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最新の研究成果に基づいて定期的に更新している、
科学的根拠に基づくがん情報の要約です。

腎細胞がんの治療(PDQ®)

  • 原文更新日 : 2016-07-07
    翻訳更新日 : 2017-02-17

PDQ Adult Treatment Editorial Board

 このPDQがん情報要約では、腎がんの治療に関する最新の情報を記載しています。患者さんとそのご家族および介護者に情報を提供し、支援することを目的としています。医療に関する決定を行うための正式なガイドラインや推奨を示すものではありません。

 PDQがん情報要約は、編集委員会が作成し、最新の情報に基づいて更新しています。編集委員会はがんの治療やがんに関する他の専門知識を有する専門家によって構成されています。要約は定期的に見直され、新しい情報があれば更新されます。各要約の日付("最終更新日")は、直近の更新日を表しています。患者さん向けの本要約に記載された情報は、専門家向けバージョンより抜粋したものです。専門家向けバージョンは、PDQ Adult Treatment Editorial Boardが定期的に見直しを行い、必要に応じて更新しています。

腎細胞がん

腎細胞がんについての一般的な情報

腎細胞がんは、腎臓の尿細管の中に悪性(がん)細胞ができる疾患です。

腎細胞がん がんまたは腎腺がんとも呼ばれる)は、腎臓の尿細管(非常に微細な管)の内面に悪性(がん)細胞が発生する疾患です。腎臓は体内に2つ存在し、腰の上方の背骨の左右両側に位置しています。腎臓の内部では、微細な細管によって血液を濾過してきれいにします。また、老廃物を除去して尿を生成します。尿は左右の腎臓を出たのち、尿管と呼ばれる長い管を通って膀胱に送られます。膀胱は尿道から排泄するときまで、尿を溜めておくための臓器です。



男性の泌尿器系の解剖図(左図)と女性の泌尿器系の解剖図(右図):2枚の図は、左右の腎臓、尿管、尿が溜まっている膀胱、尿道を示す。左の腎臓内部には腎盂が示されている。拡大図は、尿細管と尿を示している。さらに前立腺と陰茎(左図)、子宮(右図)も示している。



男性の泌尿器系の解剖図(左図)と女性の泌尿器系の解剖図(右図)。腎臓、尿管、膀胱、尿道を示しています。尿は尿細管で作られ、それぞれの腎臓の腎盂に集められます。尿は腎臓から尿管を通って膀胱に流れます。尿は膀胱に溜められた後、尿道を通って体外へ排出されます。



尿管または腎盂(尿が集まって尿管へ流れ込む部分)に発生するがんは、腎細胞がんとは別のものです。(詳しい情報については、PDQ腎盂と尿管の移行上皮がんの治療に関する要約をご覧ください。)

腎細胞がんのリスクに影響を及ぼす要因には、喫煙と特定の鎮痛剤の濫用があります。

疾患が発生する危険性を増大させるものは全てリスク因子と呼ばれます。リスク因子を持っていれば必ずがんになるというわけではありませんし、リスク因子を持っていなければがんにならないというわけでもありません。リスクについて不安がある場合は、担当の医師にご相談ください。腎細胞がんのリスク因子には以下のものがあります:


腎細胞がんの徴候には、血尿と腹部のしこりなどがあります。

こうした徴候症状は腎細胞がんが原因で起こることもあれば、他の病態が原因で起こることもあります。早の段階では、全く徴候や症状が現れない場合もあります。腫瘍が大きくなるにつれて、徴候や症状が現れてくることがあります。以下の問題がみられる場合は担当の医師にご相談ください:


  • 血尿。

  • 腹部のしこり。

  • わき腹の治まらない痛み。

  • 食欲の減退。

  • 原因不明の体重減少。

  • 貧血

腎細胞がんの発見と診断には、腹部と腎臓を調べる検査法が用いられます。

以下のような検査法や手技が用いられます:


  • 身体診察と病歴聴取:しこりなどの通常みられない疾患の徴候に注意しながら、総体的に身体を調べる診察法。患者さんの健康習慣、過去の病歴、治療歴なども調べます。

  • 超音波検査:高エネルギーの音波(超音波)を内部の組織臓器に反射させ、それによって生じたエコーを利用する検査法。このエコーを基にソノグラムと呼ばれる身体組織の画像が描出されます。

