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最新の研究成果に基づいて定期的に更新している、
科学的根拠に基づくがん情報の要約です。

菌状息肉腫とセザリー症候群の治療(PDQ®)

  • 原文更新日 : 2016-03-03
    翻訳更新日 : 2016-05-25

PDQ Adult Treatment Editorial Board

医療専門家向けの本PDQがん情報要約では、菌状息肉腫とセザリー症候群の治療について包括的な、専門家の査読を経た、そして証拠に基づいた情報を提供する。本要約は、がん患者を治療する臨床家に情報を与え支援するための情報資源として作成されている。これは医療における意思決定のための公式なガイドラインまたは推奨事項を提供しているわけではない。


本要約は編集作業において米国国立がん研究所(NCI)とは独立したPDQ Adult Treatment Editorial Boardにより定期的に見直され、随時更新される。本要約は独自の文献レビューを反映しており、NCIまたは米国国立衛生研究所(NIH)の方針声明を示すものではない。

菌状息肉腫/セザリー症候群

菌状息肉腫とセザリー症候群に関する一般情報

臨床像

菌状息肉腫とセザリー症候群(MF/SS)は通常、ヘルパー/インデューサー細胞の表面表現型を有する悪性Tリンパ球の腫瘍である。この種の腫瘍はまず皮膚病変として出現し、それ自体は皮膚T細胞リンパ腫に分類される。 [1] これらの型のリンパ腫は、Revised European-American Lymphoma(REAL)分類では、低悪性度T細胞リンパ腫とされ、未分化大細胞型リンパ腫(CD30陽性)、末梢性T細胞リンパ腫(CD30陰性、表皮性病変なし)、成人T細胞白血病/リンパ腫(通常、全身性の病変)または皮下脂肪織炎様T細胞リンパ腫のような皮膚病変を認めるその他のT細胞リンパ腫とは区別しなければならない。 [2] [3] このような組織型が異なるT細胞リンパ腫については、別のPDQ要約で考察されている。(詳しい情報については、成人非ホジキンリンパ腫の治療に関するPDQ要約を参照のこと。)さらに、良性病変または無症候性病変が数多くみられることが、菌状息肉腫との鑑別を困難にしている。このような病態の鑑別には、専門知識を有する病理医による診断が重要である。 [4]

予後および生存率

MF/SS患者の予後は、出現している病変の程度(病期)による。 [5] リンパ節腫大のほか、末梢血および内臓への浸潤を認めるものは、皮膚病変が悪化する可能性が大きく、予後不良群であると定義される。 [5] [6] [7] 診断後の生存期間中央値は、病期によって差がある。IA期では、生存期間中央値は20年以上である。この病期の死亡のほとんどはMFによるものではなく、MFとは何ら関係ないものである。 [8] 一方、III期からIV期では生存期間中央値が5年未満であり、半数以上がMFにより死亡する。 [7] [9] [10] 米国国立がん研究所のSurveillance, Epidemiology, and End Resultsプログラム(SEER)データベースの患者1,798人に関する報告により、二次悪性腫瘍、特にホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、および骨髄腫の増加が明らかにされた(標準化発生比、1.32;95%信頼区間、1.15-1.52)。 [11]

典型的に、MFの自然史は潜行性である。 [12] 生検で確認される前に、皮膚発疹が漸増、漸減する症状を長期にわたり、平均2~10年間認めることがある。MF/SSは、局所療法および/または全身療法による治療が可能である。しかしこれまで、皮膚に限局する微小病変を除いて、根治療法を実証するのは困難であることが分かっている。

皮膚病変は、体表面の10%未満の斑状湿疹/扁平浸潤期(T1)から体表面の10%以上に及ぶ扁平浸潤期(T2)を経て、最後に、壊死性潰瘍を形成する頻度が高い腫瘍期(T3)へと進行するのがその典型である。 [4] [13] 追跡期間中央値が14.5年の1件のレトロスペクティブ研究により、1,422人の患者の20%がI期またはII期疾患からIII期またはIV期疾患に進行したことが示された。 [14] SSは、全身性紅皮症(T4)および末梢血への浸潤を認める。しかしながら、MFとSSが正確に同一疾患の亜型であるかどうかに関しては意見の相違がある。 [15] 追跡期間中央値が14.5年の同じレトロスペクティブ研究で、1,422人の患者のうちMFからSSに進行したのはわずか3%であったことが明らかにされた。 [14] SS患者の予後は不良(生存期間中央値は4年)であるということは一致している。 [16] 同疾患の過程で低悪性度リンパ腫から高悪性度リンパ腫への細胞形質転換(大細胞性形質転換)が起こることはまれである(5%未満)が、このことが予後不良の原因となっている。 [17] [18] [19] 大細胞性形質転換の100症例のレトロスペクティブ分析で、皮膚外部位形質転換により疾患特異的生存率が減少し、皮膚病変の範囲およびCD30陰性が増加すると示された。 [20] 腫瘍期にみられる頻度の高い死因には、ブドウ球菌種の慢性皮膚感染症およびこれに続発する全身感染症に起因する、緑膿菌または黄色ブドウ球菌による敗血症がある。 [13]


参考文献
  1. Girardi M, Heald PW, Wilson LD: The pathogenesis of mycosis fungoides. N Engl J Med 350 (19): 1978-88, 2004.[PUBMED Abstract]

  2. Willemze R, Kerl H, Sterry W, et al.: EORTC classification for primary cutaneous lymphomas: a proposal from the Cutaneous Lymphoma Study Group of the European Organization for Research and Treatment of Cancer. Blood 90 (1): 354-71, 1997.[PUBMED Abstract]

  3. Harris NL, Jaffe ES, Stein H, et al.: A revised European-American classification of lymphoid neoplasms: a proposal from the International Lymphoma Study Group. Blood 84 (5): 1361-92, 1994.[PUBMED Abstract]

  4. Siegel RS, Pandolfino T, Guitart J, et al.: Primary cutaneous T-cell lymphoma: review and current concepts. J Clin Oncol 18 (15): 2908-25, 2000.[PUBMED Abstract]

  5. Agar NS, Wedgeworth E, Crichton S, et al.: Survival outcomes and prognostic factors in mycosis fungoides/Sézary syndrome: validation of the revised International Society for Cutaneous Lymphomas/European Organisation for Research and Treatment of Cancer staging proposal. J Clin Oncol 28 (31): 4730-9, 2010.[PUBMED Abstract]

  6. Talpur R, Singh L, Daulat S, et al.: Long-term outcomes of 1,263 patients with mycosis fungoides and Sézary syndrome from 1982 to 2009. Clin Cancer Res 18 (18): 5051-60, 2012.[PUBMED Abstract]

  7. Kim YH, Liu HL, Mraz-Gernhard S, et al.: Long-term outcome of 525 patients with mycosis fungoides and Sezary syndrome: clinical prognostic factors and risk for disease progression. Arch Dermatol 139 (7): 857-66, 2003.[PUBMED Abstract]

  8. Kim YH, Jensen RA, Watanabe GL, et al.: Clinical stage IA (limited patch and plaque) mycosis fungoides. A long-term outcome analysis. Arch Dermatol 132 (11): 1309-13, 1996.[PUBMED Abstract]

  9. Zackheim HS, Amin S, Kashani-Sabet M, et al.: Prognosis in cutaneous T-cell lymphoma by skin stage: long-term survival in 489 patients. J Am Acad Dermatol 40 (3): 418-25, 1999.[PUBMED Abstract]

  10. de Coninck EC, Kim YH, Varghese A, et al.: Clinical characteristics and outcome of patients with extracutaneous mycosis fungoides. J Clin Oncol 19 (3): 779-84, 2001.[PUBMED Abstract]

  11. Huang KP, Weinstock MA, Clarke CA, et al.: Second lymphomas and other malignant neoplasms in patients with mycosis fungoides and Sezary syndrome: evidence from population-based and clinical cohorts. Arch Dermatol 143 (1): 45-50, 2007.[PUBMED Abstract]

  12. Diamandidou E, Cohen PR, Kurzrock R: Mycosis fungoides and Sezary syndrome. Blood 88 (7): 2385-409, 1996.[PUBMED Abstract]

  13. Lorincz AL: Cutaneous T-cell lymphoma (mycosis fungoides) Lancet 347 (9005): 871-6, 1996.[PUBMED Abstract]

  14. Quaglino P, Pimpinelli N, Berti E, et al.: Time course, clinical pathways, and long-term hazards risk trends of disease progression in patients with classic mycosis fungoides: a multicenter, retrospective follow-up study from the Italian Group of Cutaneous Lymphomas. Cancer 118 (23): 5830-9, 2012.[PUBMED Abstract]

  15. Olsen EA, Rook AH, Zic J, et al.: Sézary syndrome: immunopathogenesis, literature review of therapeutic options, and recommendations for therapy by the United States Cutaneous Lymphoma Consortium (USCLC). J Am Acad Dermatol 64 (2): 352-404, 2011.[PUBMED Abstract]

  16. Kubica AW, Davis MD, Weaver AL, et al.: Sézary syndrome: a study of 176 patients at Mayo Clinic. J Am Acad Dermatol 67 (6): 1189-99, 2012.[PUBMED Abstract]

  17. Kim YH, Bishop K, Varghese A, et al.: Prognostic factors in erythrodermic mycosis fungoides and the Sézary syndrome. Arch Dermatol 131 (9): 1003-8, 1995.[PUBMED Abstract]

  18. Arulogun SO, Prince HM, Ng J, et al.: Long-term outcomes of patients with advanced-stage cutaneous T-cell lymphoma and large cell transformation. Blood 112 (8): 3082-7, 2008.[PUBMED Abstract]

  19. Kadin ME, Hughey LC, Wood GS: Large-cell transformation of mycosis fungoides-differential diagnosis with implications for clinical management: a consensus statement of the US Cutaneous Lymphoma Consortium. J Am Acad Dermatol 70 (2): 374-6, 2014.[PUBMED Abstract]

  20. Benner MF, Jansen PM, Vermeer MH, et al.: Prognostic factors in transformed mycosis fungoides: a retrospective analysis of 100 cases. Blood 119 (7): 1643-9, 2012.[PUBMED Abstract]

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菌状息肉腫とセザリー症候群の細胞分類

菌状息肉腫とセザリー症候群(MF/SS)の組織学的診断は通常、初期病変での判定が困難であり、経験を積んだ病理医による複数回にわたる生検結果の見直しが必要である。

皮膚生検による確定診断には、MF/SS細胞(切れこみを有するリンパ球)、真皮上層の帯状浸潤およびポトリエ微小膿瘍(腫瘍リンパ球の集合巣)を伴う表皮内浸潤を必要とする。皮膚生検の結果が診断を裏付けるものであれば、SSについては末梢血の評価から確定診断がなされる。セザリー細胞の血中循環を裏付ける証拠は、T細胞受容体遺伝子解析、高度回旋状または脳様の核を有する異型リンパ球の同定、およびフローサイトメトリーによるCD7およびCD26などの細胞表面マーカーの特徴的な欠失により得られる。しかしながら、これらはいずれも単独ではリンパ腫に特徴的なものではない。 [1] [2]


参考文献
  1. Olsen EA, Rook AH, Zic J, et al.: Sézary syndrome: immunopathogenesis, literature review of therapeutic options, and recommendations for therapy by the United States Cutaneous Lymphoma Consortium (USCLC). J Am Acad Dermatol 64 (2): 352-404, 2011.[PUBMED Abstract]

  2. Fraser-Andrews EA, Russell-Jones R, Woolford AJ, et al.: Diagnostic and prognostic importance of T-cell receptor gene analysis in patients with Sézary syndrome. Cancer 92 (7): 1745-52, 2001.[PUBMED Abstract]

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菌状息肉腫とセザリー症候群の病期情報

以下の病期は、TNM分類により定義されたものである。菌状息肉腫細胞またはセザリー症候群(MF/SS)細胞による末梢血浸潤は、皮膚病変が進行期にあること、リンパ節浸潤および内臓への浸潤、および短い生存期間と相関する。

