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最新の研究成果に基づいて定期的に更新している、
科学的根拠に基づくがん情報の要約です。

子宮頸がんの治療(PDQ®)

  • 原文更新日 : 2016-05-13
    翻訳更新日 : 2017-02-17

 このPDQがん情報要約では、子宮頸がんの治療に関する最新の情報を記載しています。患者さんとそのご家族および介護者に情報を提供し、支援することを目的としています。医療に関する決定を行うための正式なガイドラインや推奨を示すものではありません。

 PDQがん情報要約は、編集委員会が作成し、最新の情報に基づいて更新しています。編集委員会はがんの治療やがんに関する他の専門知識を有する専門家によって構成されています。要約は定期的に見直され、新しい情報があれば更新されます。各要約の日付("最終更新日")は、直近の更新日を表しています。患者さん向けの本要約に記載された情報は、専門家向けバージョンより抜粋したものです。専門家向けバージョンは、PDQ Adult Treatment Editorial Boardが定期的に見直しを行い、必要に応じて更新しています。

子宮頸がんについての一般的な情報

子宮頸がんは、子宮頸部の組織の中に悪性(がん)細胞ができる疾患です。

子宮頸部とは、子宮胎児の成長の場となる、洋ナシの形をした中空の臓器)の下の方の狭くなった部分のことをいいます。子宮頸部は子宮から(産道)への移行部にあたります。



女性生殖系の解剖図:図は、子宮、子宮筋層(子宮の外側の筋層)、子宮内膜(子宮内腔を覆う膜)、卵巣、卵管、子宮頸部、膣を示している。



女性生殖系の解剖図。女性生殖系の臓器には、子宮、卵巣、卵管、子宮頸部、膣などが含まれます。子宮には、子宮筋層と呼ばれる筋肉の外層と子宮内膜と呼ばれる内膜があります。



子宮頸がんは通常ゆっくりと進行します。子宮頸部にがんが出現する前には、子宮頸部組織中に異常な 細胞が出現し始める、異形成と呼ばれる変化が起きます。その後、時間とともに異常な細胞ががん細胞に変化して増殖を開始し、子宮頸部のより深い部分や周辺部へと拡がっていきます。

子宮頸がんは小児ではまれな疾患です。

子宮頸がんに関する詳しい情報については、以下のPDQ要約をご覧ください:


ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染は子宮頸がんの主要なリスク因子です。

疾患が発生する可能性を増大させるものは全てリスク因子と呼ばれます。リスク因子を持っていれば必ずがんになるというわけではありませんし、リスク因子を持っていなければがんにならないというわけでもありません。子宮頸がんのリスクについて不安がある場合は、担当の医師にご相談ください。

子宮頸がんのリスク因子には以下のようなものがあります:


HPVに感染している女性では、以下のリスク因子により、さらに子宮頸がんのリスクが高まります。


以下のリスク因子もHPV感染のリスクを高めます。


  • 免疫抑制により、免疫系が弱っていること。免疫抑制は、体が感染や他の病気に抵抗する能力を弱めます。体がHPV感染に抵抗する能力は、以下のような長期にわたる免疫抑制により低下することがあります:

  • 若い年齢で性行為を始めること。

  • 多くのセックスパートナーをもっていること。

高齢であることは、ほとんどのがんで主要なリスク因子です。歳をとればとるほど、がんになる確率は高まります。

早期の子宮頸がんでは通常、徴候や症状はみられませんが、定期検診によって早期の発見が可能です。

早期の子宮頸がんでは、徴候症状が現れないこともあります。女性は定期的な検診を受けて、子宮頸部のヒトパピローマウイルス(HPV)や異常細胞の有無を検査しておくべきです。がんを早期に発見できれば、予後回復の見込み)は良好です。

子宮頸がんの徴候や症状には、膣出血や骨盤痛などがあります。

これらの徴候や症状などは、子宮頸がんや他の病態によって引き起こされます。以下の問題がみられる場合は担当の医師にご相談ください:


  • 出血(性交後の出血も含む)。

  • 異常なおりもの(膣分泌物)。

  • 骨盤痛。

  • 性交中の痛み。

子宮頸がんの発見と診断には、子宮頸部を調べる検査法が用いられます。

以下のような検査法が用いられます:


  • 身体診察と病歴聴取:しこりなどの通常みられない疾患の徴候に注意しながら、総体的に身体を調べる診察法。患者さんの健康習慣、過去の病歴、治療歴なども調べます。

  • 内診 :膣、子宮頸部、子宮、卵管卵巣直腸を調べる診察法。さらに、膣鏡を膣内に挿入して、医師や看護師が膣や子宮頸部にがんの徴候がないかも調べます。通常はここで子宮頸部のパパニコロウ試験が行われます。さらに医師または看護師は、手袋をはめて潤滑剤を塗った片方の手の指を1~2本膣内に挿入し、もう片方の手を下腹部に置いて、子宮と卵巣の大きさ、形、位置などを手と指の感触で調べます。さらに医師または看護師は、手袋をはめて潤滑剤を塗った指を直腸内にも挿入し、しこりや異常な部分がないかを指の感触で調べていきます。