  • 血液生化学検査 :採取した血液を調べて、体内の臓器や組織から血液中に放出される特定の物質の濃度を測定する検査法。ある物質で異常な値(正常値よりも高い値や低い値)が出るということは、疾患の徴候である可能性があります。

  • 尿検査 :尿の色と尿に含まれる成分(糖分、蛋白赤血球白血球など)を調べる検査法。

  • 肝機能検査 :採取した血液を調べて、肝臓から血液中に放出される酵素の量を測定する検査法。ある酵素で異常な値が出るということは、肝臓へのがんの転移の徴候である可能性があります。ただし、がん以外の病態が原因で酵素の値が上昇する場合もあります。

  • 静脈性腎盂造影法(IVP):腎臓、尿管、膀胱をX線で連続撮影し、これらの臓器にがんが拡がっていないかを確かめる検査法。まず造影剤静脈内に注射します。その後、造影剤が腎臓、尿管そして膀胱へと移動する様子をX線で撮影し、途中で塞がっている部分がないかを調べます。

  • CTスキャン(CATスキャン):体内の領域を様々な角度から撮影して、精細な連続画像を作成する検査法。この画像はX線装置に接続されたコンピュータによって作成されます。臓器や組織をより鮮明に映し出すために、造影剤を静脈内に注射したり、患者さんに造影剤を飲んでもらったりする場合もあります。この検査法はコンピュータ断層撮影法(CT)やコンピュータ体軸断層撮影法(CAT)とも呼ばれます。

  • MRI(磁気共鳴画像法):磁気、電波、コンピュータを用いて、体内領域の精細な連続画像を作成する検査法。この検査法は核磁気共鳴画像法(NMRI)とも呼ばれます。

  • 生検 :細胞や組織を採取する手技のことで、採取されたサンプルは病理医によって顕微鏡で観察され、がんの徴候がないか調べられます。腎細胞がんの生検では、細い針を腫瘍に刺し込んで組織のサンプルを引き抜くという方法が用いられます。

特定の要因が予後(回復の見込み)や治療法の選択肢に影響を及ぼします。

予後回復の見込み)と治療の選択を左右する因子には以下のものがあります:


  • 病期

  • 患者さんの年齢と健康状態。

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腎細胞がんの病期

腎細胞がんの診断がついた後には、がん細胞の腎臓内での拡がりや他の部位への転移の有無を明らかにするために、さらに検査が行われます。

がん腎臓内での拡がりや他の部位への転移の有無を調べていくプロセスは、病期分類と呼ばれます。この過程で集められた情報を基にして病期が判定されます。治療計画を立てるためには病期を把握しておくことが重要です。病期分類の過程では、以下のような検査法や手技が用いられます:


  • CTスキャン(CATスキャン):体内の領域を様々な角度から撮影して、精細な連続画像を作成する検査法。この画像はX線装置に接続されたコンピュータによって作成されます。臓器組織をより鮮明に映し出すために、造影剤静脈内に注射したり、患者さんに造影剤を飲んでもらったりする場合もあります。この検査法はコンピュータ断層撮影法(CT)やコンピュータ体軸断層撮影法(CAT)とも呼ばれます。

  • MRI(磁気共鳴画像法):磁気、電波、コンピュータを用いて、体内領域の精細な連続画像を作成する検査法。この検査法は核磁気共鳴画像法(NMRI)とも呼ばれます。

  • 胸部X線検査:胸部の臓器と骨のX線検査。X線は放射線の一種で、これを人の体を通してフィルム上に照射すると、そのフィルム上に体内領域の画像が映し出されます。

体内でのがんの拡がり方は3種類に分けられます。

がんは組織リンパ系血液を介して拡がります:


  • 組織。がんは発生した場所から隣接する領域に拡がります。

  • リンパ系。がんは発生した場所からリンパ系に侵入して拡がります。がんはリンパ管を介して体内の他の部位へ移動します。

  • 血液。がんは発生した場所から血液に侵入して拡がります。がんは血管を介して体内の他の部位へ移動します。

がんは発生した場所から体内の他の部位に拡がることがあります。

がんが体内の他の部位に拡がることを転移と呼びます。がん細胞は発生した場所(原発腫瘍)から分離し、リンパ系や血液を介して移動します。


  • リンパ系。がんがリンパ系に侵入し、リンパ管を通って体内の他の部位へ移動して、そこで腫瘍転移性腫瘍)を形成します。

  • 血液。がんが血液中に侵入し、血管を通って体内の他の部位へ移動して、そこで腫瘍(転移性腫瘍)を形成します。

転移性腫瘍は、原発腫瘍と同じ種類の腫瘍です。例えば、腎細胞がんが骨に転移した場合、骨にできたがん細胞は、実際はがん化した腎細胞です。この疾患は転移性腎細胞がんであり、骨がんではありません。