MF/SSにはInternational Society for Cutaneous Lymphomas(ISCL)およびEuropean Organization of Research and Treatment of Cancer(EORTC)により提唱された公式な病期分類システムがある。 [1] [2]

TNMの定義

米国がん合同委員会(AJCC)は、MFを定義するためにTNM分類による病期判定を指定している。 [3]

表1.菌状息肉腫細胞とセザリー症候群の分類に対するISCL/EORTC改訂版a

EORTC = European Organization of Research and Treatment of Cancer;ISCL = International Society for Cutaneous Lymphomas;NCI = 米国国立がん研究所(National Cancer Institute)。
a AJCCから許諾を得て転載:Primary cutaneous lymphomas.In: Edge SB, Byrd DR, Compton CC, et al., eds.: AJCC Cancer Staging Manual.7th ed. New York, NY: Springer, 2010, p 613-5.
b 皮膚の場合、斑は顕著な隆起または硬化がみられない任意の大きさの皮膚病変を指す。低色素沈着または過剰色素沈着、鱗屑、痂皮形成、および/または多形皮膚萎縮症の有無に注意すべきである。
c 皮膚の場合、プラークは隆起または硬化がみられる任意の大きさの皮膚病変を指す。鱗屑、痂皮形成、および/または多形皮膚萎縮症の有無に注意すべきである。毛包向性または大細胞性形質転換(25%を超える大細胞)などの組織学的特徴、CD30+またはCD30-、および潰瘍形成などの臨床的特徴を記録することが重要である。
d 皮膚の場合、腫瘍は奥行き方向および/または垂直方向への増殖を伴う1cm以上の固形または結節性病変を指す。病変の総数、病変の全容積、最大の病変、および病変部位に注意する。また、大細胞性形質転換の組織学的証拠が認められるかどうかにも注意する。CD30の表現型検査が推奨される。
e リンパ節の場合、異常な末梢リンパ節は身体診察により、硬い、不規則、一塊、固定、または直径が1.5cmを超えるといった任意の触診可能な末梢リンパ節を指す。身体診察により検査するリンパ節群には:頸部、鎖骨上、内上顆、腋窩、および鼡径部を含む。中心リンパ節は一般に病理学的評価が困難であり、病理組織学的にN3を証明するために使用しない限り、リンパ節分類では現在考慮されていない。
f T細胞クローンは、T細胞受容体(TCR)遺伝子のポリメラーゼ連鎖反応またはサザンブロット分析によって定義される。
g 内臓の場合、脾および肝は画像判定基準によって診断されることがある。
h 血液の場合、セザリー細胞は高度回旋状脳様核を有するリンパ球として定義される。腫瘍量をB2と判定するためにセザリー細胞が使用できない場合は、クローン性TCR再構成陽性に加えて、次の修正ISCL基準の1つを代わりに用いてもよい:(1)CD4/CD8比が10を超えるCD4+またはCD3+細胞の増殖;および(2)CD7またはCD26の欠失を含む免疫表現型が異常なCD4+細胞の増殖。
T1 限定された数の斑b、丘疹、および/またはプラークcの範囲が皮膚表面の10%未満。さらに、T1a(斑のみ) vs T1b(プラーク ± 斑)に層別化してもよい。
T2 斑、丘疹、またはプラークの範囲が皮膚表面の10%以上。さらに、T2a(班のみ) vs T2b(プラーク ± 班)に層別化してもよい。
T3 腫瘍d(直径が1cm以上)が1つ以上。
T4 紅斑の融合の範囲が体表面積の80%以上。

リンパ節

N0 臨床的に異常な末梢リンパ節eがみられない;生検不要。
N1 臨床的に異常な末梢リンパ節がみられる;病理組織学的にオランダのgrade 1またはNCIのLN0-2。
N1a クローンf陰性。
N1b クローンf陽性。
N2 臨床的に異常な末梢リンパ節がみられる;病理組織学的にオランダのgrade 2またはNCIのLN3。
N2a クローンf陰性。
N2b クローンf陽性。
N3 臨床的に異常な末梢リンパ節がみられる;病理組織学的にオランダのgrade 3-4またはNCIのLN4;クローン陽性または陰性。
Nx 臨床的に異常な末梢リンパ節がみられる;組織学的に確認できない。

内臓

M0 内臓への臓器浸潤がみられない。
M1 内臓への浸潤がみられる(組織学的に確認しなければならずg、浸潤臓器を特定すべきである)。

末梢血浸潤

B0 顕著な血液浸潤がみられない:末梢血リンパ球中の異形(セザリー)細胞hが5%以下。
B0a クローンf陰性。
B0b クローンf陽性。
B1 血液腫瘍量が少ない:末梢血リンパ球中の異形(セザリー)細胞が5%を超えるが、B2の基準を満たさない。
B1a クローンf陰性。
B1b クローンf陽性。
B2 血液腫瘍量が多い:セザリー細胞hが1,000/μL以上で、クローンf陽性。


表2.解剖学的病期/予後グループa, b

菌状息肉腫細胞とセザリー症候群の分類に対するISCL/EORTC改訂版
病期 T N M 末梢血浸潤
EORTC = European Organization of Research and Treatment of Cancer;ISCL = International Society for Cutaneous Lymphomas。
a AJCCから許諾を得て転載:Primary cutaneous lymphomas.In: Edge SB, Byrd DR, Compton CC, et al., eds.: AJCC Cancer Staging Manual.7th ed. New York, NY: Springer, 2010, p 613-5.
b 出典:Olsen et al. [1]
IA 1 0 0 0, 1
IB 2 0 0 0, 1
IIA 1, 2 1, 2 0 0, 1
IIB 3 0–2 0 0, 1
III 4 0–2 0 0, 1
IIIA 4 0–2 0 0
IIIB 4 0–2 0 1
IVA1 1–4 0–2 0 2
IVA2 1–4 3 0 0–2
IVB 1–4 0–3 1 0–2


複数の臨床試験で、修正版Severity-Weighted Assessment Tool(mSWAT)など、詳細なスコアリングシステムを用いて皮膚病変の範囲が評価されている。 [4]


参考文献
  1. Olsen E, Vonderheid E, Pimpinelli N, et al.: Revisions to the staging and classification of mycosis fungoides and Sezary syndrome: a proposal of the International Society for Cutaneous Lymphomas (ISCL) and the cutaneous lymphoma task force of the European Organization of Research and Treatment of Cancer (EORTC). Blood 110 (6): 1713-22, 2007.[PUBMED Abstract]

  2. Agar NS, Wedgeworth E, Crichton S, et al.: Survival outcomes and prognostic factors in mycosis fungoides/Sézary syndrome: validation of the revised International Society for Cutaneous Lymphomas/European Organisation for Research and Treatment of Cancer staging proposal. J Clin Oncol 28 (31): 4730-9, 2010.[PUBMED Abstract]

  3. Primary cutaneous lymphomas. In: Edge SB, Byrd DR, Compton CC, et al., eds.: AJCC Cancer Staging Manual. 7th ed. New York, NY: Springer, 2010, pp 614-5.[PUBMED Abstract]

  4. Olsen EA, Whittaker S, Kim YH, et al.: Clinical end points and response criteria in mycosis fungoides and Sézary syndrome: a consensus statement of the International Society for Cutaneous Lymphomas, the United States Cutaneous Lymphoma Consortium, and the Cutaneous Lymphoma Task Force of the European Organisation for Research and Treatment of Cancer. J Clin Oncol 29 (18): 2598-607, 2011.[PUBMED Abstract]

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治療法選択肢の概要

菌状息肉腫とセザリー症候群(MF/SS)の患者に対する

治療法の選択肢

には以下のものがある: [1] [2] [3]

  1. 外用コルチコステロイド。
  2. メクロレタミン(ナイトロジェンマスタード)またはカルムスチン(BCNU)による局所化学療法。
  3. ソラレン長波長紫外線照射法(PUVA)。
  4. 中波長紫外線照射法(UVB)。
  5. 全身皮膚電子線照射法(TSEB)。
  6. 症状のある皮膚病変への放射線照射。
  7. インターフェロンαまたはインターフェロンγの単独または局所療法との併用。
  8. 単剤および多剤併用化学療法。
  9. Bexarotene(外用ゲルまたは経口);レチノイド。
  10. デニロイキンジフチトクス(ジフテリア毒素断片とインターロイキン-2成分の組換え融合蛋白)。
  11. ボリノスタットまたはロミデプシンをはじめとするヒストン脱アセチル化酵素阻害剤。
  12. プララトレキサート(葉酸アナログ)。 [4]
  13. アレムツズマブ(CD52抗原を標的としたヒト化モノクローナル抗体)。
  14. 集学的治療。

この種の治療により寛解は得られるが、長期にわたる寛解はあまりみられない。このため、ほとんどの患者にとって治療は緩和的なものであるが、主症状は通常改善される。しかしながら、病期が初期の患者では、生存期間が8年を超えることが多い。治療への新しいアプローチを評価する臨床試験については、MF/SSの全患者が対象となる。

皮膚に限局するMFの臨床試験で現在関心がもたれている分野には、TSEBと化学療法との併用、局所メクロレタミンまたはPUVAとインターフェロンとの併用、広範囲放射線照射技術とPUVAとの併用のような局所用剤と全身用剤とを含む集学的治療が挙げられる。ソラレンを用いる体外光化学療法;インターフェロンγまたはα;ペントスタチン;レチノイド;フルダラビン;アシクロビル;2-クロロデオキシアデノシン(2-CdA);非標識モノクローナル抗体、毒素標識モノクローナル抗体、または放射標識モノクローナル抗体を用いる血清療法のほか;細胞表面レセプターリガンド-毒素融合蛋白;およびメトトレキサートの活性を示す報告が利用可能である。 [3] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] 樹状細胞を用いた抗原特異的ワクチン接種 [15] およびUVBもまた臨床評価段階にある。


参考文献
  1. Prince HM, Whittaker S, Hoppe RT: How I treat mycosis fungoides and Sézary syndrome. Blood 114 (20): 4337-53, 2009.[PUBMED Abstract]

  2. Trautinger F, Knobler R, Willemze R, et al.: EORTC consensus recommendations for the treatment of mycosis fungoides/Sézary syndrome. Eur J Cancer 42 (8): 1014-30, 2006.[PUBMED Abstract]

  3. Olsen EA, Rook AH, Zic J, et al.: Sézary syndrome: immunopathogenesis, literature review of therapeutic options, and recommendations for therapy by the United States Cutaneous Lymphoma Consortium (USCLC). J Am Acad Dermatol 64 (2): 352-404, 2011.[PUBMED Abstract]

  4. Horwitz SM, Kim YH, Foss F, et al.: Identification of an active, well-tolerated dose of pralatrexate in patients with relapsed or refractory cutaneous T-cell lymphoma. Blood 119 (18): 4115-22, 2012.[PUBMED Abstract]

  5. Kaplan EH, Rosen ST, Norris DB, et al.: Phase II study of recombinant human interferon gamma for treatment of cutaneous T-cell lymphoma. J Natl Cancer Inst 82 (3): 208-12, 1990.[PUBMED Abstract]

  6. Heald P, Rook A, Perez M, et al.: Treatment of erythrodermic cutaneous T-cell lymphoma with extracorporeal photochemotherapy. J Am Acad Dermatol 27 (3): 427-33, 1992.[PUBMED Abstract]

  7. Rosen ST, Zimmer AM, Goldman-Leikin R, et al.: Radioimmunodetection and radioimmunotherapy of cutaneous T cell lymphomas using an 131I-labeled monoclonal antibody: an Illinois Cancer Council Study. J Clin Oncol 5 (4): 562-73, 1987.[PUBMED Abstract]

  8. Foss FM, Ihde DC, Breneman DL, et al.: Phase II study of pentostatin and intermittent high-dose recombinant interferon alfa-2a in advanced mycosis fungoides/Sézary syndrome. J Clin Oncol 10 (12): 1907-13, 1992.[PUBMED Abstract]

  9. Saven A, Carrera CJ, Carson DA, et al.: 2-Chlorodeoxyadenosine: an active agent in the treatment of cutaneous T-cell lymphoma. Blood 80 (3): 587-92, 1992.[PUBMED Abstract]