    内診:図は、内診時の女性生殖器を側面から見た解剖図を示す。子宮、左卵管、左卵巣、子宮頸部、膣、膀胱、直腸が示されている。医師または看護師が手袋をはめて、片手の2本の指を膣内に挿入し、もう一方の手で上から下腹部を押している様子が示されている。左上の図では、ドレープで覆われた女性が診察台の上で足を足置きに乗せて両脚を開いている。
    
    


    内診。医師または看護師が、手袋をはめて潤滑剤を塗った片手の指を1~2本膣内に挿入し、もう一方の手で上から下腹部を押しています。この診察は、子宮と卵巣の大きさ、形状、位置を触って調べるために行われます。膣、子宮頸部、卵管、直腸も調べられます。




  • パパニコロウ試験:子宮頸部の表面と膣の表面から細胞を採取する検査法。まず脱脂綿、ブラシ、木べらなどで子宮頸部と膣の細胞を優しくこすり取ります。そして採取された細胞を顕微鏡で観察して、異常がないかを調べます。この検査法はパパニコロウ塗抹検査とも呼ばれます。

    パパニコロウ試験:パパニコロウ試験中の女性生殖器を側面から見た解剖図。膣鏡による膣口の拡張を示している。ブラシを膣の開口部に挿入し、子宮の底部に位置する子宮頸部に触れている様子が示されている。直腸も示されている。拡大図は、子宮頸部中央にブラシが接触しているところを示している。左の小さい図では、ドレープで覆われた女性が診察台の上で足を足置きに乗せて両脚を開いている。
    
    


    パパニコロウ試験。膣口に膣鏡を挿入し、拡張します。次にブラシを膣に挿入し、子宮頸部から細胞を採取します。それらの細胞を顕微鏡で観察して、疾患の徴候がないか調べます。




  • ヒトパピローマウイルス(HPV)検査 DNAまたはRNAを調べて、特定の型のHPVに感染していないかどうかを確認するための臨床検査。採取した子宮頸部の細胞からDNAまたはRNAを取り出して、子宮頸がんに関係する種類のHPV感染が生じているかどうかを調べます。この検査は、パパニコロウ試験の際に採取された細胞サンプルに対して行われることがあります。また、この検査は、パパニコロウ試験で子宮頸部の細胞に特定の異常が認められた場合に行われることもあります。

  • 子宮頸管内膜掻爬 (そうは):キューレット(スプーン状の器具)を用いて子宮頸管から細胞や組織を採取する手技。採取した組織のサンプルは、顕微鏡で観察され、がんの徴候がないか調べられます。この処置は膣鏡検査と同時に行われることがあります。

  • 膣鏡検査膣鏡(ライトの付いた拡大鏡)を用いて膣と子宮頸部の内部を観察して異常な部分がないかを調べる検査法。キューレット(スプーン状の器具)またはブラシを用いて組織のサンプルを採取し、それを顕微鏡で観察して疾患の徴候がないか調べる場合もあります。

  • 生検 :パパニコロウ試験で異常な細胞が発見された場合には、生検が実施されることがあります。子宮頸部から組織のサンプルを切り取り、それを病理医が顕微鏡で観察して、がんの徴候がないか調べます。採取する組織が少量で済む生検であれば、外来でも実施できるのが通常です。一方、円錐生検(子宮頸部から円錐形の大きな組織の塊を採取する方法)の場合は、入院で実施されます。

特定の要因が予後(回復の見込み)や治療法の選択肢に影響を及ぼします。

予後(回復の見込み)を左右する因子には以下のものがあります:


  • がんの病期腫瘍のサイズと、がんの範囲が子宮頸部の一部か全体か、あるいはリンパ節や他の部位に転移しているか)。

  • 子宮頸がんの種類。

  • 患者さんの年齢と健康状態。

  • 患者さんが特定の種類のヒトパピローマウイルス(HPV)に感染しているかどうか。

  • 患者さんがヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染しているかどうか。

  • 新たに診断されたがんか、再発した(再び現れた)がんか。

治療の選択を左右する因子には以下のものがあります:


  • がんの病期。

  • 子宮頸がんの種類。

  • 子供を産みたいという患者さんの希望。

  • 患者さんの年齢。

妊娠中の子宮頸がんの治療法は、がんの病期と妊娠時期に応じて異なります。子宮頸がんが早期に発見された場合や妊娠後期にがんが発見された場合には、出産後まで治療が延期される場合があります。詳しい情報については、妊娠中の子宮頸がんのセクションをご覧ください。

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子宮頸がんの病期

子宮頸がんの診断がついた後には、がん細胞の子宮頸部内での拡がりや他の部位への転移の有無を明らかにするために、さらに検査が行われます。

がん子宮頸部内での拡がりや他の部位への転移の有無を調べていくプロセスは、病期分類と呼ばれます。この過程で集められた情報を基にして病期が判定されます。治療計画を立てるためには病期を把握しておくことが重要です。

病期分類の過程では以下のような検査法や手技が用いられます:


  • CTスキャン(CATスキャン):体内の領域を様々な角度から撮影して、精細な連続画像を作成する検査法。この画像はX線装置に接続されたコンピュータによって作成されます。臓器組織をより鮮明に映し出すために、造影剤静脈内に注射したり、患者さんに造影剤を飲んでもらったりする場合もあります。この検査法はコンピュータ断層撮影法(CT)やコンピュータ体軸断層撮影法(CAT)とも呼ばれます。

  • PETスキャン(陽電子放射断層撮影):体内の悪性 腫瘍 細胞を検出するための検査法。まず放射性のあるブドウ糖の溶液を少量だけ静脈内に注射します。その後、周囲を回転しながら体の内部を調べていくPETスキャナという装置を用いて、ブドウ糖が消費されている体内の領域を示す画像を作成していきます。悪性腫瘍細胞は、正常な細胞よりも活発でブドウ糖をより多く取り込む性質があるため、画像ではより明るく映し出されます。

  • MRI(磁気共鳴画像法):磁気、電波、コンピュータを用いて、体内領域の精細な連続画像を作成する検査法。この検査法は核磁気共鳴画像法(NMRI)とも呼ばれます。

  • 超音波検査:高エネルギーの音波(超音波)を内部の組織や臓器に反射させ、それによって生じたエコーを利用する検査法。このエコーを基にソノグラムと呼ばれる身体組織の画像が描出されます。この画像は後で印刷して見ることができます。

  • 胸部X線検査:胸部の臓器と骨のX線検査。X線は放射線の一種で、これを人の体を通してフィルム上に照射すると、そのフィルム上に体内領域の画像が映し出されます。

  • 膀胱鏡検査 膀胱尿道の内部を観察して、異常な部分がないかを調べる検査法。この検査では膀胱鏡が尿道から膀胱内へと挿入されます。膀胱鏡とは、観察用のライトとレンズを備えた細いチューブ状の器具のことです。組織のサンプルを採取するための器具が付いているものもあり、それで切除された組織は、顕微鏡での観察によってがんの徴候がないか調べられます。

  • 腹腔鏡検査 腹腔内の臓器を観察して疾患の徴候がないかを調べる外科的手技。まず腹壁の数ヵ所を小さく切開し、その切開口の1つから腹腔鏡(ライトの付いた細い管)を挿入します。さらに別の器具を同じ切開口か別の切開口から挿入して、臓器の摘出や生検用の組織サンプルの採取などを行い、顕微鏡で疾患の徴候を調べる検査が行われます。

  • 治療前の外科的病期分類:子宮頸部内での拡がりや他の部位への転移の有無を明らかにする目的で行われる手術のこと。場合によっては、これと同時に子宮頸がんを切除することもあります。治療前の外科的病期分類は、臨床試験の一環としてしか行われないのが通常です。

これらの検査の結果は、原発腫瘍の生検の結果と併せて、子宮頸がんの病期判定を行う上での判断材料とされます。

体内でのがんの拡がり方は3種類に分けられます。

がんは組織リンパ系血液を介して拡がります:


  • 組織。がんは発生した場所から隣接する領域に拡がります。

  • リンパ系。がんは発生した場所からリンパ系に侵入して拡がります。がんはリンパ管を介して体内の他の部位へ移動します。

  • 血液。がんは発生した場所から血液に侵入して拡がります。がんは血管を介して体内の他の部位へ移動します。

がんは発生した場所から体内の他の部位に拡がることがあります。

がんが体内の他の部位に拡がることを転移と呼びます。がん細胞は発生した場所(原発腫瘍)から分離し、リンパ系や血液を介して移動します。


  • リンパ系。がんがリンパ系に侵入し、リンパ管を通って体内の他の部位へ移動して、そこで腫瘍転移性腫瘍)を形成します。

  • 血液。がんが血液中に侵入し、血管を通って体内の他の部位へ移動して、そこで腫瘍(転移性腫瘍)を形成します。

転移性腫瘍は、原発腫瘍と同じ種類の腫瘍です。例えば、子宮頸がんがに転移した場合、肺にできたがん細胞は、実際は子宮頸がんの細胞です。この疾患は転移性子宮頸がんであり、肺がんではありません。

子宮頸がんでは以下のような病期が用いられます:
上皮内がん(0期)

上皮内がん(0期)では、異常な 細胞子宮頸部の最も内側を覆う組織に認められます。こうした異常細胞は、がん化して周辺の正常組織に拡がっていく可能性があります。



ミリメートル:図は日常で身近なものを用いてミリメートル(mm)を示している。とがった鉛筆の先は1mm、新しいクレヨンの先は2mm、鉛筆の後ろについている新しい消しゴムは5mmを示す。



ミリメートル(mm)。とがった鉛筆の先は約1mm、新しいクレヨンの先は約2mm、鉛筆の後ろについている新しい消しゴムは約5mmを示しています。



I期

I期では、がん子宮頸部にのみ認められます。

I期は、認められるがんの量に応じて、さらにIA期とIB期に分けられます。


  • IA期

    IA1期とIA2期の子宮頸がん:図は子宮頸部と膣の断面を示している。拡大図は、子宮頸部のがんの深さが最大5mmで、幅が7mm以下であることを示している。
    
    