腎細胞がんでは、以下のような病期が用いられます:


腫瘍の大きさを日常の身近な物と比べた図:様々な腫瘍の大きさと豆、ピーナッツ、クルミ、ライムとを比較している。



豆、ピーナッツ、クルミ、ライムによって腫瘍の大きさを示しています。



I期

I期では、腫瘍の大きさが7cm以下で、腎臓の内部のみに認められます。

II期

II期では、腫瘍の大きさが7cmを超えており、腎臓の内部のみに認められます。

III期

III期では、以下の条件が満たされます:


  • 腫瘍の大きさは様々で、がん腎臓の内部に認められ、隣接する1ヵ所以上のリンパ節にも転移している;または、

  • 腎臓の主要な血管か、腎臓周囲の脂肪組織層のいずれかにがんが認められる。さらに、隣接する1ヵ所以上のリンパ節にがんが転移している場合もある。

IV期

IV期では、がんが以下のように拡がっています:


  • 腎臓周囲の脂肪組織層を超えて拡がっており、がんがある腎臓の上にある副腎、または隣接する複数のリンパ節に転移している場合もある;または、

  • 肝臓、骨、脳など、他の臓器に拡がっており、複数のリンパ節に転移している場合もある。

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再発腎細胞がん

再発 腎細胞がんとは、治療後に再発した(再び現れた)がんのことをいいます。再発は、最初の治療の終了から何年も経過した後に現れることがあり、腎臓内に生じることもあれば、体の他の部位に発生することもあります。

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治療選択肢の概要

腎細胞がんの患者さんには様々な治療法が存在します。

腎細胞がんの患者さんは様々な治療を受けることができます。そのなかには標準治療(現在使用されている治療法)もあれば、臨床試験において検証中のものもあります。治療法の臨床試験とは、既存の治療法を改良したり、がんの患者さんのための新しい治療法について情報を集めたりすることを目的とした調査研究です。複数の臨床試験で現在の標準治療より新しい治療法のほうが良好であることが明らかになった場合は、その新しい治療法が標準治療となります。患者さんは臨床試験への参加を検討してもよいでしょう。臨床試験の中にはまだ治療を始めていない患者さんのみを対象としているものもあります。

標準治療として以下の5種類が用いられています:
手術

腎細胞がんの治療法としては、腎臓の一部または全体を摘出する手術法がよく用いられます。以下のような手術法が用いられます:


  • 腎部分切除術:腎臓内にあるがんとその周辺の組織の一部を切除する手術法。腎部分切除術は、もう一方の腎臓にも障害がある場合や、もう一方の腎臓がすでに摘出されている場合に、腎機能の喪失を防ぐために実施されます。

  • 単純腎摘出術:腎臓だけを摘出する手術法。

  • 根治的腎摘出術:腎臓、副腎、周辺組織を摘出する手術法で、通常はさらに腎臓付近のリンパ節も併せて切除される。

人は片方の腎臓さえ機能していれば生きていくことができるのですが、両方の腎臓が摘出されたり機能を失ったりした場合には、透析(体外の装置を用いて血液を浄化する処置)か腎移植(腎臓を健康なドナーのものと取り替えること)が必要です。病巣が腎臓にとどまっていて、なおかつ腎臓を提供してくれる人が見つかる場合には、腎移植が行われることがあります。腎臓の提供者がすぐに見つからない場合には、必要に応じて他の治療法が用いられます。

手術によるがんの摘出が不可能な場合には、動脈塞栓術と呼ばれる治療法を用いて腫瘍を縮小させることができます。まず体表に小さな切開を施し、そこからカテーテル(細い管)を挿入して、腎臓に血液を送り込んでいる大きな血管の辺りまで到達させます。次にこのカテーテルを通して、特殊なゼラチンスポンジの小片をその血管の内部に注入します。このようにスポンジを詰めて腎臓への血液の流入を遮ることにより、酸素などの増殖に必要となる物質のがん細胞への供給を阻止することができます。