  10. Kuzel TM, Roenigk HH Jr, Samuelson E, et al.: Effectiveness of interferon alfa-2a combined with phototherapy for mycosis fungoides and the Sézary syndrome. J Clin Oncol 13 (1): 257-63, 1995.[PUBMED Abstract]

  11. Olsen E, Duvic M, Frankel A, et al.: Pivotal phase III trial of two dose levels of denileukin diftitox for the treatment of cutaneous T-cell lymphoma. J Clin Oncol 19 (2): 376-88, 2001.[PUBMED Abstract]

  12. Siegel RS, Pandolfino T, Guitart J, et al.: Primary cutaneous T-cell lymphoma: review and current concepts. J Clin Oncol 18 (15): 2908-25, 2000.[PUBMED Abstract]

  13. Duvic M, Hymes K, Heald P, et al.: Bexarotene is effective and safe for treatment of refractory advanced-stage cutaneous T-cell lymphoma: multinational phase II-III trial results. J Clin Oncol 19 (9): 2456-71, 2001.[PUBMED Abstract]

  14. Zackheim HS, Kashani-Sabet M, McMillan A: Low-dose methotrexate to treat mycosis fungoides: a retrospective study in 69 patients. J Am Acad Dermatol 49 (5): 873-8, 2003.[PUBMED Abstract]

  15. Maier T, Tun-Kyi A, Tassis A, et al.: Vaccination of patients with cutaneous T-cell lymphoma using intranodal injection of autologous tumor-lysate-pulsed dendritic cells. Blood 102 (7): 2338-44, 2003.[PUBMED Abstract]

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I期の菌状息肉腫

I期では、種々の治療法により皮膚病変を十分に消散させることができるため、治療の選択は地域の専門知識および利用可能な設備による。治療を行えば、IA期の患者の生存期間は、年齢および性別が一致する対照群と同程度に期待される。 [1] [2]

治療法の選択肢:

[3]

  1. ソラレン長波長紫外線照射法(PUVA)。PUVAによる臨床試験での完全寛解率は62~90%であり、初期の皮膚病変では最も良好な効果が認められている。一般に、長期にわたる寛解を得るには、比較的長い間隔でのPUVAによる継続維持療法が必要である。 [4] [5] [6] PUVAにインターフェロンα-2aを併用することにより、奏効率が高くなる。 [7]
  2. 全身皮膚電子線照射法。至適エネルギーの電子線を照射すれば、真皮までの透過に抑えられ、全身に影響を及ぼすことなく皮膚のみを治療できる。この治療は、照射に相当な技術的知識を要し、治療により短期から長期にわたる皮膚毒性作用を及ぼすことがあるほか、広く利用可能なものではない。初期の患者の生存期間が長いことから、電子線照射療法はときに根治目的で用いられる。 [8] [9] [10] [11] 病変が1個の菌状息肉腫患者は、局所放射線療法により長期にわたる無病生存(DFS)期間を得ることができる。 [12]
  3. 中波長紫外線照射法。 [13]
  4. 外用コルチコステロイドによる対症的管理。
  5. 局所メクロレタミン(ナイトロジェンマスタード)。メクロレタミンの局所投与により、皮膚病変の退縮が得られるが、これは初期病変には特に有効である。全完全寛解率は皮膚病変の病期と相関し、TNM分類T1の50~80%、T2の25~75%に完全寛解が得られている。治療は通常、2~3年継続する。33%ものT1の患者で、継続的な5年DFSが可能であろう。 [8] [14] [15]
  6. 巨大皮膚病変または症状のある皮膚病変部位の緩和を図るため、局所電子線照射または慣用電圧X線療法を用いる。 [16]
  7. インターフェロンα単独または局所療法など、他の薬物との併用。 [17] 菌状息肉腫とセザリー症候群(MF/SS)の患者198人を対象にしたレトロスペクティブ・レビューで、インターフェロンαと従来の化学療法とで次の治療までの期間(TTNT)が比較された。インターフェロンαでのTTNTは8.7ヵ月(95%信頼区間[CI]、6.0-18.0)であり、化学療法のTTNT、3.9ヵ月(95%CI、3.2-5.1)よりも長かった(P < 0.00001)。 [18] [証拠レベル:3iiiDiv]
  8. 経口または局所用レチノイドのベキサロテン(NCT00255801)。 [19] [20]
  9. 経口メトトレキサートNCT00425555)。 [21]
  10. ペグ化リポソーム封入ドキソルビシン。 [22]
  11. ボリノスタットまたはロミデプシンをはじめとするヒストン脱アセチル化酵素阻害剤(HDACi)。 [23] [24] [25] MF/SSの患者198人を対象にしたレトロスペクティブ・レビューで、HDACiと従来の化学療法とでTTNTが比較された。HDACiでのTTNTは4.5ヵ月(95%CI、4.0-6.1)であり、化学療法のTTNT、3.9ヵ月(95%CI、3.2-5.1)よりも長かった(P = 0.01)。 [18] [証拠レベル:3iiiDiv]
  12. プララトレキサート(葉酸アナログ)。 [26] [27]
  13. レナリドミド。 [28]

最新の臨床試験

I期の菌状息肉腫/セザリー症候群患者を現在受け入れているNCI支援のがん臨床試験のリストを参照のこと(なお、このサイトは日本語検索に対応していない。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。臨床試験のリストは、場所、薬物、介入、他の基準によりさらに絞り込むことができる。

臨床試験に関する一般情報は、NCIウェブサイトからも入手することができる。


参考文献
  1. Kim YH, Jensen RA, Watanabe GL, et al.: Clinical stage IA (limited patch and plaque) mycosis fungoides. A long-term outcome analysis. Arch Dermatol 132 (11): 1309-13, 1996.[PUBMED Abstract]

  2. Zackheim HS, Amin S, Kashani-Sabet M, et al.: Prognosis in cutaneous T-cell lymphoma by skin stage: long-term survival in 489 patients. J Am Acad Dermatol 40 (3): 418-25, 1999.[PUBMED Abstract]

  3. Trautinger F, Knobler R, Willemze R, et al.: EORTC consensus recommendations for the treatment of mycosis fungoides/Sézary syndrome. Eur J Cancer 42 (8): 1014-30, 2006.[PUBMED Abstract]

  4. Herrmann JJ, Roenigk HH Jr, Hurria A, et al.: Treatment of mycosis fungoides with photochemotherapy (PUVA): long-term follow-up. J Am Acad Dermatol 33 (2 Pt 1): 234-42, 1995.[PUBMED Abstract]

  5. Ramsay DL, Lish KM, Yalowitz CB, et al.: Ultraviolet-B phototherapy for early-stage cutaneous T-cell lymphoma. Arch Dermatol 128 (7): 931-3, 1992.[PUBMED Abstract]

  6. Querfeld C, Rosen ST, Kuzel TM, et al.: Long-term follow-up of patients with early-stage cutaneous T-cell lymphoma who achieved complete remission with psoralen plus UV-A monotherapy. Arch Dermatol 141 (3): 305-11, 2005.[PUBMED Abstract]

  7. Kuzel TM, Roenigk HH Jr, Samuelson E, et al.: Effectiveness of interferon alfa-2a combined with phototherapy for mycosis fungoides and the Sézary syndrome. J Clin Oncol 13 (1): 257-63, 1995.[PUBMED Abstract]

  8. Chinn DM, Chow S, Kim YH, et al.: Total skin electron beam therapy with or without adjuvant topical nitrogen mustard or nitrogen mustard alone as initial treatment of T2 and T3 mycosis fungoides. Int J Radiat Oncol Biol Phys 43 (5): 951-8, 1999.[PUBMED Abstract]

  9. Quirós PA, Jones GW, Kacinski BM, et al.: Total skin electron beam therapy followed by adjuvant psoralen/ultraviolet-A light in the management of patients with T1 and T2 cutaneous T-cell lymphoma (mycosis fungoides). Int J Radiat Oncol Biol Phys 38 (5): 1027-35, 1997.[PUBMED Abstract]

  10. Ysebaert L, Truc G, Dalac S, et al.: Ultimate results of radiation therapy for T1-T2 mycosis fungoides (including reirradiation). Int J Radiat Oncol Biol Phys 58 (4): 1128-34, 2004.[PUBMED Abstract]

  11. Navi D, Riaz N, Levin YS, et al.: The Stanford University experience with conventional-dose, total skin electron-beam therapy in the treatment of generalized patch or plaque (T2) and tumor (T3) mycosis fungoides. Arch Dermatol 147 (5): 561-7, 2011.[PUBMED Abstract]

  12. Micaily B, Miyamoto C, Kantor G, et al.: Radiotherapy for unilesional mycosis fungoides. Int J Radiat Oncol Biol Phys 42 (2): 361-4, 1998.[PUBMED Abstract]

  13. Elcin G, Duman N, Karahan S, et al.: Long-term follow-up of early mycosis fungoides patients treated with narrowband ultraviolet B phototherapy. J Dermatolog Treat 25 (3): 268-73, 2014.[PUBMED Abstract]

  14. Lessin SR, Duvic M, Guitart J, et al.: Topical chemotherapy in cutaneous T-cell lymphoma: positive results of a randomized, controlled, multicenter trial testing the efficacy and safety of a novel mechlorethamine, 0.02%, gel in mycosis fungoides. JAMA Dermatol 149 (1): 25-32, 2013.[PUBMED Abstract]

  15. de Quatrebarbes J, Estève E, Bagot M, et al.: Treatment of early-stage mycosis fungoides with twice-weekly applications of mechlorethamine and topical corticosteroids: a prospective study. Arch Dermatol 141 (9): 1117-20, 2005.[PUBMED Abstract]

  16. Thomas TO, Agrawal P, Guitart J, et al.: Outcome of patients treated with a single-fraction dose of palliative radiation for cutaneous T-cell lymphoma. Int J Radiat Oncol Biol Phys 85 (3): 747-53, 2013.[PUBMED Abstract]

  17. Olsen EA, Bunn PA: Interferon in the treatment of cutaneous T-cell lymphoma. Hematol Oncol Clin North Am 9 (5): 1089-107, 1995.[PUBMED Abstract]

  18. Hughes CF, Khot A, McCormack C, et al.: Lack of durable disease control with chemotherapy for mycosis fungoides and Sézary syndrome: a comparative study of systemic therapy. Blood 125 (1): 71-81, 2015.[PUBMED Abstract]

  19. Duvic M, Hymes K, Heald P, et al.: Bexarotene is effective and safe for treatment of refractory advanced-stage cutaneous T-cell lymphoma: multinational phase II-III trial results. J Clin Oncol 19 (9): 2456-71, 2001.[PUBMED Abstract]

  20. Heald P, Mehlmauer M, Martin AG, et al.: Topical bexarotene therapy for patients with refractory or persistent early-stage cutaneous T-cell lymphoma: results of the phase III clinical trial. J Am Acad Dermatol 49 (5): 801-15, 2003.[PUBMED Abstract]

  21. Zackheim HS, Kashani-Sabet M, McMillan A: Low-dose methotrexate to treat mycosis fungoides: a retrospective study in 69 patients. J Am Acad Dermatol 49 (5): 873-8, 2003.[PUBMED Abstract]

  22. Wollina U, Dummer R, Brockmeyer NH, et al.: Multicenter study of pegylated liposomal doxorubicin in patients with cutaneous T-cell lymphoma. Cancer 98 (5): 993-1001, 2003.[PUBMED Abstract]

  23. Duvic M, Dummer R, Becker JC, et al.: Panobinostat activity in both bexarotene-exposed and -naïve patients with refractory cutaneous T-cell lymphoma: results of a phase II trial. Eur J Cancer 49 (2): 386-94, 2013.[PUBMED Abstract]

  24. Olsen EA, Kim YH, Kuzel TM, et al.: Phase IIb multicenter trial of vorinostat in patients with persistent, progressive, or treatment refractory cutaneous T-cell lymphoma. J Clin Oncol 25 (21): 3109-15, 2007.[PUBMED Abstract]