    IA1期とIA2期の子宮頸がん。顕微鏡でしか見ることのできない微小ながんが子宮頸部の組織内に認められます。IA1期では、がんの深さは3mm以下で、幅は7mm以下です。IA2期では、がんの深さは3mmを超えていますが5mm以下で、幅は7mm以下です。



    顕微鏡でしか見ることのできない微量のがんが、子宮頸部組織内にのみ認められます。

     IA期は、腫瘍の大きさに応じて、さらにIA1期とIA2期に分けられます。


    • IA1期では、がんの深さが3mm以下で、かつ幅が7mm以下です。

    • IA2期では、がんの深さは3mmを超えていますが5mm以下で、幅は7mm以下です。


  • IB期

    IB1期とIB2期の子宮頸がんを示した3枚の子宮頸部と膣の断面図。左の拡大図は、幅が7mmで深さが5mmを超えているIB1期のがんを示している。中央の図は、4cm未満のIB1期のがんを示している。右の図は、4cmを超えるIB2期のがんを示している。
    
    


    IB1期とIB2期の子宮頸がん。IB1期では、がんが顕微鏡下でしか観察できず、深さが5mmを超え、幅が7mmを超えているか、またはがんが顕微鏡なしでも観察でき、大きさが4cm以下です。IB2期では、がんの大きさは4cmを超えています。



     IB期は、腫瘍の大きさに応じて、さらにIB1期とIB2期に分けられます。


    • IB1期:
      • がんが顕微鏡下でしか観察できず、深さが5mmを超え、幅が7mmを超えている。または

      • かんは顕微鏡なしでも観察でき、大きさは4cmを超えない。


    • IB2期では、がんは顕微鏡なしでも観察でき、大きさは4cmを超えています。


II期


II期子宮頸がん:図は子宮、子宮頸部、膣の断面を示している。IIA1期とIIA2期の図では、子宮頸部と膣の上部3分の1内に4cmのがんが認められる。IIB期の図では、子宮頸部、膣の上部3分の2、子宮周囲の組織内にがんがみられる。



II期子宮頸がん。がんは子宮頸部の外まで拡がっていますが、膣の下部3分の1または骨盤壁には拡がっていません。IIA1期とIIA2期では、がんは子宮頸部を越えて膣に拡がっています。IIA1期では、腫瘍は顕微鏡なしでも観察でき、大きさは4cm以下です。IIA2期では、腫瘍は顕微鏡なしでも観察でき、大きさは4cmを超えています。IIB期では、がんは子宮頸部を越えて子宮周辺の組織に拡がっています。



II期では、がん子宮の外まで拡がっていますが、骨盤壁(両股関節部の間の領域の内側を覆う組織)やの下方1/3の領域には達していません。

II期は、がんの拡がりの程度に応じて、さらにIIA期とIIB期に分けられます。


  • IIA期:がんが子宮頸部を越えての上方3分の2に拡がっていますが、子宮周辺の組織には拡がっていません。IIA期は、腫瘍の大きさに応じて、さらにIIA1期とIIA2期に分けられます。
    • IIA1期では、腫瘍は顕微鏡なしでも観察でき、大きさは4cmを超えない。

    • IIA2期では、腫瘍は顕微鏡なしでも観察でき、大きさは4cmを超える。


  • IIB期:がんは子宮頸部を越えて子宮周辺の組織に拡がっていますが、骨盤壁には達していません。

III期

III期では、がんの下方3分の1まで拡がっているか、骨盤壁に拡がっているか、腎臓に障害が生じており、これらのうちの複数に該当している場合もあります。

III期は、がんの拡がりの程度に応じて、さらにIIIA期とIIIB期に分けられます。


  • IIIA期

    IIIA期の子宮頸がん:図は子宮頸部と膣の断面を示している。がんは子宮頸部と膣の全長にわたって存在している。
    
    


    IIIA期の子宮頸がん。がんが膣の下方3分の1まで拡がっていますが、骨盤壁には拡がっていません。



    がんがの下方3分の1まで拡がっていますが、骨盤壁には拡がっていません。

  • IIIB期

    IIIB期の子宮頸がん:図は子宮頸部、膣、骨盤壁のがんを示すとともに、骨盤壁のがんが右側の尿管を閉塞させているところを描いている。子宮と腎臓も示されている。
    
    


    IIIB期の子宮頸がん。がんが骨盤壁まで拡がっているか、腫瘍が尿管(腎臓と膀胱をつなぐ管)を塞ぐほどの大きさまで成長しているか、これらの両方を満たしています。図はがんが右側の尿管を閉塞させているところを示しています。こうした閉塞が原因となって、腎臓が肥大したり、腎機能が停止したりする場合があります。




    • がんが骨盤壁まで拡がっている。または

    • 腫瘍が片側または両側の尿管腎臓膀胱をつなぐ管)を塞ぐほどの大きさまで成長しており、そのせいで片側または両側の腎臓が肥大しているか機能を停止している。


IV期

IV期では、がん骨盤を越えて拡がっているか、膀胱または直腸もしくはその両方の内側を覆う組織に認められるか、または体の他の部位に拡がっています。

IV期は、がんが拡がっている位置に応じて、さらにIVA期とIVB期に分けられます。


  • IVA期

    IVA期の子宮頸がん:図と拡大図は、がんが子宮頸部から膀胱または直腸壁まで拡がっているところを示している。
    
    