たとえ医師が手術の際に確認できる全てのがんを切除したとしても、患者さんによっては、残っているがん細胞を全て死滅させることを目的として、術後に化学療法放射線療法が実施される場合があります。このようにがんの再発リスクを低減させるために手術の後に行われる治療は、術後補助療法と呼ばれます。

放射線療法

放射線療法は、高エネルギーX線などの放射線を利用してがん細胞の死滅や増殖阻止を図る治療法です。放射線療法には2種類のものがあります:


  • 外照射療法は、体外に設置された装置を用いてがんに放射線を照射する方法です。

  • 内照射療法は、放射性物質を針やシード、ワイヤー、カテーテルなどの中に封入し、それをがん組織の内部または周辺に直接留置する方法です。

放射線療法の実施方法は、治療対象となるがんの種類と病期に応じて異なります。外照射療法は腎細胞がんの治療に用いられるほか、症状を軽減し生活の質を高めるための緩和療法として用いられることもあります。

化学療法

化学療法は、を用いてがん細胞を殺傷したりその細胞分裂を妨害したりすることによって、がんの増殖を阻止する治療法です。化学療法が経口投与や静脈内または筋肉内への注射によって行われる場合、投与された薬は血流に入って全身のがん細胞に到達します(全身化学療法)。脳脊髄液内や臓器内、あるいは腹部などの体内に薬剤を直接注入する化学療法では、その領域にあるがん細胞に薬が集中的に作用します(局所化学療法)。化学療法の実施方法は、治療対象となるがんの種類と病期に応じて異なります。

詳しい情報については、腎臓(腎細胞)がんに対する使用が承認されている薬剤(英語)をご覧ください。

生物学的療法

生物学的療法は、患者さんの免疫系を利用してがんを撃退する治療法です。体内で生産された物質や製造ラボで合成された物質を用いることによって、体が本来もっているがんに対する抵抗力を高めたり、誘導したり、回復させたりします。このようながんの治療法は生物療法や免疫療法とも呼ばれます。腎細胞がんの治療法として、以下の種類の生物学的療法が使用または研究されています:


詳しい情報については、腎臓(腎細胞)がんに対する使用が承認されている薬剤(英語)をご覧ください。

標的療法

標的療法とは、正常な細胞には害を及ぼすことなく特定のがん細胞のみを識別して攻撃する薬やその他の物質を使用する治療法です。進行腎細胞がんの治療には、血管新生抑制薬による標的療法が用いられます。血管新生抑制薬は、腫瘍内部に血管ができるのを抑えることで、腫瘍を飢餓状態に追い込んで増殖を阻止したり、腫瘍を小さくしたりします。腎細胞がんの治療に使用される血管新生抑制薬には、モノクローナル抗体キナーゼ阻害薬の2種類があります。

モノクローナル抗体療法では、製造ラボにおいて1種類の免疫系細胞から作り出した抗体を使用します。これらの抗体は、がん細胞の表面上に存在する物質や、がん細胞の増殖を促進する物質を特定することができます。こうした抗体がそれぞれの標的物質に結合することにより、がん細胞の死滅、増殖の阻止、転移の抑止などといった効果が得られます。モノクローナル抗体は点滴によって投与されます。単独で使用されることもありますが、薬や毒素、放射性物質などをがん細胞に直接送り届けるという用途でも用いられます。腎細胞がんの治療に用いられるモノクローナル抗体は、腫瘍内で新たな血管を作らせる物質に結合することで、その作用を妨げます。

キナーゼ阻害薬は、細胞が分裂するのを阻止する他に、腫瘍の増殖に必要となる新たな血管の成長を妨げる可能性もあります。mTOR阻害薬はキナーゼ阻害薬の一種です。エベロリムステムシロリムスは、進行した腎細胞がんの治療に用いられるmTOR阻害薬です。