  25. Piekarz RL, Frye R, Turner M, et al.: Phase II multi-institutional trial of the histone deacetylase inhibitor romidepsin as monotherapy for patients with cutaneous T-cell lymphoma. J Clin Oncol 27 (32): 5410-7, 2009.[PUBMED Abstract]

  26. Horwitz SM, Kim YH, Foss F, et al.: Identification of an active, well-tolerated dose of pralatrexate in patients with relapsed or refractory cutaneous T-cell lymphoma. Blood 119 (18): 4115-22, 2012.[PUBMED Abstract]

  27. Talpur R, Thompson A, Gangar P, et al.: Pralatrexate alone or in combination with bexarotene: long-term tolerability in relapsed/refractory mycosis fungoides. Clin Lymphoma Myeloma Leuk 14 (4): 297-304, 2014.[PUBMED Abstract]

  28. Querfeld C, Rosen ST, Guitart J, et al.: Results of an open-label multicenter phase 2 trial of lenalidomide monotherapy in refractory mycosis fungoides and Sézary syndrome. Blood 123 (8): 1159-66, 2014.[PUBMED Abstract]

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II期の菌状息肉腫

II期の病変には、根治療法がない。このため、初期緩和療法の選択は、患者の症状および各治療法に関する地域の専門知識による。

あるランダム化試験では、103例を対象に、全身皮膚電子線照射法(TSEB) + 併用化学療法と逐次局所療法による保存的療法とが比較された。 [1] 逐次局所療法群では、皮膚以外の病変に症状を認める場合または局所療法に抵抗性の場合にのみ併用化学療法が実施された。どの病期の患者も適格であった。併用療法群の方が完全奏効率は高かったが、毒性作用もきわめて強く、無病生存率および全生存率は両群間で差がみられなかった。 [1] [証拠レベル:1iiA]

治療法の選択肢:

[2]

  1. ソラレン長波長紫外線照射法(PUVA)。PUVAによる臨床試験での完全寛解率は62~90%であり、初期の皮膚病変では最も良好な効果が認められている。一般に、長期にわたる寛解を得るには、PUVAによる維持療法が必要である。 [3] [4] PUVAにインターフェロンα-2aを併用することにより、奏効率が高くなる。 [5]
  2. TSEB。至適エネルギーの電子線を照射すれば、真皮までの透過に抑えられ、全身に影響を及ぼすことなく皮膚のみを治療できる。この治療には、物理学的支援、相当な技術的知識および精確な線量測定を要する放射線療法装置が必要である。こうした治療によりきわめて優れた緩和が得られ、80%もの完全奏効率が得られる。 [6] [7] [8] [9]
  3. 中波長紫外線照射法。 [10]
  4. 外用コルチコステロイドによる対症的管理。
  5. 局所メクロレタミン(ナイトロジェンマスタード)。メクロレタミンの局所投与により、皮膚病変の退縮が得られるが、これは初期病変には特に有効である。全完全寛解率は皮膚病変の病期と相関し、TNM分類T2で25~75%、T3では50%もの完全寛解が得られている。治療は通常、2~3年継続する。 [6] [11] [12]
  6. 巨大病変または症状のある疾患部位の緩和を図るため、局所電子線照射または慣用電圧X線療法も用いる。 [13]
  7. インターフェロンα単独または局所療法など、他の薬物との併用。 [14] 菌状息肉腫とセザリー症候群(MF/SS)の患者198人を対象にしたレトロスペクティブ・レビューで、インターフェロンαと従来の化学療法とで次の治療までの期間(TTNT)が比較された。インターフェロンαでのTTNTは8.7ヵ月(95%信頼区間[CI]、6.0-18.0)であり、化学療法のTTNT、3.9ヵ月(95%CI、3.2-5.1)よりも長かった(P < 0.00001)。 [15] [証拠レベル:3iiiDiv]
  8. Bexarotene、経口レチノイドまたは局所用レチノイド。 [16] [17]
  9. 経口メトトレキサートNCT00425555)。 [18]
  10. ペグ化リポソーム封入ドキソルビシン。 [19] [20] [21]
  11. ボリノスタットまたはロミデプシンをはじめとするヒストン脱アセチル化酵素阻害剤(HDACi)。 [22] [23] [24] MF/SSの患者198人を対象にしたレトロスペクティブ・レビューで、HDACiと従来の化学療法とでTTNTが比較された。HDACiでのTTNTは4.5ヵ月(95%CI、4.0-6.1)であり、化学療法のTTNT、3.9ヵ月(95%CI、3.2-5.1)よりも長かった(P = 0.01)。 [15] [証拠レベル:3iiiDiv]
  12. プララトレキサート(葉酸アナログ)。 [25] [26]
  13. レナリドミド。 [27]

最新の臨床試験

II期の菌状息肉腫/セザリー症候群患者を現在受け入れているNCI支援のがん臨床試験のリストを参照のこと(なお、このサイトは日本語検索に対応していない。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。臨床試験のリストは、場所、薬物、介入、他の基準によりさらに絞り込むことができる。

臨床試験に関する一般情報は、NCIウェブサイトからも入手することができる。


参考文献
  1. Kaye FJ, Bunn PA Jr, Steinberg SM, et al.: A randomized trial comparing combination electron-beam radiation and chemotherapy with topical therapy in the initial treatment of mycosis fungoides. N Engl J Med 321 (26): 1784-90, 1989.[PUBMED Abstract]

  2. Trautinger F, Knobler R, Willemze R, et al.: EORTC consensus recommendations for the treatment of mycosis fungoides/Sézary syndrome. Eur J Cancer 42 (8): 1014-30, 2006.[PUBMED Abstract]

  3. Herrmann JJ, Roenigk HH Jr, Hurria A, et al.: Treatment of mycosis fungoides with photochemotherapy (PUVA): long-term follow-up. J Am Acad Dermatol 33 (2 Pt 1): 234-42, 1995.[PUBMED Abstract]

  4. Querfeld C, Rosen ST, Kuzel TM, et al.: Long-term follow-up of patients with early-stage cutaneous T-cell lymphoma who achieved complete remission with psoralen plus UV-A monotherapy. Arch Dermatol 141 (3): 305-11, 2005.[PUBMED Abstract]

  5. Kuzel TM, Roenigk HH Jr, Samuelson E, et al.: Effectiveness of interferon alfa-2a combined with phototherapy for mycosis fungoides and the Sézary syndrome. J Clin Oncol 13 (1): 257-63, 1995.[PUBMED Abstract]

  6. Chinn DM, Chow S, Kim YH, et al.: Total skin electron beam therapy with or without adjuvant topical nitrogen mustard or nitrogen mustard alone as initial treatment of T2 and T3 mycosis fungoides. Int J Radiat Oncol Biol Phys 43 (5): 951-8, 1999.[PUBMED Abstract]

  7. Quirós PA, Jones GW, Kacinski BM, et al.: Total skin electron beam therapy followed by adjuvant psoralen/ultraviolet-A light in the management of patients with T1 and T2 cutaneous T-cell lymphoma (mycosis fungoides). Int J Radiat Oncol Biol Phys 38 (5): 1027-35, 1997.[PUBMED Abstract]

  8. Ysebaert L, Truc G, Dalac S, et al.: Ultimate results of radiation therapy for T1-T2 mycosis fungoides (including reirradiation). Int J Radiat Oncol Biol Phys 58 (4): 1128-34, 2004.[PUBMED Abstract]

  9. Navi D, Riaz N, Levin YS, et al.: The Stanford University experience with conventional-dose, total skin electron-beam therapy in the treatment of generalized patch or plaque (T2) and tumor (T3) mycosis fungoides. Arch Dermatol 147 (5): 561-7, 2011.[PUBMED Abstract]

  10. Elcin G, Duman N, Karahan S, et al.: Long-term follow-up of early mycosis fungoides patients treated with narrowband ultraviolet B phototherapy. J Dermatolog Treat 25 (3): 268-73, 2014.[PUBMED Abstract]

  11. Lessin SR, Duvic M, Guitart J, et al.: Topical chemotherapy in cutaneous T-cell lymphoma: positive results of a randomized, controlled, multicenter trial testing the efficacy and safety of a novel mechlorethamine, 0.02%, gel in mycosis fungoides. JAMA Dermatol 149 (1): 25-32, 2013.[PUBMED Abstract]

  12. de Quatrebarbes J, Estève E, Bagot M, et al.: Treatment of early-stage mycosis fungoides with twice-weekly applications of mechlorethamine and topical corticosteroids: a prospective study. Arch Dermatol 141 (9): 1117-20, 2005.[PUBMED Abstract]

  13. Thomas TO, Agrawal P, Guitart J, et al.: Outcome of patients treated with a single-fraction dose of palliative radiation for cutaneous T-cell lymphoma. Int J Radiat Oncol Biol Phys 85 (3): 747-53, 2013.[PUBMED Abstract]

  14. Olsen EA, Bunn PA: Interferon in the treatment of cutaneous T-cell lymphoma. Hematol Oncol Clin North Am 9 (5): 1089-107, 1995.[PUBMED Abstract]

  15. Hughes CF, Khot A, McCormack C, et al.: Lack of durable disease control with chemotherapy for mycosis fungoides and Sézary syndrome: a comparative study of systemic therapy. Blood 125 (1): 71-81, 2015.[PUBMED Abstract]

  16. Duvic M, Hymes K, Heald P, et al.: Bexarotene is effective and safe for treatment of refractory advanced-stage cutaneous T-cell lymphoma: multinational phase II-III trial results. J Clin Oncol 19 (9): 2456-71, 2001.[PUBMED Abstract]

  17. Heald P, Mehlmauer M, Martin AG, et al.: Topical bexarotene therapy for patients with refractory or persistent early-stage cutaneous T-cell lymphoma: results of the phase III clinical trial. J Am Acad Dermatol 49 (5): 801-15, 2003.[PUBMED Abstract]

  18. Zackheim HS, Kashani-Sabet M, McMillan A: Low-dose methotrexate to treat mycosis fungoides: a retrospective study in 69 patients. J Am Acad Dermatol 49 (5): 873-8, 2003.[PUBMED Abstract]

  19. Dummer R, Quaglino P, Becker JC, et al.: Prospective international multicenter phase II trial of intravenous pegylated liposomal doxorubicin monochemotherapy in patients with stage IIB, IVA, or IVB advanced mycosis fungoides: final results from EORTC 21012. J Clin Oncol 30 (33): 4091-7, 2012.[PUBMED Abstract]

  20. Wollina U, Dummer R, Brockmeyer NH, et al.: Multicenter study of pegylated liposomal doxorubicin in patients with cutaneous T-cell lymphoma. Cancer 98 (5): 993-1001, 2003.[PUBMED Abstract]

  21. Quereux G, Marques S, Nguyen JM, et al.: Prospective multicenter study of pegylated liposomal doxorubicin treatment in patients with advanced or refractory mycosis fungoides or Sézary syndrome. Arch Dermatol 144 (6): 727-33, 2008.[PUBMED Abstract]

  22. Duvic M, Dummer R, Becker JC, et al.: Panobinostat activity in both bexarotene-exposed and -naïve patients with refractory cutaneous T-cell lymphoma: results of a phase II trial. Eur J Cancer 49 (2): 386-94, 2013.[PUBMED Abstract]

  23. Olsen EA, Kim YH, Kuzel TM, et al.: Phase IIb multicenter trial of vorinostat in patients with persistent, progressive, or treatment refractory cutaneous T-cell lymphoma. J Clin Oncol 25 (21): 3109-15, 2007.[PUBMED Abstract]

  24. Piekarz RL, Frye R, Turner M, et al.: Phase II multi-institutional trial of the histone deacetylase inhibitor romidepsin as monotherapy for patients with cutaneous T-cell lymphoma. J Clin Oncol 27 (32): 5410-7, 2009.[PUBMED Abstract]

  25. Horwitz SM, Kim YH, Foss F, et al.: Identification of an active, well-tolerated dose of pralatrexate in patients with relapsed or refractory cutaneous T-cell lymphoma. Blood 119 (18): 4115-22, 2012.[PUBMED Abstract]