    IVA期の子宮頸がん。がんは膀胱や直腸など隣接する臓器に転移しています。



    がんは膀胱や直腸など隣接する臓器に転移しています。

  • IVB期

    IVB期の子宮頸がん:図は、リンパ節、肺、肝臓、腸管、骨など、子宮頸がんが転移しうる部位を示している。拡大図は、がん細胞が子宮頸部から血液やリンパ系を介して体の別の部位に移動し、転移がんを形成する様子を示している。
    
    


    IVB期の子宮頸がん。がんはリンパ節、肺、肝臓、腸、骨など、体の他の部位に拡がっています。



    がんは子宮頸部から肝臓、骨、遠く離れたリンパ節など、体の他の部位に拡がっています。

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再発子宮頸がん

再発 子宮頸がんとは、治療後に再発した(再び現れた)がんです。再発は、子宮頸部に起こることもあれば、体の他の部位に起こることもあります。

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治療選択肢の概要

子宮頸がんの患者さんには様々な治療法が存在します。

子宮頸がんの患者さんは様々な治療を受けることができます。そのなかには標準治療(現在使用されている治療法)もあれば、臨床試験において検証中のものもあります。治療法の臨床試験とは、既存の治療法を改良したり、がんの患者さんのための新しい治療法について情報を集めたりすることを目的とした調査研究です。複数の臨床試験で現在の標準治療より新しい治療法のほうが良好であることが明らかになった場合は、その新しい治療法が標準治療となります。患者さんは臨床試験への参加を検討してもよいでしょう。臨床試験の中にはまだ治療を始めていない患者さんのみを対象としているものもあります。

標準治療として以下の4種類が用いられています:
手術

子宮頸がんの治療では、ときに手術(がんを除去する手術)が行われることがあります。以下のような手術法が用いられます:


  • 円錐切除術子宮頸部および子宮管から円錐形の組織片を切除する手技。切除された組織は病理医顕微鏡で観察して、がん細胞の有無を調べます。円錐切除術の目的は、子宮頸部の病態に対する診断の場合もあれば、治療の場合もあります。これは円錐生検とも呼ばれます。

     円錐切除術では、以下のような手技が用いられます:


     使用される円錐切除術の種類は、子宮頸部でのがん細胞の位置と子宮頸がんの種類に応じて異なります。


  • 子宮全摘出術:子宮頸部を含めて子宮全体を摘出する手術法。なかでも、を介して子宮と子宮頸部を摘出する場合は膣式子宮摘出術と呼ばれます。腹部を大きく切開してそこから子宮と子宮頸部を摘出する場合は、式子宮全摘出術と呼ばれます。さらに、腹部を小さく切開してそこから腹腔鏡を用いて子宮と子宮頸部を摘出する場合は、腹腔鏡下子宮全摘術と呼ばれます。

    子宮摘出術:図は、卵巣、子宮、膣、卵管、子宮頸部などの女性生殖器の解剖図を示す。点線で示された部分は、子宮全摘出術、卵管卵巣摘除術を伴う子宮全摘出術、および広汎性子宮全摘術で切除される臓器と組織を示している。小さな図は、腹部で実施される2つの切開方法の位置を示す:下部横切開は恥骨のすぐ上で行い、縦切開は臍(へそ)と恥骨部分の間を切開する。
    
    


    子宮摘出術。子宮を単独でまたは他の臓器や組織と共に手術により切除します。子宮全摘出術では、子宮と子宮頸部が摘出されます。卵管卵巣摘除術を伴う子宮全摘出術では、(a)子宮と一方(片側)の卵巣および卵管が切除されるか、または(b)子宮と両方(両側)の卵巣および卵管が切除されます。広汎性子宮全摘術では、子宮、子宮頸部、両方の卵巣、両方の卵管、および周辺の組織が摘出されます。これらの手技は、下部横切開または縦切開を使用して実施されます。




  • 広汎性子宮全摘術:子宮、子宮頸部、膣の一部、そしてこれらの臓器の周辺にある広範囲の靱帯と組織を摘出する手術法。さらに卵巣卵管、周辺のリンパ節などが摘出される場合もあります。

  • 非定型的広汎性子宮全摘術:子宮、子宮頸部、膣の上部と、これらの臓器の周辺を取り囲む靱帯と組織を摘出する手術法。さらに周辺のリンパ節が摘出される場合もあります。この種類の手術では、摘出される組織や臓器が広汎性子宮全摘術よりも少なくなります。

  • 根治的子宮頸部切除術:子宮頸部と周辺組織およびリンパ節、さらに膣の上部を切除する手術。子宮と卵巣は切除しません。

  • 両側付属器切除術:両側の卵巣と両側の卵管を切除する手術法。

  • 骨盤内臓器摘出術:下部結腸直腸膀胱を摘出する手術法。女性では子宮頸部、膣、卵巣、および周辺のリンパ節も摘出されます。これと同時に、尿便を体外に取り付けたバッグまで送り出すための開口部(ストーマ)が人工的に造られます。この手術の後には、人工的に膣を造る形成手術が必要となる場合もあります。