詳しい情報については、腎臓(腎細胞)がんに対する使用が承認されている薬剤(英語)をご覧ください。

この他にも新しい治療法が臨床試験で検証されています。

臨床試験に関する情報は、NCIのウェブサイトから入手することができます。

患者さんは臨床試験への参加を検討してもよいでしょう。

患者さんによっては、臨床試験に参加することが治療に関する最良の選択肢となる場合もあります。臨床試験はがんの研究プロセスの一部を構成するものです。臨床試験は、新しいがんの治療法が安全かつ有効であるかどうか、あるいは標準治療よりも優れているかどうかを確かめることを目的に実施されます。

今日のがんの標準治療の多くは以前に行われた臨床試験に基づくものです。臨床試験に参加する患者さんは、標準治療を受けることになる場合もあれば、新しい治療法を初めて受けることになる場合もあります。

患者さんが臨床試験に参加することは、将来のがんの治療法を改善することにもつながります。たとえ臨床試験が効果的な新しい治療法の発見につながらなくても、重要な問題に対する解答が得られる場合も多く、研究を前進させることにつながるのです。

患者さんはがん治療の開始前や開始後にでも臨床試験に参加することができます。

ただし一部には、まだ治療を受けたことのない患者さんだけを対象とする臨床試験もあります。一方、別の治療では状態が改善されなかった患者さんに向けた治療法を検証する試験もあります。がんの再発を阻止したり、がん治療の副作用を軽減したりするための新しい方法を検証する臨床試験もあります。

臨床試験は米国各地で行われています。詳しくは、治療選択肢のセクションにある現在進行中の治療臨床試験へのリンクを参照してください。そこで検索された情報はNCIの臨床試験一覧のものです。

フォローアップ検査が必要となることもあります。

がんの診断病期判定のために実施される検査のなかには、繰り返し行われるものがあります。治療の奏効の程度を確かめるために繰り返し行われる検査もあります。治療の継続、変更、中止などの決定はこうした検査の結果に基づいて判断されます。

治療が終わってからも度々受けることになる検査もあります。こうした検査の結果から、患者さんの状態の変化やがんの再発(再び現れること)の有無を知ることができます。こうした検査はフォローアップ検査または定期検査と呼ばれることがあります。

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腎細胞がんの治療選択肢

I期腎細胞がん

I期腎細胞がんの治療法には以下のようなものがあります:


NCI支援のがん臨床試験リストから、I期腎細胞がんの患者さんを現在受け入れている臨床試験を調べることができます(なお、このサイトは日本語検索に対応しておりません。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。試験の場所、治療のタイプ、薬剤の名前など、他の検索要素を用いて絞り込み検索を行うと、より具体的な結果が得られます。ご自身に適した臨床試験については、担当の医師にご相談ください。NCIのウェブサイトから臨床試験についての一般的な情報をご覧いただけます。

II期腎細胞がん

II期腎細胞がんの治療法には以下のようなものがあります:


NCI支援のがん臨床試験リストから、II期腎細胞がんの患者さんを現在受け入れている臨床試験を調べることができます(なお、このサイトは日本語検索に対応しておりません。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。試験の場所、治療のタイプ、薬剤の名前など、他の検索要素を用いて絞り込み検索を行うと、より具体的な結果が得られます。ご自身に適した臨床試験については、担当の医師にご相談ください。NCIのウェブサイトから臨床試験についての一般的な情報をご覧いただけます。

III期腎細胞がん

III期腎細胞がんの治療法には以下のようなものがあります:


NCI支援のがん臨床試験リストから、III期腎細胞がんの患者さんを現在受け入れている臨床試験を調べることができます(なお、このサイトは日本語検索に対応しておりません。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。試験の場所、治療のタイプ、薬剤の名前など、他の検索要素を用いて絞り込み検索を行うと、より具体的な結果が得られます。ご自身に適した臨床試験については、担当の医師にご相談ください。NCIのウェブサイトから臨床試験についての一般的な情報をご覧いただけます。

IV期および再発腎細胞がん

IV期および再発 腎細胞がんの治療法には、以下のようなものがあります:


NCI支援のがん臨床試験リストから、IV期腎細胞がんまたは再発腎細胞がんの患者さんを現在受け入れている臨床試験を調べることができます(なお、このサイトは日本語検索に対応しておりません。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。試験の場所、治療のタイプ、薬剤の名前など、他の検索要素を用いて絞り込み検索を行うと、より具体的な結果が得られます。ご自身に適した臨床試験については、担当の医師にご相談ください。NCIのウェブサイトから臨床試験についての一般的な情報をご覧いただけます。