  26. Talpur R, Thompson A, Gangar P, et al.: Pralatrexate alone or in combination with bexarotene: long-term tolerability in relapsed/refractory mycosis fungoides. Clin Lymphoma Myeloma Leuk 14 (4): 297-304, 2014.[PUBMED Abstract]

  27. Querfeld C, Rosen ST, Guitart J, et al.: Results of an open-label multicenter phase 2 trial of lenalidomide monotherapy in refractory mycosis fungoides and Sézary syndrome. Blood 123 (8): 1159-66, 2014.[PUBMED Abstract]

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III期の菌状息肉腫

III期の病変には、根治治療がない。このため、緩和療法の最初の選択は、各治療法に関する地域の専門知識による。

あるランダム化試験では、103例を対象に、全身皮膚電子線照射法(TSEB) + 併用化学療法と逐次局所療法による保存的療法とが比較された。 [1] 逐次局所療法群では、皮膚以外の病変に症状を認める場合または局所療法に抵抗性の場合にのみ併用化学療法が実施された。どの病期の患者も適格であった。併用療法群の方が完全奏効率は高かったが、毒性作用もきわめて強く、無病生存率および全生存率は両群間で差がみられなかった。 [1] [証拠レベル:1iiA]

治療法の選択肢(臨床では皮膚が容易に損傷を受けることに注意し;局所療法はいずれも細心の注意を払って実施しなければならない)

[2] [3]

  1. ソラレン長波長紫外線照射法(PUVA)。PUVAによる臨床試験での完全寛解率は62~90%であり、初期の皮膚病変では最も良好な反応が認められている。PUVAは全身治療との併用も行われる。一般に、長期にわたる寛解を得るには、PUVAによる維持療法が必要である。 [4] PUVAにインターフェロンα-2aを併用することにより、奏効率が高くなる。 [5]
  2. TSEB。至適エネルギーの電子線を照射すれば、真皮までの透過に抑えられ、全身に影響を及ぼすことなく皮膚のみを治療できる。この治療には、物理学的支援、相当な技術的知識および精確な線量測定を要する優れた放射線療法装置が必要である。こうした治療によりきわめて優れた緩和が得られ、80%もの完全奏効率が得られる。 [6] [7]
  3. 中波長紫外線照射法。 [8]
  4. 外用コルチコステロイドによる対症的管理。
  5. 巨大病変または症状のある疾患部位の緩和を図るため、局所電子線照射または慣用電圧X線療法も用いる。 [9]
  6. フルダラビン、2-クロロデオキシアデノシン、およびペントスタチンは、菌状息肉腫とセザリー症候群(MF/SS)に活性を示す薬物である。 [10] [11] [12] [13] 化学療法薬では一般的に短期の反応が示されている。進行期疾患を有する患者198人を対象にしたレトロスペクティブ・レビューで、患者に新たな治療が必要となるまでの期間中央値は4ヵ月であった。 [14] しかしながら、これらの比較は薬物が導入される順番によって混乱する可能性がある。
  7. インターフェロンα単独または局所療法など、他の薬物との併用。 [11] [15] MF/SSの患者198人を対象にしたレトロスペクティブ・レビューで、インターフェロンαと従来の化学療法とで次の治療までの期間(TTNT)が比較された。インターフェロンαでのTTNTは8.7ヵ月(95%信頼区間[CI]、6.0-18.0)であり、化学療法のTTNT、3.9ヵ月(95%CI、3.2-5.1)よりも長かった(P < 0.00001)。 [14] [証拠レベル:3iiiDiv]
  8. 全身化学療法(単剤または併用)としばしば皮膚治療との併用。 [1] [16] [17] 化学療法薬では一般的に短期の反応が示されている。進行期疾患を有する患者198人を対象にしたレトロスペクティブ・レビューで、患者に新たな治療が必要となるまでの期間中央値は4ヵ月であった。 [14] しかしながら、これらの比較は薬物が導入される順番によって混乱する可能性がある。
  9. 体外光化学療法。 [18] [19] [20]
  10. 局所メクロレタミン(ナイトロジェンマスタード)。この治療法は、緩和的手段として用いることもあれば、リンパ節浸潤または内臓への浸潤に対する治療を補うために用いることもある。全寛解率は、TNM分類T4で20~40%である。治療は通常、2~3年継続する。 [21] [22]
  11. Bexarotene、経口レチノイドまたは局所用レチノイド。 [23] [24]
  12. 経口メトトレキサートNCT00425555)。 [25]
  13. ペグ化リポソーム封入ドキソルビシン。 [26] [27] [28]
  14. ボリノスタットまたはロミデプシンをはじめとするHDACi。 [3] [29] [30] [31] MF/SSの患者198人を対象にしたレトロスペクティブ・レビューで、HDACiと従来の化学療法とでTTNTが比較された。HDACiでのTTNTは4.5ヵ月(95%CI、4.0-6.1)であり、化学療法のTTNT、3.9ヵ月(95%CI、3.2-5.1)よりも長かった(P = 0.01)。 [14] [証拠レベル:3iiiDiv]
  15. プララトレキサート(葉酸アナログ)。 [32] [33] 化学療法薬では一般的に短期の反応が示されている。進行期疾患を有する患者198人を対象にしたレトロスペクティブ・レビューで、患者に新たな治療が必要となるまでの期間中央値は4ヵ月であった。 [14]
  16. アレムツズマブ(CD52抗原を標的としたヒト化モノクローナル抗体)。 [3] [34]
  17. レナリドミド。 [35]

最新の臨床試験

III期の菌状息肉腫/セザリー症候群患者を現在受け入れているNCI支援のがん臨床試験のリストを参照のこと(なお、このサイトは日本語検索に対応していない。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。臨床試験のリストは、場所、薬物、介入、他の基準によりさらに絞り込むことができる。

臨床試験に関する一般情報は、NCIウェブサイトからも入手することができる。


参考文献
  1. Kaye FJ, Bunn PA Jr, Steinberg SM, et al.: A randomized trial comparing combination electron-beam radiation and chemotherapy with topical therapy in the initial treatment of mycosis fungoides. N Engl J Med 321 (26): 1784-90, 1989.[PUBMED Abstract]

  2. Trautinger F, Knobler R, Willemze R, et al.: EORTC consensus recommendations for the treatment of mycosis fungoides/Sézary syndrome. Eur J Cancer 42 (8): 1014-30, 2006.[PUBMED Abstract]

  3. Olsen EA, Rook AH, Zic J, et al.: Sézary syndrome: immunopathogenesis, literature review of therapeutic options, and recommendations for therapy by the United States Cutaneous Lymphoma Consortium (USCLC). J Am Acad Dermatol 64 (2): 352-404, 2011.[PUBMED Abstract]

  4. Herrmann JJ, Roenigk HH Jr, Hurria A, et al.: Treatment of mycosis fungoides with photochemotherapy (PUVA): long-term follow-up. J Am Acad Dermatol 33 (2 Pt 1): 234-42, 1995.[PUBMED Abstract]

  5. Kuzel TM, Roenigk HH Jr, Samuelson E, et al.: Effectiveness of interferon alfa-2a combined with phototherapy for mycosis fungoides and the Sézary syndrome. J Clin Oncol 13 (1): 257-63, 1995.[PUBMED Abstract]

  6. Jones GW, Rosenthal D, Wilson LD: Total skin electron radiation for patients with erythrodermic cutaneous T-cell lymphoma (mycosis fungoides and the Sézary syndrome). Cancer 85 (9): 1985-95, 1999.[PUBMED Abstract]

  7. Navi D, Riaz N, Levin YS, et al.: The Stanford University experience with conventional-dose, total skin electron-beam therapy in the treatment of generalized patch or plaque (T2) and tumor (T3) mycosis fungoides. Arch Dermatol 147 (5): 561-7, 2011.[PUBMED Abstract]

  8. Elcin G, Duman N, Karahan S, et al.: Long-term follow-up of early mycosis fungoides patients treated with narrowband ultraviolet B phototherapy. J Dermatolog Treat 25 (3): 268-73, 2014.[PUBMED Abstract]

  9. Thomas TO, Agrawal P, Guitart J, et al.: Outcome of patients treated with a single-fraction dose of palliative radiation for cutaneous T-cell lymphoma. Int J Radiat Oncol Biol Phys 85 (3): 747-53, 2013.[PUBMED Abstract]

  10. Saven A, Carrera CJ, Carson DA, et al.: 2-Chlorodeoxyadenosine: an active agent in the treatment of cutaneous T-cell lymphoma. Blood 80 (3): 587-92, 1992.[PUBMED Abstract]

  11. Foss FM, Ihde DC, Breneman DL, et al.: Phase II study of pentostatin and intermittent high-dose recombinant interferon alfa-2a in advanced mycosis fungoides/Sézary syndrome. J Clin Oncol 10 (12): 1907-13, 1992.[PUBMED Abstract]

  12. Foss FM, Ihde DC, Linnoila IR, et al.: Phase II trial of fludarabine phosphate and interferon alfa-2a in advanced mycosis fungoides/Sézary syndrome. J Clin Oncol 12 (10): 2051-9, 1994.[PUBMED Abstract]

  13. Kurzrock R, Pilat S, Duvic M: Pentostatin therapy of T-cell lymphomas with cutaneous manifestations. J Clin Oncol 17 (10): 3117-21, 1999.[PUBMED Abstract]

  14. Hughes CF, Khot A, McCormack C, et al.: Lack of durable disease control with chemotherapy for mycosis fungoides and Sézary syndrome: a comparative study of systemic therapy. Blood 125 (1): 71-81, 2015.[PUBMED Abstract]

  15. Olsen EA, Bunn PA: Interferon in the treatment of cutaneous T-cell lymphoma. Hematol Oncol Clin North Am 9 (5): 1089-107, 1995.[PUBMED Abstract]

  16. Rosen ST, Foss FM: Chemotherapy for mycosis fungoides and the Sézary syndrome. Hematol Oncol Clin North Am 9 (5): 1109-16, 1995.[PUBMED Abstract]

  17. Zackheim HS, Epstein EH Jr: Low-dose methotrexate for the Sézary syndrome. J Am Acad Dermatol 21 (4 Pt 1): 757-62, 1989.[PUBMED Abstract]

  18. Edelson R, Berger C, Gasparro F, et al.: Treatment of cutaneous T-cell lymphoma by extracorporeal photochemotherapy. Preliminary results. N Engl J Med 316 (6): 297-303, 1987.[PUBMED Abstract]

  19. Heald PW, Perez MI, McKiernan G, et al.: Extracorporeal photochemotherapy for CTCL. Prog Clin Biol Res 337: 443-7, 1990.[PUBMED Abstract]

  20. Scarisbrick JJ, Taylor P, Holtick U, et al.: U.K. consensus statement on the use of extracorporeal photopheresis for treatment of cutaneous T-cell lymphoma and chronic graft-versus-host disease. Br J Dermatol 158 (4): 659-78, 2008.[PUBMED Abstract]

  21. Lessin SR, Duvic M, Guitart J, et al.: Topical chemotherapy in cutaneous T-cell lymphoma: positive results of a randomized, controlled, multicenter trial testing the efficacy and safety of a novel mechlorethamine, 0.02%, gel in mycosis fungoides. JAMA Dermatol 149 (1): 25-32, 2013.[PUBMED Abstract]

  22. de Quatrebarbes J, Estève E, Bagot M, et al.: Treatment of early-stage mycosis fungoides with twice-weekly applications of mechlorethamine and topical corticosteroids: a prospective study. Arch Dermatol 141 (9): 1117-20, 2005.[PUBMED Abstract]

  23. Duvic M, Hymes K, Heald P, et al.: Bexarotene is effective and safe for treatment of refractory advanced-stage cutaneous T-cell lymphoma: multinational phase II-III trial results. J Clin Oncol 19 (9): 2456-71, 2001.[PUBMED Abstract]

  24. Heald P, Mehlmauer M, Martin AG, et al.: Topical bexarotene therapy for patients with refractory or persistent early-stage cutaneous T-cell lymphoma: results of the phase III clinical trial. J Am Acad Dermatol 49 (5): 801-15, 2003.[PUBMED Abstract]