放射線療法

放射線療法は、高エネルギーX線などの放射線を利用してがん細胞の死滅や増殖阻止を図る治療法です。放射線療法には2種類のものがあります。外照射 療法は、体外に設置された装置を用いてがんに放射線を照射する方法です。内照射療法は、放射性物質を針やシード、ワイヤー、カテーテルなどの中に封入し、それをがん組織の内部または周辺に直接留置する方法です。放射線療法の実施方法は、治療対象となるがんの種類と病期に応じて異なります。

強度変調放射線療法(IMRT)は三次元(3D)放射線療法の一種で、コンピュータを使用して腫瘍の大きさと形状を示す映像を作成し、それを利用します。照射幅の小さな放射線ビームが様々な角度から様々な強度で腫瘍に照射されます。この放射線療法では、腫瘍付近の正常組織への損傷を少量に抑えることができます。

化学療法

化学療法は、を用いてがん細胞を殺傷したりその細胞分裂を妨害したりすることによって、がんの増殖を阻止する治療法です。化学療法が経口投与や静脈内または筋肉内への注射によって行われる場合、投与された薬は血流に入って全身のがん細胞に到達します(全身化学療法)。脳脊髄液内や臓器内、もしくは腹腔などの体内に薬剤を直接注入する化学療法では、薬はその領域にあるがん細胞に集中的に作用します(局所化学療法)。化学療法の実施方法は、治療対象となるがんの種類と病期に応じて異なります。

詳しい情報については、子宮頸がんに対する使用が承認されている薬剤(英語)をご覧ください。

標的療法

標的療法は、正常な細胞には害を及ぼすことなく特定のがん細胞だけを認識し攻撃する性質をもった薬物やその他の物質を用いる治療法です。

モノクローナル抗体療法は、製造ラボにおいて1種類の免疫系細胞から作り出した抗体を使用する標的療法の一種です。これらの抗体は、がん細胞の表面上に存在する物質や、がん細胞の増殖を促進する物質を特定することができます。こうした抗体がそれぞれの標的物質に結合することにより、がん細胞の死滅、増殖の阻止、転移の抑止などといった効果が得られます。モノクローナル抗体は点滴によって投与されます。単独で使用されることもありますが、薬や毒素、放射性物質などをがん細胞に直接送り届けるという用途でも用いられます。

ベバシズマブは、血管内皮成長因子(VEGF)という蛋白に結合するモノクローナル抗体で、腫瘍の増殖に必要な新しい血管の成長を妨げる可能性があります。ベバシズマブ(薬剤詳細へ)転移した(体の他の部位に拡がった)子宮頸がんと再発子宮頸がんの治療に用いられます。

詳しい情報については、子宮頸がんに対する使用が承認されている薬剤(英語)をご覧ください。

この他にも新しい治療法が臨床試験で検証されています。

臨床試験に関する情報は、NCIのウェブサイトから入手することができます。

患者さんは臨床試験への参加を検討してもよいでしょう。

患者さんによっては、臨床試験に参加することが治療に関する最良の選択肢となる場合もあります。臨床試験はがんの研究プロセスの一部を構成するものです。臨床試験は、新しいがんの治療法が安全かつ有効であるかどうか、あるいは標準治療よりも優れているかどうかを確かめることを目的に実施されます。

今日のがんの標準治療の多くは以前に行われた臨床試験に基づくものです。臨床試験に参加する患者さんは、標準治療を受けることになる場合もあれば、新しい治療法を初めて受けることになる場合もあります。

患者さんが臨床試験に参加することは、将来のがんの治療法を改善することにもつながります。たとえ臨床試験が効果的な新しい治療法の発見につながらなくても、重要な問題に対する解答が得られる場合も多く、研究を前進させることにつながるのです。

患者さんはがん治療の開始前や開始後にでも臨床試験に参加することができます。

ただし一部には、まだ治療を受けたことのない患者さんだけを対象とする臨床試験もあります。一方、別の治療では状態が改善されなかった患者さんに向けた治療法を検証する試験もあります。がんの再発を阻止したり、がん治療の副作用を軽減したりするための新しい方法を検証する臨床試験もあります。

臨床試験は米国各地で行われています。詳しくは、治療選択肢のセクションにある現在進行中の治療臨床試験へのリンクを参照してください。そこで検索された情報はNCIの臨床試験一覧のものです。

フォローアップ検査が必要となることもあります。

がんの診断病期判定のために実施される検査のなかには、繰り返し行われるものがあります。治療の奏効の程度を確かめるために繰り返し行われる検査もあります。治療の継続、変更、中止などの決定はこうした検査の結果に基づいて判断されます。

治療が終わってからも度々受けることになる検査もあります。こうした検査の結果から、患者さんの状態の変化やがんの再発(再び現れること)の有無を知ることができます。こうした検査はフォローアップ検査または定期検査と呼ばれることがあります。

主治医は、がんの再発のサインかもしれない以下の徴候症状がないか、患者さんに質問します:


  • 腹部、背中、脚の痛み。

  • 脚の腫れ。

  • 排尿困難。

  • 咳。

  • 疲労感。

子宮頸がんでは通常、最初の2年間に3~4ヵ月ごとのフォローアップ検査を行い、その後、6ヵ月ごとに定期検査を行います。定期検査では、最新の病歴を確認し、再発子宮頸がんの徴候や症状がみられないか、あるいは治療の晩期障害が生じていないかに注意しながら、身体を調べます。

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病期ごとの治療選択肢

上皮内がん(0期)

上皮内がん(0期)の治療法には以下のようなものがあります:


NCI支援のがん臨床試験リストから、0期子宮頸がんの患者さんを現在受け入れている臨床試験を調べることができます(なお、このサイトは日本語検索に対応しておりません。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。試験の場所、治療のタイプ、薬剤の名前など、他の検索要素を用いて絞り込み検索を行うと、より具体的な結果が得られます。ご自身に適した臨床試験については、担当の医師にご相談ください。NCIのウェブサイトから臨床試験についての一般的な情報をご覧いただけます。

IA期の子宮頸がん

IA期子宮頸がんは、さらにIA1期とIA2期に分けられます。

IA1期の治療法には以下のようなものがあります:


IA2期の治療法には以下のようなものがあります:


NCI支援のがん臨床試験リストから、IA期子宮頸がんの患者さんを現在受け入れている臨床試験を調べることができます(なお、このサイトは日本語検索に対応しておりません。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。試験の場所、治療のタイプ、薬剤の名前など、他の検索要素を用いて絞り込み検索を行うと、より具体的な結果が得られます。ご自身に適した臨床試験については、担当の医師にご相談ください。NCIのウェブサイトから臨床試験についての一般的な情報をご覧いただけます。

IB期およびIIA期子宮頸がん

IB期IIA期の子宮頸がんの治療法には以下のようなものがあります:


NCI支援のがん臨床試験リストから、IB期子宮頸がんおよびIIA期子宮頸がんの患者さんを現在受け入れている臨床試験を調べることができます(なお、このサイトは日本語検索に対応しておりません。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。試験の場所、治療のタイプ、薬剤の名前など、他の検索要素を用いて絞り込み検索を行うと、より具体的な結果が得られます。ご自身に適した臨床試験については、担当の医師にご相談ください。NCIのウェブサイトから臨床試験についての一般的な情報をご覧いただけます。

IIB期、III期、IVA期の子宮頸がん

IIB期III期IVA期の子宮頸がんの治療法には以下のようなものがあります:


NCI支援のがん臨床試験リストから、IIB期子宮頸がんIII期子宮頸がんIVA期子宮頸がんの患者さんを現在受け入れている臨床試験を調べることができます(なお、このサイトは日本語検索に対応しておりません。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。試験の場所、治療のタイプ、薬剤の名前など、他の検索要素を用いて絞り込み検索を行うと、より具体的な結果が得られます。ご自身に適した臨床試験については、担当の医師にご相談ください。NCIのウェブサイトから臨床試験についての一般的な情報をご覧いただけます。

IVB期の子宮頸がん

IVB期の子宮頸がんの治療法には以下のようなものがあります:


NCI支援のがん臨床試験リストから、IVB期子宮頸がんの患者さんを現在受け入れている臨床試験を調べることができます(なお、このサイトは日本語検索に対応しておりません。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。試験の場所、治療のタイプ、薬剤の名前など、他の検索要素を用いて絞り込み検索を行うと、より具体的な結果が得られます。ご自身に適した臨床試験については、担当の医師にご相談ください。NCIのウェブサイトから臨床試験についての一般的な情報をご覧いただけます。

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再発子宮頸がんの治療選択肢

再発 子宮頸がんの治療法には以下のようなものがあります:


NCI支援のがん臨床試験リストから、再発子宮頸がんの患者さんを現在受け入れている臨床試験を調べることができます(なお、このサイトは日本語検索に対応しておりません。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。試験の場所、治療のタイプ、薬剤の名前など、他の検索要素を用いて絞り込み検索を行うと、より具体的な結果が得られます。ご自身に適した臨床試験については、担当の医師にご相談ください。NCIのウェブサイトから臨床試験についての一般的な情報をご覧いただけます。

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妊娠中の子宮頸がん

妊娠中の子宮頸がんについての一般的な情報

妊娠中の子宮頸がんの治療法は、がん病期と患者さんの妊娠期間に応じて異なります。病期を判定するために、生検画像検査が行われることがあります。胎児放射線にさらされないように、MRI(磁気共鳴画像法)が用いられます。

妊娠中の子宮頸がんの治療選択肢

妊娠中の上皮内がん(0期)

通常は、妊娠中0期子宮頸上皮内がんに治療は必要ありません。膣鏡検査で、浸潤がんの有無を調べることがあります。

妊娠中のI期子宮頸がん

増殖の遅いI期子宮頸がんの妊婦は、妊娠第2期または分娩後まで治療を延期することができます。

増殖の速いI期子宮頸がんの妊婦は、早急に治療しなければならない場合があります。治療法には以下のようなものがあります:


検査でがんリンパ節に転移しているかどうかを調べるべきです。がんがリンパ節に拡がっている場合は、即座の治療が必要かもしれません。

妊娠中のII期、III期、IV期子宮頸がん

妊娠中のII期III期IV期の子宮頸がんの治療法には以下のようなものがあります:


  • 妊娠第2期または第3期では、腫瘍を小さくする化学療法。分娩後に手術または放射線療法が行われることもあります。

  • 放射線療法と化学療法の併用。胎児に対する放射線の影響については、担当の医師にご相談ください。治療に先立って妊娠を中断しなければならない場合があります。

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本PDQ要約について

PDQについて

PDQ(Physician Data Query:医師データ照会)は、米国国立がん研究所が提供する総括的ながん情報データベースです。PDQデータベースには、がんの予防や発見、遺伝学的情報、治療、支持療法、補完代替医療に関する最新かつ公表済みの情報を要約して収載しています。ほとんどの要約について、2つのバージョンが利用可能です。専門家向けの要約には、詳細な情報が専門用語で記載されています。患者さん向けの要約は、理解しやすい平易な表現を用いて書かれています。いずれの場合も、がんに関する正確かつ最新の情報を提供しています。また、ほとんどの要約はスペイン語版も利用可能です。

PDQはNCIが提供する1つのサービスです。NCIは、米国国立衛生研究所(National Institutes of Health:NIH)の一部であり、NIHは連邦政府における生物医学研究の中心機関です。PDQ要約は独立した医学文献のレビューに基づいて作成されたものであり、NCIまたはNIHの方針声明ではありません。

本要約の目的

このPDQがん情報要約では、子宮頸がんの治療に関する最新の情報を記載しています。患者さんとそのご家族および介護者に情報を提供し、支援することを目的としています。医療に関する決定を行うための正式なガイドラインや推奨を示すものではありません。

査読者および更新情報

PDQがん情報要約は、編集委員会が作成し、最新の情報に基づいて更新しています。編集委員会はがんの治療やがんに関する他の専門知識を有する専門家によって構成されています。要約は定期的に見直され、新しい情報があれば更新されます。各要約の日付("最終更新日")は、直近の更新日を表しています。

患者さん向けの本要約に記載された情報は、専門家向けバージョンより抜粋したものです。専門家向けバージョンは、PDQ Adult Treatment Editorial Boardが定期的に見直しを行い、必要に応じて更新しています。

臨床試験に関する情報

臨床試験とは、例えば、ある治療法が他の治療法より優れているかどうかなど、科学的疑問への答えを得るために実施される研究のことです。臨床試験は、過去の研究結果やこれまでに実験室で得られた情報に基づき実施されます。各試験では、がんの患者さんを助けるための新しくかつより良い方法を見つけ出すために、具体的な科学的疑問に答えを出していきます。治療臨床試験では、新しい治療法の影響やその効き目に関する情報を収集します。新しい治療法がすでに使用されている治療法よりも優れていることが臨床試験で示された場合、その新しい治療法が「標準」となる可能性があります。患者さんは臨床試験への参加を検討してもよいでしょう。臨床試験の中にはまだ治療を始めていない患者さんのみを対象としているものもあります。

PDQには臨床試験のリストが掲載されており、NCIのウェブサイトから臨床試験を検索することができます。また、PDQには、臨床試験に参加している多数のがん専門医のリストも掲載されています。より詳細な情報については、Cancer Information Service(+1-800-4-CANCER [+1-800-422-6237])にお問い合わせください。

本要約の使用許可について

PDQは登録商標です。PDQ文書の内容は本文として自由に使用することができますが、要約全体を示し、かつ定期的に更新を行わなければ、NCIのPDQがん情報要約としては認められません。しかしながら、“NCI's PDQ cancer information summary about breast cancer prevention states the risks in the following way:【ここに本要約からの抜粋を記載する】.”のような一文を書くことは許可されます。

本PDQ要約を引用する最善の方法は以下の通りです:

PDQ® Adult Treatment Editorial Board. PDQ Cervical Cancer Treatment. Bethesda, MD: National Cancer Institute. Updated <MM/DD/YYYY>. Available at: http://www.cancer.gov/types/cervical/patient/cervical-treatment-pdq. Accessed <MM/DD/YYYY>.[PMID: 26389422]

本要約内の画像は、著者やイラストレーター、出版社より、PDQ要約内での使用に限定して、使用許可を得ています。PDQ要約から、その要約全体を使用せず画像のみを使用したい場合には、画像の所有者から許可を得なければなりません。その許可はNCIより与えることはできません。本要約内の画像の使用に関する情報は、多くの他のがん関連画像とともに、Visuals Onlineで入手可能です。Visuals Onlineには、2,000以上の科学関連の画像が収載されています。

免責事項

PDQ要約の情報は、保険払い戻しに関する決定を行うために使用されるべきではありません。保険の適用範囲についての詳細な情報は、Cancer.govのManaging Cancer Careページで入手可能です。

お問い合わせ

Cancer.govウェブサイトを通じてのお問い合わせやサポートの依頼に関する詳しい情報は、Contact Us for Helpページに掲載しています。ウェブサイトのE-mail Usから、Cancer.govに対して質問を送信することもできます。

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