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本PDQ要約について

PDQについて

PDQ(Physician Data Query:医師データ照会)は、米国国立がん研究所が提供する総括的ながん情報データベースです。PDQデータベースには、がんの予防や発見、遺伝学的情報、治療、支持療法、補完代替医療に関する最新かつ公表済みの情報を要約して収載しています。ほとんどの要約について、2つのバージョンが利用可能です。専門家向けの要約には、詳細な情報が専門用語で記載されています。患者さん向けの要約は、理解しやすい平易な表現を用いて書かれています。いずれの場合も、がんに関する正確かつ最新の情報を提供しています。また、ほとんどの要約はスペイン語版も利用可能です。

PDQはNCIが提供する1つのサービスです。NCIは、米国国立衛生研究所(National Institutes of Health:NIH)の一部であり、NIHは連邦政府における生物医学研究の中心機関です。PDQ要約は独立した医学文献のレビューに基づいて作成されたものであり、NCIまたはNIHの方針声明ではありません。

本要約の目的

このPDQがん情報要約では、腎がんの治療に関する最新の情報を記載しています。患者さんとそのご家族および介護者に情報を提供し、支援することを目的としています。医療に関する決定を行うための正式なガイドラインや推奨を示すものではありません。

査読者および更新情報

PDQがん情報要約は、編集委員会が作成し、最新の情報に基づいて更新しています。編集委員会はがんの治療やがんに関する他の専門知識を有する専門家によって構成されています。要約は定期的に見直され、新しい情報があれば更新されます。各要約の日付("最終更新日")は、直近の更新日を表しています。

患者さん向けの本要約に記載された情報は、専門家向けバージョンより抜粋したものです。専門家向けバージョンは、PDQ Adult Treatment Editorial Boardが定期的に見直しを行い、必要に応じて更新しています。

臨床試験に関する情報

臨床試験とは、例えば、ある治療法が他の治療法より優れているかどうかなど、科学的疑問への答えを得るために実施される研究のことです。臨床試験は、過去の研究結果やこれまでに実験室で得られた情報に基づき実施されます。各試験では、がんの患者さんを助けるための新しくかつより良い方法を見つけ出すために、具体的な科学的疑問に答えを出していきます。治療臨床試験では、新しい治療法の影響やその効き目に関する情報を収集します。新しい治療法がすでに使用されている治療法よりも優れていることが臨床試験で示された場合、その新しい治療法が「標準」となる可能性があります。患者さんは臨床試験への参加を検討してもよいでしょう。臨床試験の中にはまだ治療を始めていない患者さんのみを対象としているものもあります。

PDQには臨床試験のリストが掲載されており、NCIのウェブサイトから臨床試験を検索することができます。また、PDQには、臨床試験に参加している多数のがん専門医のリストも掲載されています。より詳細な情報については、Cancer Information Service(+1-800-4-CANCER [+1-800-422-6237])にお問い合わせください。

本要約の使用許可について

PDQは登録商標です。PDQ文書の内容は本文として自由に使用することができますが、要約全体を示し、かつ定期的に更新を行わなければ、NCIのPDQがん情報要約としては認められません。しかしながら、“NCI's PDQ cancer information summary about breast cancer prevention states the risks in the following way:【ここに本要約からの抜粋を記載する】.”のような一文を書くことは許可されます。

本PDQ要約を引用する最善の方法は以下の通りです:

PDQ® Adult Treatment Editorial Board. PDQ Renal Cell Cancer Treatment. Bethesda, MD: National Cancer Institute. Updated <MM/DD/YYYY>. Available at: http://www.cancer.gov/types/kidney/patient/kidney-treatment-pdq. Accessed <MM/DD/YYYY>.[PMID: 26389448]

本要約内の画像は、著者やイラストレーター、出版社より、PDQ要約内での使用に限定して、使用許可を得ています。PDQ要約から、その要約全体を使用せず画像のみを使用したい場合には、画像の所有者から許可を得なければなりません。その許可はNCIより与えることはできません。本要約内の画像の使用に関する情報は、多くの他のがん関連画像とともに、Visuals Onlineで入手可能です。Visuals Onlineには、2,000以上の科学関連の画像が収載されています。

免責事項

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お問い合わせ

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