  25. Zackheim HS, Kashani-Sabet M, McMillan A: Low-dose methotrexate to treat mycosis fungoides: a retrospective study in 69 patients. J Am Acad Dermatol 49 (5): 873-8, 2003.[PUBMED Abstract]

  26. Dummer R, Quaglino P, Becker JC, et al.: Prospective international multicenter phase II trial of intravenous pegylated liposomal doxorubicin monochemotherapy in patients with stage IIB, IVA, or IVB advanced mycosis fungoides: final results from EORTC 21012. J Clin Oncol 30 (33): 4091-7, 2012.[PUBMED Abstract]

  27. Wollina U, Dummer R, Brockmeyer NH, et al.: Multicenter study of pegylated liposomal doxorubicin in patients with cutaneous T-cell lymphoma. Cancer 98 (5): 993-1001, 2003.[PUBMED Abstract]

  28. Quereux G, Marques S, Nguyen JM, et al.: Prospective multicenter study of pegylated liposomal doxorubicin treatment in patients with advanced or refractory mycosis fungoides or Sézary syndrome. Arch Dermatol 144 (6): 727-33, 2008.[PUBMED Abstract]

  29. Duvic M, Dummer R, Becker JC, et al.: Panobinostat activity in both bexarotene-exposed and -naïve patients with refractory cutaneous T-cell lymphoma: results of a phase II trial. Eur J Cancer 49 (2): 386-94, 2013.[PUBMED Abstract]

  30. Olsen EA, Kim YH, Kuzel TM, et al.: Phase IIb multicenter trial of vorinostat in patients with persistent, progressive, or treatment refractory cutaneous T-cell lymphoma. J Clin Oncol 25 (21): 3109-15, 2007.[PUBMED Abstract]

  31. Piekarz RL, Frye R, Turner M, et al.: Phase II multi-institutional trial of the histone deacetylase inhibitor romidepsin as monotherapy for patients with cutaneous T-cell lymphoma. J Clin Oncol 27 (32): 5410-7, 2009.[PUBMED Abstract]

  32. Horwitz SM, Kim YH, Foss F, et al.: Identification of an active, well-tolerated dose of pralatrexate in patients with relapsed or refractory cutaneous T-cell lymphoma. Blood 119 (18): 4115-22, 2012.[PUBMED Abstract]

  33. Talpur R, Thompson A, Gangar P, et al.: Pralatrexate alone or in combination with bexarotene: long-term tolerability in relapsed/refractory mycosis fungoides. Clin Lymphoma Myeloma Leuk 14 (4): 297-304, 2014.[PUBMED Abstract]

  34. de Masson A, Guitera P, Brice P, et al.: Long-term efficacy and safety of alemtuzumab in advanced primary cutaneous T-cell lymphomas. Br J Dermatol 170 (3): 720-4, 2014.[PUBMED Abstract]

  35. Querfeld C, Rosen ST, Guitart J, et al.: Results of an open-label multicenter phase 2 trial of lenalidomide monotherapy in refractory mycosis fungoides and Sézary syndrome. Blood 123 (8): 1159-66, 2014.[PUBMED Abstract]

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IV期の菌状息肉腫とセザリー症候群

アルキル化剤単独使用により、投与期間が6ヵ月未満では患者の60%に客観的奏効が得られている。アルキル化剤1種類(例えば、メクロレタミンシクロホスファミドまたはクロランブシル)または代謝拮抗剤のメトトレキサートが用いられる頻度が最も高い。単剤による治癒は認められておらず、以上の薬物により生存期間が延長するかどうかを測定するのに十分なデータは得られていない。併用化学療法の方が単剤化学療法よりも明らかに優れているというわけではない。IV期の病変でも、皮膚病変への治療により著しい緩和が得られるであろう。

あるランダム化試験では、103例を対象に、全身皮膚電子線照射法(TSEB) + 併用化学療法と逐次局所療法による保存的療法とが比較された。 [1] 逐次局所療法群では、皮膚以外の病変に症状を認める場合または局所療法に抵抗性の場合にのみ併用化学療法が実施された。どの病期の患者も適格であった。併用療法群の方が完全奏効率は高かったが、毒性作用もきわめて強く、無病生存率および全生存率は両群間で差がみられなかった。 [1] [証拠レベル:1iiA]

治療法の選択肢:

[2] [3]

  1. ソラレン長波長紫外線照射法(PUVA)。PUVAによる臨床試験での完全寛解率は62~90%であり、初期の皮膚病変では最も良好な反応が認められている。PUVAは全身治療との併用も行われる。一般に、長期にわたる寛解を得るには、PUVAによる維持療法が必要である。 [4] PUVAにインターフェロンα-2aを併用することにより、奏効率が高くなる。 [5]
  2. TSEB。至適エネルギーの電子線を照射すれば、真皮までの透過に抑えられ、全身に影響を及ぼすことなく皮膚のみを治療できる。この治療には、物理学的支援、相当な技術的知識および精確な線量測定を要する優れた放射線療法装置が必要である。この治療は良好な緩和をもたらし、全身治療との併用も行われる。 [6] [7]
  3. 中波長紫外線照射法。 [8]
  4. 外用コルチコステロイドによる対症的管理。
  5. 巨大病変または症状のある疾患部位の緩和を図るため、局所電子線照射または慣用電圧X線療法も用いる。 [9]
  6. フルダラビン、2-クロロデオキシアデノシン、およびペントスタチンは、菌状息肉腫とセザリー症候群(MF/SS)に活性を示す薬物である。 [10] [11] [12] 化学療法薬では一般的に短期の反応が示されている。進行期疾患を有する患者198人を対象にしたレトロスペクティブ・レビューで、患者に新たな治療が必要となるまでの期間中央値は4ヵ月であった。 [13] しかしながら、これらの比較は薬物が導入される順番によって混乱する可能性がある。
  7. インターフェロンα単独または局所療法など、他の薬物との併用。 [11] [14] MF/SSの患者198人を対象にしたレトロスペクティブ・レビューで、インターフェロンαと従来の化学療法とで次の治療までの期間(TTNT)が比較された。インターフェロンαでのTTNTは8.7ヵ月(95%信頼区間[CI]、6.0-18.0)であり、化学療法のTTNT、3.9ヵ月(95%CI、3.2-5.1)よりも長かった(P < 0.00001)。 [13] [証拠レベル:3iiiDiv]
  8. 全身化学療法:クロランブシル + プレドニゾンメクロレタミンシクロホスファミドメトトレキサート、および併用化学療法。 [1] [15] [16] 化学療法薬では一般的に短期の反応が示されている。進行期疾患を有する患者198人を対象にしたレトロスペクティブ・レビューで、患者に新たな治療が必要となるまでの期間中央値は4ヵ月であった。 [13] しかしながら、これらの比較は薬物が導入される順番によって混乱する可能性がある。
  9. 局所メクロレタミン(ナイトロジェンマスタード)。この治療法は、緩和的手段として用いることもあれば、リンパ節浸潤または内臓への浸潤に対する治療を補うために用いることもある。243例中の全寛解率は64%であるが、これは病期と相関しており、35%ものIV期の患者に完全寛解をみている。治療は通常、2~3年継続する。 [17] [18]
  10. 体外光化学療法単独 [19] [20] [21] [22] またはTSEBとの併用。 [23]
  11. Bexarotene、経口レチノイドまたは局所用レチノイド。 [24] [25]
  12. 経口メトトレキサートNCT00425555)。 [26]
  13. ペグ化リポソーム封入ドキソルビシン。 [27] [28] [29] MF/SSの患者198人を対象にしたレトロスペクティブ・レビューで、ヒストン脱アセチル化酵素阻害剤(HDACi)と従来の化学療法とでTTNTが比較された。HDACiでのTTNTは4.5ヵ月(95%CI、4.0-6.1)であり、化学療法のTTNT、3.9ヵ月(95%CI、3.2-5.1)よりも長かった(P = 0.01)。 [13] [証拠レベル:3iiiDiv]
  14. ボリノスタットまたはロミデプシンをはじめとするHDACi。 [30] [31] [32] MF/SSの患者198人を対象にしたレトロスペクティブ・レビューで、HDACiと従来の化学療法とでTTNTが比較された。HDACiでのTTNTは4.5ヵ月(95%CI、4.0-6.1)であり、化学療法のTTNT、3.9ヵ月(95%CI、3.2-5.1)よりも長かった(P = 0.01)。 [13] [証拠レベル:3iiiDiv]
  15. プララトレキサート(葉酸アナログ)。 [33] [34] 化学療法薬では一般的に短期の反応が示されている。進行期疾患を有する患者198人を対象にしたレトロスペクティブ・レビューで、患者に新たな治療が必要となるまでの期間中央値は4ヵ月であった。 [13]
  16. アレムツズマブ(CD52抗原を標的としたヒト化モノクローナル抗体)。 [35] [36]
  17. レナリドミド。 [37]

最新の臨床試験

IV期の菌状息肉腫/セザリー症候群患者を現在受け入れているNCI支援のがん臨床試験のリストを参照のこと(なお、このサイトは日本語検索に対応していない。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。臨床試験のリストは、場所、薬物、介入、他の基準によりさらに絞り込むことができる。

臨床試験に関する一般情報は、NCIウェブサイトからも入手することができる。


参考文献
  1. Kaye FJ, Bunn PA Jr, Steinberg SM, et al.: A randomized trial comparing combination electron-beam radiation and chemotherapy with topical therapy in the initial treatment of mycosis fungoides. N Engl J Med 321 (26): 1784-90, 1989.[PUBMED Abstract]

  2. Trautinger F, Knobler R, Willemze R, et al.: EORTC consensus recommendations for the treatment of mycosis fungoides/Sézary syndrome. Eur J Cancer 42 (8): 1014-30, 2006.[PUBMED Abstract]

  3. Prince HM, Duvic M, Martin A, et al.: Phase III placebo-controlled trial of denileukin diftitox for patients with cutaneous T-cell lymphoma. J Clin Oncol 28 (11): 1870-7, 2010.[PUBMED Abstract]

  4. Herrmann JJ, Roenigk HH Jr, Hurria A, et al.: Treatment of mycosis fungoides with photochemotherapy (PUVA): long-term follow-up. J Am Acad Dermatol 33 (2 Pt 1): 234-42, 1995.[PUBMED Abstract]

  5. Kuzel TM, Roenigk HH Jr, Samuelson E, et al.: Effectiveness of interferon alfa-2a combined with phototherapy for mycosis fungoides and the Sézary syndrome. J Clin Oncol 13 (1): 257-63, 1995.[PUBMED Abstract]

  6. Jones GW, Rosenthal D, Wilson LD: Total skin electron radiation for patients with erythrodermic cutaneous T-cell lymphoma (mycosis fungoides and the Sézary syndrome). Cancer 85 (9): 1985-95, 1999.[PUBMED Abstract]

  7. Navi D, Riaz N, Levin YS, et al.: The Stanford University experience with conventional-dose, total skin electron-beam therapy in the treatment of generalized patch or plaque (T2) and tumor (T3) mycosis fungoides. Arch Dermatol 147 (5): 561-7, 2011.[PUBMED Abstract]

  8. Elcin G, Duman N, Karahan S, et al.: Long-term follow-up of early mycosis fungoides patients treated with narrowband ultraviolet B phototherapy. J Dermatolog Treat 25 (3): 268-73, 2014.[PUBMED Abstract]

  9. Thomas TO, Agrawal P, Guitart J, et al.: Outcome of patients treated with a single-fraction dose of palliative radiation for cutaneous T-cell lymphoma. Int J Radiat Oncol Biol Phys 85 (3): 747-53, 2013.[PUBMED Abstract]

  10. Saven A, Carrera CJ, Carson DA, et al.: 2-Chlorodeoxyadenosine: an active agent in the treatment of cutaneous T-cell lymphoma. Blood 80 (3): 587-92, 1992.[PUBMED Abstract]

  11. Foss FM, Ihde DC, Breneman DL, et al.: Phase II study of pentostatin and intermittent high-dose recombinant interferon alfa-2a in advanced mycosis fungoides/Sézary syndrome. J Clin Oncol 10 (12): 1907-13, 1992.[PUBMED Abstract]

