCIウェブサイトのEmail UsからCancer.govまで送信のこと。要約に関する質問またはコメントについて委員会のメンバー個人に連絡することを禁じる。委員会のメンバーは個別の問い合わせには対応しない。

    証拠レベル

    本要約で引用される文献の中には証拠レベルの指定が記載されているものがある。これらの指定は、特定の介入やアプローチの使用を支持する証拠の強さを読者が査定する際、助けとなるよう意図されている。PDQ Adult Treatment Editorial Boardは、証拠レベルの指定を展開する際に公式順位分類を使用している。

    本要約の使用許可

    PDQは登録商標である。PDQ文書の内容は本文として自由に使用できるが、完全な形で記し定期的に更新しなければ、NCI PDQがん情報要約とすることはできない。しかし、著者は“NCI's PDQ cancer information summary about breast cancer prevention states the risks succinctly: 【本要約からの抜粋を含める】.”のような一文を記述してもよい。

    本PDQ要約の好ましい引用は以下の通りである:

    PDQ® Adult Treatment Editorial Board.PDQ Chronic Lymphocytic Leukemia Treatment.Bethesda, MD: National Cancer Institute.Updated <MM/DD/YYYY>.Available at: https://www.cancer.gov/types/leukemia/hp/cll-treatment-pdq.Accessed <MM/DD/YYYY>.[PMID: 26389470]

    本要約内の画像は、PDQ要約内での使用に限って著者、イラストレーター、および/または出版社の許可を得て使用されている。PDQ情報以外での画像の使用許可は、所有者から得る必要があり、米国国立がん研究所(National Cancer Institute)が付与できるものではない。本要約内のイラストの使用に関する情報は、多くの他のがん関連画像とともにVisuals Online(2,000以上の科学画像を収蔵)で入手できる。

    免責条項

    入手可能な証拠の強さに基づき、治療選択肢は「標準」または「臨床評価段階にある」のいずれかで記載される場合がある。これらの分類は、保険払い戻しの決定基準として使用されるべきものではない。保険の適用範囲に関する詳しい情報については、Cancer.govのManaging Cancer Careページで入手できる。

    お問い合わせ

    Cancer.govウェブサイトについての問い合わせまたはヘルプの利用に関する詳しい情報は、Contact Us for Helpページに掲載されている。質問はウェブサイトのEmail UsからもCancer.govに送信可能である。

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