  12. Foss FM, Ihde DC, Linnoila IR, et al.: Phase II trial of fludarabine phosphate and interferon alfa-2a in advanced mycosis fungoides/Sézary syndrome. J Clin Oncol 12 (10): 2051-9, 1994.[PUBMED Abstract]

  13. Hughes CF, Khot A, McCormack C, et al.: Lack of durable disease control with chemotherapy for mycosis fungoides and Sézary syndrome: a comparative study of systemic therapy. Blood 125 (1): 71-81, 2015.[PUBMED Abstract]

  14. Olsen EA, Bunn PA: Interferon in the treatment of cutaneous T-cell lymphoma. Hematol Oncol Clin North Am 9 (5): 1089-107, 1995.[PUBMED Abstract]

  15. Rosen ST, Foss FM: Chemotherapy for mycosis fungoides and the Sézary syndrome. Hematol Oncol Clin North Am 9 (5): 1109-16, 1995.[PUBMED Abstract]

  16. Zackheim HS, Epstein EH Jr: Low-dose methotrexate for the Sézary syndrome. J Am Acad Dermatol 21 (4 Pt 1): 757-62, 1989.[PUBMED Abstract]

  17. Lessin SR, Duvic M, Guitart J, et al.: Topical chemotherapy in cutaneous T-cell lymphoma: positive results of a randomized, controlled, multicenter trial testing the efficacy and safety of a novel mechlorethamine, 0.02%, gel in mycosis fungoides. JAMA Dermatol 149 (1): 25-32, 2013.[PUBMED Abstract]

  18. de Quatrebarbes J, Estève E, Bagot M, et al.: Treatment of early-stage mycosis fungoides with twice-weekly applications of mechlorethamine and topical corticosteroids: a prospective study. Arch Dermatol 141 (9): 1117-20, 2005.[PUBMED Abstract]

  19. Edelson R, Berger C, Gasparro F, et al.: Treatment of cutaneous T-cell lymphoma by extracorporeal photochemotherapy. Preliminary results. N Engl J Med 316 (6): 297-303, 1987.[PUBMED Abstract]

  20. Heald PW, Perez MI, McKiernan G, et al.: Extracorporeal photochemotherapy for CTCL. Prog Clin Biol Res 337: 443-7, 1990.[PUBMED Abstract]

  21. Fraser-Andrews E, Seed P, Whittaker S, et al.: Extracorporeal photopheresis in Sézary syndrome. No significant effect in the survival of 44 patients with a peripheral blood T-cell clone. Arch Dermatol 134 (8): 1001-5, 1998.[PUBMED Abstract]

  22. Scarisbrick JJ, Taylor P, Holtick U, et al.: U.K. consensus statement on the use of extracorporeal photopheresis for treatment of cutaneous T-cell lymphoma and chronic graft-versus-host disease. Br J Dermatol 158 (4): 659-78, 2008.[PUBMED Abstract]

  23. Palareti G, Maccaferri M, Manotti C, et al.: Fibrinogen assays: a collaborative study of six different methods. C.I.S.M.E.L. Comitato Italiano per la Standardizzazione dei Metodi in Ematologia e Laboratorio. Clin Chem 37 (5): 714-9, 1991.[PUBMED Abstract]

  24. Duvic M, Hymes K, Heald P, et al.: Bexarotene is effective and safe for treatment of refractory advanced-stage cutaneous T-cell lymphoma: multinational phase II-III trial results. J Clin Oncol 19 (9): 2456-71, 2001.[PUBMED Abstract]

  25. Heald P, Mehlmauer M, Martin AG, et al.: Topical bexarotene therapy for patients with refractory or persistent early-stage cutaneous T-cell lymphoma: results of the phase III clinical trial. J Am Acad Dermatol 49 (5): 801-15, 2003.[PUBMED Abstract]

  26. Zackheim HS, Kashani-Sabet M, McMillan A: Low-dose methotrexate to treat mycosis fungoides: a retrospective study in 69 patients. J Am Acad Dermatol 49 (5): 873-8, 2003.[PUBMED Abstract]

  27. Dummer R, Quaglino P, Becker JC, et al.: Prospective international multicenter phase II trial of intravenous pegylated liposomal doxorubicin monochemotherapy in patients with stage IIB, IVA, or IVB advanced mycosis fungoides: final results from EORTC 21012. J Clin Oncol 30 (33): 4091-7, 2012.[PUBMED Abstract]

  28. Wollina U, Dummer R, Brockmeyer NH, et al.: Multicenter study of pegylated liposomal doxorubicin in patients with cutaneous T-cell lymphoma. Cancer 98 (5): 993-1001, 2003.[PUBMED Abstract]

  29. Quereux G, Marques S, Nguyen JM, et al.: Prospective multicenter study of pegylated liposomal doxorubicin treatment in patients with advanced or refractory mycosis fungoides or Sézary syndrome. Arch Dermatol 144 (6): 727-33, 2008.[PUBMED Abstract]

  30. Duvic M, Dummer R, Becker JC, et al.: Panobinostat activity in both bexarotene-exposed and -naïve patients with refractory cutaneous T-cell lymphoma: results of a phase II trial. Eur J Cancer 49 (2): 386-94, 2013.[PUBMED Abstract]

  31. Olsen EA, Kim YH, Kuzel TM, et al.: Phase IIb multicenter trial of vorinostat in patients with persistent, progressive, or treatment refractory cutaneous T-cell lymphoma. J Clin Oncol 25 (21): 3109-15, 2007.[PUBMED Abstract]

  32. Piekarz RL, Frye R, Turner M, et al.: Phase II multi-institutional trial of the histone deacetylase inhibitor romidepsin as monotherapy for patients with cutaneous T-cell lymphoma. J Clin Oncol 27 (32): 5410-7, 2009.[PUBMED Abstract]

  33. Horwitz SM, Kim YH, Foss F, et al.: Identification of an active, well-tolerated dose of pralatrexate in patients with relapsed or refractory cutaneous T-cell lymphoma. Blood 119 (18): 4115-22, 2012.[PUBMED Abstract]

  34. Talpur R, Thompson A, Gangar P, et al.: Pralatrexate alone or in combination with bexarotene: long-term tolerability in relapsed/refractory mycosis fungoides. Clin Lymphoma Myeloma Leuk 14 (4): 297-304, 2014.[PUBMED Abstract]

  35. Olsen EA, Rook AH, Zic J, et al.: Sézary syndrome: immunopathogenesis, literature review of therapeutic options, and recommendations for therapy by the United States Cutaneous Lymphoma Consortium (USCLC). J Am Acad Dermatol 64 (2): 352-404, 2011.[PUBMED Abstract]

  36. de Masson A, Guitera P, Brice P, et al.: Long-term efficacy and safety of alemtuzumab in advanced primary cutaneous T-cell lymphomas. Br J Dermatol 170 (3): 720-4, 2014.[PUBMED Abstract]

  37. Querfeld C, Rosen ST, Guitart J, et al.: Results of an open-label multicenter phase 2 trial of lenalidomide monotherapy in refractory mycosis fungoides and Sézary syndrome. Blood 123 (8): 1159-66, 2014.[PUBMED Abstract]

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再発菌状息肉腫とセザリー症候群

皮膚T細胞リンパ腫が再燃した患者の治療は、皮膚科医、腫瘍内科医および放射線腫瘍医が連携して決定するものである。限局した再燃部位には、電子線照射を追加して再治療するか、または全身皮膚電子線照射法(TSEB)を繰り返すことができる。 [1] 巨大皮膚腫瘤またはリンパ節腫瘤には、光子放射線が有益である。以上の選択肢が可能でなければ、皮膚症状を軽減するために継続している局所治療にメクロレタミンまたはソラレン長波長紫外線照射法(PUVA)のような他の治療法を併用する。

臨床試験が可能であれば、次の治療法の選択肢として考慮に入れるべきである。

再発菌状息肉腫とセザリー症候群(MF/SS)に対して臨床評価段階にある治療法の選択肢には以下のものがある: [2] [3]

  1. 追加の電子線照射またはTSEBの繰り返し。
  2. 巨大皮膚腫瘤またはリンパ節腫瘤に対する光子放射線。 [4]
  3. メクロレタミンまたはPUVAによる局所治療。
  4. PUVAにインターフェロンα-2aを併用することにより、奏効率が高くなる。 [5]
  5. 中波長紫外線照射法。 [6]
  6. 外用コルチコステロイドによる対症的管理。
  7. 別の治療に抵抗性の患者には、体外光化学療法により腫瘍の退縮が得られる。 [7] [8]
  8. Bexaroteneは、経口剤または局所用剤の形で利用できるレチノイドである。 [9] [10]
  9. インターフェロンα単独または局所療法など、他の薬物との併用。 [11] [12] MF/SSの患者198人を対象にしたレトロスペクティブ・レビューで、インターフェロンαと従来の化学療法とで次の治療までの期間(TTNT)が比較された。インターフェロンαでのTTNTは8.7ヵ月(95%信頼区間[CI]、6.0-18.0)であり、化学療法のTTNT、3.9ヵ月(95%CI、3.2-5.1)よりも長かった(P < 0.00001)。 [13] [証拠レベル:3iiiDiv]
  10. 同種または自家骨髄移植。 [14] [15] [16] [17] [18]
  11. ボリノスタットまたはロミデプシンをはじめとするヒストン脱アセチル化酵素阻害剤(HDACi)。 [19] [20] [21] MF/SSの患者198人を対象にしたレトロスペクティブ・レビューで、HDACiと従来の化学療法とでTTNTが比較された。HDACiでのTTNTは4.5ヵ月(95%信頼区間[CI]、4.0-6.1)であり、化学療法のTTNT、3.9ヵ月(95%CI、3.2-5.1)よりも長かった(P = 0.01)。 [13] [証拠レベル:3iiiDiv]
  12. プララトレキサート(葉酸アナログ)。 [22] [23] 化学療法薬では一般的に短期の反応が示されている。進行期疾患を有する患者198人を対象にしたレトロスペクティブ・レビューで、患者に新たな治療が必要となるまでの期間中央値は4ヵ月であった。 [13]
  13. レナリドミド。 [24]
  14. ペグ化リポソーム封入ドキソルビシン。 [25] [26] [27] MF/SSの患者198人を対象にしたレトロスペクティブ・レビューで、HDACiと従来の化学療法とでTTNTが比較された。HDACiでのTTNTは4.5ヵ月(95%CI、4.0-6.1)であり、化学療法のTTNT、3.9ヵ月(95%CI、3.2-5.1)よりも長かった(P = 0.01)。 [13] [証拠レベル:3iiiDiv]
  15. 全身化学療法:クロランブシル + プレドニゾンメクロレタミンシクロホスファミドメトトレキサート、および併用化学療法。 [28] [29] [30] 化学療法薬では一般的に短期の反応が示されている。進行期疾患を有する患者198人を対象にしたレトロスペクティブ・レビューで、患者に新たな治療が必要となるまでの期間中央値は4ヵ月であった。 [13]

最新の臨床試験

再発菌状息肉腫/セザリー症候群患者を現在受け入れているNCI支援のがん臨床試験のリストを参照のこと(なお、このサイトは日本語検索に対応していない。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。臨床試験のリストは、場所、薬物、介入、他の基準によりさらに絞り込むことができる。

臨床試験に関する一般情報は、NCIウェブサイトからも入手することができる。


参考文献
  1. Becker M, Hoppe RT, Knox SJ: Multiple courses of high-dose total skin electron beam therapy in the management of mycosis fungoides. Int J Radiat Oncol Biol Phys 32 (5): 1445-9, 1995.[PUBMED Abstract]

  2. Trautinger F, Knobler R, Willemze R, et al.: EORTC consensus recommendations for the treatment of mycosis fungoides/Sézary syndrome. Eur J Cancer 42 (8): 1014-30, 2006.[PUBMED Abstract]

  3. Prince HM, Duvic M, Martin A, et al.: Phase III placebo-controlled trial of denileukin diftitox for patients with cutaneous T-cell lymphoma. J Clin Oncol 28 (11): 1870-7, 2010.[PUBMED Abstract]

  4. Thomas TO, Agrawal P, Guitart J, et al.: Outcome of patients treated with a single-fraction dose of palliative radiation for cutaneous T-cell lymphoma. Int J Radiat Oncol Biol Phys 85 (3): 747-53, 2013.[PUBMED Abstract]

  5. Kuzel TM, Roenigk HH Jr, Samuelson E, et al.: Effectiveness of interferon alfa-2a combined with phototherapy for mycosis fungoides and the Sézary syndrome. J Clin Oncol 13 (1): 257-63, 1995.[PUBMED Abstract]

  6. Elcin G, Duman N, Karahan S, et al.: Long-term follow-up of early mycosis fungoides patients treated with narrowband ultraviolet B phototherapy. J Dermatolog Treat 25 (3): 268-73, 2014.[PUBMED Abstract]

  7. Edelson R, Berger C, Gasparro F, et al.: Treatment of cutaneous T-cell lymphoma by extracorporeal photochemotherapy. Preliminary results. N Engl J Med 316 (6): 297-303, 1987.[PUBMED Abstract]

  8. Heald PW, Perez MI, McKiernan G, et al.: Extracorporeal photochemotherapy for CTCL. Prog Clin Biol Res 337: 443-7, 1990.[PUBMED Abstract]

  9. Miller VA, Benedetti FM, Rigas JR, et al.: Initial clinical trial of a selective retinoid X receptor ligand, LGD1069. J Clin Oncol 15 (2): 790-5, 1997.[PUBMED Abstract]

  10. Duvic M, Hymes K, Heald P, et al.: Bexarotene is effective and safe for treatment of refractory advanced-stage cutaneous T-cell lymphoma: multinational phase II-III trial results. J Clin Oncol 19 (9): 2456-71, 2001.[PUBMED Abstract]

  11. Foss FM, Ihde DC, Breneman DL, et al.: Phase II study of pentostatin and intermittent high-dose recombinant interferon alfa-2a in advanced mycosis fungoides/Sézary syndrome. J Clin Oncol 10 (12): 1907-13, 1992.[PUBMED Abstract]

  12. Olsen EA, Bunn PA: Interferon in the treatment of cutaneous T-cell lymphoma. Hematol Oncol Clin North Am 9 (5): 1089-107, 1995.[PUBMED Abstract]

  13. Hughes CF, Khot A, McCormack C, et al.: Lack of durable disease control with chemotherapy for mycosis fungoides and Sézary syndrome: a comparative study of systemic therapy. Blood 125 (1): 71-81, 2015.[PUBMED Abstract]

  14. Molina A, Zain J, Arber DA, et al.: Durable clinical, cytogenetic, and molecular remissions after allogeneic hematopoietic cell transplantation for refractory Sezary syndrome and mycosis fungoides. J Clin Oncol 23 (25): 6163-71, 2005.[PUBMED Abstract]

  15. Duvic M, Donato M, Dabaja B, et al.: Total skin electron beam and non-myeloablative allogeneic hematopoietic stem-cell transplantation in advanced mycosis fungoides and Sezary syndrome. J Clin Oncol 28 (14): 2365-72, 2010.[PUBMED Abstract]

  16. Duarte RF, Canals C, Onida F, et al.: Allogeneic hematopoietic cell transplantation for patients with mycosis fungoides and Sézary syndrome: a retrospective analysis of the Lymphoma Working Party of the European Group for Blood and Marrow Transplantation. J Clin Oncol 28 (29): 4492-9, 2010.[PUBMED Abstract]

  17. Schlaak M, Pickenhain J, Theurich S, et al.: Allogeneic stem cell transplantation versus conventional therapy for advanced primary cutaneous T-cell lymphoma. Cochrane Database Syst Rev 1: CD008908, 2012.[PUBMED Abstract]

  18. Duarte RF, Boumendil A, Onida F, et al.: Long-term outcome of allogeneic hematopoietic cell transplantation for patients with mycosis fungoides and Sézary syndrome: a European society for blood and marrow transplantation lymphoma working party extended analysis. J Clin Oncol 32 (29): 3347-8, 2014.[PUBMED Abstract]

  19. Duvic M, Dummer R, Becker JC, et al.: Panobinostat activity in both bexarotene-exposed and -naïve patients with refractory cutaneous T-cell lymphoma: results of a phase II trial. Eur J Cancer 49 (2): 386-94, 2013.[PUBMED Abstract]

  20. Olsen EA, Kim YH, Kuzel TM, et al.: Phase IIb multicenter trial of vorinostat in patients with persistent, progressive, or treatment refractory cutaneous T-cell lymphoma. J Clin Oncol 25 (21): 3109-15, 2007.[PUBMED Abstract]

  21. Piekarz RL, Frye R, Turner M, et al.: Phase II multi-institutional trial of the histone deacetylase inhibitor romidepsin as monotherapy for patients with cutaneous T-cell lymphoma. J Clin Oncol 27 (32): 5410-7, 2009.[PUBMED Abstract]

  22. Horwitz SM, Kim YH, Foss F, et al.: Identification of an active, well-tolerated dose of pralatrexate in patients with relapsed or refractory cutaneous T-cell lymphoma. Blood 119 (18): 4115-22, 2012.[PUBMED Abstract]

  23. Talpur R, Thompson A, Gangar P, et al.: Pralatrexate alone or in combination with bexarotene: long-term tolerability in relapsed/refractory mycosis fungoides. Clin Lymphoma Myeloma Leuk 14 (4): 297-304, 2014.[PUBMED Abstract]

  24. Querfeld C, Rosen ST, Guitart J, et al.: Results of an open-label multicenter phase 2 trial of lenalidomide monotherapy in refractory mycosis fungoides and Sézary syndrome. Blood 123 (8): 1159-66, 2014.[PUBMED Abstract]

  25. Dummer R, Quaglino P, Becker JC, et al.: Prospective international multicenter phase II trial of intravenous pegylated liposomal doxorubicin monochemotherapy in patients with stage IIB, IVA, or IVB advanced mycosis fungoides: final results from EORTC 21012. J Clin Oncol 30 (33): 4091-7, 2012.[PUBMED Abstract]

  26. Wollina U, Dummer R, Brockmeyer NH, et al.: Multicenter study of pegylated liposomal doxorubicin in patients with cutaneous T-cell lymphoma. Cancer 98 (5): 993-1001, 2003.[PUBMED Abstract]

  27. Quereux G, Marques S, Nguyen JM, et al.: Prospective multicenter study of pegylated liposomal doxorubicin treatment in patients with advanced or refractory mycosis fungoides or Sézary syndrome. Arch Dermatol 144 (6): 727-33, 2008.[PUBMED Abstract]

  28. Kaye FJ, Bunn PA Jr, Steinberg SM, et al.: A randomized trial comparing combination electron-beam radiation and chemotherapy with topical therapy in the initial treatment of mycosis fungoides. N Engl J Med 321 (26): 1784-90, 1989.[PUBMED Abstract]

  29. Rosen ST, Foss FM: Chemotherapy for mycosis fungoides and the Sézary syndrome. Hematol Oncol Clin North Am 9 (5): 1109-16, 1995.[PUBMED Abstract]

  30. Zackheim HS, Epstein EH Jr: Low-dose methotrexate for the Sézary syndrome. J Am Acad Dermatol 21 (4 Pt 1): 757-62, 1989.[PUBMED Abstract]

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菌状息肉腫とセザリー症候群の治療に関する重要な参考文献

以下の参考文献は、PDQ Adult Treatment Editorial Boardのメンバーにより、菌状息肉腫とセザリー症候群の治療の分野において意義があることが確認されている。この一覧は、菌状息肉腫とセザリー症候群に関する現在の知見がまとめられており治療法の選択肢を決定する上で有用である重要な研究を読者に示すために提供されている。各参考文献の後には、その参考文献が引用されている本要約内のセクションが示されている。


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本要約の変更点(03/03/2016)

PDQがん情報要約は定期的に見直され、新情報が利用可能になり次第更新される。本セクションでは、上記の日付における本要約最新変更点を記述する。

菌状息肉腫とセザリー症候群の治療に関する重要な参考文献

この新規のセクションが追加された。

本要約はPDQ Adult Treatment Editorial Boardが作成と内容の更新を行っており、編集に関してはNCIから独立している。本要約は独自の文献レビューを反映しており、NCIまたはNIHの方針声明を示すものではない。PDQ要約の更新におけるPDQ編集委員会の役割および要約の方針に関する詳しい情報については、本PDQ要約についておよびPDQ® - NCI's Comprehensive Cancer Databaseを参照のこと。

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本PDQ要約について

本要約の目的

医療専門家向けの本PDQがん情報要約では、菌状息肉腫とセザリー症候群の治療について包括的な、専門家の査読を経た、そして証拠に基づいた情報を提供する。本要約は、がん患者を治療する臨床家に情報を与え支援するための情報資源として作成されている。これは医療における意思決定のための公式なガイドラインまたは推奨事項を提供しているわけではない。

査読者および更新情報

本要約は編集作業において米国国立がん研究所(NCI)とは独立したPDQ Adult Treatment Editorial Boardにより定期的に見直され、随時更新される。本要約は独自の文献レビューを反映しており、NCIまたは米国国立衛生研究所(NIH)の方針声明を示すものではない。

委員会のメンバーは毎月、最近発表された記事を見直し、記事に対して以下を行うべきか決定する:


  • 会議での議論、

  • 本文の引用、または

  • 既に引用されている既存の記事との入れ替え、または既存の記事の更新。

要約の変更は、発表された記事の証拠の強さを委員会のメンバーが評価し、記事を本要約にどのように組み入れるべきかを決定するコンセンサス過程を経て行われる。

菌状息肉腫とセザリー症候群の治療に対する主要な査読者は以下の通りである:


    本要約の内容に関するコメントまたは質問は、NCIウェブサイトのEmail UsからCancer.govまで送信のこと。要約に関する質問またはコメントについて委員会のメンバー個人に連絡することを禁じる。委員会のメンバーは個別の問い合わせには対応しない。

    証拠レベル

    本要約で引用される文献の中には証拠レベルの指定が記載されているものがある。これらの指定は、特定の介入やアプローチの使用を支持する証拠の強さを読者が査定する際、助けとなるよう意図されている。PDQ Adult Treatment Editorial Boardは、証拠レベルの指定を展開する際に公式順位分類を使用している。

    本要約の使用許可

    PDQは登録商標である。PDQ文書の内容は本文として自由に使用できるが、完全な形で記し定期的に更新しなければ、NCI PDQがん情報要約とすることはできない。しかし、著者は“NCI's PDQ cancer information summary about breast cancer prevention states the risks succinctly: 【本要約からの抜粋を含める】.”のような一文を記述してもよい。

    本PDQ要約の好ましい引用は以下の通りである:

    National Cancer Institute: PDQ® Mycosis Fungoides and the Sézary Syndrome Treatment.Bethesda, MD: National Cancer Institute.Date last modified <MM/DD/YYYY>.Available at: http://www.cancer.gov/types/lymphoma/hp/mycosis-fungoides-treatment-pdq.Accessed <MM/DD/YYYY>.

    本要約内の画像は、PDQ要約内での使用に限って著者、イラストレーター、および/または出版社の許可を得て使用されている。PDQ情報以外での画像の使用許可は、所有者から得る必要があり、米国国立がん研究所(National Cancer Institute)が付与できるものではない。本要約内のイラストの使用に関する情報は、多くの他のがん関連画像とともにVisuals Online(2,000以上の科学画像を収蔵)で入手できる。

    免責条項

    入手可能な証拠の強さに基づき、治療選択肢は「標準」または「臨床評価段階にある」のいずれかで記載される場合がある。これらの分類は、保険払い戻しの決定基準として使用されるべきものではない。保険の適用範囲に関する詳しい情報については、Cancer.govのManaging Cancer Careページで入手できる。

    お問い合わせ

    Cancer.govウェブサイトについての問い合わせまたはヘルプの利用に関する詳しい情報は、Contact Us for Helpページに掲載されている。質問はウェブサイトのEmail UsからもCancer.govに送信可能である。

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